整形外科医、リハビリテーション医として長年にわたって患者と向き合ってきた著者は、超高齢社会が進む日本で自身も後期高齢者と呼ばれる年齢になり、健康寿命を延ばすことの重要性を痛感。 同時に、脚・腰の衰えにより自立した生活ができなくなるロコモティブシンドロームの高齢者が急増している現実を目の当たりにし、無理なく脚・腰を鍛えられるようにと「新しん健康体操」を考案した。
「新しん健康体操」は、リハビリテーション医学にヨガとジムナスティックを取り入れるというもので、高齢者が手軽に取り組めるよう工夫されている。本書では、写真や付属DVDの映像を使って詳しく解説している。
東北大学 川島教授の脳を元気にするパズル。文字や数字、絵による楽しいパズルで脳を活性化!バラバラ熟語パズル、イラスト間違い探し、足し算迷路、漢字スケルトン、同じ絵探しなど、楽しく遊びながら脳を鍛えましょう。
「運動不足の解消」「病気の予防」「肌や髪のアンチエイジング」「ダイエット」などを目的とする健康法が巷にあふれています。ところが、その効能や効果は流行とは関係なく、誇張されることもしばしばあります。人によっては害をおよぼすことも。
本書は、近年ヒットした運動法、食材、健康グッズ、美容アイテムのエビデンスを、総合内科医が知見と経験をもと検証。◯△×で判定します。
ほんとうに健康になりたい人の知っておくべき情報がつまった1冊です。
戦後復興を担った出稼ぎ者、特に東北からの出稼ぎ者の健康管理に尽力し、今年(2022年)5月に亡くなった現代の「赤ひげ」天明(てんみょう)医師と仲間たちの貴重な医療記録と提言、そして直言をまとめた本。天明医師とこの本については、今年10月11日の毎日新聞夕刊の1面と社会面で大きく紹介された。出稼ぎ者は少なくなったが、外国人労働者等少数者の医療問題が再びクローズアップされている今日でも、人権優先の観点からそのような患者への正当な対処法や治療方針など、不可欠で有意義なヒントを与えてくれる。
はしがき
第1章 神奈川労災職業病センターの設立
一、神奈川の労災・職業病運動に不可欠な組織を
二、神奈川労災職業病センターの設立へ
第2章 就労先での「健診・健康相談」の再開
一、港町診療所が秋田県横手市と大曲市の出稼ぎ先での指定医療機関に認定
二、まず小野隆さんについて
三、出稼ぎ者健診十一年目の冬に向けてーー夏の秋田県役場まわり報告 小野 隆
第3章 秋田県出稼組合連合会ーーより密接な提携を求む
第4章 首都圏出稼ぎ者健康管理ネットワーク
一、「首都圏出稼ぎ者健康管理ネットワーク」の設立とその後の歩み
二、小野隆さんの「健診日誌」
第5章 出稼ぎ者の職業病
一、じん肺、アスベスト
第6章 出稼ぎ者の職業病(その2)
二、血圧・循環器疾患 宮田信之
三、出稼ぎ者の肝機能
四、労働実態調査
第7章 重大災害
一、何人もの出稼ぎ死を生んだ三つの重大災害と事故原因
二、長野県小谷村の土石流災害
三、三つのスローガンこそ
最終章 「健診・健康相談」の足跡
一、「健診・健康相談」と活動の限界ーーその克服は?
二、山形県白鷹町での経験
あとがき 「首都圏出稼ぎ者健康管理ネットワーク」世話人一同
「首都圏出稼ぎ者健康管理ネッワーク」参加者リスト
脂肪燃焼、老化予防に、スーパーミルク!2015年のヒットアイテムに選ばれた「ライスミルク」ミランダ・カーも毎朝飲んでいる「アーモンドミルク」大ブームのココナッツオイルより食生活に取り入れやすい「ココナッツミルク」この、3つの植物性ミルクを、スーパーミルクと名づけました。それぞれ、太らない体づくりにつながるスーパー栄養素がたっぷり。
「なぜ大事な会議中なのに眠くなるのだろう」、「大人になってもにきびがでるのはなぜ?」、「清潔にしていたはずなのに水虫になった」、「将来の薄毛が心配だ」、「近視は予防できるだろうか」……、日々の暮らしの中で、体と健康に関する疑問や悩みはつきないものです。
本書は、食事や睡眠、美容、運動、体調といったジャンル別に、体にまつわる50のテーマを厳選して、そのしくみや対処法を解説した一冊です。2018年に刊行された別冊『体の科学知識 体質編』に、新たなテーマを収録しています。
「なるほど!そうだったのか!」という役立つ知識が満載の本書を楽しく読みながら、体と健康に関する正しい最新の科学知識を身につけてみませんか?
1 食事と睡眠の科学知識
満腹と空腹
酒に酔う
メタボ
血糖値
血圧
便秘
おなら
尿
眠気
金縛り
あくび
いびき
2 美容の科学知識
ほくろ
にきび
しわ
くせ毛とパーマ
薄毛
ふけ
体臭
口臭
つめ
手荒れ
3 運動•認知能力の科学知識
運動神経
柔軟性
音痴
物忘れ
4 体の不調の科学知識
近視
なみだ
めまい
むし歯
かぜ
鼻水・鼻づまり
鼻血
せき・たん
しゃっくり
水虫
やけど
筋肉痛
肩こり
ぎっくり腰
足がつる
夏バテ
熱中症
冷え症
5 意外と知らない! 体の科学知識
まぶた
指紋
アドレナリン
体温
汗
血液型
食品素材の成分と加工食品の加工方法を中心に,簡潔に要点を押さえて,わかりやすく記述.図解や写真を豊富に掲載し,学生のイメージがわきやすい紙面とした.本文中にはポイントが確実に理解できるように例題を,また各章末には練習問題を掲載した.食品表示法や日本食品標準成分表2015年版(七訂)の内容にそって全面的に見直した.
1. 穀類の特性とその加工品
2. イモ類の特性とその加工品
3. 種実類の特性とその加工品
4. 豆類の特性とその加工品
5. 野菜類の特性とその加工品
6. 果実類の特性とその加工品
7. キノコ類の特性とその加工品
8. 藻類の特性とその加工品
9. 魚介類の特性とその加工品
10. 食肉類の特性とその加工品
11. 卵類の特性とその加工品
12. 乳類の特性とその加工品
13. 食用油脂,調味料,香辛料,嗜好品
14. 食品の保存と規格
お酒のモヤモヤ・悩みも仕組みが分かればスッキリ。
コロナ禍で酒との付き合い方が激変!? 今読みたい科学の知見を一冊に
なぜ人は酔い、二日酔いになり、飲み過ぎて病気になり、
また下戸は飲めないのか。左党も思わず膝を打つ、酒と人体の最新研究を一冊に!
本書では、様々な病気のスペシャリストや、酒の人体への影響を調べる研究者が、最新の科学知識を分かりやすく解説します。
酒が大好きな人も、健康にちょっぴり不安を感じている人も、下戸だけど人体のしくみに興味がある人も、アフターコロナに備えて今こそ読みたい科学の知見が満載です。
★科学的に解明された「後悔しない飲み方」
飲み過ぎると下痢になるのはなぜ/年を取ると酒に弱くなるのはなぜ/筋トレ後に酒を飲んではいけない理由/いつまでも健康でいられる「適量」は?
★酒飲みの宿命、「病気のリスク」
「ほどほど」に飲んでもがんのリスクは上がる?/レモンサワーが逆流性食道炎の原因に?/酒をよく飲む人は新型コロナにかかりやすい?
【医師・専門家たちが教えてくれた、病気を遠ざける科学的実践法を体系化!】
ベストセラー『最強の働き方』『一流の育て方』の著者、
ムーギー・キムが、世の一流の医師・専門家から学んだ、
働く人が、世にはびこる「ウソだらけの医療」にだまされないための超実践的教訓とは?
『最強の健康法 ベスト・コンディション編』と共にシリーズ二冊同日刊行!
【ひと目でわかるイラスト図解】
【進行するとどうなる? 良性か、悪性か?】
膵臓の病気は、食生活の変化などを背景に増加傾向にあります。さまざまな病気がありますが、最近では検査・診断技術の進歩により、膵炎や膵臓がんとともに、膵のう胞などもたくさんみつかるようになってきました。
急性膵炎と慢性膵炎は程度の差はあれ、症状が現れますが、膵のう胞は、基本、無症状です。膵臓がんも進行するまで症状は現れにくい特徴があり、受診したときにはすでに病気が進行していたというケースがよくあります。
膵臓の病気のなかでも、膵臓がんはもっとも治療が難しいがんのひとつといわれています。膵臓がんにかかる人は年間4万人を超え、がん死亡原因の第4位です。最善の治療法は手術によってすべてのがんをとり除くことですが、残念ながら現在でも発見された段階で3割程度しか手術ができません。
しかし、ここ数年でこの領域は目覚ましく進歩しており、手術以外の治療により腫瘍の増悪が長期間おさえられたり、手術が難しいとされた場合でも化学療法や化学放射線療法後に根治手術ができるケースが増えています。
「膵臓病はこわい」といって、医師まかせにするのではなく、あなたが自ら理解し、ともに考えて治療を進めていくことが大切です。本書では、急性膵炎、慢性膵炎、膵のう胞、膵臓がんの4つの病気の基礎知識から最新治療、病後の注意点までを徹底解説します。
【主なポイント】
急性膵炎
*激痛におそわれ、重症化すると命の危険も
*絶食と安静が治療の基本。点滴で栄養補給し、膵臓を休ませる
慢性膵炎
*じわじわと炎症が進み、膵臓の機能がダメージを受ける
*進行すると「膵臓がん」のリスクも高くなる
膵のう胞
*膵臓にできる液体の入った袋状の病変
*健康診断でみつかりやすく、良性のものが多い
膵臓がん
*進行するまで症状が現れにくい
*手術・化学療法・化学放射線療法の進歩により根治できるケースが増えている
【内容構成】
第1章 膵臓の働きと病気のサイン
第2章 急性膵炎
第3章 慢性膵炎
第4章 膵のう胞
第5章 膵臓がん
「ワクチンは接種するべきかしないべきか」「この病気にはこの治療法がよい」「これを食べれば病気がよくなる」……あなたはそのような情報を目にしたとき、「根拠」についてどう感じていますか? そしてどう解釈し、どう行動していますか?
テレビやSNSで著名な人が発信しているから、専門家の監修がついているからといって、信頼がおける情報とは限りません。また、信頼度が高く効果のある治療法であっても、同じ病気の人すべてに当てはまるかどうかはわかりません。
本書は、医療・健康情報を理解して活用できる力=「ヘルスリテラシー」指導の第一人者である著者が、初めて一般の人向けにヘルスリテラシーを語った本です。
ただし、私たちが健康を目指して生きていくうえでは、単に「怪しい情報や曖昧な情報を見極め、信頼できる情報を見つける」だけでなく、実際は「信頼できる情報をもとに、どのような行動を起こすかという意思決定が重要です。病気の治療法を選ぶ際には、「期待する効果が得られるか」「副作用はどうか」「治療費はどのくらいか」「自分の価値観に合っているか」など、医療者とよく話し合って納得したうえで、最適なものを選びたいもの。本書では、そのように患者さん自身が情報を手に、医療者と共有意思決定(SDM)を行うための方法を、具体例を挙げて解説しています。
著者おすすめの、信頼できる医療情報が得られるWebサイトも紹介!
プロローグ どの情報を選ぶかが、あなたの健康を左右する!?
第1章 健康情報はここを疑え! --情報を見極めるための8つの掟
掟1必ず根拠を探せ!/掟2情報の偏りを見逃すな!/掟3数字の「あおり」につられない!/掟4数字の「見た目」にだまされない!/掟5因果関係を見極める!/掟6比較の対象を意識する!/掟7情報の出どころをチェックする!/掟8リスク(危険)とベネフィット(利益)をチェックする!
第2章 メディア情報との付き合い方
ネットで信頼できる情報を得るためには?/人は“自分に都合のよい情報”を集めてしまう/ニセ医療情報は、なぜSNSで拡散しやすいのか/ネットの情報に惑わされないために確認すべきこと/健康・医療系のウェブサイトを見極めるにはここを見よ!/テレビの健康情報番組は信頼できる?
第3章 選んだ情報から「白黒つける」--意思決定のポイント
根拠はどれも濃淡の違う「グレー」/根拠に基づく医療(EBM)という考え方/意思決定に影響するもの/集めた情報が自分に当てはまるかどうかを判断し、決定、行動する/「最新の治療法がベストな治療法」ではない/ガイドラインはエビデンスの積み重ね/「インフォームド・コンセント」と「SDM(共有意思決定)」/SDMへの架け橋ーー 患者さんにとってのEBM/EBMの5つのステップ/SDMにおけるコミュニケーション
ユウキ、チエリ、ダイスケは、町の健康を見守り健康啓発を行うケンコウ探偵団の3人だ。そのケンコウ探偵団に謎の怪人が「喫煙」「飲酒」「薬物乱用」についての謎をつきつける。はたして主人公たちはそれら3つの害とその防止を正しくこたえることができるのだろうか?
■目次
1章 喫煙の害
2章 飲酒の害
3章 薬物乱用の害
4章 ゆうわくに負けない!
その健康法、本当はカラダに悪いです!
現役の医師が教える、最新版・家庭の医学「健康編」
日本の医学会、これまで正しいとされてきた健康常識の間違いを最強のドクターチーム、現役100名の医師が斬る!
「食」、「運動」、「睡眠」、「医療」、「美容」など様々な分野で、病気にならない身体づくりのポイントを図版、イラストで解説。
今の日本に本当に必要で正しい予防医学を伝える、世界一分かりやすい「健康」の教科書。
「生きているうちは、寝たきりにならず、元気でいたい」多くの人がそう思っているはずです。でも、寝たきり予防のために、ジムなどで運動をしたり、きつい筋トレをおこなうのはなかなか難しいもの……。そもそも、どんな運動が本当に効果があるのか、わからない人も多いはず。そこで、本書で提案するのが、歩くだけで筋力を増やすことができる「筋トレ」ウォーキング。7000人以上のデータに裏付けられた「科学的なエビデンス」のあるウォーキング法です。筋トレウォーキングをするだけで、10歳以上若返った体力を得ることも可能。いつもの歩き方を少し変えるだけで、簡単に健康寿命を延ばし、生活習慣病も予防できます。
血圧は運動後でも上がらない!?肉の食べ過ぎは血糖値に関係しない!?61歳内科医が巷の健康法を自らの体で検証!本当に正しい健康知識を医学的根拠を踏まえて解説。
健康を保つ基本は栄養バランスのよい食事。厚労省の食事摂取基準をもとに、1日にどんな食品をどれくらい食べればよいのかを紹介。それを、朝食、昼食、夕食にどうやって分けて食べればよいか、バランス良い献立ごはんを提案する。
【思春期の子どもに今、親ができること】
発達障害がある子どもは、一般的にいう自立が難しいことが多いです。
発達障害の特性はずっと残っていきますから、サポートもずっと必要ですが、
完璧な(フル)サポートを続けていると、自立力がつきません。
完璧なサポートは思春期までと考えましょう。
過保護にならないよう親はサポートから徐々に身を引き、親以外へ移行させていきます。
大切なのは、ひとりでできることを増やしながら、
本人が自分でサポートを求められるようにSOSを出せることです。
発達障害と診断されている子どもだけでなく、発達障害と診断されるほどでないパステルゾーンの子どもは、
どちらも自立力をつけるための課題があります。
本書では、自立力をつけるために必要な「自己理解の進め方」「問題解決力のつけ方」「社会的機能の獲得」について解説します。
なんでもひとりでできるようにする子育てではなく、どのような助けがあれば
なにができるのか、その方法をみつけ、工夫していく子育てをめざしましょう。
自立を考えはじめる思春期にさしかかったころの子どもと親御さんに向けて、
やさしく図解、ポジティブに考えられる1冊です。
小・中学生を対象とした既刊の『発達障害の子どもの実行機能を伸ばす本ーー自立に向けて今できること』(2021年4月刊)とあわせておすすめします。
【自立に向けて育てたい力】
*勉強や労働を続けるための基礎的な体力
*親も子もストレスをコントロールできるように
*ほめる・感謝する・役割をもたせて自己肯定感を高める
*失敗しても立ち直る力を育てたい
*ものごとや人と折り合いをつける力
*勉強より、成績より、学歴より、身につけたいのは、ライフスキル
*お金の管理がしっかりできるように
【本書の内容構成】
1 自立をサポートする
2 自己理解を進める
3 問題解決力をつける
4 社会的機能を獲得する
5 進学と就労の準備をする