コミカル・タッチによるゾンビ・ホラーのシリーズ第5弾。前作で生き残った若者が通う大学で、ゾンビから作られたドラッグが蔓延。多くの学生たちがゾンビへと変異してしまう。折しも大学ではハロウィン・パーティが開かれて……。
妖精を思わせる異性人と純朴な少年との心暖まる交流を描いた表題作「ピーナツバター作戦」。さまよえるオランダ人の伝説をモチーフに、宇宙をさまようパイロットと流転の美少女との、結ばれるべき愛の運命を描いた「われらが栄光の星」。未来の軍事国家で許されぬ恋に落ちた男女を描く「星に願いを」など。抒情性で根強い人気を誇るヤングが、心優しき愛をうたいあげたSF短編集。
2006年9月にメジャー・デビューを果たしたミクスチャー・トリオ、kannivalismのフル・アルバム。シングル曲「リトリ」「ホシの夜」を含め、斬新な言葉使いや劇的な楽曲展開が味わえる。
2006年のデビュー以来、順調にリリースを重ね人気を博しているドラムレス三人組のファースト・アルバム。キレのあるロック・サウンドは、妖艶さと気骨な雰囲気を兼ね揃え、エッジが利いておりクール。全体的に荒くはあるが、小さくまとまっていないのがグッド。
ロビンソン兄弟率いるベテラン・ロック・バンド、ブラック・クロウズの2枚組ライヴ盤。ロックの殿堂であるフィルモアでのステージで、ブラス隊や女性コーラスを従え、重心の低い王道アメリカン・ロックを熱演している。
2007年で18年のキャリアになる三人組ヒップホップ・ユニットの、初のベスト・アルバム。全26曲を収録した2枚組仕様だ。インディーズ時代から、メジャーに至る現在までの足跡を網羅しており、ロック感も濃厚な、男臭さ満載の豪快な世界を堪能できる。
歌って踊れてラップもこなす、マイアミの人気4人組兄弟R&Bグループの2ndアルバム。抜群のコーラス・ワークと南部系ラップがドッキングしたスタイルで、大ヒットを記録した前作を踏襲するサウンドが楽しめる。
アニメのテーマ・ソングを中心に歌っているシンガー、和田光司。約3年半の活動休止を経て、2006年に復帰。ファンへの感謝も込めて発表されたのが、このセレクション・アルバム。各種テーマ曲のほかに、書き下ろしの新曲も収録。力強い歌声が響く。
ホワイト・ブルース・メン、ポール・バターフィールドが、1972年にエイモス・ギャレット、ジェフ・マルダーらと結成したバンドの1st。ベテランならではの、味わいと落ち着きのある名盤だ。
ベター・デイズでの活動後に発表された、ポール・バターフィールドの初となるソロ・アルバム。ブルーズ・ハープの第一人者でもあった彼が、ザ・バンドのメンバーら豪華ミュージシャンをバックに、心地良いサウンドを聴かせている。