昭和期日本の住宅学を切り拓いた住宅学者、西山夘三(1911-1994)が、戦後二度にわたり、端島を訪問調査し、カラーを含む住宅と生活の写真を数多く撮影していたことはほとんど知られていない。本書は、それら未公開写真を中心に、当時の調査レポートや資料を加え編集し、活気ある軍艦島の生活を誌上で再現。世界にも類を見ない、高密・高層炭鉱住宅群を、日常のくらしを見据えた視線で捉えた、貴重なビジュアル・ブック。
序・西山夘三と軍艦島(松本滋)
第一部・写真編
端島全景
桟橋
岸壁
生産施設
端島銀座と山の道
住宅
・30号棟(グラバーハウス)
・16-20号棟(日給社宅)
・65号棟(報国寮)
・その他のRC住宅
・その他の木造住宅
・住宅間取りの階層構成[1970]
さまざまな生活施設
軍艦島建物配置図ー1952年頃/1970年頃ー
軍艦島主要建築物リスト
第二部・調査レポート編
西山夘三、扇田信「軍艦島の生活ー長崎港外、三菱端島炭礦の見学記」【初出、『住宅研究』1954年3月号】
片寄俊秀「軍艦島の生活環境(その1、2、3)」【初出。『住宅』1974年5,6,7月号】
片寄俊秀「付記・厳しかった端島(軍艦島)の調査」【本書のための書き下ろし】
あとがき
狭いほうが、お金もかからず、楽しい!大切なのは“大きな深呼吸”をさせてくれる部屋づくり!日・仏両国籍を持つパリジェンヌの「素敵生活」のすすめ・第4弾。
異世界に召喚された少年・スバルが、死して時間を巻き戻す能力「死に戻り」で絶望の運命から未来を拓く! 第一章を手がけるマツセダイチ執筆による、人気シリーズ三章の第2巻!
戦後日本において、活躍する〈農村女性〉は民主化による女性解放のモデルともされてきた。しかし、女性がよりよく生きられることをめざすとりくみを、「抑圧から解放され、活躍へ」という「エンパワーメントの物語」としてのみ語ることは、女性の抑圧の構造的要因を温存しながら、そこから目を背けさせてきたのではないだろうか。本書は、1950年代から60年代の農村女性政策を、活躍する〈農村女性〉がつくられる過程ととらえ、グローバルな問題にも位置づけつつ、それが何を不可視化してきたのかを問う。
はじめに
第一章 つくられる〈農村女性〉
第二章 エンパワーメントの対象としての〈農村女性〉の発見
第三章 生活改良普及員によるエンパワーメントの実践
第四章 エンパワーメントされた〈農村女性〉として書く
第五章 地域社会における〈農村女性〉の構築ーー京都府旧久美浜町を事例にーー
終 章 〈農村女性〉のつくられ方
補 論 〈農村女性〉から「農業女子」へ?
新規物件を加えvol.1とvol.2合本復刊!古い家好きにはたまらない永久保存版。
中学生向けに忙しくても結果が出せる勉強のしかたをオールカラーで解説。中学生活で大事なことややる気の出し方、時間の使い方から、授業時間をムダにしないコツ、ノートの取り方や問題集の解き方、教科別の中間・期末対策、高校入試のしくみまで、中学生が知っておきたい勉強のノウハウを網羅しました。
序 章 中学校ってどんなところ? -中学生活をイメージしようー
第1章 勉強はどうして必要なの? -やる気が出る考え方ー
第2章 時間を上手に使って中学生活を充実させよう -時間の有効活用法ー
第3章 勉強ってどうやってやればいい? -結果の出る勉強のやり方ー
第4章 中間・期末テストを攻略! -点数をグンと伸ばす教科別勉強法ー
第5章 高校入試のしくみを知ろう -内申から高校選び、入試までー
登下校の時、おうちで留守番の時……。子どもがひとりでいるときに地震がきたらどうする? そもそもの地しんの仕組みや対策から、家族で決めておくべきこと、いざという時に役立つサバイバル知識など、子どもが知っておくべきことを分かりやすく解説。「ひとりのとき」どうすればいいかが理解できるようになります。
また、取材協力には大人気防災アドバイザー・国崎信江、防災体験学習施設『そなエリア東京』のほか、警視庁警備部災害対策が発信している災害時のポイントやサバイバル工作などを、子ども向けに再編集して掲載。『防災グッズ大賞』アイデア賞を受賞した商品から作られた、水に濡れても文字が滲まず破れない「スーパー防災メモ」1枚がついているほか、家族で話し合うべきことが一目でわかって書き込める、プリントして使える『我が家の防災シート』の専用ダウンロードQRコードつき!
プロローグ〜今地しんが起こったら、あなたは大じょう夫?〜
1章 地しんについて知ろう
地しんが起こる仕組み
過去に起こった地しんを知ろう
これから起こるかもしれない地しんとは
2章 地しんが起こる前にすること
日ごろから意識しよう
家族と確認しておこう
部屋の安全対策をしよう
非常用持ち出しぶくろを用意しよう
3章 地しんが起こったときはこうしよう
地しん発生! まず必要な行動は?
家にいたらどうする?
家にいない時はどうする?
4章 地しんが収まったらこうしよう
地しんの後はどうする?
家族と無事に会うために
火事が起こったら
つ波や土砂災害をさけるために
これは NG! やっちゃダメなこと(家の外)
5章 地しんの後のひ難の仕方
ひ難の流れを知ろう
エピローグ〜地しんの後を生きる〜
気持ちよく過ごすヒント
これは NG! やっちゃダメなこと(家の中)
自分の家で暮らすときは
ひ難所で暮らすときは
ペットを連れてひ難する
コラム やってみよう! 簡単工作 from 災害対策課 X
巻末 作ってみよう いざという時に役立つよ!
わが家の防災シート
折れば器にもなる防災メモ
折れば器にもなる防災メモの折り方・使い方
この本に登場する「災害対策課 X」について
保護者の方へ
奥付・参考資料一覧
正しい行いができる立派な人物に育つ
大好評『ドラえもん はじめての論語』に続く待望の続編“君子編”の登場です。
子どもが手に取りやすい「ドラえもん版」として、イラストで分かりやすく、新テーマ「君子」を中心に、「仁」「学び」「志」などのジャンルで覚えやすく構成し、論語を通して道徳学習ができます。
孔子の言葉全40を網羅し、他にも特別書き下ろし漫画、豊富なコラムなど、論語に親しみ、理解を深めるための工夫が満載。
これからはじめて「論語」を学びたい、学ばせたいという方はもちろん、「論語」を自発的に学ぼうとする子ども、“もっと論語を学ばせたい”という教育熱心で意識の高い親御さんのニーズに応える一冊です。
本文すべてにふりがな付きで、小学一年生から、お子さんひとりでも、はじめてでも楽しく学べます。
小学校低学年向きのオールカラーのドラえもん論語入門書です。
ママが、がんになった。大好きなバレッタもつかえない。-子育て世代のがん患者コミュニティ“キャンサーペアレンツ”から生まれた絵本、第一弾。
100社連続不採用、貯金ゼロ。ホームレスになるかもしれない…。現役の生活保護受給女子による貧困のリアルと、サバイバル術。人気イラストレーター小山健の4コマ漫画を収録。
娘から電話がかかってきたー。杉並中央署生活安全課「何でも相談室」通称0係に行方不明の女子高生・真紀の母親が訪ねてきた。早速、0係の冬彦と高虎が真紀の足取りを辿ると、父親との軋轢が浮上、さらに親友・紀香と晴美が何かを隠していると気づく。そんな中、大金を盗まれた相談者の孫が晴美だということが判明、金の問題も絡まって…。待望のシリーズ第六弾!
文科系,理系を問わず幅広い学生を対象に「物質について学ぶ面白さ」を伝えるテキスト.読者の興味を喚起する巧みな章立て,興味深いコラムなど,さまざまな面での教育的配慮が行き届く.
序章:物質の誕生と物質研究の歴史
[I]身の回りの物質とその振る舞い
1章 水ーー身近かで不思議な物質 /2章 界面活性剤 /3章 コロイド /4章 金属 /5章 宝石とレーザー /6章 セラミックスとアモルファス物質 /7章 高分子
[II]生命を支える物質
8章 簡単な有機化合物 /9章 脂質 /10章 糖類 /11章 アミノ酸とタンパク質 /12章 核酸とATP
[III]環境と物質
13章 大気汚染と酸性雨 /14章 オゾン層の破壊と地球の温暖化 /15章 水質と土壌の汚染 /16章 エネルギー問題と環境 /17章 科学・技術への期待
コラム
復氷現象 /ダイヤモンド半導体 /セラミックエンジン /コピーの原理 /分解性プラスチック /飲酒と酔い /立体異性体と味 /人工甘味料 /コールドパーマ /酵素的褐変ーー紅茶と緑茶 /発酵と腐敗 /温室効果ガス /他
楽しい!ヘルシー!エコ!自転車人気が高まる北米エリアから最先端の自転車の楽しみ方お届けします。
中世英国の農村、村人たちの日常生活とは? 14世紀前後のイギリス東部の農村、エルトン。村人たちはどんな生活をしていたのか。領主と農民、教会の役割、農作業の実際など中世農村の姿を立体的に描き出す。
プロローグ エルトン
第1章 農村の誕生
第2章 エルトン誕生
第3章 領主
第4章 村人たちーーその顔ぶれ
第5章 村人たちーーその生活
第6章 結婚と家族
第7章 働く農村
第8章 教区
第9章 村の司法
第10章 過ぎゆく中世
幼児期に知っておきたい知識、判断力を育てます。
自分で考え、判断し、表現する力が育つ七田式知力ドリル
●表現力・自立心
●右脳と左脳の能力
●言葉の能力
●基本的な文字の力
●想像力・創造力
●基本的な数字の力
右脳と左脳をバランス良く使える子に!
言葉で理解し、論理的思考をする左脳の能力にたいして右脳は直感的でイメージを媒体とし、想像力・記憶・音楽・語学などで優秀な働きをします。
両方の脳を使うことで無限の可能性を引き出すことができます。
『見て・ほめて終わる』までがドリルです。
ドリルが終わったら、たくさんたくさんお子さまを褒めてあげてください。
がんばったごほうびにスタンプを押してあげたり花まるを書いてあげたりするとお子さまも、にこにこ笑顔になります。
また、最後までできた!という達成感をえることで次への取り組みと意欲へと繋がります。
「認めて、ほめて、愛して、育てる」
「右脳と左脳、バランスよく使える子に」
・言葉で理解し、理論的に思考する左脳の能力に 対して、右脳は直感的でイメージを媒介とし、創造性、記憶、音楽、語学などで優秀な働きをします。
両方の脳を使うことで、無限の可能性を引き出すことができるのです。
「七田式ドリルを使う上で、5つのポイント」
1.短所を見ないで長所、才能を見ましょう!
「コレができない、ココがかけている」という
イライラは禁物。子供の個性だと見方を変え
長所をほめてあげましょう。
2.今、完全にできていなくても、あたたかく見守りましょう!
今できないことも、ある日、突然にできるもの。
「ここまでよくできたね」と、今できることを
ほめてあげましょう。
3.ほかの子供と比べるのはやめましょう!
比較してしまうと、厳しい言葉が出やすくなり、
信頼を失います。
お子様のペースに合わせて、自発的にやりたく
なるように導きます。
4.学力第一に考えるのはやめましょう!
右脳教育は知識を教え込むことではありません。
心が豊かになり、右脳が開くことが重要です。
右脳が開くと、自然に正解に導かれるように
なります。
5.子供のあるがままを受け入れましょう!
子供は周囲の言葉を通して、自意識を作っていきます。
「○○ちゃんがいてくれるだけで幸せよ」と
子供に語りかけましょう。
・サイズ:B5判
・47ページ(解答ページを含む)全ページカラー
長年子育て指導に携わっている心理学博士が、現代日本に混在する「農村型」と「都市型」2つの育児スタイルを分析。それぞれのスタイルから「いいとこどり」をして、各家庭の育児環境に合った生活ルールを作り、親も子もストレスを溜め過ぎずに「しつけ」ができる方法を伝授する子育て応援コミック!
わんぱくな2歳児と生まれたての赤ちゃんを抱えるパパ・ママを主人公にしたショートストーリー仕立てだから、絶賛育児中の忙しい方でも楽しく読めます。
マンガの内容を補足・おさらいするコラムも充実。
***
わんわんと元気に泣く赤ちゃんをあやそうとしたら、
「泣いたらすぐ抱っこしてあげないと、愛情が伝わらないよ!」
「すぐ抱っこしてばかりじゃ、抱きぐせがついちゃうよ!」
と正反対のアドバイスをされ、とまどったパパ・ママも多いのではないでしょうか。
しつけは厳しい方がいいとか、子どもの自由にさせた方がいいとか、黙っていても愛情は伝わるとか、言葉や態度に示さなきゃダメとか、世の中にはたくさんの“子育てアドバイス”があふてれいて、いったいどれを信じたらよいのか、子育て経験のないパパ・ママは混乱してしまうかもしれません。
また、子育て経験があったとしても、一人目の子にうまくいった方法が、二人目が生まれた時もうまくいくとは限りません。子どもたちはひとりひとり違い、家族をとりまく状況も刻々と変化していくからです。
本書の著者・山本ユキコ(心理学博士、キッズ・キッズ折尾保育園園長)は、こうした正反対の子育てアドバイスが現代日本に氾濫しているのは「昔ながらの大家族による『農村型』の子育てと、高度経済成長期に広まった欧米風の『都市型』の子育てが混在しているから」と分析。
長年の子育て支援の経験から、それぞれの子育て型の特徴を知り、自分の育児環境に合わせて「いいとこどり」をして、無理のない子育てスタイルを組み立てることが大切、という結論にいたりました。
本書では、子育て中のパパ・ママが「あるある!」と思うような具体的な状況をエピソードに組み込みながら、親と子のストレスをできるだけおさえ、のびのび子育てを楽しむための生活ルールの作り方やしつけの仕方を、マンガでわかりやすく解説。
特にワンオペ育児になりやすい核家族での子育てを想定して、
「ずっと抱っこやおんぶをしてあげたほうがいいの?」
「赤ちゃんにはいっぱい話しかけた方がいいの?」
「早いうちから英才教育をしたほうがいいの?」
「子どもを怒鳴らずに言うことをきかせるにはどうしたらいいの?」
といった疑問や不安をフォローします。
「阿部定は国民的アイドルだった」「遊園地にはジェットコースターがあった」「海外旅行ブームもあった」「公共事業と税金の無駄遣いが問題になっていた」「青少年犯罪が多発していた」…。学校の歴史の授業では教えてくれない戦前日本の“リアル”な日常生活を、62のトピックで楽しく紹介。意外に身近だけれど、不思議が満載の世界へようこそ。