おかしな、おかしな、アメリカ食生活探検。コーンフレーク、冷凍ピザ、チョコバー、コーラ、ポテトチップ、低脂肪牛乳…。アメリカ食品の驚くべき秘密を大公開。
16世紀イタリアのフリウリ地方に住む粉挽屋。その男の名はドメニコ・スカンデッラといったが、人びとからはメノッキオと呼ばれていた。白のチョック、白のマント、白麻の帽子をいつも身につけ、裁判に現われるのも、この白ずくめの服装だった。彼は教皇庁に告訴されていた。その肝をつぶすような異端のコスモロジー故に。彼は説く、「私が考え信じているのは、すべてはカオスである、すなわち、土、空気、水、火、などこれらの全体はカオスである。この全体は次第に塊りになっていった。ちょうど牛乳のなかからチーズの塊ができ、そこからうじ虫があらわれてくるように、このうじ虫のように出現してくるものが天使たちなのだ…」。二度の裁判を経て、ついに焚刑にされたメノッキオ。著者ギンズブルグは、古文書館の完全な闇のなかから、一介の粉挽屋の生きたミクロコスモスを復元することに成功した。それは農民のラディカリズムの伝統のなかに息づく古くかつ新しい世界・生き方をみごとに伝えている。
テレビだけではわからなかった「疑問」がすべて解決する。
食品から地球環境問題までカビ、細菌、ウイルス、原虫、キノコ…、が愛しくなる。
“ヒューマンエラーとは何なのか?”“どうして起きるのか?”という本質を、人間の行動で理解していき、“どう防ぐか”を事例にもとづきながら検証する手引書。本書は、日々、ヒューマンエラーと隣あわせの人、頭を悩ませている人たちの解決への道標となる必読の一冊です。
舞台はゴッホが絵画を学んだ土地ベルギーのアントワープ。もうすぐ50歳になる造船会社の事務員ラールマンスは、金持ちの知人にすすめられて、オランダのチーズ会社と代理店契約をむすぶ。運送会社から9990個の真紅のエダムチーズがとどいた。ラールマンスの頭は、便箋や電話や中古のタイプライターや机をそろえることでいっぱいだ。なかなか売れないチーズに一計を案じ、ラールマンスはセールスマンを募集して全国販売をもくろむが、いつまでたっても注文はまったくこなかった。夢破れたラールマンスをふたたび温かく迎え入れてくれたのは、かつての職場の同僚たちと、自分を見守ってくれた妻や子どもたちだった。
世間一般で繰り返されるプロジェクトの成功と失敗に焦点を当てることで浮かび上がってきた「チーム力」とは何か。そして、それをいかに引き出してプロジェクトを成功させられるかーファシリテーション技術の基本と応用をわかりやすく解説する。
超キュートなビーズワールド。思わずファンタジーの世界へ導かれる作品集。見ているだけで楽しいモチーフたちのやさしく簡単にできるレシピ掲載。