本書は、世界史の5000年余りの大きな流れをつかむための本である。初心者でもとことん読みやすいように書かれているので、大人の学び直しのテキストとしても、大学受験の勉強をはじめる前の手引書としても、有益である。
世界史の授業では「あれもこれも」と詰め込みすぎるため、うんざりした人も多いのではなかろうか。これに対し本書は、つぎの方針で書かれている。
(1)こまかい年号や名詞にとらわれない。
(2)各時代におおいに繁栄した「中心」といえるようなメジャーな国をおさえることに徹する。「中心」とは、たとえば古代ギリシア、ローマ帝国、秦・漢などの中国のおもな王朝、イスラムの帝国、ルネサンス以降のヨーロッパ(とくにイギリス)、そしてアメリカといった国・地域。
(3)これらの「中心」の移り変わりを追いかけていくと、世界史の大きな流れがみえてくる。
そして、「新しい繁栄の中心」は従来の「中心」の「となり」に移るという、いわば「となり・となり」の関係にあるとし、この視点で世界史をみわたすと、一つのつながった物語になるというのである。
『一気にわかる世界史』を改題の上、大幅に加筆・修正してわかりやすさ・読みやすさを追求した文庫版。作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が、「世界史の本質をつかめる素晴らしい作品。『中心』の変遷から世界史を動的にとらえる秋田史観は、面白く、役に立つ」と絶賛している。
食による脳や身体の成長が、人類の進化にどうかかわってきたのか、また「食」の革命が人類と世界をどう変えたかを明らかにする。
●約400万年〜約200万年前 アウストラロピテクス 脳容積は現生人類の35%
●約240万年〜約140万年前 ホモ・ハビルス 狩りをして肉を食す。脳が劇的進化
●約150万年 アフリカに出現 ホモ・エレクトス 石器の使用などを始める食への欲求を司るブロードマン10野が発達した集団が自然淘汰の戦いに打ち勝つ
脳内のブロードマン10野が発達したヒトは、あらゆる動物のなかで、もっとも食べ物を美味しく食べられるように進化してきた。そして雑草、酵母を栽培化して、イネ、ムギ、パン、酒をつくり出してきた。作物の不作による西ローマ帝国の滅亡から大航海時代を支えた保存食、じゃがいも飢饉らによるバイデン政権の誕生など、食が動かした人類史を明らかにする。
●人類の脳は肉食で大きくなった
●ヒトは雑草を進化させて食料を生み出した
●塩が古代文明を支えた
●古代ローマ人が愛した調味料ガルム
●イスラムが生み出した蒸留酒の世界
●最初は危険と思われたトマト
●食の工業化が人口爆発を引き起こした
“今世紀最強の霊媒師”と謳われ、「浮遊霊、地縛霊問わず、あらゆる霊障、祟りに対処し、速やかに解決する」と豪語する霊媒師・櫛備十三には、実は肝心の霊を“祓う”力がない。今日も助手の美幸に叱られながら、持ち前の洞察力とハッタリを駆使して、心霊現象の問題解決に奔走するが、事態は毎回思わぬ方向に転んでいきーー。記憶を失くしたサラリーマンの霊、マンションの一室に取りついた十七歳の少女の霊……インチキ霊媒師が明らかにする、霊たちの秘密とは? 異色の除霊ミステリー、堂々開幕!
あの作品も、こう読めばもっと感動できる!
本書は、現代の純文学からミステリーまでの11作品を題材に、物語をより深く楽しく味わうコツを、人気小説家がわかりやすく解説。小説を読んだ後、SNSで、作品の感想を書いたり、意見交換ができるようになる1冊です。
「冒頭で、私は、動物行動学者のティンバーゲンによる『四つの質問』を紹介している。これは、文学に限らず、映画にも美術にも通用する問いであり、何かを鑑賞したあと、人とそれについて話をしたり、自分で感想を書いたりする際には有効な着眼点となるだろう」(本書「文庫版によせて」より抜粋)
●ポール・オースター『幽霊たち』
●綿矢りさ『蹴りたい背中』
●ミルチャ・エリアーデ『若さなき若さ』
●高橋源一郎『日本文学盛衰史ーー本当はもっと怖い「半日」』
●古井由吉『辻ーー「半日の花」』
●伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』
●瀬戸内寂聴『髪ーー「幻」』
●イアン・マキューアン『アムステルダム』
●美嘉『恋空』
●フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』
●平野啓一郎『本心』
PHP新書版に、『罪と罰』『本心』の解説を新規追加し、再編集。
モデルやヨギーニに大人気、世界中に広まっている「グリーンスムージー」。葉野菜とフルーツ、水だけで作れる手軽さ、毎日飲んでも飽きないおいしさとともに、「体調がいい」「疲れにくい」「やせた」「肌トラブルが解消した」などの効果が注目されている。▼健康効果の秘密は、葉野菜に含まれるクロロフィル。デトックス、胃腸粘膜の保護、マグネシウム補給など、免疫力向上やアンチエイジングのはたらきがある栄養素を生活に取り入れれば、病気の予防や老化をゆるめることができる! 本書は、からだのためによりよいグリーンスムージーの飲み方、簡単おいしい作り方を紹介する。▼◎トマトといちごのレッドの力で抗酸化 ◎かぶの葉と桃でお通じサポート ◎いちじくとグレープフルーツの食物繊維でがん予防 ◎ルッコラ+ラズベリーは美肌の最強コンビ……など、効能別オリジナルレシピ75種を掲載。「1日1杯から」はじめれば、からだにうれしい変化が起こる!
累計38万部「京大芸人」シリーズ著者であり、人気ロケで年間 500 人の初対面の人と話す芸人が、厳しい世界を無理せずに生き抜くコミュニケーション術を初公開!
●頭はいいけど主体性がない人に仕事をしてもらうには?
●コミュ力だけを鍛えた芸人がみんな消えていった理由
●自分の引き出しは開けなくていい、相手の話を引き出そう
●プレゼンは内容よりも場の「空間」を意識しよう
●親しい人とのコミュニケーションこそ丁寧に、大切に
ロザン・宇治原史規氏
「京大を出るまでに学んだことだけでは、社会に出てうまくいきませんでした。その理由が、はっきりとわかる本です。勉強になりました! ただし、『学力』がいらないとは書いてませんので! みなさん勘違いされないように!」
キングコング・西野亮廣氏
「社会における最強の武器『コミュニケーション』を、“生まれ持ったセンス”ではなく“磨き上げる技術”として教えてくださったのが菅さんでした」
【目次】
第1章:「学力」より「コミュ力」--なぜ勉強はできるのに仕事ができない人がいるのか?
第2章:「聞く」より「聞き流す」--なぜコミュ力ばかりを鍛えた若手芸人は消えていったのか?
第3章:「信じる力」より「信じない力」--なぜスマホをつい見てしまうのか?
第4章:「聞いてもらえる」より「聞いてもらえない」--なぜ校長先生の話は長く感じたのか?
第5章:「自分」より「相手」--なぜ売れている芸人は「聞き上手」が多いのか?
第6章:「英語」より「笑顔」--なぜ英語ができるのに外国人と喋れないのか?
第7章:「同じ学力」より「違う学力」--なぜ名門大学では同窓会が多いのか?
第8章:「恥ずかしい」より「恥ずかしい考え方」--なぜ「会社員ぐらいできる」と思ってしまうのか?
第9章:「完成」より「未完成」--なぜアンパンマンは人気なのか?
第10章:「安い店」より「高い店」--なぜ高級なお店はサービス料が高いのか?
第11章:「聞かされる」より「聞いてあげる」--なぜ上司の話はつまらないのか?
第12章:「みんな」より「1人」 --なぜ宇治原さんと30年以上仲が良いのか?
屋久島から始まり、世界の自然遺産を旅します。迷路、かくし絵、むつかしい迷路、クイズなど、一見開きで何回でも楽しめるようになっています。世界の自然遺産を11個周ったあとは、「ひみつ基地」に到着します。全ての画面の迷路やかくし絵を終えると、「まだまだ自然遺産のピンチ」という追加のクイズが待っています。▼旅する自然遺産のコース 「屋久島」→「九寨溝」→「ンゴロンゴロ」→「メッセル・ピット」→「グランド・キャニオン」→「マヌー」→「イグアス」→「ガラパゴス」→「ハワイ」→「グレート・バリア・リーフ」→読み進めていくとどこなのかがわかる「ひみつ基地」▼大好評『時の迷路』『文明の迷路』に続く第三弾! 遊びながら、楽しく自然遺産を学ぶことができる絵本です。子どもも大人も、一度やりだしたら止まらない一冊です。
●屋久島 ●九寨溝(きゅうさいこう) ●ンゴロンゴロ ●メッセル・ピット ●カナディアン・ロッキー ●グランド・キャニオン ●マヌー ●イグアス ●ガラパゴス ●ハワイ ●グレート・バリア・リーフ ●ひみつ基地 ●まだまだ自然遺産のピンチ ●迷路と問題の答え
「人生の答え」──人はどこかでそれを求め続けていることはよく分かります。みんながそれぞれの答えを見つけることができればいいと願っています。すべての人が「幸福の種」を見つけるための一助になれば。そういう気持ちで本書を記しました。--「序」より
あなたを導く、古くて新しい「禅」の知恵の数々--
●生かされていることを知ってこそ、周りを生かせる
●人生の目標なんて、ぼんやりしているほうがいい
●「形」から入る
●道を間違えたのならば、引き返せばいい
●選択肢が少ないことは幸せなこと
●心配や不安はいつも浮かんでは消えていくもの
●人生に必要な道具、不必要な道具
●曖昧という変幻自在の心をもつ
●「合掌」の左手は自分自身、右手は大切な人
●人は「命のロウソク」をもって生まれる
●生きる実感は、淡々とした基本の繰り返しにある
●歳を重ねることは老いることではない
●小さな満足のかけらを積み重ねる
●「心の支度」とは、一生懸命に生きること
中学入試は「算数で決まる」と言われています。
その大きな理由は、他の科目よりも特殊であり、点差がつきやすいからです。「理解+思考+解法スキル」がしっかり身についていないと昨今の問題には太刀打ちできません。
本書では、受験算数を8分野50単元に分割し、それぞれの単元の典型題とその解説、子どもの手が止まりがちな「つまずきポイント」を掲載しています。「子どもがどこでつまずいているのか」「どうすれば子どもが理解できるようになるのか」、悩まれている方、必見!
問題は全部で240題以上。4年生から受験直前期まで使えます。苦手な単元、理解が浅いと思われる単元は、くり返し練習しましょう。
長年、中学受験に携わり、プロ家庭教師として毎年多くの合格者を出している二人の著者が、子どもに教える際の注意点や図の書き方のコツを具体的に伝授!一生に一度の中学受験を通して、ぜひ算数の楽しさ・解ける喜びを味わってください。
たくましい子に育てるには、「乳幼児+小学校時代」の接し方がとても大切!
0〜12歳児の子を持つ親が、最低限しておくべきこととは?
一生の宝もの「ふんばる力」「自己肯定感」が身につく、すぐ実践できる具体的アドバイス!
(主な内容)
●お母さんとのラブラブが、男の子の自信を育てる
●してほしいことは、「命令」ではなく「お願い口調」で
●「お手伝い」が将来を決める
●男の子のバカバカしい遊びが「発想力」を生む
●ゲームは「全面禁止」より「ルール」を守らせる
●男子校に行くと、彼女ができにくい!?
「子育ての基本は、何と言ってもお母さん自身の『ラブ&ハッピー』。お母さんが何があってもドーーーンと動じず、安定した穏やかな、しあわせいっぱいな気持ちになって、お子さんに愛を伝えていくこと。これ以上に、育児において大切なことは何もない! のです」(本書「はじめに」より)
シリーズ累計35万部突破!
うまいものには“謎”がある!?
みたらし団子、猪鍋、菜の花飯……旬の女性時代作家による江戸の料理×人情アンソロジー。
●「福袋」(朝井まかて)
妻と離縁をしたいが、持参金を使い切ったために別れられずにいる乾物屋の旦那。食べすぎで出戻ってきた姉を大喰い会に参加させ、賞金を手に入れようとするが……。
●「びっくり水」(中島久枝)
正吉は腕の良い菓子職人だが、めったに働かず、困った女房のお里が代わりに作るも、客からは文句を言われてしまう。このままでは奉公に出されてしまうと考えた娘のおみちは、父親の本当の気持ちを試すために、ある作戦を行おうとする。
●「猪鍋」(近藤史恵)
つわりで何も食べられなくなった年下の義母のために、流行の猪鍋屋を訪れた同心の千蔭。評判通りの味に義母の食も進み、ひと安心するも、千蔭は猪鍋屋の騒動に巻き込まれることになり……。
●「桜ほろほろ」(五十嵐佳子)
旗本の奥方に仕え、独り身を貫いたさゆ。五十五歳で奉公先を退いて実家の世話になったものの、毎日が退屈なさゆは、反対を押し切って茶屋を始める。そんな中、夫を亡くし、口うるさい姑に悩む女性と出会う。
●「糸吉の恋」(宮部みゆき)
岡っ引き・茂七の手下である糸吉は、菜の花畑で泣いている娘を見かける。話を聞くと、菜の花畑の下に赤ん坊が埋められているという。茂七に注進するも、それは作り話だと突き放され、むきになった糸吉はひとりで調べを進めるが……。
シリーズ累計270万部突破の大ヒット「迷路絵本シリーズ」のポケットサイズ版。小さくなったので、おでかけ先に持っていって、ちょっとした合間や待ち時間に楽しめます。
「水族館」や「巨大魚の国」などにある迷路を通り抜け、かくし絵を見つけよう! 水の生き物の名前から分類や生態まで、遊んでいるうちに自然と知識が身につきます。また、一つの場面には、3歳くらいから楽しめる「かくし絵」探しや、難易度の高い「ロングめいろ」まで様々な設問があり、家族みんなで夢中になって遊べます。各場面に登場する「シズクリスタル」や誰かが流した「ビンのメッセージ」など何度も楽しめる仕掛けがいっぱい!
水の生き物たちが住む水の世界へ冒険の旅に出発だ! 「水族館」→「川と池の国」→「熱帯魚の国」→「海岸の国」→「回遊魚の国」→「クラゲの国」→「サンゴ礁の国」→「深海の国」→「光る生き物の国」→「寒い海の国」→「巨大魚の国」→「水の妖精の城」
同じ年収、同じ家族構成でも、いっぽうは金持ち老後、もういっぽうはビンボー老後ーー。この「差」はどこにあるのでしょう? それは、金持ち老後を送るために、今できることをしているかどうか、だけ!
この本では、「家計」「脳科学」「片づけ」「占い」「そうじ」など、さまざまなジャンルのスペシャリストが、あなたの幸せな未来のためにとっておきのアドバイスをしてくれます。
たとえば、『「金持ち老後vs.ビンボー老後」の分かれ目って?』(荻原博子)、 『「金持ち脳」に変える習慣』(苫米地英人)、『ガッチリ貯める!家計の“黄金比率”』(横山光昭)……などなど。
「小さなことから少しずつ」でいいのです。さあ、明るい金持ち老後に向けて、一歩踏み出してみませんか?
1923年に完成した帝国ホテル二代目本館、通称「ライト館」。“世界一美しいホテル”“東洋の宝石”として絶賛された名建築だが、完成までの道のりは、想像を絶するものだったーー。二十世紀を代表する米国人建築家、フランク・ロイド・ライトによる飽くなきこだわり、現場との対立、難航する作業、襲い来る天災……。次々と困難が立ちはだかったが、男たちは諦めなかった。ライト館の建築に懸けた者たちの熱い闘いを描いた、著者渾身の長編小説!
いざ、決戦の時ーー!
「あやかし課」は祇園祭を守り切れるのか!?
祇園祭の山鉾略奪を企む、京都信奉会の船越。さらに彼は、「あやかし課」のエースにして、信奉会の教祖・神崎武則の実の息子である坂本塔太郎の命も狙っていた。祇園祭を守るため、古賀大達あやかし課隊員は、八坂神社の祭神の力を借り、ある作戦を決行することに。そしてついに、警察の威信をかけた全面対決の火蓋が切られ……。
シリーズ累計22万部突破!
第七回京都本大賞受賞の大人気あやかし警察小説、待望の第七弾! 文庫オリジナル。
お母さんが笑うほど、頭のいい子に育つ
誰もが「このままじゃまずい」と思っているのに、なかなか変われない老舗大企業。
ワンマン社長の暴走で危機に陥りつつある地方の製造業。
2つの企業を舞台に展開される「リアルすぎる企業変革ストーリー」。
「このままではじり貧。しかし、なかなか変わることができない……」多くの企業がこうした問題を抱えているだろう。本書はそんな企業を劇的に変革するための「コーポレートトランスフォーメーション(CX)」の手法を説くビジネス小説である。
主人公は「ゆでガエル大企業」の部長。そして、地方ワンマン企業の財務マン。たった一人の社員がどのように会社の問題を見つけ出し、トップを動かし、抵抗勢力との戦いを制し、社内を巻き込んで改革を実現するのかを、極めてリアルに描いていく。多くの企業の経営改革に携わってきた著者だけに、極めてリアルな「あるある」が満載だ。
「会社を変えたい」と思うすべてのビジネスパーソンに贈る、読めば必ず希望が湧きあがる一冊。