☆☆☆気になりすぎて死んじゃううう〜〜〜!!!☆☆☆
☆☆☆小学校の理科が大好きになる! 超爆笑まんが☆☆☆
トムとエイミのきょうだいが
日常のふしぎを探究していくよ!
ゲラゲラ笑って頭がよくなりたい子、集まれ〜〜〜!!
●海に捨てられたゴミはどうなるの?
●家庭ゴミはどうやって処理されるの?
●人間のせいで海の生き物が困ってるって本当? ……
みんなのまわりで起こるふしぎな現象のほか、
気になりすぎて眠れない身近な18のナゾをスッキリ解決!
オモシロすぎて、勉強している感覚はゼロ。
なのに「科学の基本」が楽しく身につく、と
累計700万部突破!!
☆☆☆総ルビで読みやすい☆☆☆
☆☆☆小学校就学前から小学校1〜6年生まで対象☆☆☆
1 お小づかいかせぎならトムにお任せ!
空きビンはどうやって再使用されるの?
2 捨てちゃいけない大事なゴミ
家庭ゴミはどうやって処理されるの?
3 トムのしめっぽい1日
ヘアドライヤーは、どうやって熱い風をつくるの?
4 はてしない階段
エレベーターはどうやって動くの?
5 ドキドキ映画館デート
3D映画はどうして立体的に見えるの?
6 風よ、とまれー!
台風はどうして起こるの?
7 砂ばくでサバイバル1
砂ばくはどうしてできるの?
8 砂ばくでサバイバル2
ラクダはどうして砂ばくでも生活できるの?
9 砂ばくでサバイバル3
砂ばくのオアシスはどうやってできるの?
10 願いをかなえて! お月様
月はどうして形が変わるの?
11 ねても覚めても雨に注意!
どうして夏は夕立がよく起こるの?
12 ガタゴトゆられて電車の旅
電車はどうやって動くの?
13 水族館のとなりのきょうだい!?
オットセイはどうして陸の上でも暮らせるの?
14 魚と友だちになるには?
魚はどうして水の中でも素早く動けるの?
15 トムのおかしな飛行機エチケット
飛行機はどうやって空を飛ぶの?
16 ようこそ、火山島へ!
火山島はどうやってつくられるの?
17 波がさらったプレゼント
げん武岩にはどうして穴があいているの?
18 ウミガメの恩返し
海に捨てられたゴミはどうなるの?
GEO地球環境概観は、地球温暖化だけでなく、それ以外の全ての地球環境の問題を取り上げており、国際連合環境計画(UNEP)が1997年に第1次報告書を発表して以来、何千人もの科学者と何百もの組織が関与して構築されてきた、地球環境に関する世界で最も権威ある報告書である。
本書はその第5次報告書の上巻で、地球が温暖化をはじめとしたいくつかの臨界閾値(限界点)に接近していること、また大気、陸、水、生物多様性、廃棄物、といった分野別、および地球システム全体としての現状と傾向、ならびに多くの環境条約や協定名と共にそれらのうちの重要な90の国際目標とその進捗状況について述べている。
<第1部の主な課題>
第1章 「駆動要因」: 人口、経済発展、輸送、都市化、グローバル化、臨界閾値
第2章 「大気」: 温暖化、粒子状物質(PM2.5)、窒素化合物、オゾン、メタン、黒色炭素
第3章 「陸」: 森林、REDD+、乾燥地の劣化、食糧安全保障、食肉生産、バイオ燃料
第4章 「水」: 水不足、海面上昇、海洋酸性化、栄養塩汚染、水ガバナンス
第5章 「生物多様性」: 愛知ターゲット、生物多様性への圧力、からの恩恵、脅威への対応
第6章 「化学物質と廃棄物」: POP、金属汚染、海洋汚染、海ゴミ (マイクロプラスチック)、環境中のプラスチック、放射性物質
第7章 「地球システムの全体像」: 極地域、オーバーシュート、惑星限界、遷移管理
後付け: GEO-5の制作工程、関与した600名の一覧、用語解説、索引
問題解決力を高める「思考法」の必読書50冊をわかりやすく解説!図解!
【ビジネスパーソンに必要不可欠な素養を1冊に凝縮】
考える基本が身につく/物事の本質がわかる/視野が大きく広がる/地アタマが強くなる/仕事の成果が高まる/強い組織を実現できる/失敗をうまく避ける/人間関係がうまくいく/悩みが軽くなる/若さが活きる/現代社会を生きる強さが身につく
【古典的名著からベストセラー、著者厳選の意外なあの本まで!】
類似と思考/問題解決力を高める「推論」の技術/思考の整理学/ロジカル・シンキング/論語/はじめての哲学的思考/禅問答入門/パン屋ではおにぎりを売れ/メタ思考トレーニング/エッセンシャル思考/東大思考/人類とイノベーション/君主論/衰退の法則/失敗の本質/多様性の科学/考えない練習/筋トレが最強のソリューションである/超バカの壁/LIFE SHIFT/自省録/賢人の視点/生き方…etc.
PART1 考える基本が身につく思考法
PART2 物事の本質がわかる思考法
PART3 視野が大きく広がる思考法
PART4 地アタマが強くなる思考法
PART5 仕事の成果が高まる思考法
PART6 強い組織を実現できる思考法
PART7 失敗をうまく避ける思考法
PART8 人間関係がうまくいく思考法
PART9 悩みが軽くなる思考法
PART10 若さが活きる思考法
PART11 現代社会を生きる強さが身につく思考法
「バカ」として自らの能力を覚醒させた須永は、元同級生・新田の最期を見たことで一念発起。サンディの口利きで隠れバカの自衛組織「フールズ」に入ることに。個性は多様性。“普通の人間"から駆除される偏狭な世界を変えるべく、地味少女の小さな奮闘が始まる…! 皿池篤志が放つ傑作SF第2巻!
昨今、社会的なグローバル課題や価値観の変化は、新しい規範の形成を促している。これにより、企業活動の法的順守だけでなく、法の領域を超えた社会的責任や持続可能な発展にかかわる取り組みをどうビジネスに反映させ、統合していくかが戦略的課題となる。本特集では、変化するビジネス規範と環境の展望を念頭に、課題に焦点をあわせ、革新的なアプローチを検討し、持続可能な未来に向けた多様な側面からの洞察を提供する。主な執筆者:村嶋美穂(立教大学)、芳賀和恵(早稲田大学)、齋藤紀子(千葉商科大学)、ロバント・サヴ(一橋大学)、赤石枝実子(ZOZO)。インタビューは、国谷裕子(ジャーナリスト)、尾形優子(メロディ・インターナショナル)、ビジネスケースは、不二製油とユニファ。
[特集]ビジネス倫理の展望:
持続可能な価値観を考える
変化する価値観(村嶋美穂)
地域の社会的課題を解決する共創の手法としてのリビングラボ(芳賀和恵)
有償ボランティアにおける謝礼金が生み出す会計的なジレンマ(齋藤紀子)
スローイングの観点から見た日本の循環型経済(ロバント・サヴ)
持続可能性とウェルビーイングの包含(赤石枝実子)
[特別寄稿]
忙しいリーダーのパラドクス(鈴木竜太/砂口文兵)
[連載]
理解のマネジメント 第3回(佐藤大輔)
[産業変革の起業家たち]
モバイル分娩監視装置がかなえる
周産期医療格差のない世界
尾形優子(メロディ・インターナショナル代表取締役CEO)
[ビジネス・ケース]
不二製油:食品業界における「両利きの経営」
ユニファ:TOPPAN CVCとの価値共創
[マネジメント・フォーラム]
サステナビリティの実現に向けて
アートやメディアに何ができるのか
国谷裕子(ジャーナリスト)
[投稿論文]
経営トップの特性はCSRに影響するのか(中尾悠利子/國部克彦/奥田真也/喜田昌樹)
2012年、環境省から発表された第4次植物レッドリストでは2155種が掲載された。これは調査対象となった約7000種のじつに3割に相当する。本書ではこのうち1152種を全体がよくわかる写真と特徴や識別点となるアップ写真とともに紹介。初版と比べ、さらに311種の追加となった。専門家80人による“植物解説”と植物の現況をリアルに報告した永田芳男氏の“撮影記”を付記。これまで詳しく紹介されたことのない珍しい植物や初めて写真が紹介される植物も多数登場し、環境アセスや植生調査に不可欠な第一級の資料です。全種の県別生息情報付き。
日本企業の「稼ぐ力」を回復させ、「生産性革命」をどのように実現するか
○本書では、バブル崩壊後の20年余りの資本市場を振り返りながら、資本市場を通じた投資家と企業のガバナンス改革が何を求めているのか、それによって企業の行動がどのように変化することが期待されているのか、そして資本市場活性化に向けてどのようなアプローチが考えられるのか、現状認識とそれを推し進めるための課題について議論する。
○第1部「日本の株式市場は復活したのか」では、日興リサーチセンターのデータ加工・分析ノウハウや調査研究ノウハウを使って実証分析を行う。わが国の株式市場は過去20年間にわたって低迷してきたが、株主と企業の間のガバナンスを機能させることによって株式市場の評価が改善される可能性が生まれつつあることが示唆される。
○第2部「株式市場とコーポレート・ガバナンス」では、わが国の経済の成長戦略のキーとなる「コーポレートガバナンス・コード」を取り上げ、日興リサーチセンターがこれまで蓄積してきた海外機関投資家に関する調査研究成果やコーポレート・ファイナンスの分野でつちかってきた分析ノウハウを活用する。
○第3部「機関投資家の運用は大きく変わる」では、「機関投資家の運用」をテーマに、資産保有者と運用機関のスチュワードシップの関係を欧米における歴史的な背景から紐解き、特にコーポレート・ガバナンスで重要となる株主エンゲージメントについて示唆をする。
○第4部「資本市場の活性化に向けたアプローチ」では、第1 部から第3 部までの議論を踏まえて、資本市場をさらに活性化させるために必要となるアプローチについて議論する。すなわち、資産運用におけるベンチマークとインデックスの多様化、少額投資非課税制度(NISA)と確定拠出年金(DC)を通じた成長マネーの取り込みと課題、そして企業のリスク・テイキングの必要性を述べる。
○本書は単にコーポレート・ガバナンスの解説を試みたものではない。資本市場を通じてコーポレート・ガバナンスをいかに機能させ、経済の成長戦略に結びつけることができるかを分析した、リサーチ機関による資本市場論である。
序章 日本経済と資本市場
第1部 日本の株式市場は復活したのか
第1章 株式市場の変化を歴史とデータから読む
第2章 なぜ日本の株式市場のリターンは低かったのか
第3章 変わりつつある株主と企業の関係
第4章 新規株式公開企業に期待される役割
第2部 株式市場とコーポレート・ガバナンス
第5章 コーポレート・ガバナンスを投資家はどう見ているのか
第6章 ROE、ROAと株式投資収益率
第7章 銀行の政策保有株式とコーポレート・ガバナンス
第3部 機関投資家の運用は大きく変わる
第8章 求められる機関投資家のスチュワードシップ
第9章 公的年金の資産運用が変わる
第10章 アクティブ運用の多様化と年金基金のリスク管理
第4部 資本市場の活性化に向けたアプローチ
第11章 ベンチマークとインデックスの多様化
第12章 家計の金融資産が成長マネーの好循環を促す
第13章 コーポレート・ガバナンスとリスク・テイキング
ハチは自分が産む卵の性を自由に出来るのか?
ハナバチの一種は草の茎などの空洞に卵を孵す巣を作りますが、大きい巣からは必ず雌が、小さい巣からは必ず雄が出てきます。ハチは卵の性を産み分けている? その謎にファーブルが挑みます。
“死んだ"標本の研究をやめ、“生きた"昆虫を研究する。本当の自然理解は、十九世紀、自分の目で確かめたことだけを書いたファーブルの『昆虫記』から始まる。第一人者が書き下ろす本格評伝。
経済学と障害学という、一見接点のなさそうな両分野の対話から生まれる新しい研究成果を世に示す。「障害」という課題を通じて、人々のものの見方と、社会のあり方を深く考えるための一冊。
「大丈夫じゃなくても、大丈夫。」
生きづらいあなたへ贈る、友情と成長の物語。
イラン出身の母と白人の父をもつ、ペルシア系アメリカ人のダリウス。
家でも学校でも疎外感を覚える彼は、母の故郷ヤズドを家族で訪れることに。
そこではじめての友達を見つけ……。
民族、人種、性的指向、うつ病、多重のアイデンティティに悩む16歳の青春物語。
◎ウィリアム・C・モリス賞受賞
◎ボストングローブ・ホーンブック賞フィクションと詩部門オナー受賞
◎Asian/Pacific American Awards for Literature ヤングアダルト文学部門受賞
◎Lambda Literary Awards 児童・ヤングアダルト部門最終候補作
[アメリカの様々な年間ベストブックスに選出されました!]
タイムズ/ウォール・ストリート・ジャーナル/バズ・フィード/パブリッシャーズ・ウィークリー/カーカス・レビュー/ニューヨーク公共図書館/ブック・エキスポ・アメリカ ほか多数
【著者略歴】
アディーブ・コラーム Adib Khorram
作家、グラフィックデザイナー、お茶愛好家。アメリカ合衆国のミズーリ州カンザスシティで育つ。南イリノイ大学でデザインと舞台技術を学ぶ。
その後イベント会社に勤務するかたわら、2018年に『ダリウスは今日も生きづらい』でデビュー。本書はウィリアム・C・モリス賞や、ボストングローブ・ホーンブック賞オナーなど様々な賞を受賞した。
執筆以外の時間は、ルッツ・ジャンプの練習をしたり、ヨガで逆立ちをしたり、ウーロン茶を淹れたりしている。
【訳者略歴】
三辺律子(さんべ・りつこ)
東京都生まれ。英米文学翻訳家。白百合女子大学大学院文学研究科児童文学専攻修士課程修了。訳書にジャンディ・ネルソン『君に太陽を』(集英社文庫)、デイヴィッド・レヴィサン『エヴリデイ』(小峰書店)、ジョーン・エイキン『月のケーキ』(東京創元社)など多数。
【原書タイトル】
DARIUS THE GREAT IS NOT OKAY
人間が幸せに生きるのに、本当に必要なものは何か。鎌田實が遠いルーツを求めて人類発祥の地アフリカほか各地を訪ね、あらゆる人種と触れ合ってみつけた答えは、人間らしければ「ヘンテコでいい」だった。
多くの日本企業がグローバル化を加速している。
しかしグローバル化に向けた取り組みは、いまだ「人材のグローバル化」に留まっている企業が多い。
人材育成を超えた「組織のグローバル化」を実現できなければ、せっかく育成したグローバル人材を生かすことはできない。
それどころか、グローバル化しきれない組織に愛想をつかして出て行かれてしまう。
本書では、真のグローバルな組織とは「優れたリーダーシップにより統率され、効果的なチームワークにより支えられ、多様なメンバーが価値観を共有しながら一体となって、変革を推進し、継続的に成功するグローバルな組織」と定義。
「リーダー」「チーム」「ダイバーシティ」「チェンジ」「バリューズ」の5つの視点すべての分野において、グローバルな文脈と観点から組織作りが必要であることを提唱する。
さらに、グローバルな取り組みの難しさ、複雑性をCSP(C=Cultural:文化的な複雑性 S=Structural:制度的な複雑性 P=Physical:物理的な複雑性)の3つの観点から整理し、事例とともに、グローバル組織開発の考え方、進め方、スキルやノウハウを伝授する。
○日本企業はチームワークが得意というのは誤解
○ダイバーシティがうまくいかないのは同化を求めるから
○海外拠点での優秀人材確保には「マイノリティ」活用戦略を
○日本企業は、「日本」「日本人」ではなく「我が社」を主語にすべき
○プロジェクト策定から多様性のあるメンバーを参画させ、各層・各拠点の事情に対応
○真のグローバルリーダーに必要な知識やスキルの8割は日本でも学べる
○リーダーとしての学びのサイクルは、「経験」「客観視」「内省」「学習」という4つのプロセスで構成
○国内外を問わない最適な人材に「学びのサイクル」を回す機会を与えることが何より重要
はじめにーーなぜいま「グローバル組織開発ハンドブック」を書いたのか?
組織開発とは何か(「組織開発ハンドブック」から再掲)
序 章 日本企業に必要なグローバル組織開発
第1章 グローバル組織開発とは
第2章 グローバル「チーム」をつくり運営する
第3章 「ダイバーシティ」をグローバルに活かす
第4章 グローバルに「バリューズ」を浸透させる
第5章 グローバル「チェンジ」を推進する
第6章 グローバル「リーダー」になる/「リーダー」を育てる
おわりに
ゾウやカバなどの身近なものから、初めて名前を聞く珍しいものまで、36種の生きものの“ヤバさ"にとことん迫ります! すべての生きものにクスっと笑えるユニークなイラストつき。コラムも充実。
アフリカの大草原には何億という動物がいて、それぞれがふんをする。でも、大地がきれいなのはスカラベをはじめとするふん虫たちのおかげ。その神秘的な生態を明かす。(装画・鳥山 明)
本書は、Googleが作った新しいOS「Chrome OS」をベースとしたクラウド型ビデオ会議端末Chromebox for meetingsを活用するためのガイドです。テレワークや在宅勤務など会社以外での働き方の広がりや、遠隔地とのコミュニケーションをもっと増やしたいといったニーズが増えており、インターネットを活用したFace to Faceでのコミュニケーション手段の必要性が増しています。クラウド環境での新しいビデオ会議スタイルとは何か、導入するための注意点やTipsなどを紹介します。クラウド型ビデオ会議システムを低コストかつ簡単に導入し、仕事に活用されたい方にまず手にして欲しい一冊です。
読み継がれる昆虫の叙事詩、待望の完訳版!
虫の詩人・ファーブルが著した昆虫自然科学の古典。1巻下では色々な種類の狩りバチの興味深い行動の謎を解き明かす。読みやすい日本語、詳細な脚注と細密なイラストでファーブルの世界がより面白く!
野生動物保護の父・シートンの波瀾の生涯!
イギリス生まれのアーネスト・T・シートンが家族とともにカナダやアメリカにわたり、広大な原野を舞台に様々な野生動物との出会いと別れを経験し、「シートン動物記」が誕生するまでの感動ドラマ。
「多様性」の時代のヒーローとは──
【推薦コメント】
本書はヒーローの変遷を歴史的な流れのなかで見通すひとつの示し、手がかりを与えてくれる。
────三木那由他氏(大阪大学大学院講師・『言葉の風景、哲学のレンズ』、『会話を哲学する』)
【おもな内容】
世界を救う、「正義」の象徴たるヒーローは、圧倒的な“マジョリティ”として表象されてきた。
しかし21世紀を迎え、ジェンダー、加齢、障害、新自由主義といった様々な観点への理解・変化から、留保なしでその存在は認められなくなった。
では、ヒーローたちはどのように「多様性」と向き合うのか?
そして、「ポスト真実の時代」とどう対峙していくのか?
本書は、ヒーローの誕生から発展までの歴史的視座を参照し、アメリカと日本のポップカルチャーに登場、活躍する《新しいヒーロー像》を縦横無尽に論じる。
ヒーローを考えることは社会を考えることだ!
【目次】
序章 多様性の時代の正義
第一章 法の外のヒーローたち
第二章 二つのアメリカと現代のテーレマコス
第三章 トランプ時代の「お隣のヒーロー」
第四章 多様性の時代に「悪」はどこにいるのか?
第五章 「オレはまだまだやれる!」──中年ヒーローの分かれ道
第六章 障害、加齢とスーパーヒーロー
第七章 日本のヒーローの昔と今
第八章 正義のパロディとニヒリズムとの戦い
第九章 デスゲームと「市場」という正義、そしてケアの倫理へ
第十章 ポストフェミニズムと新たな「ヒーロー」
終章 私たちの現在地
おわりに 正義はどこへ行くのか?
【著者略歴】
河野真太郎(こうの・しんたろう)
1974年、山口県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。
博士(学術)。
専修大学国際コミュニケーション学部教授。
専門はイギリス文学・文化およびカルチュラル・スタディーズ。
著書に『はたらく物語 マンガ・アニメ・映画から「仕事」を考える8章』(笠間書院)、『新しい声を聞くぼくたち』(講談社)、『増補 戦う姫、働く少女』(ちくま文庫)、翻訳にウェンディ・ブラウン著『新自由主義の廃墟で』(人文書院)など多数がある。
【もう「学校」だけに「学び」を頼らない!】
●不登校という選択は誰にでも起こりえる
●むしろ、いまの学校制度に過剰適応することは危険ですらある
●少子化にもかかわらず、不登校の子ども・生徒の数は過去最高を記録している
このような問題意識から、本書は生まれました。
最近では、教育現場でも無理やり登校させる指導は減りつつありますが、一方で、不登校の子どもたちの学び場は整備の途上です。
本書は、子どもたちが最適な学び場を選ぶ際の指針となるよう取材しました。
【本文より】
不登校をテーマにした本は、たくさんあります。
多くは、わが子の不登校に強い不安を感じている親の心に寄り添ってくれるような本です。
当事者による体験談も人気です。
不登校が起こる原因や構造を学術的に解明しようとする本もあります。
でもこの本は、いずれでもありません。
多くの親がイメージする一般的な「学校」に行かなくても、学べる場所がこれだけある、と紹介する本です。
そうすることで、「学校」に行かなくてもいきなり詰んだりはしないと伝えたい。(中略)
子どもの人生における学校の比重を減らせれば、子どもたちが学校で感じるストレスは減るはずです。
そうすれば、不登校はもちろん、いじめだって減るはずです。
【本書に登場する主な学び場】
●不登校特例校ー星槎中学高等学校、西濃学園中学校・高等学校、岐阜県立草潤中学校
●フリースクール─星槎ジュニアスクール、スマイルファクトリー、広島県スペシャルサポートルーム
●私学の生徒向け不登校支援センター─神奈川県私学修学支援センター
●オンライン不登校支援プログラム─カタリバroom-K
●通信制高校ー星槎国際高等学校、目黒日本大学高等学校通信制課程
●不登校経験者が集う普通科高校ー北星学園余市高等学校
●ホームスクール─ホームスクール&エデュケーション家族会、日本ホームスクール支援協会
●不登校専門塾ービーンズ
●平日昼間の居場所ーいもいも 森の教室
など多数(順不同)
【目次】
序章 学校に行きたくないと言えたとき
第1章 不登校と社会の変化
第2章 居場所・塾・ホームスクール
第3章 学校から半歩離れる教育支援
第4章 不登校経験者が通う学校
第5章 フレキシブルに通える通信制高校
第6章 モザイク模様の学び環境へ
終章 親子で取り戻すそれぞれの自分
【著者プロフィール】
教育ジャーナリスト。
株式会社リクルートから独立後、数々の育児誌・教育誌の編集に携わる。
教育や育児の現場を丹念に取材し斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。
心理カウンセラー、小学校教員としての経験もある。
著書は『ルポ森のようちえん SDGs時代の子育てスタイル』など70冊以上。