口腔内の細菌が誤嚥性肺炎の原因となり、さらには全身を巡ることでさまざまな疾患を引き起こすことが知られている。80歳で20本の歯が残る者が半数を超えたとされる時代において、口腔内の細菌からなるデンタルプラークにどう立ち向かうか。口腔と細菌、さらには全身疾患との関係を解き明かし、8020運動や歯科の「次の役割」を示す、大好評『史上最大の暗殺軍団デンタルプラーク』の続編!
三井記念病院と日赤医療センターの腎臓内科が総力を挙げて編集!頻度や緊急度の高い病態や疾患を中心に、症候・検査値の解釈、初期対応を素早く参照できます。「チェックリスト」では必要な初期対応・初期検査項目を推奨度とともにまとめました。エビデンスを尊重しつつも“現場”での使い勝手を重視した外来・病棟ですぐに役立つ1冊!
見慣れない疾患と戦うための最強の武器は正しい情報!サル痘について基本的知識から、鑑別の注意点、今回の流行の特徴まで網羅。鑑別診断の鍵となる性感染症の診療原則についても解説。この1冊で必要な情報をすべて学べる超実用的マニュアル!
平成22年4月の厚労省通知により,医療スタッフの協働・連帯によるチーム医療推進の一環として,「画像診断における読影の補助を行うこと」「放射線検査等に関する説明・相談を行うこと」が改めて診療放射線技師に求められることになった。
本書はその趣旨を生かすために,読影能力向上のためのテキストとして編纂。整形外科領域に不可欠な骨・軟部画像を中心に,各モダリティにおける読影の基礎,臨床事例,読影問題の三部構成とした。
1.読影の基礎
1-1 骨折の発生機序
1-2 X線画像の読影方法
1-3 CT画像の読影方法
1-4 MRI画像の読影方法
1-5 核医学画像の読影方法
1-6 DR・IVRの読影方法
1-7 AO分類
2.臨床事例(75症例)
2-1 外傷
2-2 スポーツ障害・外傷
2-3 退行性疾患
2-4 小児股関節
2-5 感染症
2-6 先天性・代謝性・壊死性疾患
2-7 腫瘍・腫瘍類似疾患
2-8 Don?t Touch Lesion
3.読影問題
(13問)
心エコーで必要となる操作法、読影法、評価法などについて、コラムやメモなどを多用して解説したガイドブック。
救命の鍵を握る判断力を磨いて、敗血症に強くなる!
各年の神経学分野の進歩をいち早く伝える伝統の人気書籍、「Annual Review神経」の最新刊!日々目まぐるしく発展する神経学の、“いま”と“これから”を示す羅針盤が今年も登場!「glymphatic system」「抗血栓療法中の高齢者頭部外傷」などの最新の知見や臨床で直面する問題を新進気鋭の執筆陣がレビュー。
”何か、おかしい。ひょっとしたら”、最初に接した臨床医のその疑いが出発点に
デング熱、MERS、鳥インフルエンザ…、人類を襲う輸入感染症や新興・再興感染症。
いつなんどき遭遇するかもしれない可能性がある、70疾患に対峙するための最新プロファイル集。
医療関係者はもちろん、感染症対策に立ち向かう全てのプロフェッショナルの一助に。
◆プロファイルの特長
・病原体、致死率、感染力、感染経路、症状など、感染症の病原体を探索するための「生きた疫学情報」
・ヒトとの遭遇、日本で確認された症例の臨床経過も示し、「サインを見落とさない診断ポイント」解説
・確定診断後の適切な治療、的確な予防のために必要な「予防策の基本と日進月歩の治療法」
<主な内容>
焦点◆韓国で拡大したMERSのその後/デング熱は2度目が恐ろしい/エボラ熱襲来への備えは万全か
解説◆医療関係者のためのワクチンガイドライン/感染症法の類型で異なる行政措置の範囲
疾患◆デング熱/チクングニア熱/ウエストナイル熱/ MERS(中東呼吸器症候群)/ SARS(重症急性呼吸器症候群)/SFTS(重症熱性血小板減少症候群)/ハンタウイルス肺症候群/麻疹/ラッサ熱/黄熱/狂犬病/鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9)/多剤耐性アシネトバクター/多剤耐性緑膿菌感染症/炭疽/腸チフス/レジオネラ菌/つつが虫病/睡眠病/梅毒/ほか、全70疾患
ICUで必ず押さえておきたい4つの人工呼吸管理症例(肺炎・敗血症性ショック、ARDS、COPD、術後呼吸不全)に沿って、医師、看護師、臨床工学技士、理学療法士、薬剤師が、何を見るか、どう動くかを徹底解説。Dr.讃井の集中治療哲学が随所にあふれる一冊!
薬の作用と体の変化/薬の効き方
複数の慢性疾患を抱えた高齢者が救急受診したら、何をチェックすれば見落としを防げるのか、本書が指針を示します。
救急部を受診した高齢患者に対して、いかに適切な診療を行うか、勘所を簡潔にまとめました。若年者と違って、複数の基礎疾患を抱え、多数の薬剤を処方されている患者へ対処する要点と必要なスキルを指摘します。今救急受診した理由は何か、認知機能が衰えている患者の病歴をどうやって確認するか、診察で抑えるべきポイントはどこか、必要で最小限の検査をどうやって選択するか、検査結果の落とし穴はどこか、高齢者に多い疾患の具体的な治療をどうするか、ICUに移す判断は何を基準にするか、救命処置はどこまで行うか、退院は何を元に判定するか、退院後の引き継ぎや治療の継続を成功させる準備は何か、再入院や死亡を減らすポイントはどこか、などについて解説します。
はじめに
1 章 高齢者救急医学の序論
2 章 高齢者救急医学での評価と管理の要点
3 章 高齢者救急医学の特別なスキル
4 章 脆弱な成人と高齢者虐待
5 章 胸痛と心房細動
6 章 呼吸困難
7 章 感染症と敗血症
8 章 転倒と不動
9 章 失神
10 章 めまい
11 章 重大な外傷
12 章 骨折と背部痛
13 章 皮膚外傷
14 章 頭部外傷
15 章 腹部救急疾患
16 章 糖尿病と環境の救急疾患
17 章 急性腎障害と代謝性救急疾患
18 章 せん妄
19 章 脳卒中とTIA
ER型救急医による高齢者救急診療の指南書!!好評本『ERのTips』(2016年3月発刊)では取り上げなかった、ER特有の思考戦略についてまとめるシリーズ本の第1弾!豊富なエビデンスと臨床経験が導く、基礎からディープなレベルまでを身につけたい研修医・内科当直医へ。
超高齢社会を迎えているわが国では,慢性期医療のニーズは高まるばかりである。しかしながら,実際はほとんどの医師が急性期病院で卒後研修を行うため,慢性期医療に詳しい医師は非常に少ない。この状況を打破するべく,慢性期病院として全国に27病院を傘下にもつ平成医療福祉グループのノウハウを詰め込み,慢性期医療のすべてを網羅した教科書として刊行するのが本書である。
急性期病院では完治を目指して検査や治療を行うが,慢性期病院では高齢患者に対する栄養管理,QOLの保持,合併症の対応などが行われる。また,高齢者特有の感染症や認知症などについての知識も要求される。実際の慢性期医療現場で要求されるのは,既存の教科書にあるような老年医療の理論ではなく,より実践的なノウハウである。
「診療」「リハビリテーション」「看護,介護」「薬剤」「栄養」まで,慢性期医療のすべてをこの1冊でマスターしてほしい。
大好評の「よくわかる脳MRI」が8年ぶりに全面改訂! 新WHO分類を反映させ、豊富な内容と美しい画像・シェーマ、充実の解説でさらにグレードアップした。脳のMR画像が見たい時、疾患が知りたい時に“よくわかる”1冊。
直感的に理解できるよう豊富なイラストを使って、難解と思われがちな病理学をわかりやすく解説。総論では病気の基本概念を理解し、各論を通じてより深く総論を理解できるように配慮。Nursing Eye(看護の視点)で臨床との関連をフォローした。
はじめに…3
病理学総論
1、 病理学入門…12
2、 先天異常…14
3、 代謝障害…26
4、 進行性病変…42
5、 循環障害…48
6、 炎症…60
7、 免疫病理と感染症…66
8、 腫瘍…80
病理学各論
1、 循環器疾患…100
2、 血液・リンパ系臓器疾患…124
3、 呼吸器疾患…134
4、 消化器疾患…152
5、 泌尿器疾患…186
6、 男性生殖器疾患…198
7、 女性生殖器および乳腺疾患…202
8、 内分泌疾患…216
9、 運動器疾患…226
10、 皮膚疾患…236
11、 神経疾患…240
病理解剖と病理検査…252
参考文献…254
索引…255