なぜ人は旅をするようになったのか。それにつれて日本の宿はどのように発達してきたのか。宿の起こりから、庶民の宿・商人宿・流人の宿・信者の宿・本陣・旅籠・温泉宿・駅前旅館、さらにはホテル・下宿・寄宿舎まで、それぞれの宿が持つ機能や果たしてきた役割を説き、古代から現代までの旅のすがたと、日本の宿の歴史をこの一冊に描く。
江戸時代初期に活躍した俵屋宗達のユーモラスで個性的な絵、江戸中期に人気を集めた尾形光琳の大胆で力強い絵、そして、江戸後期に脚光をあびた酒井抱一のやさしく細やかな絵、琳派を代表する三人の絵師たち。それぞれに工夫をこらした画風がこの一冊で堪能できます。子ども〜おとなまで。
デビュー35周年記念の2枚組アルバム。かのビートルズにならって、“赤盤”と“青盤”が登場。「魔法の黄色い靴」「心の旅」「サボテンの花」……名曲の数々がもれなく収録された、永久保存盤といえる内容だ。
最高の音で楽しむために!
日本のレコード売上げ史上空前のヒットを記録した『氷の世界』に続く、1974年10月発表のLA録音アルバム。本人と安田裕美のギターを除いて、すべてLAのミュージシャンが演奏している。
日産CMソングとしてオンエアされた「道草」を収録した1976年発表作品。前半はオリジナル、後半は他ミュージシャンへの提供曲とLPの収録内容を忠実に再現。
水が“硬い”“軟らかい”ってどんな意味?海洋深層水とアルカリイオン水、どこが違う?世界18カ国247種の優良水を厳選。
日本でもゴッホと並ぶ人気を持つ十七世紀オランダの画家、ヨハネス・フェルメール。その作品は世界中でわずか三十数点である。その数の少なさ故に、欧米各都市の美術館に散在するフェルメール全作品を訪ねる至福の旅が成立する。しかもフェルメールは、年齢・性別を超えて広く受け入れられる魅力をたたえながら、一方で贋作騒動、盗難劇、ナチスの略奪の過去など、知的好奇心を強くそそる背景を持つ。『盗まれたフェルメール』の著者でニューヨーク在住のジャーナリストが、全点踏破の野望を抱いて旅に出る。
東山魁夷の絵と川端康成の小説で綴る美しい京都絵巻。東山はどこを描き川端はどこを書いたのか。作品を楽しみながら情緒豊かな京都を巡る新しいガイドブック。
2006年11月に8年ぶり5度目の来日公演を行なったU2のベスト・アルバム。バンドの25年間の歴史をまとめるには無理があるけれど、ベストな曲が多く入っているのでいいんじゃないかと思う。グリーン・デイと共演した(18)など、興味深い2曲の新曲も収録。
エキゾチックで香り高く、微妙で刺激的はるか昔から人々を魅了してきたスパイスのコンプリートガイドブック。
注目を集める作曲家の1人といえる木下牧子。彼女が作曲した無伴奏合唱曲の数々を、浪速の鬼才、当間修一の指揮する大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団の感動的な名唱で味わう。
異界の住人や不死の魔物を使って大陸支配を目論む“沼地の魔女”に仕える召使い。異界から召喚された死霊(レイス)で、魔女に服従の魔法をかけられている。しかし本人はこき使われていることに対して不平も言わず、ただただ健気にご奉仕に励んでいる。死霊といってもアイリの肉体はいわゆる霊体ではなく、この世で完全に実体化している。服だけはアイリの思念が生み出すイメージであり実体ではないが、普通の者の目には実体であるかのように映る。アイリは生者の精気を吸収し続けないとこの世に留まることができない。生き物の身体に直接触れることで、精気を吸い取ることができる。手下の“低級霊ブラザーズ”を絡みつかせて犠牲者を動けなくした後、恐怖を味合わせながら吸い取る精気が特に美味らしい。魔女は手っ取り早く大陸を支配するために、クイーンズブレイドに軍団の精鋭を送り込んだ。美女の精気を好物とするアイリは、大喜びで御主人様のためにご奉仕するのであった。
イタリアの丘や村や町の風景に、イエスの生涯、さまざまな名画、物語などが隠されています。巻末に作者が解説をつけました。