小説の女王・皆川博子が耽読した、永遠に残したい本の数々。
古代から近代、西洋から日本へ至る図書館の主要トピックをあげてわかりやすく歴史をたどる。新カリキュラムに対応した、コンパクトで分かりやすい全12巻。
従来のビルディングタイプ、計画論の枠組みでは捉えきれない「まちの居場所」という拠点概念。福祉施設やフリースクール、コミュニティカフェといったかたちをとって出現したそれは、まちにおける生活の質の向上・改善をめざす「あるじ」によって生み出され、人びとに見慣れたまちの再考・見直しを促した。長期にわたって継続されてきた研究成果に最新の事例を加えた13編の論考と、初学者へ向けた2編のガイド。「まちの居場所」研究の集大成。
『大学の図書館には優しい女の子の幽霊が住んでいる』。そんな噂のある図書館で、大学二年の創は黒髪の少女・美琴に一目ぼれをする。彼女が鉛筆を落としたのをきっかけにふたりは知り合い、静かな図書館で筆談をしながら距離を縮めていく。しかし美琴と創のやりとりの場所は図書館のみ。美琴への募る想いを伝えると、「私には、あなたのその気持ちに応える資格が無い」そう書き残し彼女は理由も告げず去ってしまう…。もどかしい恋の行方は…!?エブリスタ×スターツ出版文庫大賞部門賞受賞作品。
学校図書館にかかわるにあたって理解しておくべき基本から、具体的な研修案まで。「学校図書館ガイドライン」をふまえ、学校司書、学校図書館支援センター職員らが、現場の経験を生かして作った、学校司書研修ガイドブックの決定版。
学校で目立たない達輝は、図書館では本の知識で大活躍。同じクラスの彩友から、わけありの「本探し」をたのまれる。夏休みに図書館で、サッカーが得意で本を読まない令央を見かけ、本をすすめると…!?本にしか興味がなかった達輝の、ひと夏の出会いと友情の物語。
命からがらたどり着いた移住先、東吉野村でぼくたちが始めたのは、自宅を図書館として開くことだった。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」という「実験」のはじまりとこれから。
渉が柴野崎小学校の図書館からワープしたのは地震と嵐であれはてた、シバノザキ島というふしぎな島だった。渉はそこで父親をさがす少女サキとであい、二人は島を救おうとうごきだす。小学校高学年から。
本が読めなくなったのは、内なる自分からのサイン。だから、読めないときは、無理をして読まなくていい。読めない本にも意味があるから、積読でもいい。知識を増やすためではなく、人生を深いところで導き、励ます言葉と出会うためにする読書。その方法を、あなたと一緒に考える。
フォックスさんといぬは、いつもいっしょ。あそぶのも、たべるのも、ねむるのも。いちばんのおきにいりは、はたけしごと。すばらしいにわで、なにもかもがすくすくそだつ。でもあるひ、かなしいことがおきて…-悲しみ、友情、希望、そして自然の力をゆたかにうたいあげる絵本。2019年のコールデコット賞オナーブック。
ここは、夜長森図書館。夜長小学校のなかにある、町のひともつかえる学校図書館です。やさしい司書のしおりさんもしらない真夜中のひみつ。リンロン ロンディン ディンドーン…オルゴールの合図とともに、本たちの目ざめタイムのはじまりです。
一九四六年、アメリカ。「黒人は、図書館に入れてもらえない」と、ラングストンの母さんは言っていた。しかし、引っ越してきたシカゴの町で、ラングストンは、だれもが自由に入れる図書館をみつける…。
パリのルーヴル美術館で起こった奇妙な事件!古代エジプトの彫刻作品、青いカバの「ヒッポ」があの有名なアートのなかにかくれんぼ!?