本書は平成11年9月、鳥取県米子市で行われた第13回西日本精神神経・精神保健学会のシンポジウム「睡眠障害の社会精神医学的側面」を核にしてまとめられたものである。睡眠障害が社会生活を営むわれわれにいかなる影響を及ぼすのか、病因、症状、対策についてわかりやすく科学的に解説している。
ストレス性の不眠症からナルコレプシー、金縛り、睡眠時無呼吸症候群までー日本人の五人にひとりが悩む不眠と過眠の原因を探り、治癒への道すじを考える、はじめての試み。
睡眠障害に悩む多くの患者が最初に診療を求めて相談をもちかけるのは、医療の第一線で活躍している臨床医、薬剤師、看護婦、臨床検査技師、臨床心理士などである。本書は、それらと、それらの医療面での活躍を目指して勉強中の研修医と学生を対象とする睡眠医学への入門書である。
CNSシンポジウムも今回で第4回を迎えた。例年のごとく、精神分裂病や気分障害、睡眠障害を中心として最新の情報、知見が提示され、その後活発な質疑応答がなされた。それらの貴重な記録をまとめたものが本書である。
睡眠は疲れをいやす最良のクスリ。快適睡眠こそストレス社会を乗り切るもっとも効果的な方法である。だが、睡眠時無呼吸症候群などの病気が心地よい睡眠を奪い、ときに重篤な疾患を誘発するケースもある。そこで快適に眠るための心と体の処方箋を、睡眠クリニックの専門医がズバリ解説する。
「たかがいびき」「いびきは健康のシンボル」などと思っていませんか。いびきをかく人は、睡眠中に寿命を確実に縮めているのです。
「睡眠時無呼吸症候群」など社会問題化している睡眠のテーマを、第一線の研究者が領域を越えて執筆。
肥満の中年男性は特にご用心!長年放置すると、高血圧・心筋梗塞などの合併症が怖い!眠気が引き起こす重大事故の危険性!CPAP治療のすべてを解説。