本書は、私たちが生きていくうえで、必要不可欠な食べものとの関係を中心にアレルギーのメカニズムから種類、予防・治療、クスリまでそのしくみを徹底解剖。
薬剤師国家試験の新しい「顔」であり、今後の薬剤師業務の中でますます重要になってくる「疾病と病態」と「薬物治療」をまとめたのが本書です。医療現場に一番近く、新しいこの分野を克服するには、自分の体を知ること、薬物の薬理作用がわかっていること、この2点が大事です。本書では、まず生体の器官のしくみについてふれ、その後に疾病の原因、病態、薬物治療と続けて、わかりやすく解説しました。
困ったときでも困る前でもきっと役立つ診断と治療の決定版。
本書は多様な食品素材から得られる多様な機能の中で、特に注目されているもの、今後の応用が期待されているものを編集した。
国試ガイドラインの「医薬品の薬理」、いわゆる薬理学に該当する領域。まず「自律神経系」を克服し、必要不可欠な基礎生理を理解して、そこに作用する薬物を作用機序とともに学び、順次レベルアップしていけるように工夫。薬理学のマスターに最高と大好評。
本書では、まず、各種アレルギー薬の薬理効果の特徴、心血管系副作用の機構、薬物間相互作用の機構について基礎的な情報を理解。各論に移り、テルフェナジン、アステミゾール、塩酸エピナスチン、エバスチンを中心として副作用や薬物間相互作用の症例、臨床試験結果、作用機構、回避法と対処法、危険因子について詳しく解説。また、副作用や相互作用を事前に防止するための工夫に関して、特に情報提供の面から、処方せんの書き方、処方せん鑑査の方法、服薬指導法について判りやすく解説した。本書は、抗アレルギー薬の特に副作用、相互作用について、「どのようなことが起こる?、なぜ起こる?、どう防ぐ?」を中心として、医療現場で活動する医師や薬剤師の真に必要とする情報をまとめたものである。
略語の排列は、ローマ字のアルファベット順。巻末には、欧語索引、邦語索引を付す。
本書は、受験生の皆さんが今後、自己学習を進めていく上で、効果的な勉強の仕方へと導くパイロット(水先案内人)的な役割を目指して構成しています。具体的には、看護婦国家試験の学習に役立つであろう主要な疾患を、過去から最近までの看護婦国家試験の出題傾向や出題回数等から抽出し、48疾患を取り上げ、系統別に編集しています。
今や春の季語ともなった感がある「スギ花粉症」をはじめとして、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹などのアレルギー疾患に悩み苦しむ人は著増して、今日に至っている。本書は、アレルギー診療のキーポイントを中心に48の設問をもうけ、経験を積まれた専門医の方々が答えるもの。
免疫学やアレルギーの成書は沢山ありますが、本書は国家試験対策をメインに考えてありますので、一見すると不足のように思えるところもあるかもしれません。しかし過去に出題された国家試験問題を解くには、本書で示すように考え、理解することで皆さんの役に立てる。
1982年に主として初学者のために『やさしいアレルギー・免疫学』を、1989年にはその第3版を上梓したが、いずれも好評をもって迎えられた。しかしこの間、アレルギー・免疫学の進歩は著しく、問題によってはその概念が大きく変化している。第4版では最近の知見をできるだけ多く、しかもやさしく解説した。
本書は多くの図表を取り入れて、病態から栄養療法に至る道筋が学習できる臨床栄養学の教科書となっている。執筆者も、医療の現場で、また教育の現場で現在活躍されている方々ばかりである。
看護実践の場で役に立つように診療科別に分類し、各診療科で実際に使用されている中から、使用頻度の高い薬品について解説した事典。掲載データは、薬品名、剤型、用法・用量、作用・適量、副作用、与薬時のケアなど。薬品の一般名・商品名でひける和文、欧文の索引付き。
本書では、統計では予想されるが確証を欠く大気汚染とアレルギーを取り上げ、病態・生理では鼻粘膜の免疫、好酸球の役割、サイトカインに関してgene transfer modelでの解析、NF-κB活性化メカニズム、ケモカイン、気道過敏性の経年変化、喫煙と喘息など、臨床では天候と喘息、鼻アレルギーと耳との関連、鼻アレルギー診断ガイドライン、食物アレルギー、喘息死と換気応答異常、喘息の病型、高齢者喘息、そして、治療では、不飽和脂肪酸とアレルギー、鼻用ステロイド、鼻アレルギーとレーザー療法、喘息ストレッチ体操、喘息と水泳、海外の喘息治療ガイドライン、などを取り上げた。