◆初版から25年。膠原病診療の王道を示し、圧倒的支持を受けるロングセラーの5年ぶりの改訂です!
◆今版では、特に関節リウマチの項目を大幅に追記したほか、その他の項目でも旧版以降の文献を踏まえてアップデート! 最新・最先端の知見を踏まえた実践的治療のノウハウを余すところなく記述しました。
◆病態の推移に対応し、的確な治療を選択していく上でポイントとなる事項を網羅しつつ、きわめて簡潔にまとめています。膠原病以外の疾患との鑑別にも意を尽くした内容で、内科書としても一級品です。
●研修医、非専門医に向けて消化器診療のイロハをやさしく教えます!
●症状、疾患、薬剤の3章構成で、臨床で必要な要点をしっかりカバー
●全ページ箇条書き・読み切り型だから、必要な情報がサッとわかる
●特に薬の使い方が詳しく解説されているので薬剤師にもピッタリ
診療科を問わず、消化器症状に出くわす機会は多いもの。専門医がどんなロジックで診療にあたっているのか、実臨床で使える知識をわかりやすく伝える本書は、研修医や非専門医、さらに消化器病棟を担当する薬剤師・看護師にとって役立つポイントが満載です。自信をもって消化器診療にあたれるようになるための、1冊目の教科書です。
第1章 症状編
1 腹痛
2 胸やけ
3 下痢・便秘
4 吐血・下血
5 悪心・嘔吐
6 腹部膨満
7 黄疸
第2章 疾患・病態編
1 消化性潰瘍
2 急性胃炎
3 H. pylori感染症
4 胃食道逆流症(GERD)
5 機能性ディスペプシア(FD)
6 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、Crohn病)
7 感染性胃腸炎
8 B型肝炎
9 C型肝炎
10 肝性脳症
11 腹水
12 非アルコール性脂肪肝炎(NASH)
13 胆石症
14 急性膵炎
第3章 薬剤編
1 消化性潰瘍治療薬
2 H. pylori除菌薬
3 胃腸機能改善薬
4 5-アミノサリチル酸(5-ASA)製剤
5 免疫抑制薬
6 TNF-α阻害薬
7 核酸アナログ製剤
8 直接作用型抗ウイルス薬(DAA)
9 タンパク分解酵素阻害薬
10 制吐薬
11 便秘治療薬
今こそ性の学びをすべての人へ
子ども・青年・学生はもとより、大人・市民の間からも性について学習する機会を求める声が切実に上がっています。2016年に本書を発刊してから、「LGBT(性的マイノリティ)」への社会・学校等せの周知がすすみ、性の多様性のとらえ方が大きく変化しました。この変化を、私たちは性自認や性的指向のちがいを超えた「ジェンダー・セクシュアリティの平等」という観点から、「人間の性をどう見るか」という新しい人間観につながる課題として受け止め、刑法や法律の改定、最新のデータを取り入れ、この改訂新版を編みました。次の時代を生きる人びとへのメッセージの意味も込めて本書を刊行いたします。(著者一同)
獣医繁殖学者が科学と想像力で読み解く人と動物の性の真実と不思議。老いも若きも呼び覚ませ!人間本来の「性活力」。
時間がない研修医のために。抗菌薬と感染症の要点がすぐわかる。
『レビューブック』と『クエスチョン・バンク』に対応。呼吸器の解剖生理からCOPDを理解できる!関節リウマチやSLEの大事なポイントがわかる。国試によく出る内容や必修問題として出題されるテーマを中心にストーリーを構成。
待望の第2弾!小児薬物療法研究会ML(メーリングリスト)がまたお答え!みんなで解決!
整形外科看護の基礎となる必須疾患・病態を部位別に網羅。原因とメカニズム、症状、検査・診断、治療法まで流れにそって、わかりやすく解説しました。写真やイラストも豊富に掲載しています。患者への対処のポイントや説明方法、医師からのアドバイスなど、役立つ情報も満載です。
巻頭口絵 ナースが知っておきたい運動器の機能解剖
第1章 整形外科疾患の診断とケア
第2章 外傷性疾患とケア
第3章 脊椎・脊髄疾患とケア
第4章 肩甲帯・肩疾患とケア
第5章 肘疾患とケア
第6章 手関節・手疾患とケア
第7章 骨盤・股関節疾患とケア
第8章 膝疾患とケア
第9章 足関節・即疾患とケア
第10章 神経・筋疾患とケア
第11章 循環障害・脈管疾患とケア
第12章 退行性・代謝性疾患とケア
第13章 整形外科的感染症とケア
第14章 リウマチ性疾患・類縁疾患とケア
第15章 骨・軟部腫瘍、腫瘍類似疾患とケア
第16章 小児の整形外科疾患とケア
第17章 周術期のケア
第18章 整形外科特有のケア
日本社会における喫緊の課題である多文化共生をめぐり、ナラティブ分析というミクロアプローチから、言語教育政策や公共政策への提言といったマクロアプローチまで、分野を超えて多層的に考察する。ポストコロナの日本社会において、何を変えるべきなのか、誰が変わるべきなのか、越境者との共存や多様性をあらためて問い直す。
執筆者:岩田一成、大石尚子、岡本能里子、片岡邦好、木村護郎クリストフ、Astha TULADHAR、村田和代、山口征孝、吉田悦子、Julian CHAPPLE、Magda BOLZONI
はじめに
第1章 ネパール人が選ぶ留学先としての日本ー渡日前後の質問紙調査から探る
吉田悦子・Astha TULADHAR
第2章 移動する子どもの「語り」から見る受け入れ側の課題ー多文化に拓かれた「選ばれる国ニッポン」を目指して
岡本能里子
第3章 長期在留カナダ人から見た日本社会ー高度人材移民とのインタビューからの考察
山口征孝
第4章 マルチチュードとしての多文化共生社会ーイタリアに暮らす日本人女性たちのライフストーリーを通じて
大石尚子
第5章 職場談話研究から人材育成への貢献ーニュージーランドにおける実践紹介
村田和代
第6章 教育現場における「やさしい日本語」の可能性ー子どもたちにとって難しい科目は何か
岩田一成
第7章 日本社会を開く妨げとしての英語偏重
木村護郎クリストフ
第8章 共生と「スケール」-新型コロナ感染症と「ばい菌」言説
片岡邦好
第9章 日本語概要 境界を越える、別々に暮らす?-日本の都市における多様性と多文化主義
マグダ・ボルゾーニ
Chapter 9 Crossing the Border, Living Apart?: Diversity and Multiculturalism in Japanese Cities
Magda BOLZONI
第10章 日本語概要 多様性とインクルージョンか、多様性の排除かー日本が進むべき方向とは
ジュリアン・チャプル
Chapter 10 Diversity and Inclusion or Excluding Diversity: Which Way Forward for Japan?
Julian CHAPPLE
索引
執筆者紹介
2015年9月の国連総会で決定した持続可能な開発目標(SDGs)は、ミレニアム開発目標(MDGs)に代わる国際開発目標として、2030年の世界のあり方を導こうというものであり、本書はSDGsに関する概説書である。従来型の開発パターンから、グローバルガバナンスの変革を促すために必要なことは何か。特徴や内容紹介のほか、扱う課題などを分かりやすく解説する。
多岐にわたる疾患について,最新のガイドライン・診断基準・重症度分類に準拠し必要な知識を1冊で!
日常診療で役立つ,各疾患の基本的事項,診断基準使用のコツ,臨床亜型,今後の課題を考えるうえで役に立つ診断基準の問題点をわかりやすく解説適切な診断と治療のための必須知識をまとめた診察室に常備したいマニュアル.
どうする?! 日本を跋扈する外来種問題
近年、外来種が問題になっています。外来種とは、人間の活動によってほかの地域(特に外国)から入ってきた生物のこと。よく知られているものが、食用として輸入したウシガエルと、その餌として輸入したアメリカザリガニ。ともに、日本中で見られます。現在では、農作物や家畜、ペットとして輸入されたものが逃げ出したり放されたり、流通の過程で海外から入ってきたりしています。それが日本に定着して分布を広げ、在来種を食べてしまうなどして生態系が壊され、在来種が交雑してしまい在来種の遺伝子の独自性がなくなることが多々報告されています。外来種が凶暴・有毒であると、人間に被害が及ぶ可能性もあります。特にそのリスクが高い生物を「特定外来生物」に指定して、法律で取り締まっていますが、一度自然界に広がった外来種を根絶することは難しいのです。本書は、インターネットニュースサイト「THE PAGE」に連載され、好評を博している記事をまとめるものです。著者は国立環境研究所・侵入生物研究チームの五箇公一博士です。外来種の侵入の経緯やそのリスク、対処法についてわかりやすく解説していて、日本の自然や生物について考えさせられる1冊です。
プロローグ:外来種とは?
「セアカゴケグモが増えた夏 そして忘れ去られた夏」
「人間の役に立つはずが、害虫扱い! 憐れなセイヨウオオマルハナバチ」
「世界遺産 小笠原諸島の固有生物を食い尽くすグリーンアノールとは?」
「マングースはハブと闘わない 有害外来生物をつくり出した学者の責任」
「SF映画が現実になったキラービー 人間がつくり出した殺人ミツバチとは」
「獰猛で狂犬病リスクをもつアライグマ かわいく描かれすぎらラスカルの功罪」
「水辺のカメ ほとんどすべてが外来種 ブーム後の無責任放逐が生んだ結果」
「アリゲーター・ガー、ピラニアなども生息 外来種の宝庫と化す多摩川」
1994年の初版以来、長きにわたり世界的に読まれてきたテキストの最新版。新型コロナの第二波・第三波に備えて現在もっとも読まれるべき一冊。著者はスウェーデンの「集団免疫戦略」をリードする専門家会議のメンバー。
第1部 感染症疫学への序
第1章 感染症の疫学ーーがんの疫学や循環器の疫学と何が違うのか
第2章 感染症疫学を学ぶための第一歩ーー定義
第2部 疫学の基礎
第3章 記述疫学ーー全ての疫学の始まり
第4章 リスクと相対リスクおよび発症率
第5章 ケース・コントロール研究ーー交絡について
第6章 コホート研究ーー偏りについて
第7章 感染症の臨床疫学ーー感度・特異度・分類間違い
第8章 多変量解析と交互作用
第9章 生存解析
第10章 感染症の数学モデル
第3部 感染症疫学への応用
第11章 アウトブレイクの発見と解析
第12章 感染症監視システム
第13章 「感染する」ということを計測する
第14章 感染症の自然史について
第15章 血清疫学
第16章 感染症と人々の暮らし、行動
第17章 ある疾病が感染症か否か、どうすればわかるのだろう
第18章 ワクチンの疫学
第19章 サブタイピングの使用