乳がんの患者さんと、医療スタッフとの円滑な対話、インフォームド・コンセントのための、誰にでも読みやすい必携の書。
本書は主としてナースの脳血管障害の診療と看護の実践書として現場で十分に役立つものとなっている。その特徴は、実際に脳血管障害患者を多数診療している神経内科医、脳神経外科医、理学療法士、作業療法士、ナースが執筆し、Nursing Pointsは脳神経外科と神経内科病棟の婦長が実際の看護面からポイントを記載。病棟での急性期から慢性期診療、リハビリテーション指導、退院指導と段階ごとに利用しやすいようにまとめている。
本書では、救急救命士と救急隊員の役割分担の相違を踏まえた解説を行い、具体的には病態の解説より、救急現場でまず何を判断し、何を行うべきか、また難解な医学的知識の解説より「観察のポイント」や「まず行うべき処置」などを重点的に記述している。
鹿児島県知覧の特攻基地の近くで軍の指定食堂を営んでいたトメは、母のように隊員の世話をした。ここから、いくつもの感動的な物語が生まれた。この本は、トメの娘が自分の目で見た母と特攻隊員の触れ合いを描いた作品。
編年体で見る零戦の戦いの歩み。武装、部隊記号、撃墜マーク、整備、訓練、事故、食事、別盃など、零戦とともに戦った部隊員たちの生活も余すところなく捉えた厳選写真360枚収録。
太平洋戦争末期、敵艦に体当たり突撃をして散っていった特別攻撃隊の若者たち。わが命と引きかえに祖国を守ろうとしたかれらの死とは、いったい何だったのか。戦争という絶望的な境涯のなかで、いのちの尊厳をみごとに結晶させた特攻隊員…。飛行兵としての体験をもつ著者が、緻密な取材をもとに特攻の若者たちの至情と行動をあきらかにしつつ、戦争と人生、祖国について綴った鎮魂の書。
90式戦車を操縦してみたい、偵察バイクで山野を駆け巡りたい、パソコンの特技を生かしたいなど、自分に合った職種が選べる陸海空自衛隊は、いま若者の間で就職先として大人気!第一線で活躍する現役自衛官が、入隊の動機から職種の選び方、仕事の内容、やりがい、将来の生活設計まで具体的にアドバイス。自衛隊入隊希望者のための職種別ガイドブック。
アンタイエージングという新しい視点から眼科学を見直した一冊。はじめにアンタイエージングとは何かというイントロダクションから始まり、それぞれ個々の疾患についての考えを、各執筆者に示してもらった。新しい時代の眼科学のあり方を感じてもらいたい。
患者はあなたをこう見ている。本書は、真に患者のための医療・介護を実践するために、ピッカー・コモンウエルス・プログラムがすべての医師、看護婦、介護担当者に贈る“処方箋”である。
「搭乗員の墓場」ソロモンで、硫黄島上空で、決死の戦いを繰り広げ、ついには「必死」の特攻作戦に投入されたエース渾身の記録。
本書は、訪問看護ステーションを取り巻く現状や当面する課題を受けて、ステーション管理者がまず訪問看護事業の運営や管理をするときに必要と思われる知識や技術を、事業運営管理と看護技術管理の両面からまとめたものである。また、ステーションにおける新人教育や現任教育など所内でのOJTはもとより、地域のステーションが集まった研修などにも活用できるような内容を盛り込んで本書は編集されている。
呼吸器疾患患者の看護は、呼吸困難に対する心身の苦痛緩和や、人工呼吸器による呼吸管理、在宅療養によるQOLの向上など、患者が安心できる確実な看護技術が要求される。本書は、呼吸器疾患患者によくみられる問題状況にどのように対処したらよいかを、ベテランナースが長年の看護実践の積み重ねのなかから、ケアの効果を実証した看護技術の巧みさ=「臨床看護の知」を言語化する。本書には呼吸器疾患患者のケアにおけるさまざまな工夫が学びやすく親しみをもって、実践にすぐに役立つ看護技術の知識として盛り込まれている。
青年海外協力隊員としてトンガ王国に赴任した青年が出会った驚きの現実とは。国際協力の最前線で力の限りを尽くした日々を、飾らずに真摯に綴る。