胸背部痛やショック・心肺停止,呼吸困難,意識障害など,発症直後に死亡率が高いとされる循環器疾患“かもしれない”症候・病態に遭遇した際に,”秒”で判断し,”分”で考え対処しながら状態を安定化するための考え方と実践のコツについて解説!救急受診のみでなく院内での急変対応も含めて,即座の対応が求められる現場で,“まず初動はどうすればよいか?”“次に何をすべきか?”といった時間軸に沿った対応が明快にわかるフローチャートを多数収載.高齢化に伴い急性心不全をはじめとした急性循環器疾患による入院患者数が増加しているいま,現場の若手医師に真に役立つ一冊.
●救急・急変患者の病状を適切に評価できるようになる!
●症状・病態に応じて適切な治療薬を提案できるようになる!
●中毒を含め、薬剤起因性の救急・急変病態を疑うことができるようになる!
「救急なんて自分に関係ない」「患者が急変したら医師を呼べばいい」「救急で薬剤師に対応できることは中毒だけ」と思っている人にこそピッタリの書籍です。本書を読めば、救急の知識はどの病院の薬剤師にも必須で、病棟の急変患者に薬剤師ができることはたくさんあり、あらゆる疾患・病態に薬の知識が使えることがよくわかります。
道なき道を歩んできた救急外来の薬剤師グループが贈る、Evidence-basedな知識と実践から導き出された現場のコツがわかる1冊です!
本書は、大学および高等専門学校の主として機械系学科で学ぶ学生諸君を対象として著された機械材料学に関する教科書である。また、本書はこれからの機械系技術者が修得しておくべき内容を網羅した。
最新のテクニックと在宅独自の視点をおさえてスキルアップ!!フィジカルアセスメントの基本的知識や手技はもちろん、症状別にアセスメントと急変対応の方法を解説しました。在宅ですぐに活かせる視点が満載です。
日々、虫とのハッピーライフを楽しむ“虫のお姉さん”が自由に虫たちと交流しその魅力・かわいさ・おもしろさを独自の視点で語りつくす。
主人公は女装癖のある3人の中学生男子。純粋に女の子になりたい、まりか=青木裕太。死んだ姉の身代わりとして母親を慰めるために女装する、ユイ=木島亮介。幼少期のトラウマから男に求められるままに身体を許す、パロウ=田村修。3人は互いへの恋愛感情を意識するようになるが、それはすべて一方通行の切ない片想い…。7巻では「女の子」として生きることを決意したまりかが、パロウに変わらぬ真っ直ぐな想いをぶつけるがーー…。
本書はある程度変体仮名を学んでいる方向けの変体仮名学習帳です。通勤時間の電車の中で、家事の休憩時間に、就寝前に少しだけ。英語の単語帳のような感覚で変体仮名を読む、解答を見る、を繰り返し変体仮名の読みの力を毎日少しづつ努力して養っていこうというものです。課題文は大正11年(1922年)12月6日に死去した小野鵞堂先生の小倉百人一首と明治四年に発行された綱島書店「小倉百人一首」等を使用。ページ構成は問題と解答のみというシンプルな構成です。細かい解説は省いてありますので本書だけで変体仮名を学ぶということは難しいです。他の本である程度変体仮名を学んだ人が、実際に「読み」と「答え合わせ」を繰り返し、初心者脱出を目指すことを目的としています。
急変を防ぐためには、予測と観察が重要です。本書は臨床でよく遭遇する「意識障害」「呼吸苦」「ショック」「アナフィラキシーショック」「けいれん」「腹痛」「転倒・転落」の7つの場面での急変対応のポイントををやさしく解説しています。
Part1 急変のキホン
1-1急変とは何か
急変の定義/急変対応のポイント/急変の病態
1-2 急変時のABCD
A:Anticipate(急変を予測する)/B:Behave(行動)/C:Communication(意思疎通)/D:Document(記録)
1-3 ドクターコールのコツ
効果的なドクターコールとは/コミュニケーションツールのSBAR(エスバー)とは/SBARで報告してみる
1-4 チームで行う急変対応
RRTとEMT/RRS
Part2 症状別にみる急変対応
2-1 意識障害1(原因と意識レベルの判定方法)
意識障害の原因/意識レベルの判定/意識障害のフィジカルアセスメント
2-2 意識障害2(意識障害を引き起こす頭蓋内病変)
脳の障害部位と異常呼吸パターン/障害による瞳孔の大きさと対光反射/姿勢異常
2-3 呼吸苦(呼吸困難と呼吸不全)
呼吸困難/NPPV(BiPAP)/呼吸生理を理解する/呼吸不全とは/事例からみた呼吸不全
2-4 ショック
ショックの分類と全身の循環状態/循環血液量減少性ショック/心原性ショック/心外閉塞・拘束性ショック/血液分布異常性ショック/心原性ショックの落とし穴/事例で考えてみよう/血圧/出血性ショックにおける血圧の変化/感染性(敗血症性)ショックにおける血圧の変化
2-5 アナフィラキシーショック
CT撮影中の落とし穴/アナフィラキシーの概念とは/アナフィラキシー症状のキホン/アナフィラキシーの治療/アナフィラキシー治療の落とし穴
2-6 けいれん
けいれん対応のキホン/事例で考えてみよう
2-7 腹痛
腹痛対応のキホン
2-8 転倒・転落
転ばないためにはどうする
Part3 急変後の対応
3-1 復習,急変時のABCD
まずは復習,急変時のABCD
3-2 急変後に対応すること
急変後にすること/医療事故調査・支援センターの役割とは
索 引
形態異常という問題の解決や、形態異常の研究から見えてきた新知見を紹介。6編のコラムは飼育現場からの問題提起やこぼれ話となっている。
5巻では私たち日本人にも身近なセミとカマキリが登場します。セミの雄が大声で鳴くのはなぜ? またカマキリの雌が交尾した後に雄を食べてしまうのは本当か? 昆虫の不思議に果敢に迫ります。
22世紀には、営利を目的とした組織は姿を消していくでしょう。その廃墟から何が立ち上がっていくのか。それが本書の中心的なテーマです。(発行=BOW&PARTNERS)
ウナギをあらゆる角度から科学する。
「とにかく使える」ポケット本の新シリーズが誕生!
“困ったときに、パパッと調べられる”
“ポイントがわかりやすくまとまっている”
をコンセプトに、臨床でとくにニーズの高いテーマをとりあげました。
「急変対応」では、心肺蘇生(BLS・ALS)の基本、急変を見抜くためのアセスメントのポイントなどをわかりやすく解説。
初期対応のポイントはこの1冊でバッチリです。
病棟でよくみる“症状別の対応の流れ”をまとめたフロー図も掲載。ベッドサイドでぜひご活用ください。
(本書は、2013年5月25日第1版第1刷発行の『知ってて安心 急変対応』を改訂、改題したものです)
<目次>
Part1 急変対応の基本
・緊急度の見きわめ
・急変時の役割分担
・BLS(一次救命処置)の流れと基本手技
・ALS(二次救命処置)の流れと基本手技
・心拍再開後の搬送 など
Part2 急変時アセスメント
・フィジカルアセスメント
・モニタリング など
Part3 急変対応の実際
・症状・病態:胸痛、呼吸困難、腹痛、アナフィラキシー など12の症状・病態
・検査値異常:血糖、電解質、血液ガスなど
・特殊な状況下での対応:トイレ・お風呂・食事中・移動中などの急変
Part4 急変時によく使う物品・薬剤
・救急カート
・酸素投与、HFNC、NPPV、人工呼吸器
・輸液と輸血 など
Part5 おさえたい4つのワザ
・伝える技術:ドクターコール、家族への連絡、急変時の記録
・日ごろからの備え:病棟システム
【患者の異常を見抜く力と対応力をみがく13の授業】
「当たり前の急変対応」を、「当たり前にできる」ようになるための必読書。
急変はいつどこで起こるかわかりません。急変対応で大切なことは、「当たり前のことが当たり前にできるようになる」こと。
よくある事例から、すぐに実践できる絶対に外せない急変対応の「王道」を解説します。
いつまでたっても自信がない“急変対応”を、自信をもってできるようになるための知識が満載です。
第1回 それは、本当に、“急変”ですか? 急変対応総論
第2回 バイタルサインの実践的解釈1
第3回 バイタルサインの実践的解釈2
第4回 院内心停止の対応:早期に認識し適切な介入を!
第5回 アナフィラキシー:迅速に判断し、アドレナリンの投与を適切に!
第6回 SpO2低下:“SpO2100%”は100点ではなく赤点だ!
第7回 血圧低下:血圧が下がってからでは遅すぎる!
第8回 発熱:具体的な原因を意識して対応しよう!
第9回 院内の転倒:「どうして転んだの?」を大切に!
第10回 脈が速い・遅い:モニターではなく患者をみよう!
第11回 意識障害:頭部CTの前に確認すべきことは?脳卒中を疑ったらどうする?
第12回 DNARを正しく理解しよう
第13回 急変対応に役立つアンガーマネジメント