みんなが当たり前だと思っていることを、少し角度を変えてみてみると……!? 『ショートケーキになにのせる?』『パンダのがらをなんにする?』に続く、大人気「妄想絵本」シリーズ第3弾!
ぼくが一番好きな絵本は、やっぱり『ももたろう』。強くてかっこよくてやさしくて……でも、まてよ? もしも、ももたろうが他のくだものから生まれたら、もっとかっこよくなるのかな?
たとえば……りんごたろう! う〜ん、りんごは好きだけど、いまいちピンとこないなぁ。じゃあ、バナナたろう! バナナボートみたいでかっこいいけど、さすがに細長すぎてたよりないなぁ。次は、ぶどうたろう! つぶつぶが多いってことは……なんにん生まれてくるんだよ!
なんだか、おもしろい! よ〜〜〜〜し! くだものじゃなくてもいいから、いろんな食べ物で考えてみよう! くりたろう! クルミたろう! たまごたろう! ……あ! 『ももたろう』といえば、もうひとつ食べ物がでてくるぞ!?
想像力を育む読み聞かせにぴったりのユーモア絵本!
「俺はお前を連れ戻すまで、絶対にあきらめないからな」
【あらすじ】
碧奧天文台で四体の青鬼を操る『兵隊の王』と戦い、敗北したオカルト調査クラブ。レイカは仲間を守るために『兵隊の王』との取り引きに応じ、姿を消したのだった……。その後、目覚めた調査クラブのメンバーたちは、レイカを助け出すため作戦を開始する。
廃墟となったショッピングモールを舞台に、仲間の救出作戦がはじまる!
【目次】
碧奧モールの見取り図/1 調査クラブの協力者/2 碧奧モール/3 メサイアの犬/4 月明かりの下/5 侵入者/6 予想外の再会/7 調査クラブとの激突/8 油断できない相手/9 友だち/10 不吉な予感/11 あふれ返る。/12 総力戦/13 落下/14 ソル/青鬼調査レポート/碧奧モールの見取り図 その2
本当に日本は「安全な国」なのか?改めて問いかける衝撃作!夏目明日香は、一年前の官邸襲劇事件のトラウマを抱えつつも、総理付きSPとして復帰した。一方、総理の新崎は、欧米で立て続けに起きたテロ事件に対抗し、“テロ撲滅世界会議”を東京で開催すると宣言。しかしその結果、東京がテロの標的として狙われることに。そんな中、六本木で最初の爆破事件が起きた…。さらに国際会議を守るべく奮闘する明日香たちの作戦はテログループに漏れ、対策は後手に回り続ける。裏切り者は誰なのか?そして会議の開催の行方は!?首都・東京の危機を描く傑作長編。
【特集】『心臓の王国』発売記念! 竹宮ゆゆこ作品の魅力に迫る【新連載小説】あさのあつこ【連載小説】瀧羽麻子「さよなら校長先生」/西澤保彦「彼女は逃げ切れなかった」/小路幸也「すべての神様の十月(三)」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」ほか
つかず離れずがちょうどいい!しがらみや心配事を手放す43のヒント。
今、日本人の「リーダー」と「組織」のあり方が問われている!
太平洋戦争で火花を散らした日米の司令官たちの能力と資質と人間性に、“歴史探偵”が肉迫する!
万策を練り、戦闘を指揮し、決断を下すのは、指揮官その人の人間性なのである。どんなに強大で、精緻なメカニズムを誇る軍隊があっても、戦うものは人であり、そこに過誤、油断、疲労、迂闊さ、そして不信や不手際がつきまとうものなのだーー(本文より)。
ミッドウェー攻略作戦からレイテ沖海戦までーー勝敗を分けたものは何か。
[本書の主な内容]
◆名をも命も惜しまずーー亡国の戦いを戦い抜く覚悟を定めた連合艦隊司令長官
◆不信と疑惑を抱え、焦る山本五十六が考えていた四つの作戦計画
◆続くアメリカ海軍の襲撃に本土空襲を恐れる山本五十六
◆早期決戦と本土防衛の両方を併せて解決するミッドウェー攻略作戦
◆作戦をめぐって対立する連合艦隊と軍令部
◆ドゥリットル東京空襲により歪み始めたミッドウェー作戦の目的
◆孫子の兵法を近代の戦争において実践した敵将ニミッツ
◆連戦連勝で太平洋王者となった南雲機動部隊と重い十字架を背負わされたニミッツ大将
◆テキサス男を抜擢したルーズベルト大統領の英断
◆ニミッツが得た情報から見えてきた日本海軍の攻撃意図
◆事前の情報戦に勝利した米海軍、「相手を知る」ことなく楽観した日本海軍
◆連合艦隊司令長官の搭乗する飛行艇の消息がまったく不明となった
◆危急の戦時下と平時とを同じに考えているような人事で高須大将に連合艦隊の指揮権がゆだねられた
◆幕僚たちの作戦計画や意見にうなずくだけの司令長官が「Z一作戦発動」を発令する
◆闘将角田覚治の意見具申を頑としてはねのけた高須司令部
◆艦隊決戦のみを主眼としてしまう時代遅れの連合艦隊
◆「不適当なりや否や」と昭和天皇に尋ねられた海軍大臣
◆致命的な打撃を受けたマリアナ沖海戦での日本海軍の敗北
◆敵機動部隊および輸送船団を撃滅せんとする「捷号作戦要領」が発令される
◆敵を必滅するのは一片の命令書ではなく、人間そのものである
◆主将たちは相互不信を抱きながら連合艦隊消滅を覚悟する決戦に臨んだ
◆マッカーサー元帥はレイテ島に上陸し、豊田大将は「捷一号作戦」発動の命令を公布した
◆人間は「戦いの最終裁決者」であり、作戦の成否は「指揮官」そのものにあり、協同にあった
X軸とY軸が交差し、「数の組」の変化を点や線で表す座標。今では当たり前の概念ですが、デカルト以前の数学者は誰もそんなことを思いつきませんでした。デカルトはいかにして代数と幾何を結び付けたのでしょうか。「日本一わかりやすい」と絶賛される超人気予備校講師が、高校生を感動させた数学の歴史の話や、伝説の予備校講師三人の美しい「問題の解き方」を紙上再現します。
●古代エジプト人は図形を使って2次方程式を解いた
●「解の公式」の誕生
●実数から虚数、そして複素数へ
●アインシュタインに匹敵するデカルトの発想
●物理学への扉を開く「モンキー・ハンティング」
●「受験の神様」と呼ばれた渡辺次男先生の数学
●発想の柔らかさをもった山本矩一郎先生
●完璧な板書と解法だった根岸世雄先生
入院や愛猫の死を経験した養老孟司が、四人の識者と語り合い、改めて「老い」と死を見つめる。新たなタイプのアンチエイジング薬の開発、人気エッセイストによる認知症の介護の実体験、生活保護費から見えてくる老後の生活の真実、自己を開くことが死の「練習」になる……。幸福な老後を過ごすための、大切な知恵が詰まった一冊。
●「自己を開くことを繰り返していけば、自ずと死を迎えるための練習にもなるのではないかなという気がするんですね」(南直哉)
●「DNAの修復能力は『寿命の壁』を突破する一つのカギだと考えています」(小林武彦)
●「都会の高齢者ほど、老後の生活に必要なのは『お金』だけだと思い込んでいます。『自然資本』や『人的資本』に目が行かないのですね」(藻谷浩介)
●「(母の)認知症がだいぶ進んでからは、母が頭のなかで思い描く世界に一緒に乗ることにしました。そのほうが介護する側も、される側もおもしろいし、イライラしないし」(阿川佐和子)
●「自分のことなんか、人に理解されなくて当たり前と思ってりゃいい」(養老孟司)
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読売の種拾いとして働くお奈津は、とある事件を通じて知り合った“事故物件”専門の家守(不動産屋)・直吉の力を借りながら、江戸の幽霊騒動に関わっていく。心中事件の真相、国じゅうの幽霊話を集めている怪しい男・七五郎との出会いなど、人と霊の巡り合わせを追う中で、直吉の両親が行方不明になった事件の手がかりを見つけるが…。話題沸騰の「事故物件×時代小説」シリーズ第二弾!文庫書き下ろし。
真実はーー法の向こう側。
かつて殺人罪に問われた女性の無罪判決を勝ち取った敏腕弁護士の大石は、今度は医療過誤訴訟を手掛けていた。勝訴となれば更なる名声を得られるとほくそ笑む大石だったが、その裁判当日、原告は法廷に姿を見せず、後日、原告の自宅を訪ねると、そこには全くの別人が!?
弁護士資格を剝奪されかねない窮地に追い込まれた大石の、起死回生の一手とは。
傑作リーガル・ミステリー。
「この時代小説がすごい!」2022年版(宝島社刊)の単行本部門第1位作品の文庫化。
書評家・書店員など、本読みのプロたちに圧倒的な支持を得たこの作品の舞台は、飛騨白川郷。そこに織田信長の魔の手が迫るところから物語は始まる。
戦国武将が喉から手が出るほど欲しいのは、金銀と、鉄炮火薬に欠かせない塩硝。それらは白川郷で豊富に産するという。
宝の眠る里を我が物にしようと企む、織田・上杉・本願寺……。そんななか、信長によってこの地に送り込まれたのが、天才軍師・竹中半兵衛の愛弟子・七龍太である。
“天空の城”と言われる帰雲城に拠って白川郷を治めるのは、内ケ嶋氏理。氏理には、野性味あふれる姫がいた。美しき里に魅せられた七龍太は、領民の平和な生活を守るため、信長の命に反し、姫武者・紗雪とともに立ち上がる。
そこには、七龍太の出生に関わる、思いがけない出逢いも待っていた。
『剣豪将軍義輝』『風魔』の著者、渾身の「戦国エンタテインメント」。
三角関係、ついに決着!?
第7回京都本大賞受賞の人気シリーズ、待望の第八弾!
●STORY
ついに自分の思いを大に伝える決心をした塔太郎。同じく大に想いを寄せる総代との「約束」にけじめをつけるため、塔太郎は彼を呼び出すが、大と総代は二人で東京に行く予定があるそうで……。一方、大には喫茶ちとせの店長にならないかという話が持ち上がる。大は、その勉強のため「清水焼」の陶芸体験に行くがーー。
文庫オリジナル。
織田信長亡き後、実質的な後継者になった豊臣秀吉の怒りの矛先が、七龍太に向けられた。討伐を命じられた黒田官兵衛の決断とは。秀吉に加え、家康も狙う美しき里を守るため、帰雲城主・内ケ嶋氏理は、真宗勢力と手を組み、飛騨白川郷の独立をめざす。「天離る地」の小国は、生き残ることができるのか。そして驚天動地の出来事がー。一夜にして消えた「幻の城」をめぐり、明かされるもう一つの戦国史。
ことわざが楽しく学べるショートストーリー15話! コサブロとトーサンとインコのヨンヨンとともに、町や村に隠された不思議な魔力をもつことわざ石を探す旅に出よう!
15話16のことわざが登場します。コサブロたちが訪れる村や町にどんなことわざが書かれた石が隠されているのか予想しながら読みすすめるとより楽しめます!
「骨折り損のくたびれもうけ」「猫に小判」「百聞は一見にしかず」「情けは人の為ならず」など、聞いたことはあるけど、どんな意味か、どんな状況でつかうことわざか説明できますか?
ことわざの解説・例文つきでわかりやすい! 朝読におすすめの1冊です。
【目次】
一 梅の村/二 池のほとりの村/三 港の町/四 南の島の村/五 森の中の村/六 山のふもとの村/七 茶畑の村/八 山奥の村/九 草原の果ての町/十 田んぼの村/十一 大きな街/十二 海辺の村/十三 高原の村/十四 女王の城/十五 荒野
たとえ、誰かが傷ついたとしても。
「学校」こそが、あたしにとって世界のすべてだから。
今日もまた、嘘をつく。
【あらすじ】
「本が好き」という趣味を通じて仲良くなった小学6年の高月麗と澤口比呂。麗は澤口の提案でネット小説の投稿を始め、「好きなこと」に没頭する楽しさを感じていた。しかし、一軍女子の冷やかしがきっかけで、麗は澤口の前で「あんなキモいヤツ」と悪口を言ってしまう。この日を最後に話さなくなってしまった2人だったが、2年の月日が経ったある日の放課後、委員会活動で再会してしまい──。
自分を嘘で塗り固める麗と、さらけ出して生きる澤口。
正反対の男女2人が出会い「ほんとうの自分」を見つけていく、成長青春小説。
【もくじ】
1:嘘だらけの水槽/2:はじめて知った広い世界/3:気持ちよく泳げる場所/4:溺れるのはこわいから/5:深く沈んでいく/6:止まらない涙/7:自由に泳ぐために