「良い演技」の根拠はどこにあるのか?
チェーホフ、ベケット、ワイルダーらの戯曲を縦横無尽に再構成した独自の創作。ワークショップの手法によりカフカのテキストを舞台化した群を抜く連作。これらにより、読売演劇大賞優秀作品賞、同優秀演出家賞、湯浅芳子賞、毎日芸術賞千田是也賞、紀伊國屋演劇賞個人賞などを受賞、高い評価を受けてきた演出家の実践的演出・演技論。
1 ぼくの演劇ゼミナール ▼文学座にいた頃▼最初のワークショップ▼MODEを始める▼スタニスラフスキー▼演技のスタンダードを考える▼地域演劇、公共劇場▼カフカでワークショップを
2 チェーホフの遊び方 ▼チェーホフの作り方
3 カフカの作り方 ▼カフカ作品の誘惑▼演出家のメモ▼稽古場日記より
4 MODEの方法 ▼大人げないダメ出し▼世の中の出来事と私の創作▼劇作家として不思議な存在 ほか
ヘンリーは、しりたがりやの男の子。なかでも、自分がどこからきたのかパパとママに何度もたずねます。「カラスがはこんできたんじゃなかったっけ?」「いいえ、はこんできたのはようせいさんよ」「そうじゃない、かごにはいってかわをながれてきたんだ」 さいごにパパが教えてくれた本当の答えとは…?
1:ぼくの風船
2:心つなぐ歌
3:きっと明日は晴れる
4:♯みんなで歌おう〜歌声と幸せがあふれますように
5:君の空見上げて
6:素晴らしい言葉
7:地球の笑顔
8:ちいさな花が咲くように
9:帰る場所
10:空へ
11:友達の友達
12:まっすぐに
13:手をつなごう〜共に生きる〜
14:君は虹を見たかい?
15:ハートのアンテナ
16:ペガサス
17:このみち
18:いい日にしようね
19:その先へ
20:今日よりうれしいこと
21:さよならの前に
22:大地のように
人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだーー。ぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。
"おいしい旅"を、お届けします。
元気になれるフード&ロードノベル登場!
体を壊して仕事をリタイアした颯太。とある理由から大学を休学中の、食いしん坊女子ひより。
人生迷子な二人は、亡き颯太の父が遺した小さな食堂『風来軒』で出会う。
町の人たちからとても愛されたこの食堂を存続させるため、二人は新たなメニューを探して旅に出る。
父の最期の料理はどこに? 幻の絶品コロッケの材料とは? 東京から岩手の盛岡、そして北海道は美しい羊蹄山の麓、真狩村へ。
二人が歩む"おいしい旅"。元気になれるフード&ロードノベル、登場!
※一部商品に色抜け(ヤケ)のあるものがございます。どうやらぼくはゾンビになったらしいーー。ゾンビだって悩む。笑う。恋もする。 全米もびっくりの一人称ゾンビ文学!!ゾンビの掟:・人間を混乱させてはいけない。・門限を過ぎたら外出してはいけない。・隣人の肉を切望してはいけない。
にんじゃの木の前で、おじいちゃんがいいました。「カイ、わしは、じつはにんじゃだ。そしておまえは、にんじゃのたまご、あやし丸だ」「え?ぼく?」にんじゃの木が、えだをふるわせて「あやし丸、あやし丸」とこたえました。カイは、からだじゅうからわきたつようににんじゃの気持ちをかんじていました。低〜中学年向き。
忘れがたいボギーやクーパーたちースターの表情はわたしたちに多くのことを語りかける。
おもしろくて、おかしくて、どうしようもなくへんてこな虫を探せ!
とてつもなく長い時間をを生き抜きながら、環境に合わせ自分や種の命をつないでいくために昆虫たちが身につけた装備や知恵とは?
驚きがいっぱいの昆虫たちの不思議な世界。一緒に探してみませんか。
自然の中で生きている虫たちの姿を知ってもらおうと、子供向け昆虫教室を開催している著者が、いろいろな姿や形、仕草の昆虫を集めた昆虫図鑑です。
1 だれかに、みられてる 目玉模様に、あぁ驚いた
2 あら、すてきなもよう きれいな衣装で気をひくの
3 めっちゃ、かっこいい! “強いもの”アピール
4 とげとげ vs もふもふ 自分を守るトゲ!ツノ!もふ?
5 どこにいるのかな 別のものになりきる技
6 つかまえた! 虫だけど、わしづかみだぜ
7 ちゅ〜ちゅ〜!かじかじ 吸っちゃえ かじっちゃえ
(コラム)いないいないばあ?/アオバセセリの幼虫をさがせ!/黄色と黒は注意の印?/あざやかな瑠璃色/小さくたってトゲがある/オレたちもかっこいいぜ!/天狗登場!!/クワガタを育ててみよう/羽化の瞬間/文字通りの隠れみの/死んだふり〜/変身するのは、ごみ?ふん?/ロックオン!/カニグモの仲間に食べられる虫/幼虫を守るアリ/つかんで止まる/樹液をペロペロ/草食の顔・肉食の顔
ある日、テオは森で「かみさま」に出会います。その神様は、変身できるし、水の上を歩ける。でも、オムレツを知らないし、泳げないし、木に登れないし……。そもそも神様って、どんな存在?
ベルギー出身のキティ・クローザーは、若手ながら2010年にアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞した実力派で、全世界的に注目されている作家のひとり。自作絵本の最新作である本書は、“神様”との出会いを描いた話題作。“死神“を採りあげた『ちいさな死神くん』(講談社)とともに、見えざる存在をユニークな想像力で描き出した、読み手にさまざまな考えを喚起させる一冊です。
タイトル文字は、同じリンドグレーン記念文学賞を受賞した日本を代表する絵本作家・イラストレーターの荒井良二さんによるものです。
できないことがあってもいい、じぶんのいいところをみつけていこう。
鳥のキーウィは 毛がふさふさなところ。
虫のお蚕さんは まゆを作ってくれるところ。そのまま死んでしまう仲間もいるけれど 生きている子は卵を産んで また次のまゆを作ってくれるところ。
魚のホウボウは 敵が来てもけんかをしないで身を守れるところ。
みんなできないことがあっても 他にできることがたくさんある。
人間の僕にもできないことはたくさんあるけれど その分いいところがあるんだよ。
僕だけのいいところを これからも探し続けていく。
10歳の男の子が描いた 心温まるストーリー。
ごはんを食べたり、おしゃべりしたり、ぼくのまわりはいつもにぎやか。いちばん元気なのが、一さいの海くんだ。その海くんが、ある日…。
近くに引っ越してきたシオリちゃんは、ポニーテールのかわいい子。野球少年団のマネージャーもしている。いっぺんに好きになったのはいいけど、ぼくは引っこみ思案で、スポーツが苦手。遠くからこっそりシオリちゃんを見ているだけだった。ぼくの誕生日、両親がプレゼントしてくれた箱をあけると、子犬がつぶらな目でぼくを見ていた。ところが、この子犬、さっそく夜鳴きはするし、家出はするし、もうたいへん。でもマルコと名づけ、毎日散歩をするうちに、なにもかもが変わりはじめる。小学中級から。
こころでわかる、めぐりめぐるいのちの縁。最後の場面に、思わず胸が熱くなります。
あたりが暗くなるとゾウが村にやってきます。
メシャキくんのお父さんは、作物を守るために、たき火を焚いて、毛布にくるまりながら、見張りをします。
メシャキくんは、ゾウの足音がきこえると、お父さんがゾウに襲われてけがをしないか、殺されてしまわないか心配で眠ることができません。
第1章 大草原・子どもたちの村がゾウに襲われる
第2章 草原の村を追い出された人びと
第3章 密猟者の村といわれたが…… 伝説の象牙と生きているイコマ民族
第4章 村びとが大草原から追い出され「野生の王国」が誕生したわけ
第5章 「自然保護」によって土地を奪われる先住民たち
第6章 動物を保護しながら、人びとの暮らしを守るには?
第7章 ゾウとの共存をめざす村びとたち
第8章 わたしたちにできること