突然ですが、みなさんは「箱」をどう処分していますか?
ティッシュの箱やお菓子の箱など、空き箱は普通に生活しているだけでどんどん溜まっていきます。
加えて昨今はネット通販を利用する機会が多くなったこともあって、宅配便のダンボール箱の比率も多くなってきています。
こういった箱類はもったいないからと使い道を考えてみても、入れ物代わりにするくらいしか使い道がなく、捨てるか押し入れの肥やしになりがちです。
特にダンボール箱は燃やすゴミとして処分できない自治体も多く、捨てそびれて押し入れの中で山積みされている家庭も多いことでしょう。
しかし、これらはあくまでも箱を「そのまま使う」ものと見たときの話です。
「何かを作る」ための材料と見れば、空き箱は素晴らしい素材に変身します。
お金をかけずに手に入りますし、とても身近にある材料なので何度も作って改良できます。もし作ったものが壊れても、作り直すのも簡単です。
本書では、そういった空き箱をリサイクルして作る楽しい工作を紹介。
パクパク人形やダンボール鉄砲、手作りおみくじのようなオモチャから、スツールのような少し役に立つ工作まで、さまざまな作品の作り方を解説します。
また、ガラポン抽選器(福引などで使う、回転させて玉を出す抽選器)の章では、玉が必ず1個ずつ出てくる仕組みについても分かりやすく説明しています。
非常に簡単なものから手ごたえがあるものまで揃っているので、子どもたちも飽きずに楽しめることでしょう。
はじめに
ダウンロード
■口がパクパク動く獅子舞人形
[1-1] 口が開閉する獅子舞人形
[1-2] 獅子舞を作ろう
[1-3] 獅子舞を飾りつける
■ティッシュ箱で作る手作りイス
[2-1] 使う材料
[2-2] ティッシュ箱のイスの作り方
[2-3] 絵を貼りつけてアレンジ
■ダンボールゴム鉄砲を作ってみよう
[3-1] 必要な材料
[3-2] 図面の用意
[3-3] 図面をダンボールに仮貼りする
[3-4] パーツのカット
[3-5] パーツの準備
[3-6] パーツの組み立て
[3-7] 輪ゴムのかけ方
■お菓子の空き箱でティッシュボックスを作ろう
[4-1] 材料と道具
[4-2] ティッシュボックスを作ろう
[4-3] 飾りつけよう
[4-4] ティッシュを出せるようにしよう
[4-5] おばけにアレンジするには
■勝手に戻ってくる!?不思議な転がるおもちゃ
[5-1] お菓子の容器で動くおもちゃを作ろう
[5-2] 転がるおもちゃの作り方
[5-3] 転がるおもちゃのできあがり
■お菓子の空き箱で手作りおみくじ
[6-1] 手作りのおみくじ
[6-2] 手作りおみくじの遊び方
[6-3] おみくじの作り方
■「ガラポン抽選器」を作ってみよう
[7-1] 必要な材料
[7-2] 図面のダウンロードと印刷
[7-3] 図面をダンボールに仮貼りする
[7-4] パーツをカットする
[7-5] パーツを準備する
[7-6] 組み立て
[7-7] 玉が出てくる仕組み
索引
子どもの脳の発達において、手や指を使うことはとても良い刺激になると言われています。私たちは、積み木を積んだり、ヒモを結んだり、紙を折ったりといった細かな作業を通して、「目で見て考え、手を動かす」という一連の動きを自然と身につけていきます。こうした動作は単なる遊びのように見えて、実は脳の働きを活発にし、集中力や空間認識力を育てる大切な役割を担っています。最近では、このような「手や指を刺激しながら頭を使う」ことを目的としたおもちゃも多く販売され、遊びながら思考力や創造力を育むツールとして注目を集めています。積み木やブロック、パズルなどの知育玩具が人気なのは、まさにそのためです。
一方、工作もまた同じように、手先を動かしながら「どうしたらうまくできるだろう?」と考える活動です。材料を選び、形を工夫し、切って貼って組み立てるーーその過程には小さな判断や試行錯誤の積み重ねがあります。たとえば、紙がうまく立たなかったら補強してみたり、色の組み合わせを変えてみたりと、子どもたちは自然と問題解決の力を使っています。このような作業の連続が、集中力や想像力、そして粘り強さを育ててくれるのです。完成した瞬間の「できた!」という達成感は、買ったおもちゃでは得られない特別な喜びです。自分の手で作ったものには愛着が生まれ、「大切にしよう」「もっと工夫してみよう」という気持ちも育ちます。
本書では、そんな「作って遊ぶ」楽しさを詰め込んだ工作を数多く紹介しています。たとえば、ボールを転がしてゴールを目指す「コロコロ迷路」、指先で動かして何度でも形を変えられる「無限キューブ」、紙だけでできる不思議な「知恵の輪」など、どれもパズルのような仕掛けを持ちながら、子ども自身の力で作り上げることができる内容です。作る工程そのものが遊びになり、完成後も繰り返し遊べるのが魅力です。
また、幼稚園児から小学生まで、年齢や発達段階に合わせて難易度を調整できる工夫もしています。小さな子には大人が手伝いながらシンプルな作り方で挑戦し、高学年になれば自分で改良を加えてオリジナル作品に仕上げることも可能です。同じテーマでも工夫次第で世界に一つだけの作品が生まれるーーそれこそが工作の醍醐味です。
作って、遊んで、考えて。手を動かす中でひらめきが生まれ、工夫するたびに成長が感じられるはずです。本書を通して、子どもたちが自分の力で作る喜びを知り、その手で世界を広げていけることを願っています。きっと、作り上げたおもちゃは、子どもにとって世界で一つの宝物になるでしょう。
地上にある穴、水中にある穴。
人間があけた穴、いきものがあけた穴。
深い穴、浅い穴。ちっちゃな穴、巨大な穴。
謎めいた穴、ありふれた穴…。
まわりをぐるりと見まわしてみよう。
どんな穴がみつかるかな?
身のまわりに何気なくある穴…そこには、さまざまな理由や役割、歴史があるのです!
そんなさまざまな穴の雑学を楽しく紹介します。
*穴ってこんなにいろいろあるんだ! 30種類の穴が登場!
*言葉にも「あな」がいっぱい! 穴を使った言葉も紹介!
*東京書籍:小学2年生国語(下)「あなのやくわり」の発展学習にも!
これは面白い!93歳で未だ健筆を振るう著者のエッセイ!あるときは若き日の思い出、あるときは少年時代の交流、あるときは芸術と音楽の世界へ。日常の何気ない世界の安らぎの一時……。来し方を振り返りながら、気ままに夢を語り、同時に混迷の現代をチクリと刺す一風変わったエッセイ集!
演説会
前衛絵画
遺失物
ほら吹き少年
シャボン玉
帽子
ネクタイ
革命
地下鉄
チェリスト
世襲制
美術展
泣く子と地頭
鳥たち
喫茶店
墓地
歩く
歴史と伝説
三人姉妹
あとがき
本書では、紙コップをはじめ、紙皿やティッシュの空き箱、画用紙など、どこのご家庭にもあるような身近な材料を使って楽しめる工作のアイデアをたくさん紹介しています。 特別な道具や高価な材料をそろえる必要はありません。家にあるものをちょっと工夫するだけで、季節のイベントがぐっと楽しくなるオリジナル作品を作ることができます。
たとえば、ひな祭りには紙コップと折り紙を使って作る、可愛らしいひな人形とひな壇。
夏にはお祭り気分を盛り上げてくれる、屋台をイメージした玉入れゲームごっこ。
ハロウィンには、オバケやカボチャのジャック・オー・ランタンを模した作品。
そしてクリスマスには、サンタクロースやトナカイの人形、お菓子を入れられるクリスマスブーツなど、季節ごとの行事にぴったりの工作が勢ぞろいです。
どの作品も、作り方はとても簡単でわかりやすく、お子様が一人でもチャレンジしやすい内容になっています。
もちろん、親子で一緒に作れば、思い出づくりにもなりますし、会話もはずむ楽しい時間になることでしょう。絵を描いたり色を塗ったり、飾りつけを工夫したりと、創造力を自由に発揮できるようなポイントもたくさん盛り込んでいます。
イベントのたびに買いそろえていた飾りやおもちゃも、自分の手で作れば、より特別なものになります。「ものを作る楽しさ」を通して、季節の移り変わりや行事の意味にも自然と関心が向くようになるはずです。
遊びながら創造力を育てられる、そんなおうち時間にぴったりの一冊です。お子様の工作遊びや自由研究、保育・教育の現場でも、ぜひ役立ててください。
はじめに
オバケの顔パーツについて
第1章 春の工作
[1-1] 紙コップのおびな(お内裏様)
[1-2] 紙コップでおひな様を作る
[1-3] ティッシュのでできるひな壇
第2章 夏の工作
[2-1] お祭り屋台のような玉入れゲーム
[2-2] ゴムと重りで走るおもちゃ
第3章 秋の工作
[3-1] 自分で動くオバケの人形
[3-2] オバケカボチャのお菓子バッグ
第4章 冬の工作
[4-1] サンタのおきあがりこぼし
[4-2] 紙コップでトナカイを作る
[4-3] お菓子が入るクリスマスブーツ
さくいん
川や海、池など、水遊びができる場所は意外と多いです。
街の中に住んでいても、公園の池や噴水で楽しそうに遊ぶ子どもたちを見かけることがあります。
水辺にはワクワクするような楽しいことが、たくさん広がっているのです。
本書では、水遊びをもっと楽しくするための「水辺の工作」を紹介します。
たとえば、葉っぱの舟を水に浮かべたり、タンポポの茎で作る水車を回したりするのも面白いでしょう。
ペットボトルで作る水鉄砲は簡単に作れるので、子どもが友だちや家族と一緒に遊ぶのにピッタリです。
また、水辺で拾ったもので作る工作も楽しいです。
たとえば、キレイな貝殻で作る小物入れや、川で拾った石に絵を描(か)くストーンアートなど、自然のものを使った工作を紹介します。
オリジナルの素敵な作品を作れば、大切な思い出にもなります。
水辺の工作は、自然とふれあいながら楽しめるのが良いところです。
自ら作ったもので遊ぶ面白さを感じながら、水遊びの思い出をもっと増やしてみませんか?
この本を読んで、新しい遊びのアイデアを見つけて、子どもと一緒に楽しい時間をすごしてください。
はじめに 3
第1章 水遊びの工作
[1-1] ペットボトルで簡単水鉄砲 8
[1-2] 牛乳パックの水中めがね 14
[1-3] 可愛いふわふわスポンジ人形 19
[1-4] ゴムの力で動く船 28
第2章 草の工作
[2-1] 簡単に作れる笹舟 38
[2-2] タンポポの茎でミニ水車 45
第3章 石や砂の工作
[3-1] 石ころアートの作り方 50
[3-2] 石ころアートのかたつむりの作り方! 54
[3-3] アクリル絵具と砂で作るカラーサンド 57
第4章 貝殻やシーグラスの工作
[4-1] 漂着物で作る箱水族館 68
[4-2] モザイクタイル風貝殻小物入れ 82
[4-3] 貝殻とシーグラスを使った木製キーフック 89
[4-4] 貝殻で手作りキャンドル 98
ふろく 保護者の方へービーチコーミングとはー
[ふろく1] ビーチコーミングのすすめ 123
[ふろく2] 何もとれなくても 124
[ふろく3] ビーチコーミングの注意点 125
[ふろく4] 貝殻の洗浄方法など 128
[ふろく5] 自由研究のヒントー観察するー 129
[ふろく6] 自由研究のヒントー工作ー 137
[ふろく7] 自由研究のヒントーSDGsについて考えるー 140
さくいん 142
「楽器を作る」と聞くと、「なんだかむずかしそう」「特別な道具がないとできないのでは?」と思う人も多いかもしれません。しかし、心配はいりません。プロがコンサートで使うような立派な楽器を作るわけではありません。
ここで紹介するのは、音が出ればそれで楽しい“おもちゃの楽器”です。身近にあるもので工夫すれば、ビックリするほどかんたんに作ることができます。
本書では、楽器を4つのグループに分けて紹介しています。「叩く楽器」「振り回す楽器」「吹く楽器」「弾く楽器」です。それぞれの仲間から身近なもので作れるユニークな楽器の例を取りあげています。
たとえば「叩く楽器」では、石を並べて棒でたたいて音を出す石琴や、すのこを利用して作る木琴があります。どちらも特別な材料はいらず、家にあるものや拾った石で作れます。見た目はシンプルですが、思った以上に澄んだ音やおもしろい音が出て、遊んでいるうちに夢中になってしまうでしょう。
「振り回す楽器」には、マラカスがあります。入れ物にビーズや小石、短く切ったストローなどを入れると、シャカシャカと楽しい音を出す楽器になります。中身を変えるだけで音の感じが変わるので、何種類も作って音を比べるのもおすすめです。また、紙コップを使えば、カエルの鳴き声のようなユーモラスな音を出す楽器も作れます。友だちと一緒に鳴らせば、楽しく遊べるでしょう。
「吹く楽器」では、ストローやペットボトルを使った笛や、声を変化させるカズーが登場します。ストローを切ったり、ペットボトルに工夫して穴を開けたりするだけで、意外と本物の楽器に近い音が出ます。カズーは口にくわえたまま声を出すとアヒルの鳴き声のように変化する笛で、自分の声が不思議に変わるのを体験できます。
「弾く楽器」では、ダンボールやティッシュの空き箱にゴムやテグスの弦を張った簡単なギターやバイオリンを紹介します。弦の太さや張り方を工夫すると、音の高さが変わるので、音階を作ることもできます。
こうした工作に使うのは、普段ならゴミとして捨ててしまうような材料ばかりです。だからこそ、ただ捨てるのではなく「どんな音が出るかな?」と考えてみると、ものの見方が変わってきます。
作ったあとには、友だちや家族と一緒に演奏会ごっこをしてみるのもいいでしょう。音を合わせてリズムを刻んだり、それぞれが好きな音を出したりするだけでも、とても楽しい時間になります。楽器を自分の手で作って音を鳴らす体験は、音楽の楽しさや仲間と協力する喜びを教えてくれるはずです。
本書は、音の世界に気軽にふれられる一冊です。自由研究や工作の時間にもぴったりなので、ぜひ身近な材料で、自分だけの楽器を作ってみてください。
電池と電球をつなぐ回路の途中に、アルミホイルを丸めて玉にしたものを詰めた紙コップを接続してみましょう。当然、最初は電気が流れず、電球は光りません。しかし、そのコップの上でライターを点けてみるとーーあら不思議、さっきまで暗かった電球がふっと光り出すのです。
これは、よく知られた自由研究のネタの一つ、「コヒーラ現象」の実験です。簡単にできる理科の実験として紹介されることもありますが、この原理をきちんと説明できる人は、実は大人でもそれほど多くありません。単なる「不思議な現象」に見えて、その背後には電磁波と金属粒子の微妙な相互作用という、物理学の奥深い世界が隠されているのです。
自由研究というと、「小学生が夏休みに行う簡単な実験」や「身近な材料でできるお手軽な工作」といったイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、よく観察してみると、そこには科学の根本原理を垣間見ることのできるテーマが数多く存在します。見慣れた現象の裏側には、物理や化学、生物の基本法則が息づいており、それを自分の手で確かめることこそが、科学の楽しさの原点なのです。自由研究とは、単に「やってみる」ことではなく、「なぜそうなるのか」を自ら考え、確かめる小さな科学探究の第一歩だと言えるでしょう。
本書では、そうした自由研究の中から「太陽熱温水器」「コヒーラ効果」「スライムから作るスーパーボール」「ロボットハンド」など、身近でありながら大人でも知りたくなるテーマを厳選しました。それぞれの実験を、単なる手順の紹介にとどめず、その背後にある科学的原理を中高生から大人まで理解できるよう、図や写真を交えながら丁寧に解説しています。
また、自由工作で頻繁に登場するにもかかわらず、意外と知られていない「ゴムの力」や「接着剤の仕組み」など、身の回りの素材の科学にも光を当てます。こうした身近なものの原理を知ることで、普段何気なく使っているものがまったく違って見えてくるはずです。
本書を通じて、子どものころに抱いた「どうして?」「なぜ?」という素朴な疑問をもう一度呼び覚まし、科学の面白さと奥深さを再発見していただければ幸いです。身近な素材の中にこそ、驚きと発見の種が無限に隠されていることに気づくーーそれが、本書の目指すところです。
●知的コンピュータへの挑戦!
知能をもった賢いコンピュータを創りたい。ここから本格的な人工知能(AI)への果敢な挑戦が始まりました。その後、ブーム、頓挫を幾度か繰り返し、今は時代の寵児のように扱われています。
本書は、AIとは何か、その考え方や基礎理論、物としての実現化を支援するハードとソフト、周辺技術、応用例などについて、わかりやすく説明した入門書です。
ニューラルネットワークを用いた機械学習(深層学習)、人間の脳を真似たニューロモーフィック・コンピュータなど、人間のような知性をもち自律的に学習し行動する人工知能の研究が盛んに行われていますが、さて、神様が人間に与えた最高の贈り物“神工知能”を超えることができるでしょうか。
1.人工知能への第一歩
2.コンピュータが知識を蓄える
3.コンピュータが知能活動する
4.ファジィで知能に磨きをかける
5.人工知能がエキスパートになる
6.あちらこちらに人工知能が
7.人工知能は飛躍できるか
レジ袋やごみ袋といったビニール袋は、ためるつもりがなくても、日々の生活の中で知らず知らずのうちにたまってしまうものです。お店でちょっとした買い物をしたときにもらった袋、包装に使われていた袋、まとめて置いておいたつもりが気づけば引き出しの中がパンパンに……なんて経験はありませんか?数枚はゴミ捨てや荷物の持ち運びなどに使えて便利ですが、そんなにたくさんはいりません。それでも「何かに使えるかも」「捨てるのはもったいない」と、ついつい取っておいてしまいがちです。
そこで本書では、そうした家庭にたまりがちなレジ袋やごみ袋を、ただのごみとして処分してしまうのではなく、“子どもがよろこぶ楽しいおもちゃ”に変身させる方法を紹介しています。使う材料は、ほとんどが家にあるものでそろうため、新たに買いそろえる必要はありません。特別な工具も不要なので、小さな子どもと一緒に気軽に取り組むことができます。
たとえば、袋に風を受けて舞い上がる「手作り凧」、ふわふわと動きのある「オバケの人形」、空気の力を利用してスーッと前に進む「ホバークラフト」、よく滑る「ビニール袋そり」など、どれもシンプルな仕組みながら、子どもたちの創造力や好奇心を刺激する工夫が詰まっています。袋の色や柄を活かして、見た目にもかわいく仕上げられる点も魅力の一つです。
さらに、こうした工作を通じて、子どもたちは「身近なものにも価値がある」「工夫次第で使い道が広がる」といった気づきを得ることができ、自然と物を大切にする心や、環境を考える視点も養われていきます。
おうち時間の充実にもぴったりな、親子で楽しめるアイデアが満載の一冊。レジ袋がたまって困っている方はもちろん、子どもとの時間をもっと楽しくしたい方にもおすすめです。
はじめに
第1章 ゴミ袋の工作
[1-1] 桜模様の浴衣ドレス
[1-2] カラービニール袋で花の髪飾り
[1-3] 花火模様の甚平
第2章 レジ袋の工作
[2-1] レジ袋とストローの手作りのたこ
[2-2] ストローとビニール袋で作る「びっくり箱」
[2-3] ビニール袋のオバケ
第3章 紙袋の工作
[3-1] 紙袋のオニで豆まきオニ退治遊び
[3-2] ミニ紙袋でアドベントカレンダー
[3-3] 紙袋と画用紙で作るペーパーツリー
第4章 そのほかの袋を使った工作
[4-1] 手軽に作れるホバークラフト
[4-2] よく滑る手作りソリ
さくいん
「アレス…お前をこの『ラスティーソード』から追放する!」
その言葉を最後に、アレスは勇者パーティーから追放された。
理由は至極単純。冒険者にとってテイマーは、役に立たない落ちこぼれの職業だからだ。
手切れ金代わりの権利書片手にバナール大森林を訪れたアレスは、従魔たちと共に開拓を開始する。
のびのびとした辺境暮らしはアレスと従魔たちの性に合っていたらしく、彼らはサクサクと環境を整備して、あっという間に森の開拓を進めていく。
気づけばアレスの周りには多くの人が集まり、彼にとっての居場所ができ上がっていた。
落ちこぼれテイマーとはぐれもの従魔たちによる平穏に満ちたスローライフ生活が、ここから始まる。
1:樹、日の光り、けものたち
2:まだ失われていないもの
3:聴くこと
4:はじめに・・・・・・
5:■詩
6:●全曲の演奏時間=約18分05秒(曲間含まず)
たくましく、またしぶといリベラルの二人が、行き詰まる政治・経済から、病む社会と精神まで、トランプ現象の病理を語りつくす。
アメリカとはいったいどういう国なのか。世界を覆うアメリカナイゼーションは、われわれをどこへ連れていくのか。
トランプ症候群
一個のミサイルが世界を脅えさせる明日なき時代の、
フェイクニュースがガセではなくなるポスト・真実の時代の、
そして何かの堰が切れて、いつでもどこでも誰でもキレる時代の……症候。
プロローグ トランプに象徴されるもの 井上達夫
第1章 アメリカの光と影
第2章 アメリカの衰弱
第3章 現実が歪んでいる SNSとポスト・トゥルース
第4章 言葉が壊れていく
第5章 自由をめぐる闘いとその限界
第6章 いまどきの家族
エピローグ トランプ現象の病理 香山リカ
日本全国に数多く棲息する妖怪たちを有名妖怪、怖い妖怪、動物の妖怪、海・川・野山の妖怪、地元の妖怪、家に出る妖怪、正体不明の妖怪など、ジャンルごとに分類して紹介。小泉八雲をはじめとする妖怪を愛した先人の業績や妖怪を描いた絵巻物や妖怪のミイラ、妖怪が残していった遺物などの貴重な資料も多数収載する。
水木しげるを支えた夫人が紡ぐ、
ベストセラーエッセイの決定版
ドラマ化され、一大ブームを巻き起こした感動のベストセラーに、水木しげる逝去までのエピソードを追加。
貧乏だった新婚時代、「ゲゲゲの鬼太郎」のヒットで多忙を極めた喜びと苦悩の日々、そして突然の別れ。
水木を支えた夫人が夫の素顔と自身の人生への思いを率直に綴る。
続編『「その後」のゲゲゲの女房』の内容を一部収録した、増補新装版!
解説/荒俣 宏
妹に押し付けられた乙女ゲームの戦闘パートに熱中していた大学生・伊賀崎火澄は、友人の痴情のもつれに巻き込まれて命を落とした……はずが、乙女ゲームに若返って転生していた。ヒズミは将来“勇者”になるソレイユと出会い、このままでは彼の住む町が壊滅し、自分も死んでしまうことに気が付く。悲劇の未来を避けるため、ソレイユとともに修業を重ねるうちにだんだん重めの感情を向けられるようになってーー。なぜか勇者は俺にべったりだし、攻略対象者も次々登場するけど、俺はただの付添人なだけなんだが!? 鈍感で無自覚な転生者が送る乙女ゲーム生活、開幕!
理系科目が苦手な子どもは、昔も今も少なくありません。「理科」と聞くだけで難しい、面倒くさい、計算が嫌いーーそんなイメージを持っている子も多いでしょう。ところが不思議なことに、そうした子どもたちでも「実験」には夢中になることがよくあります。教科書に書かれた原理や公式には興味を示さなくても、自分の手で何かを作ったり、試したりするとなると目を輝かせるのです。
「目の前で起こる不思議」は、子どもの心を否応なく惹きつけます。そして、自分で作ってみて、試して、動いたり音が出たりする瞬間の驚きや喜びは、何年たっても忘れられない記憶になります。そうした体験をきっかけに、苦手だった理科の授業にも少しずつ興味が出てきた、という声も少なくありません。
本書では、音や空気、ゴムの力、磁石、光といった、身近な物理の原理を使った簡単な工作を数多く紹介しています。どれも特別な材料は必要なく、家にあるもので気軽に作れるものばかりです。たとえば、音の共鳴現象を利用して犬のような鳴き声を出す「ワンコップ」、空気が縮んで元に戻ろうとする力を利用した「エアーロケット」、ゴムの弾力を使った「手作りボウガン」や「プルバックカー」など、遊びながら力や音の性質を体感できます。さらに、磁石の反発力を使った「ゆらゆらUFO」や、鏡を使わずに光の反射を楽しむ「万華鏡」なども紹介しています。
それぞれの工作には、作り方だけでなく、その背後にある科学の原理についても、子どもにも分かる言葉で丁寧に解説を加えています。
遊んで楽しい、作っておもしろい、そして学んで納得できる一冊となっています。
本書を読めば、工作が好きな子も、理科が苦手な子も、「科学ってけっこう楽しいかも」と思うことでしょう。
はじめに
第1章 鏡であそぼう!
[1-1] にじいろ万華鏡〜まるで虹のシャワー〜
[1-2] 画用紙が鏡に!?
第2章 音であそぼう!
[2-1] ビーズダンサー!〜声でビーズがおどる!?〜
[2-2] ワンコップ〜まるで本物の鳴き声!?〜
第3章 空気であそぼう!
[3-1] マジックで体感!空気の力!
[3-2] エアーロケット〜空気の力でよく飛ぶ〜
第4章 ゴムであそぼう!
[4-1] 紙皿ボウガン〜ねらって遊ぼう!〜
[4-2] プルバックカー〜ゴムの力で走る車の工作〜
第5章 磁石であそぼう!
[5-1] ゆらゆらUFO〜ユニークな動きがおもしろい!〜
[5-2] 宇宙旅行ゲーム〜クリアできるかな?〜
さくいん
5年10年と患ってきた「鼻の病気」の悩みが3時間足らずの手術で解決するとしたら、あなたはどうしますか?副鼻腔炎(蓄膿症)・アレルギー性鼻炎・鼻腔の形態異常を治す、高性能機器を駆使した「日帰り手術」の実際と最新情報を、第一線で活躍する医師が解説します。写真や図なども多用しつつ、鼻の機能や構造、病気の種類や症状による特定の仕方なども、わかりやすく説明していますので、患者さんが自分の病気を理解し、医師と共同して治療を円滑に進めていく上でも役立つ一冊。耳鼻咽喉科の病気全般に関する医学界の最新の考え方や、鼻の病気と睡眠障害の深い関連についても、かみ砕いた言葉で詳述しています。
第1章 ようこそ、私の診察室へ
第2章 鼻・副鼻腔の構造 ─ 鼻の中を見たことはありますか?
第3章 放っておいてはいけません! 鼻が悪いとどうなるのか?
第4章 アレルギー性鼻炎 ─ お薬だけではない!一歩進んだ治療のススメ
第5章 鼻腔形態の問題 ─ あなたの鼻は曲がっていませんか?
第6章 副鼻腔炎の治療 ─ 日帰り手術でつらい症状から解放される
第7章 症例 ─ 日帰り手術で、人生が劇的に変わった!
第8章 当院の日帰り手術はこうして受ける