一般臨床家(GP)自身がLOT(限局矯正)を行うメリットについて、斯界の気鋭歯科医師が症例を通して解説。ワイヤーや矯正用アンカースクリュー、インプラントを用いた圧下、傾斜歯のアップライト、挺出といった少数歯のLOTから、病的歯牙移動(PTM)に対する多数歯のLOTまでを学ぶことができる。各論文の最後には「この症例に最適なオススメ矯正器具」も掲載。GPがLOTを始める際の格好の入門書といえる。
PART 1 LOTの現在の位置づけ
PART 2 少数歯のLOT
PART 3 多数歯のLOT
口腔がんは早期発見で確実に治せる可能性が高い。本書は開業医にメインテナンス時の口腔がん診査を提案。診査手順:粘膜の異変の捉え方、視診・触診の仕方をイラストで平易に示し、多数の症例写真を挙げ部位別病変とその徴候を簡潔に解説。異変発見後、専門医へ引き継ぐまでのケア方法、基本知識や用語解説も記載。改訂では「粒子線治療」など最近の新しい治療法についても加筆、新たな用語の解説も追加した。患者啓発用ポスター付き。
1章 取り入れよう!メインテナンス時の口腔がん診査
2章 「何か変?」に気づこう!口腔がんのサイン
3章 もしも異常が見つかったら〜発見後の対処法〜
4章 これだけは知っておきたい!口腔がんの基礎知識
インプラントを手掛ける矯正医は少ない。そして矯正を手掛けるインプラントロジストも少ない。しかし、矯正とインプラントを掛け合わせることで、より複雑な症例に対応できるようになり、自身の臨床レベルを大幅に引き上げることができる。本書は、開業医でありながら矯正とインプラントの両方を得意とする丹野 努氏に、矯正×インプラントの臨床を余すことなく解説してもらっている。
第1章 インプラント治療の基本
第2章 矯正治療の基本
第3章 矯正治療と修復・補綴治療の併用
第4章 矯正治療と歯周病治療についての考察
第5章 矯正治療とインプラント治療の併用
第6章 矯正的組織造成法
NHK交響楽団の伝説的ライヴのCD化。スウェーデン出身でN響名誉指揮者であるブロムシュテットは、デンマークの大作曲家ニールセンを得意としている。豪快な第4番と美しい第3番。
前歯部インプラント審美治療時に役立つディシジョンツリーを提案し、それに対応した22症例を取り上げて詳説している。解説時には治療戦略や経過だけでなく、症例のポイントや理論背景となる論文も提示しており、審美領域におけるインプラントの治療計画を立てる際に役立つヒントが満載。著者のこれまでの臨床経験が反映されており、インプラント治療の初心者だけでなくエキスパートにも役立つ指南書である。
Chapter1 ディシジョンツリーの提案とその理論背景
Chapter2 これから抜歯を行う部位への治療戦略
Chapter3 既存の欠損部位への治療戦略
Chapter4 連続した多数歯欠損への治療戦略
Chapter5 合併症への対応とインプラント以外の代替案
微生物や感染症の膨大な知識を簡潔に解説。視覚的に理解できる多数のフルカラーのイラスト・写真・表。臨床で役立つ「臨床的に重要な微生物のクイックレビュー」「感染症症例のまとめ」「感染症ケース・スタディー」。
「小さな変化を早期に見つける」ことで「将来の大きな変化を予測し」成長期の「不正を予防する」ための実例集。全42症例に及び豊富な臨床写真により堂々解説。
これまで、歯科の訴訟や裁判に関する本や記事は、「難しい」「臨床で最優先事項ではない」といった理由から敬遠されてきた方も多いのではなかろうか。本書では「判決が明暗を分けた事例の比較」を中心に、法律家・歯科医師がそれぞれの立場から、歯科医療紛争の傾向と対策をわかりやすく解説。裁判例の内容も、補綴治療、歯内療法、矯正治療、歯科麻酔、インプラント治療、保険医の取消処分など多岐にわたり、どこからでも読める構成となっている。
Part 1 適切な補綴治療が行われたか否かが問われた事例
Part 2 ブリッジ補綴の治療結果に対して歯科医師の責任が問われた事例
Part 3 歯内療法後に医療紛争が発生した事例
Part 4 矯正治療後に生じたトラブルに関して歯科医師の責任の有無が問われた事例
Part 5 アナフィラキシーショックで死亡した患者の遺族が提訴した事例
Part 6 インプラント手術後に合併症を起こして医療紛争となった事例
Part 7 インプラント治療の説明内容に問題があるとして裁判になった事例
Part 8 インプラント治療によって下歯槽神経麻痺が生じた事例
Part 9 インプラント手術による死亡事故と刑事処罰の結末
Part 10 保険医療機関の指定・保険医の登録の取消処分に関する事例
2016年7月に開催された、OJ年次ミーティングの抄録集。15周年記念大会となった今回は、インプラント治療において近年もっとも大きなトピックである「軟組織のマネジメント」をテーマにした、2つのシンポジウムおよび教育講演を掲載した。また、新進気鋭の歯科医師による会員発表6編、正会員コンテストの講演4編も収録。現在のインプラント治療の最先端の技術と、明日の臨床に役立つ情報の双方が学べる充実の一冊である。
シンポジウム1 インプラント埋入部の軟組織マネジメント
シンポジウム2 上部構造との調和のための軟組織マネジメント
教育講演
会員発表
正会員コンテスト
ハンズオンコース/歯科技工士/歯科衛生士セッションレポート
歯科技工サイドからの軟組織へのアプローチ
リコール率・自費診療・選択率・紹介患者数こそ繁盛医院のバロメーター。
近年の咬合病の概念や基礎用語の解説、治療立案に必要な診査項目などの解説に加え、咬合再構成などの症例を展開し、咬合治療の知識・診断・治療の要点を38のポイントにまとめました。
第1部 咬合知識編(Knowledge Edition)
第2部 咬合診断編(Occlusal Diagnosis Edition)
第3部 咬合治療編(Treatment Edition)
「都市伝説解体センター」からステッカー付きガムが登場。ステッカーサイズ53mm×80mm。全20種類。1パック2枚入。
©Hakababunko / SHUEISHA, SHUEISHA GAMES
成人症例に対しては病理的変化が起こりにくい生理的な歯の移動様式が必要となる。新しい矯正用ワイヤーGUMMETALは生理的な歯の移動に適した弱い力を持続的に発揮できる極めて有効なワイヤーである。さらに、生理的な歯の移動様式を実現できる装置としてセルフライゲーションシステムは最適な装置といえる。本書ではGUMMETALとセルフライゲーションによる舌側矯正を多くの全部、部分矯正の症例とともにわかりやすく解説している。
Chapter1 矯正歯科の目標
Chapter2 GUMMETAL(ゴムメタル〔超弾塑性型チタン合金〕)
Chapter3 セルフライゲーティングシステムとCLIPPY-L
Chapter4 GUMMETALとCLIPPY-Lのコンビネーション・メカニクス
Chapter5 部分矯正
Chapter6 部分矯正症例
Chapter7 全部矯正症例
Chapter8 矯正診査
お口の健康や歯科治療に関する情報を一般の方向けにやさしい解説で届けする歯科健康マガジン。歯科医院では患者さんへの説明用ツールとして活用されています。歯ブラシや歯みがき剤の選び方、歯科治療に時間がかかるワケ、マウスピース矯正の進め方、歯のホワイトニング効果など、みんなが気になる話題を毎号凝縮。お口は健康の入り口。お口の健康が全身の健康や、いきいきとした生活へとつながります。月刊nicoはそのためのお役立ち情報が満載。チェックリストやフローチャートなどで楽しんで読めるのも特徴です。