本書は、乳幼児から児童期、青年期、中年期、老年期まで、ライフサイクル全般にわたって臨床心理学的に考察したものである。E・H・エリクソンやフロイト、ユング、ウィニコットなど多くの発達心理学やライフサイクルの研究成果にもとづいて、精神分析的な発達理論とユング学派の発達理論を統合ー再構築し、痴呆や老い、家族問題、カップルの愛と性の課題、ひきこもりや摂食障害などの歪んだ青年像をも念頭に入れた新しいライフサイクル論が展開した本書は、ライフサイクルの新しい地平を広げるものといえる。また、第2部には、思春期・青年期に生きる子どもたちとその親へのカウンセリング・エッセイも収録した。
臨床心理学とは何か、何をどのように学んだらよいのか、どのようにして心の健康をケアするのかなどをわかりやすく説く。初めて臨床心理学を学ぶ人にとって最適のテキスト。
心理治療には相談的ニュアンスのあるカウンセリング、治療的ニュアンスの濃い精神療法という言葉があるが、いずれにしても心理臨床に携わる者にとって重要な専門領域である。本書では、心理治療のそれぞれの技法および理論の効用と限界を明らかにすることに主眼を置きながら、各技法の適応症・不適応症について各派の指導的な立場にある執筆者が具体的に解説する。心理治療のアプローチ選択に迷っている学生や若い心理治療家にとって貴重なテキスト・参考書となるであろう。
重症児教育が変わるとき人間発達の地平がひろがります。重症児・者のライフステージを視野に入れた教育実践の展開から卒業後の生活、医療との連携まで、重症児教育・福祉が総合的に理解できる。
<収録内容>
【Disc】:DVD1枚,CD1枚
EPISODE 07「ARCANA No.00」
EPISODE 08「過去と未来の狭間で」
▽映像特典
オリジナルショートエピソード“戦姫絶唱しないシンフォギア”
次回予告#8,#9
※収録内容は変更となる場合がございます。
出生前診断からターミナルケア、家族の発達まで。ライフサイクルにおける発達援助としての臨床心理学の展開。