『デフ・ヴォイス〜法廷の手話通訳士』(文春文庫)で話題をさらった丸山正樹氏、初めての児童書。「デフ・ヴォイス」シリーズとして、その後『慟哭は聴こえない』(東京創元社)など続篇を刊行中。本作は、そのスピンオフ版として書かれたもので、コーダ(ろう者の両親の家庭で育った聴者の子ども)である主人公の手話通訳士の再婚相手の子ども美和と、シリーズ2作目に登場する友だち英知の学校を舞台に繰り広げられる。「水まきジイサン」「図書館で消えたしおり」「猫事件」「耳の聞こえないおばあさん」などのストーリーが、ミステリーの要素も加わり、少しずつリンクしていく。美和は義父から習った手話が使える。発達障害や場面かん黙症という特性をもつ英知も、人前で話すことができないが手話を習得していて、二人の会話は手話である。オリジナリティあふれる物語。謎は解けるのか! 巻末に手話の説明付き。
1 水まきジイサン
2 手話でおしゃべり
3 消えたしおり
4 事件が起きる
5 迷子のおばあさん
6 うわさ
7 この世に一つのもの
8 おじいさんは覚えていた
9 事件の真相
10 しおりの思い出
11 別れのとき
正しい情報を得るための羅針盤は?氾濫するデータの海を泳ぐために、図書館情報学が導き出す理論。情報化社会を生きる現代人に必須の「評価基準」とは何か。人々や図書館は、情報をどのように選択し、「コレクション」をどのように構築しているのか…。理論から実践・実例までを備えた、基礎的テキストの決定版。
自治体法務の専門家による,ていねいな解説書です。2018年の改訂版以後,公立図書館の所管を首長部局に移管できる法改正が行われました。本書は改訂版をベースに,図書館をめぐる法的環境について,憲法,教育基本法,地方自治法,図書館法などとの関係を概説し,個別の問題について法的論点を整理しました。特に,管理委託・指定管理者制度については多くの紙幅をさいて詳論,増補にあたり1章を設けて公立図書館を首長部局が所管することの問題点を詳細に指摘しています。後半では図書館で起こるさまざまなトラブルについて,Q&A形式で対処法を提示しました。図書館をめぐる法的環境を把握する必携の書です。
まえがき
改訂版に際してのまえがき
1部 図書館の法的環境
1章 図書館と日本国憲法
2章 地方自治制度における公立図書館の法的位置
3章 図書館法と図書館
4章 図書館と地方自治法に係る法的諸問題
5章 図書館資料滞納者に対しどう対応すべきか
6章 図書館と委託制度・指定管理者制度
7章 図書館とPFI
8章 図書館職員の法的性格
9章 資料選定・資料廃棄に係る法的諸問題
10章 図書館の無料原則と受益者負担
11章 図書館とプライバシーの保護
12章 図書館を長部局に移管することの問題点
2部 図書館サービスとトラブルQ&A
あとがき
改訂版へのあとがき
索引
小学校の吹奏楽部を舞台にした新シリーズの第一弾。都内の花里小学校の吹奏楽部に所属している小学5年生の怜奈。小柄なこともあって、クラリネットを担当している。秋の新学期に転校生がやってくるが、その転校生は、夏休みに偶然出会っていた印象の悪かった男子だった。そして、その男子=省吾くんも吹奏楽部に入ることになる。以前の学校でクラリネットを担当していたらしく、そのレベルも高く、怜奈のライバルに。全国大会が近付くなか、怜奈は省吾を意識しながら、練習に励むが……。怜奈にとって、省吾はいつの間にか「友だちでライバルで好きな人?」。ふたりの恋模様と、大会に向かってさまざまな事件や葛藤を越えて、吹奏楽部が一致団結して演奏日を迎える、まさに甘く熱い、吹奏楽部the青春ストーリー!!
初めての移動教室ー初日のオリエンテーリングでは自分の班が一位になって上機嫌の元。しかし、お化けや幽霊が大の苦手の元にとっては、二日目のメインイベントである肝試し大会が最大の難関だった。やっぱり、座敷童が出たりして…!?日刊「朝日小学生新聞」の超人気連載に新エピソードを大幅加筆した、超お得なシリーズ最新作。小学校中学年〜中学生。
日本の図書館・出版・ジャーナリズム分野の人物がどの事典にどんな見出しで掲載されているかがわかる事典索引。図書館学者、司書、出版社創業者、書店主、版元、書肆、編集者、ジャーナリスト、報道記者、印刷業者、装丁家など8,165人・事典項目のべ42,321件を434種629冊の人名事典・百科事典・歴史事典・地域別事典等から収録。各事典での人名表記、読み、生没年を示した。
30年余のロングセラー。
『図書館学基礎資料』を全面改訂,2016年『図書館情報学基礎資料』と改称して新たに刊行した資料集。
「現代図書館情報学シリーズ」(全12巻,2014年完結)を補う基本的な資料およびACRONYMS,基本用語解説,図書館・図書館情報学小年表等で構成。各種図書館関係者や図書館司書・図書館情報学を学ぶ人のための必備・必携書である。
第5版では関係法令の最新改正に対応し内容を大幅に更新。用語解説も現在の社会環境を鑑み見直しを図った。
1 関係法令
2 図書館に関する宣言・綱領など
3 ACRONYMS(頭字語・略語)
4 基本用語解説
5 その他資料
6 図書館情報学に関するレファレンスブックス
7 図書館・図書館情報学小年表
「胸がキュンとするようなお話をおしえてください」「おひめさまになりたい!」「飼っているカマキリを戦いに強くしたいです。どうやったらできますか?」「サンタクロースはいないって、本当?」「さいしょのにんげんはこどもなの? おとななの?」「神さまって、なに?」「くまの本はどこにありますか?」「ねぇ、赤ちゃんの出てくる本ない?」……などなど、かわいい質問・疑問・難問からはじまった、図書館司書さんたちのていねいでマジメな奮闘記59話。
全国各地の図書館のユニークなレファレンス事例を、描き下ろしイラストともに楽しく紹介します。
『バトル・ブレイブス 空の王者ワシと大空中戦!(仮)』の図書館版。
東京子ども図書館名誉理事長・松岡享子による当館10周年を記念したふたつの講演「お話について」(1984年6月19日、東村山市立図書館開館10周年記念として同館で行われた)、「お話のたのしみを子どもに」(1984年11月19日、浜松市福祉文化会館ホールに於いて、浜松子どもの本を読む会と、児童図書館研究会静岡支部の主催で行われた)をを収録。お話のもつ力やお話をすることの意味を原点からていねいに語りかけます。1996年初版のシリーズ名と一部表記を改め、装丁を一新しました。
1お話について/2お話のたのしみを子どもたちに/引用・参考文献
後三条天皇自撰の除目の儀式次第・作法を書いた、幻の儀式書『除秘鈔』(『院御書』の除目儀部分)の影印・翻刻・解説を付して全貌を初公開。
九条家流の故実書と、室町期の地方文化ネットワークを知る紙背文書も併載。
●重要資料3点、影印・翻刻・解説を付し初公刊
1カラー口絵(8頁)とモノクロ影印により全文を写真版で公開
2人名・年代比定を経た、精確な翻刻
3原本調査と緻密な調査に基づいた書き下ろしの解説
■除秘鈔 後三条天皇自撰の幻の儀式書『院御書』を知る決定版
後三条天皇(1034-73、在位1068-72)の自撰による、除目の儀式次第・作法を書いた儀式書。長らく全貌は不明のままであったが、近年尊経閣文庫所蔵『無題号記録』こそ『院御書』(または「いんのみふみ」とも)であることが立証された。明治大学本は尊経閣本にはない多くの情報がみつかり、平安時代を知る資料として大変貴重。本書の公刊により全貌が明らかに。天文9年(1540)三条西公条筆。
■無外題春除目 三条西公条筆による九条家流の故実書
『除秘鈔』と同時期に三条西公条によって書写された、九条家流の除目故実書。2種の史料が混在しており、九条家本『春除目抄』が記す儀式とほぼ同内容を持つものと、九条家流の除目作法を記した問答形式の故実書とに分かれる。本書により本文の釈読を含めた精細な内容が公開される。
■除秘鈔・無外題春除目紙背文書 15-16世紀の京都と地方をつなぐ文化的ネットワークを知る
三条西実隆(1455-1537)・公条(1487-1563)父子に宛てた紙背文書約50通を収録。北陸三国(若狭・越前・能登)の武士の書状が多い。『源氏物語』『史記』「伊勢物語御聞書」などの書籍の貸借や所望・教授を求めたことなど、文芸を希求してやまない武士の生々しい肉声が知られる。その他、周防の杉興道や河内の木沢長政、連歌師肖柏・宗牧など全国各地から来信も見られ、三条西実隆・公条父子の名前が地方にまで広く及ぶ様子が知られる。
カラー口絵(8頁)
はじめに(南保勝美)
第一部 影印編
第一章 除秘鈔
第二章 除秘鈔紙背文書
第三章 無外題春除目
第四章 無外題春除目紙背文書
第二部 翻刻
第一章 除秘鈔(2色刷)
第二章 無外題春除目(2色刷)
第三章 紙背文書
第三部 解説
第一章 除秘鈔(田島 公)
第二章 無外題春除目(志村佳名子)
第三章 紙背文書(末柄 豊)
あとがき(牧野淳司)
さまざまなメディアを活用する図書館の現場で、図書館員は情報モラルをどのようにして身につけて利用者に広めていけばいいのか。情報を適切に扱い、受け取った情報をいろいろな角度から読み解くメディアリテラシー能力を学び/教えるためのテキスト。
おひるねがしたいコーギーちゃん。白いオーブンの前でねていると、おうちの人に「そこ、どいて」と言われます。緑の鉢植えの下でねていても、「そこ、どいて」と言われます。青いマットの上でねていても、「そこ、どいて」と言われます。どこで眠ればいいの? 赤い椅子の、ぼうやのおとなりならだいじょうぶ! 今度こそゆっくり眠れるね。……「○○で ねようかな」「そこ、どいて」のシンプルな繰り返しが楽しいスウェーデンの幼児絵本です。はっきりした色彩と愛らしい犬の表情が魅力。小さなお子様から犬好きの大人まで楽しめます。
山岸さんが長年探しつづけてきた祠の手がかりが近所の人形屋敷にあると判明! この屋敷は、以前浩介が怖い目にあったところだ。ふたたび屋敷を訪れた浩介と山岸さんは、フランス人形といっしょに人形師の本家へと旅立つがーー。うわさの祠は、そして山岸さんの探し人には会えるのか?