米兵の防波堤となった女たち。夜の蝶。ポン引き。アジアの色町を股にかけた末にガード下に立った女。ブルーフィルム屋一代、SM稼業ご一同、スワッピング稼業の方々、特殊浴場の方々…昭和の色の道ご商売人たちの話を、稀代の聞き手・小沢昭一が、平身低頭しつつ微に入り細をうがって聞き出し、同行した永六輔がまとめた。上巻は「色の道商売往来」。その道のプロの話の、深さよ。
中国はいま、温泉が大ブーム。中国に温泉だって?と思われるかもしれませんが、中国は歴史的な温泉大国なのです。長年にわたって綿密な取材を続けてきた著者が、知られざる伝統的温泉世界の謎に迫ります。
観光地も「格差社会」になっている。宿の予約が取れないほど賑わう観光地と宿泊料金をダンピングしても閑古鳥の鳴く観光地。なぜ、そうなったのか。ホテル・旅館経営者、町興しに苦労する自治体関係者そして旅行代理店や旅好きなあなたに贈る一冊。
「オリジナル全国湯けむりかるた」の創作コンテストに応募した志垣警部と和久井刑事。なんと結果は見事優勝。その記念に招待されたのは、群馬の名湯・伊香保温泉。そこで遭遇したのは、石段街で起きた観光客の転落死。単純な事故かと思える出来事だったが、同行の男が失踪。現場には「い」ではじまる『かるた』の絵札が一枚と、「殺人は、これで終わりではない」のメッセージ。そこには巧妙な心理トリックが仕掛けられていた!いろはにほへと殺人事件?伊香保石段街の転落死は連続殺人の幕開けか。
なぜ勝てたのか!?-ナポレオンが愛人マリー・ヴァレフスカに語った、その生き方-辛い現実に直面した時には。未来を勝ち取るには。決断をしなければならない時には、ナポレオンのとった方法とは…。物語を彩る英雄ナポレオンの経験から紡ぎ出された、人生の道標ともなる箴言の数々。
温泉ジャーナリスト・野口悦男は40年の歳月をかけて、全国3292カ所の温泉地、述べ8000軒の温泉宿をめぐり、後世に残すべき「温泉遺産」の価値観をもつに至った。そこで、野口悦男が中心となって「日本温泉遺産を守る会」が温泉を愛する有志と共に発足した。そして日本全国に約1万9千軒の温泉施設がある中で「温泉遺産」の定義に基づく湯宿を800軒ほど認定した。そこからさらに厳選した100軒をまとめて紹介する。
忍者学校のむかしの友だちに会いに長野県の渋温泉に出かけたサノスケじいさんと、一郎太は、500年前の世界にきてしまいました。そこで、殿様にいじめられている若者とお姫様をたすけるために、大奮闘。
幸田露伴が問い、川端康成が追究した「温泉文学」とは何か?夏目漱石、宮澤賢治、志賀直哉…名作には、なぜか温泉地が欠かせない。立ちのぼる湯煙の中に、情愛と別離、偏執と宿意、土俗と自然、生命と無常がにじむ。本をたずさえ、汽車を乗り継ぎ、名湯に首までつかりながら、文豪たちの創作の源泉をさぐる異色の紀行評論。
温泉嫌いのぼくが、温泉に取り憑かれた!いったい、著者に何が起こったのか?しかも一温泉一作品、大作を24点も描いてしまった!絵画作品とエッセイで綴る24の温泉ファンタジー。
安い、長く泊まれる、体に良い!自ら入って厳選した名湯77カ所を紹介。
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