「瞬間の前衛」たちによる横断結合を!
抑圧的な権力、支配システムのもとで人々はいかに結集し、蜂起するのか。
全共闘、明治維新、おかげまいり、横巾の乱、文化大革命、ロシア革命、ナチズムなど
古今東西の事象と資料を渉猟し、
群衆、都市文化、組織、情報、戦争、身体、所作/作風などあらゆる側面から考証、
「名もなき人々による革命」の論理を極限まで追究する。
1 横議横行論
2 群衆は増殖する
3 レーニンと組織戦略
4 ゲッベルスの大衆操作
5 仮面と変身ーー サブカルチュアの政治経済学のためのノート
6 異化する身体の経験ーー 全共闘世代について
7 差別について何を語りうるか
8 横議横行論(続)
あとがき
解説 一九六八年 持続と転形 酒井隆史
世界を震撼させた組織は何を主張していたか
「バーダー=マインホーフ」グループとしても知られる第1世代のドイツ赤軍(RAF)。
反帝国主義、反資本主義を掲げ、国家や米軍、企業などへの武装闘争をくり広げながらも、市民から広範に支持され、「人民の海を泳ぐ」ことができたのはなぜか。
かれらの思想を明らかにすべく、公表された文書やビラを集成(日本版は全3巻)。第1巻は、60年代後半の組織結成にいたる前史から、72年「黒い九月」によるミュンヒェン・オリンピック闘争に関する声明までを収録。
前書き
前史に関する覚書
序論 一九七〇年から一九七二年
赤軍の建設ーアンドレーアス・バーダー解放に関する声明
都市ゲリラ構想
西ヨーロッパの武装闘争について
人民に奉仕するー都市ゲリラと階級闘争
〔五月攻勢〕
フランクフルト・アム・マイン米陸軍指令部への攻撃
アウクスブルクおよびミュンヒェンにおける攻撃
カールスルーエにおける連邦裁判所判事ブッデンベルクへの攻撃
ハンブルク・シュプリンガー社屋への爆弾攻撃
ハイデルベルク・アメリカ陸軍欧州司令部への爆弾攻撃
フランクフルト赤色救援会ティーチインの録音テープ記録
ミュンヒェン・オリンピックでの《黒い九月》の行動ー反帝国主義闘争の戦略について
訳者あとがき
略号一覧
RAF関連年表
資本制国家を撃て!
ロシア革命の変節、スペイン革命の敗北、そして1968年の持続と転形ーー
革命の歴史をふまえて展開される、
生き方としての「アナーキー」ではなく、
国家廃絶をめざす革命思想としての「アナキズム」。
「戦後最年少イデオローグ」として名を馳せた旧版に、
1968年闘争期におけるアナキズム運動の総括文書「無政府主義」などを増補した
戦後日本アナキズム思想の極北。
第1部
存在 国家を撃つテロルの地平
歴史 歴史のなかの〈生〉と〈死〉
超人 ネチャーエフ
暴力 歴史における巨視と微視
第2部
国家 無政府主義革命の黙示録
序 アナキズムへの確執
第1章 総論・視座ーー未踏領域へ
第2章 国家廃棄ーー共同体の指標
第3章 組織論ーー黙示録の共同体
第4章 世界革命綱領の視座
付章
内戦 ロシアの背理と革命の逆説
軍隊 不可能性のインタナショナル
第3部
時間 〈国家性時間〉と都市
犯罪 犯罪者と革命家の十字路
肉体 時間の仮構とその所有
あとがき
新版補遺
反アナキズム論序説ーー唯一的革命の神話と構造
無政府主義
解説
“癖”に昂まった原理 松田政男
〈観念〉の力 山本光久
非時間性=「革命」の水脈
シュンペーター、シュトラウス、ラクラウーー
「イノベーション」や「アントレプレナー」、
新保守主義と政治哲学、
そしてラディカル・デモクラシーで知られる
一見相容れない3人の思想を
根源的に捉えぬいた果てに立ち現れる未知の相貌。
はじめに
第0章 台詞がなかったペルセースのために
●第1部 シュンペーター
第1章 シュンペーターの終末論
第2章 資本化と政治的威信
第3章 新結合をめぐってーーイノベーションとその主体に関するいくつかの考察
●間奏 ラクラウ
第4章 回帰する人民ーーポピュリズムと民主主義の狭間で
●第2部 シュトラウス
第5章 末人たちの共和主義ーーレオ・シュトラウスと“政治哲学”
第6章 闘う聖人
反資本主義、反差別、日中・日韓、核/原子力・フェミニズム、生政治、装置的権力、戦争状態、身体所作の戦術、都市的権力/民衆闘争…“いま”のすべてを規定する日本の「68年」、その思想的到達点が40年の歳月を超え、ふたたび政治の季節に原点として甦るー「瞬間の前衛」たちの横断結合によって「根底的な世界変革」を行うために。
叛乱の世紀が到来した
『叛乱論』『結社と技術』が、60年安保と「68年革命」のふたつの闘争のあいだを往還しながら切り拓いた大衆叛乱の地平。
両書を合本・増補改訂して復刊、21世紀の現在、資本主義を終わらせ、世界各地の民衆叛乱に日本でも呼応するべく新たに煽動する。
はじめに
第1部 叛乱論
叛乱論
1 政治の経験 | 2 アジテーターと大衆 | 3 近代世界と叛乱 | 4 叛乱の宿命 | 5 戦後精神の敗北
叛乱と政治の形成
戦後政治過程の終焉
戦後政治思想の退廃
付・安保闘争における共産主義者同盟ーー党内闘争のための総括
ある「永続革命論」の顚末ー一八四八年のマルクス
技術についてーー武谷三男論
悲劇の構造
彩流社版まえがき
合同出版版あとがき
彩流社版解説 『叛乱論』とその時代 小阪修平
第2部 結社と技術
1
結社と技術ーー叛乱の組織問題
主体性の死と再生ーー自分は誰なのか
大衆にたいしてストイックな〈党〉--レーニンの結社
ブランキスト百年ーー私のブランキ
2
欺瞞的で自由なゲリラーー戦後のあとの時代における政治と生の世界
政治的言語のためにーー「私」の解体と「我々」の再生
〈私〉の敵は〈我々〉だーー政治の発言について
〈政治〉の破砕へーー6・15の成熟と解体
3
アナルコ・ニヒリズムと政治ーー『政治的なるものの概念』をめぐって
ブロンドのライオンまたは政治のなかの反政治
4
時代経験と思想ーー黒田寛一の「技術論」
情況出版版あとがき
あとがき
解説
長崎浩の世紀はすでに到来している 廣瀬 純
この夏はうんざりだった
おまえはどうだい?
人間はみんな口をなくして
ボウフラのようにふらふら漂っている
秋は本当に来るのか
おまえは秋まで生きていられるかい?
停滞する時間ってあるんだな
死の隣に
ヒトゴミのなかに
想像力の敗北が横たわっているようだ
ーー
映画×短編小説=詩
「私は映画『ブレードランナー』に出てくるレプリカントの生き残りの一人で、謎の組織から『詩を書け』と命令を受けていた。しかし私が書きたいのは詩ではなく短編小説なのだ。もう時間は残されていない」
自らの病、そして友人の他界など大きな決断を迫られるなかで紡いだ23篇。
英訳と合本したバイリンガル詩集。
サタン・タンゴ
老犬
恋人たち
コーネリアスーー氷見敦子へ
ペカル
門脇さん
皆殺し怪獣ミナゴン
ドロリ
プラヴダ
ウィキペディアより
エルモ
夏、キッズ・パークにて
ジムニー
文学賞の世界
或るアーキヴィストの肖像
詩人たち
ふつうの詩
コロナ時代の愛
アシタカを探しに
ノン・アルコール詩篇
ジュライ・ラプソディー
西瓜を二つぶらさげて
ある映像作家の死
政治/哲学ができるのは誰か
プラトンの哲人王、マルクスの革命論、
ブルデューの社会学(そしてサルトルの哲学)……
かれらの社会科学をつらぬく支配原理を白日のもとにさらし、
労働者=民衆を解放する、
世界の出発点としての「知性と感性の平等」へ。
初版序文
文庫版序文
プラトンの嘘
国家の序列
五番目の人物 / 時間の問い / 饗宴の序列 / 模倣者、狩人、職人 /
職に就く資格ーー博打打ちとシラミとり / 作業場の哲学者 /
三つの金属ーー自然という嘘 / 二つの貨幣ーー権力の座にある共産主義 /
別の宴、別の嘘 / 職人の徳 / 正義の逆説 /
女性、禿頭の人びと、靴職人
言説の序列
一つの洞窟からもう一方の洞窟へ / 庶子の思考 / 哲学者の奴隷 /
おしゃべりな啞 / 妄想の序列 / 新しい障壁 /
劇場支配制 / 蝉の歌 / 仮象の分割 / 城壁の足下で
マルクスの労働
靴職人と騎士
靴職人の蜂起 / 聖ヨハネ祭の夜 / イデオローグ、靴職人、発明家
プロレタリアの生産
生産の序列 / 別の洞窟 / 労働の足場 / 学問の非ー場 /
労働と生産ーー急進ブルジョワ階級のひそかな魅力 /
プロレタリアの学校 / 遅れた労働者あるいは共産主義の逆説 /
ラップ人の地の共産主義者 / 偽の出口ーー階級と党 / 遍歴職人の天才
かすめとられた革命
絶対的ブルジョワ階級 / ブルジョワの裏切り / ルンペンの勝利 /
沼の華 / 俳優王と乞食王
芸術のリスク
馬乗りたちと俳優たち / 〈書物〉の義務 / 知られざる傑作 /
漂泊の科学 / 芸術家の遺言
哲学者と社会学者
マルクス主義の地平
生産の舞台装置 / 太陽と地平 / 生産のパラドクス
哲学者の壁
疲れた番人 / 党あるいは連続創造 / 弁証法の刻印 / 哲学者の窓 /
機械の前の労働者 / 絶対兵器 / サルトル的な王 / 哲学者と暴君 /
雪のなかの荷車 / 寄生の弁証法 / 染物屋のせがれ / 影なき王 /
キャンヴァス上の爆発 / 労働者なき世界?
社会学王
演奏家、指導者、染物屋 / 正しい臆見の学問 / はさみと鍋 /
靴職人たちの半可通 / 告発された告発者 /
クレタのエピメニデスとマルクス主義者のパルメニデス /
医者と患者たち / 諸実践の科学 / ピアニスト、農民たち、社会学者 /
下品な社会学者と上品な哲学者
さらにお望みの方のために
きみにこのテキストを送る。ぼくにはこのテキストが自分以外の人のためになるのか分からない。きみには?
思考することを生業とする哲学者が、ある日突如として脳に障害を負ったらーー
文字が書けず、排泄すらままならない重い後遺症のなかで、友人と交流し、映画を観、アルチュセール、スピノザ、ベンヤミンなどに寄り添いながら思想をつむぎだすさまを、みずから描き分析した手記。
「恐ろしい冒険が稠密な文体に昇華されて生まれた果実」(A. ネグリ)。
もはや書けなかった男
原著あとがき(市田良彦)
アントニオ・ネグリからのメッセージ
最初に読まれるべき訳者あとがき
朔太郎賞詩人の幻の第1詩集。
そうして僕らは 鮮やかなアクリル質の皮膜のなかで 日々の没落を暖めていた
その腐敗物は
恋人の夢の彼方で匂っている
熟れ落ちた柘榴なのだろう
僕はシオカラトンボの飛行に誘われるまま ぬるい湿林に嵌まってしまう
切り取られた空のゆるまりのなかで なおもゆるまってゆく
柘榴
親密な体臭に絆された溺愛の白雲がひかれてゆく ぬるく ほとばしる
絨毯爆撃がしたい
(栞=初期詩篇〔ソナチネ/拾遺/増殖する亡骸の関係/きのいき/12月の病い〕、著者解題)
ーーここに収めた各詩篇の原形となるテクストを書いたのは、
1982年から87年にかけてのおよそ5年間であり、
年齢で言えば17歳から22歳、
たぶん、私がもっとも詩人らしくあった頃である。
それらのテクストを、私は自室でこっそりと書き、長い間隠し持っていた。
『ロング・リリイフ』のような詩集を私は二度と作ることはできないし、
ここに収めたような詩を書くこともできない。
多くの処女詩集がそうであるように、これは一回きりの跳躍である。
ただし私は、これまでの詩集でも一回きりの跳躍を試みたつもりである。
叶うことならば処女詩集だけを作り続けたい。
私は詩人の成熟など全く信じていない。
夏至
ロング・リリイフ
エレクトリック・フルーツ
ユリス
ナゼル
ヒバリ
ランタン
草卵
どこに配達されるの?
ブギウギしちゃうな
ヒナタに来てよかったね
メガヘルツ
空母
鯊とコチ
ソフト・カートリッシ
クリア
「資本と国家への対抗運動」は何に行き詰まったのか
20世紀最後の、そして21世紀最初の日本の社会運動体、
NAM(New Associationist Movement)。
思想家・柄谷行人が提唱し、
浅田彰、坂本龍一、小森陽一、岡崎乾二郎、絓秀実など
著名な知識人や若者が多数参加した
「資本と国家への対抗運動」はなぜ、わずか2年半の短期間で解散したのか。
解散から20年、運動の最初期に加入して末期には組織中枢で実務を担当した著者が、
運動の「現場」の視角から総括、問題提起する。
新たな社会運動の礎となるためにーー。
はじめに
第1章 過去と未来の間で
1 NAM発起人、柄谷行人
2 NAMの組織機構
3 NAM解散時の批判への応答
4 どういう形でNAM総括をすすめるか
第2章 運動への模索と『批評空間』
1 批評空間シンポジウムからアソシエ21関西設立集会まで
2 スペースAKの創設と組織問題の原型
3 NAM結成へ
第3章 NAM結成
1 どうNAMを構築するのか
2 センター評議会の発足
3 二〇〇〇年一二月二三日第二回全国集会まで
4 第二回全国集会とセンター事務局の東京への移転
第4章 NAM生成
1 高瀬幸途事務局長時代
2 株式会社批評空間の設立ーーNAMのプロジェクトのひな型
第5章 市民通貨Q
1 Qとは何か?
2 QとNAM
3 Q-hiveの組織論的問題
第6章 くじ引きによる代表選出
1 第四回NAM全国集会
2 NAMの改革
3 Q会費、QでNAM内「労働」をどう評価していくか
第7章 解散
1 私のスタンス
2 筆者吉永の経験
3 NAM解散の時系列
4 NAM解散直後
5 プロジェクトとNAMとの関係性
第8章 未完の抜本改革
1 抜本的改革委員会
2 NAMの理念の具体的な方向性
3 NAMメディア
第9章 NAM再考
1 問題の所在
2 階層系
3 関心系とプロジェクト
4 地域系
5 事務局
補論 『トランスクリティーク』、その実践への転形
1 『トランスクリティーク』および実践理性の困難
2 もともと理解できないものとしての定言命法
3 マクベス
4 カントとサド
5 実践主体への生成
おわりに
NAM関連年表
インターネットでの買い物、スイカやおサイフケータイなどの電子マネー、街頭監視カメラ、さらに共通番号制ーあなたの個人情報、大丈夫?まさに今、危機にさらされているプライバシーの問題を、市民の個人情報保護を最優先に、法的側面から検証・提言。
ドゥルーズ=ガタリからマルクスへ、
マルクスからドゥルーズ=ガタリへ
『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』と『資本論』『経済学批判要綱』を、ネグリやヴィルノ、ランシエール、宇野弘蔵、ケインズなどを介しつつ往還して切り拓くラディカルな未踏の地平。
政治経済(学)批判ーーその鼓膜を破裂させるほどに鳴り響かせる。
序論 政治経済(学)批判の原則(プリンキピア)
Interlude 1 インドラを!
1〈時間ー空間〉
第1章 期待ー規範の維持装置ーー資本の公理2
第2章 〈交通〉する帝国ー多数性
第3章 ブリダンの驢馬と血気
第4章 「非有機的身体」の捕獲
Interlude 2 捕獲
2〈捕獲ー恐慌〉
第5章 吃音ー資本と労働の恐慌
第6章 包摂から捕獲へ
第7章 捕獲する資本ーー墓碑文体ー簡潔態
第8章 経済原則ーー「経済表」とその危険な起源
Interlude 3 シネマ的価値形態論
3〈ヤサグレの主体〉
第9章 自称する
第10章 プロレタリアート雑感
第11章 〈空費〉の存在論
第12章 無比ー無理の声を聴解する
第13章 「負債」--あまりにニーチェ的なマルクス
第14章 隠し彫りの刺青ーー「瑕疵」の存在論
第15章 Senza Casa の街頭
風景の遷ろいーー謝辞のためのセンチメンタルな「まえがき」
市民社会のアポリアに挑むーー
ベケット、ベンヤミン、ワーグナー、ゲーテ、ベートーベン……
フランクフルト学派の異端児、テオドーア・W・アドルノが彼らの音楽・文学への批評を通じて描き出した、近代市民社会における「人間性」概念の諸形象。
本書は、この概念のヨーロッパ啓蒙主義以後の変遷をアドルノの思想に寄り添いながら丹念にたどることで、市民社会の根源に孕まれているアポリアを剔り出す。
アドルノによる啓蒙批判、「人間性」批判の真の意図とは何か。
(「序論」より)
本書は、20世紀ドイツの思想家テオドーア・W・アドルノの残したテクストをもとに彼の議論を再構成しようとするものである。その際、そこに「人間性Humanität」の一語を赤い糸として織り込むことで、アドルノの歴史的パースペクティヴのもとに18世紀から20世紀に至るまでのこの語の変遷を多様な作家、作曲家、思想家との対話を辿ることを通じて跡づけることが目指される。それは同時に、アドルノ思想の今日性とともに、その著作の至るところで明示的に語られつつも、しかしその内実を見通すことの困難であった全面的カタストローフ以後の世界に現れるもの、彼によってユートピアとも無人地帯とも呼ばれた場所、希望の地でありまた絶望の果てに現れる不毛の風景でもあったものを新たに見出そうとする試みである。
序論
第1章 「人間性」と「野蛮」の弁証法ーーアドルノのイフィゲーニエ論を手がかりに
第2章 カテゴリーと媒介過程ーーベートーベンにおけるカントとヘーゲル
第3章 ざわめきとしての主観ーーアドルノのアイヒェンドルフ論に寄せて
第4章 市民社会の幻影ーーワーグナーとファンタスマゴリーの技術
第5章 ベンヤミンのイメージ論ーークラーゲスとシュルレアリスムのあいだで
第6章 ベンヤミンのシュルレアリスム論ーー「内面性」の崩壊とイメージ空間の出現
第7章 アドルノのベケット論ーー市民社会論的解読の試み
補章1 ドイツ啓蒙主義における「道徳性」と「美的なもの」
ーーレッシング『ハンブルク演劇論』74篇ー79篇を手がかりとして
補章2 同情と啓蒙ーーレッシングと批判理論における一致と差異