本書では、あえて国試対策的なスタイルは取らず、比較的オーソドックスに学習意欲を高める方向での形式をとってあるが、各章に「学習目標」「キーワード」「重要事項のまとめ」を入れ、学習に便利なようにした。また、21世紀医学の大きな潮流の1つである精神科領域におけるEBMを示すために、「エビデンス」という囲み記事を適宜入れた。ここでは各医学領域について統計的にきちんと証明された証拠を集積しようという国際共同プロジェクト、コクラン計画の成果の一部を紹介している。さらに、巻末付録の形で、「プライマリケアのための精神医学」を加えた。その他、精神保健福祉法全文や国家試験ガイドラインも加えてある。
専門分野のレポート、論文、専門書などの論理的な文章を読むための基礎的な読解技術を養成することをめざす一冊。(1)文章構造に関する知識、文章の論理構造に関する知識、文法に関する知識。(2)前読み、段落読み、情報検索、アウトライン作成、あと読みなどの読解スキル。これらを項目とし、明示的に提出する。
本書は、かねてより受験生諸君から要望の強かった『100%シリーズ』の傍用問題集として、既出問題から各科目100問程度を厳選したものである。本書の問題は、各科目、これだけはおさえておくべきという最重要問題のみであり、かつ、解説もできるだけ最小限におさえ、「とにかく解けるようにする」ことを最優先にしたつくりとなっている。
CNSシンポジウムも今回で第4回を迎えた。例年のごとく、精神分裂病や気分障害、睡眠障害を中心として最新の情報、知見が提示され、その後活発な質疑応答がなされた。それらの貴重な記録をまとめたものが本書である。
園に0・1・2歳のお友達が増えてきた。本書には、そんな子どもたちのために活用できる、いろいろなイラストがいっぱい。
本書では、わが国の精神医療の現状を踏まえ、単に脳の古典的な解剖・生理学的知識から脱却し、その精神活動の基礎である脳とその脳が演じる精神症状を、生化学・病理学的な最近の知見を踏まえて総合的に理解できるようにした。
本書は、多くの医療禁忌事項のなかから、ナースが病院・医院・クリニックの現場で必要不可欠と思われる禁忌事項(タブー)を“108個”選択し、わかりやすい正誤図を交えながら簡明に解説したもの。最近のビジュアル化に合わせ上手なイラストを入れた。
本書は、スポーツ・スイミングクラブに限らず、著者がこれまでに示唆・提案してきた事共の50年を集大成したメッセージとして発信したものである。
本書は睡眠障害に対して臨床医が適切に評価、診断、治療を行うことができるように構成されたハンドブックである。それぞれの項目は最新の知見を取り入れ明快な内容となっている。
日本における精神薬理学の第一人者、村崎光邦氏の珠玉の論集。日本の精神薬理学界に計りしれない貢献をしつづけてきた村崎氏が『神経精神薬理』『精神科治療学』『臨床精神薬理』の三誌に執筆した38の主要論文を一挙収載。特に、最近日本で認可されたSSRI、SNRI、SDA等の各新規向精神薬の基礎と臨床が満載。まさにわが国の精神薬理学の歴史と進歩の濃縮版といえる論文集。
本書は日本人を対象として行われた向精神薬に関する二重盲検比較試験を網羅して、わが国における向精神薬のエビデンスの全貌を視覚的に捉えられるようすべてグラフ表示にしたものである。
ここまで分かったパワー&メカニズム。