卒後の歯科医師が「きちんと学んでおけばよかった」と後悔する科目、解剖学。そんな先生方へ向けて、30年超、開業医として臨床と基礎研究を両立してきた著者が、臨床に活かすことを前提とした歯周組織の解剖学的知識と、その知識に基づいた臨床手技を一冊にまとめた。本書を読めば、基礎と臨床、歯周治療とインプラント治療、生体と人工物など、あらゆる点と点がつながり「そういうことだったのか!」と目からウロコが落ちるはず。
Chapter1 生物学的幅径
Chapter2 生体の組織構造と外科術式の関連
Chapter3 歯周治療と補綴治療の接点クラウンマージンの設定
Chapter4 インプラントと歯周治療の接点プラットフォームスイッチング
Chapter5 患者の人生主導型インプラント治療
Chapter6 ケースプレゼンテーションの手引き
矯正治療のニーズの質と数を高めることを目的とした。一般開業歯科医・かかりつけ歯科医の先生方に、矯正治療の考え方・目的・技術などが理解できるように、全体の構成を写真・図解中心に組み立てている。最新の理論と器具を駆使するための“How to”ではなく、“なぜ、このように診断し、治療するのか”を、豊富な写真と図解で具体的に示し、わかりやすく解説した。矯正歯科専門医として、30年以上にわたって集積してきた臨床例を公開している。取り上げた臨床例は、十数年にわたる経過観察により、徹底的に考察されたものばかりである。各治療の根拠と関連する論文は、なるべく多く文献集に入れた。
全顎矯正ではAngle1・2・3級や外科的矯正、開咬、歯周矯正、顎関節症などに関して非抜歯・抜歯ケースをとりあげ、どのような理由でその治療方針に至ったかをていねいに解説。また、部分矯正ではアップライトや挺出、圧下、TAD、アライナー治療による叢生などの症例をとりあげている。長年の経験則から導かれた矯正臨床における治療選択の引き出しの多さは、初学者はもちろんベテランの矯正家にとっても参考になる1冊。
1章 矯正治療の診断方法
2章 非抜歯治療と抜歯治療の考え方
3章 咬合治療の意義
4章 咬合安定を図る口の体操
5章 各種不正咬合に対する診断と治療
6章 矯正治療にまつわるトラブルと対策
本書は、インプラント販売企業23社の協力を得て、各社が扱うオススメ製品の紹介欄と、それらを著名な臨床家たちが実際に用いた臨床欄から成る「最新インプラントシステムの特長および臨床応用」で構成されている。また、巻頭には「保険適用のインプラント治療 広範囲顎骨支持型装置・補綴の実際」と題した特集を掲載し、インプラント治療の臨床と知識という両方向のレベルアップを図ることができる1冊となっている。
巻頭特集 保険適用のインプラント治療広範囲顎骨支持型装置・補綴の実際
Product Information & Clinical Report
掲載製品薬事承認番号一覧
広告協力企業一覧
紀元前から現在に至るまで膨大な情報量のインプラントの歴史をビジュアルで網羅した決定版。本書はインプラントの歴史的背景や材料の特徴、その他、GBRやサイナスフロアエレベーションのおもな術式など、既刊本からでは学べない内容が凝縮されている。インプラントの学術と臨床が絶妙にマッチしており、知れば知るほどインプラントの魅力に気づかされる1冊。小冊子「インプラント治療におけるさまざまなリスク因子」もついている!
CHAPTER1 オッセオインテグレーション
CHAPTER2 インプラントの材料
CHAPTER3 インプラントの表面性状
CHAPTER4 インプラントのデザイン
CHAPTER5 インプラントシミュレーション
CHAPTER6 インプラント埋入手術
CHAPTER7 即時埋入・即時荷重
CHAPTER8 リッジプリザベーション
CHAPTER9 サイナスフロアエレベーション
CHAPTER10 GBR
CHAPTER11 軟組織マネジメント
CHAPTER12 デジタルデンティストリー
CHAPTER13 インプラント補綴の咬合
CHAPTER14 固定性補綴装置
CHAPTER15 インプラントオーバーデンチャー
CHAPTER16 メインテナンス
CHAPTER17 インプラント周囲炎
いまある「知識」を「実践」にいかすためのアドバイスが満載!臨床研修医&若手歯科医師必読の書。
Digital Dentistryの最新情報を毎年アップデートする「Digital Dentistry YEARBOOK」。創刊13年目となる2023年の本号は、巻頭総説論文1編、海外翻訳論文2編、そして参画企業17社の担当者が直接執筆した製品紹介文17編と、各企業が有力ユーザーに依頼した使用レポート12論文で構成。すでに臨床に欠かせない道具となってきた3Dプリンターやダイナミックナビゲーション装置をはじめ、ジルコニア材料やミリングマシンなどももちろん網羅。2023年も、Digital Dentistryの今がここにある!
[技術総説編]
[海外論文編]
[CAD/CAM編]
[ガイデッドインプラントサージェリー&補綴編]
合併症のトラブルシューティングシリーズ第一弾! 本書は、インプラント治療におけるトラブルを機械・構造的合併症に絞り込み、インプラント体、アバットメントスクリュー、アバットメント、上部構造スクリューそれぞれの破折について解説。特筆すべきは、他院から来院した患者の”これだけ見れば100%判別可能!インプラントレスキューのための16項目”は既存の判別法を超越している。他院からのインプラント難民に頭を悩ませている歯科医師必見!
1章 インプラントの基本構造とは?
2章 トラブルはどのパーツで起こっているのか?
3章 自院でのトラブルシューティング症例集
4章 インプラントシステム判別のポイント
5章 他院でのトラブルシューティング症例集
6章 システムの互換性を考える
インプラントメーカーシステム完全判別一覧
歯周治療の基本を再確認する、教科書には載っていない、本音の説明。イラストのユーモアたっぷりの表現を添えたガイド。
どんな時にどうすれば、術者(ドクター)を“アシスト”できるのか? 抜歯やインプラントといった歯科の小手術におけるアシスタントのポイントを、歯科口腔外科でリーダーを務めてきたDHが教えます。「ライトはいつ動かしたらいいの?」「どこを吸引すればいいの?」「新人さんにはどう教えたらいい?」など、誰もが知りたかったことをステップごとに解説。こんなアシスタントをしてもらえたら、手術はうまくいきます!
歯科手術(抜歯・小手術)のアシスタントワークとは
[PART 1] 自信をもってライティングするためのテクニック
[PART 2] 心身をサポートするためのテクニック
デジタル化の波は歯科にも押し寄せているのは周知の事実。ボリュームスキャンやサーフェススキャン、3Dプリント、CADソフトウェア、人工知能(AI)など、矯正歯科で使われている最新のデジタル技術について詳説し、日々の臨床に落とし込むキーポイントを伝授。また、今後期待されるテクノロジーやマテリアルの発展について大胆に予測している。インオフィス(院内)で完結するデジタル矯正歯科を実現するために必携の1冊。
1 序説 -歯科のニューノーマルー
2 矯正歯科におけるCBCT
3 サーフェススキャン
4 積層造形
5 矯正歯科医院のデジタルワークフロー
6 インオフィスカスタム装置の設計
7 矯正歯科専用のソフトウェアを使用したカスタム装置の設計
8 インオフィスカスタム矯正用ブラケット:UBracketsソフトウェア
9 インオフィスでカスタマイズした舌側矯正装置
10 インオフィスクリアアライナー
11 インオフィスデジタルインダイレクトボンディング
12 インオフィス外科用スプリント
13 インオフィス矯正用アーチワイヤーベンディングロボット
14 矯正歯科における人工知能と機械学習
2022年英語版PRDに掲載された論文の中から、12名の著名編集委員が精査した「ペリオ」「補綴」「外科」「インプラント」「新材料・テクニック」分野の注目10論文を全文翻訳掲載。毎年注目を集めているUrbanらも掲載。日本版では「成人矯正を成功に導くための歯周ー矯正治療」と題し、国内の臨床家3名に、骨吸収および歯肉退縮の対処方法や根面被覆を用いたアプローチ、またSFOT理論を応用した症例について解説いただいた。
歯周病学1
歯周病学2
補綴1
補綴2
外科1
外科2
インプラント1
インプラント2
新材料・テクニック1
新材料・テクニック2
【PRD発】世界最新テクニック&マテリアル
海外学会レポート
International Dental Show 2023現地レポート
読んでおきたい 海外書籍紹介
大学紹介
スカンジナビアエンドは、世界で最も成功率が高い。難しいテクニックはなくとも、平均点以上の結果をだせるため、開業歯科医に向いた治療方法。エンドの問題は、細菌の感染がなければ発症しないため、治療のゴールは感染の除去と感染の予防になる。エンドを極めるのに魔法はない。小さなことを1つずつクリアしていくのみ。文字だけではわかりにくいところはビデオ映像でみられるようになっている。歯内療法を成功に導くバイブル。
第1章 エンドにかかわわる診断
第2章 エンドにかかわわる臨床
欧州をはじめ、世界的に著名な補綴・インプラント医の夫妻が著した歯科用デジタル写真撮影の解説書。なぜ、歯科臨床写真が必要なのか? という問いかけにはじまり、必要な機材や、診療室での具体的な使用法について詳説。また、口腔内写真、顔貌写真、修復治療での写真、矯正治療での写真、歯周治療での写真など、状況に応じた撮影テクニックが明快に示されている。審美性と規格性を両立する、歯科臨床写真の最新指南書。
01 ハイクオリティーな歯科写真の基本原理
02 デジタル歯科用写真の使用機材
03 シンプルに高品質な写真を撮影するための臨床プロトコル
04 さまざまな特殊ケースに応じた撮影シーケンスとセッティング
05 光の方向と質─臨床との関連性
06 トラブルシューティング
07 歯科におけるウルトラマクロ撮影
08 DSD─デジタルスマイルデザイン
09 歯科写真撮影専用に設計された装置