彫刻、絵画、写真、最新作から初期へと遡行する、イケムラレイコ本邦初の作品集。国内外の執筆者による論考を収録。
作品の実践をもって「彫刻とは何か」を追究し続けてきた戸谷の四十年にわたる膨大な言説のなかから彫刻論を紐解くー。制作上の概念と葛藤、その希有な到達を、言説から彫刻へ。現代彫刻の牽引者、戸谷成雄初の語録集成。
写真家、長島有里枝が撮り下ろしたヴァンジ彫刻庭園美術館・クレマチスガーデンの四季が初のポストカードブックになりました。庭にある小さな生と死の循環、自然に学び思索の場としてひらかれている庭、花はいつの日から心を動かし重ねる存在として人とともにありました。
激動の20世紀にウィットあふれる知恵とユニークな発想でいつも人々を驚かせ、心をゆさぶる作品を生み出してきたムナーリ。ムナーリが示す自由な発想の能力、「ファンタジア」をキーワードに、デザインやアートの枠におさまらないその世界を紹介します。
イケムラレイコ、川内倫子、2人の作家が詩と写真で交わす対話の書。巻末に往復書簡を収録。
現代の人間と動物の複雑な関係を、14名のアーティストによる作品表現を通じて見つめ直していく展覧会「生きとし生けるもの」。絵画、彫刻、写真、映像、マンガ、詩など多彩な作品図版とアーティストの言葉、さまざまな分野で活躍する論者のエッセイを収録。
ヴァンジ彫刻庭園美術館開館15周年記念展「生命の樹」関連カタログ。15名の現代作家たちによる、樹木をテーマにした作品27点を収録。
紫竹昭葉さんが63歳から始めた夢の庭づくり。20年の歳月をかけて、訪れる人誰もがしあわせに包まれる、奇跡のナチュラルガーデンになりました。さあ、北海道・十勝平野に輝く、紫竹ガーデンの四季をごいっしょに歩きましょう。
京都の庭園デザイナーがめぐる苔寺や名庭、名勝、史跡など21カ所の珠玉の苔の庭
万葉集や古今和歌集にも詠まれているように、古の時代より日本人を魅了してきた苔。そうした日本人の原風景を表すような美しい苔の庭の魅力を紹介します。
■著者
烏賀陽 百合 (うがや ゆり)
庭園デザイナー、庭園コーディネーター。
同志社大学文学部日本文化史卒業。兵庫県立淡路景観園芸学校、園芸本課程卒業。
カナダ・ナイアガラ園芸学校で園芸、デザインを3年間勉強。またイギリスの王立キューガーデンでインターンを経験。
これまで30ヵ国を旅し、世界の庭園を見て回る。2017年3月にニューヨークのグランドセントラル駅の構内に石庭を造り、日本庭園のある空間をプロデュースした。
東京、大阪、名古屋、広島など全国で庭園講座や、NHK文化センター、毎日新聞旅行などで庭園ツアーを開催。また京都紀行番組などで庭園を紹介する。
主な著書「一度は行ってみたい 京都 絶景庭園」(光文社知恵の森文庫) 「しかけに感動する京都名庭園」(誠文堂新光社) 「京都 もてなしの庭」(青幻舎)等
自然と思想を融和させて、その粋を極めた日本庭園。平安朝から現世浄土・禅・茶の湯・大名風まで、日本人の心性を表現した名園の魅力を、各界著名人が自由に綴る。岡本太郎・志賀直哉・三島由紀夫・大佛次郎・谷川徹三・室生犀星らの名文を収録。陶磁・書蹟・建築・絵画・仏像と並ぶ、全六巻『古美術読本』シリーズの第三巻。
庭と庭の草木は、時代の文化を映し出す。スクワイアラーキーと呼ばれる大土地所有者による支配体制のなかで、十八世紀のイギリスを、カントリー・ハウスと風景庭園の造営の熱が席巻した。産業革命の進行と、それに乗じた中流階級の社会的進出は、「羊歯狂い」なるもう一つの熱狂を生み出す。風景から室内への植物の移動は、模倣や憧れと、排斥や反発のまじりあう、ジェントルマン文化とミドルクラスの文化との交錯の結果であった。
自然の情景を砂と岩だけで表現した、シンプルな枯山水の庭。
池を中心に壮大な自然美が展開する、豪奢な大名庭園。
極楽のさまを華麗に再現した、浄土庭園。
一期一会の客をいざなう、侘びた茶の庭。
ひとくちに「日本庭園」といっても、その趣きは大きく異なります。
なぜこんなに多くのバリエーションがあるのでしょう?
このような様式の違いや、意味を知っているだけで、
庭園鑑賞の楽しさは一気に広がります。
「ああ、きれい!」だけで終わっては、もったいないのが日本庭園の奥深さ。
本書は、素晴らしいヴューポイントを図示して庭園の全景を解説しながら、
代表的な名園を美しいカラー写真で紹介していきます。
巻末には、日本庭園の基本的な知識も図解で満載。
庭園巡りには恰好のガイドブックです!
いま世界的に注目され、人気上昇中の「日本庭園」の魅力を堪能してください!
【PART1】庭を見に行く
■第1章 見どころ満載! 巨大庭園
兼六園 ◆ 岡山後楽園 ◆ 偕楽園 ◆ 小石川後楽園 ◆ 栗林公園
■第2章 謎に満ちた幽玄な庭園
龍安寺方丈庭園 ◆ 平等院庭園 ◆ 浄瑠璃寺庭園 ◆ 六義園 ◆ 曼殊院庭園 ◆ 慈照寺(銀閣寺)庭園 ◆ 詩仙堂庭園 ◆ 建長寺庭園
■第3章 思わず見とれる絶景の庭園
桂離宮庭園 ◆ 二条城二之丸庭園 ◆ 修学院離宮庭園 ◆ 無鄰菴庭園 ◆ 妙心寺退蔵院庭園 ◆ 水前寺成趣園 ◆ 旧古河庭園 ◆ 鹿苑寺(金閣寺)庭園 ◆ 足立美術館庭園
■第4章 甦った幻の庭園
西芳寺庭園 ◆ 毛越寺庭園 ◆ 仁和寺北庭 ◆ 縮景園 ◆ 平城京東院庭園 ◆ 如庵
■第5章 作庭者こだわりの庭園
天龍寺庭園 ◆ 浜離宮恩賜庭園 ◆ 清澄庭園 ◆ 旧芝離宮恩賜庭園 ◆ 南禅寺金地院庭園
【PART2】日本の庭園を知る
日本庭園の基本様式・滝の表現方法と見方・生け垣と竹垣の見方・橋の種類と見方 等
アーチや枕木の設置 ベランダガーデンづくりもこの一冊で!ガーデンDIYをオール図解!
全国の庭石産地がひと目でわかるマップつき。都道府県ごとの採石状況、庭石の種類を簡潔に紹介。産出地域、用途、岩肌の特徴といった基本情報がひと目でわかる。庭の施工例写真を豊富に掲載しているので、完成イメージがつきやすい。流通している全国の庭石を扱っているため、資料性が高い。
【サイズ】53.5 x 38 cm
【枚数】7 枚
【三大特徴】
・四季折々の日本の庭園風景が楽しめる
・絵柄部分をめくるとスケジュールタイプのカレンダーとメモ欄が出てくる
・絵柄部分をめくると暦や行事の情報が満載
【暦掲載情報】
「令和・平成・昭和」の元号 / 六曜 / 二十四節気 / 雑節 / 行事 / 九星 / 旧暦 / 十干 / 十二支 / 三りんぼう
【撮影地】
表紙 しょうざん 京都 鷹峯
1-2月 平城宮跡歴史公園 東院庭園 奈良
3-4月 平安神宮 京都
5-6月 曼殊院 京都
7-8月 金沢城公園 石川
9-10月 三室戸寺 京都
11-12月 瑞峯院 京都
【商品詳細説明】
厳選した四季折々の美しい日本庭園のカレンダー。
木々や池、石や植物を配置し、様々な自然を表現する日本の情緒ある庭園をお楽しみください。
絵柄部分をめくると書き込みができるメモ欄が現れるユニークなデザインになっています。
また各ページの裏面には日本全国の地図が地域ごとに分かれて印刷されているので、カレンダーを使い終わったあとも楽しめます。