スコットランド啓蒙思想を背景とするアダム・スミスは、リベラル・デモクラシーの思想家トクヴィルの著作にどのような痕跡を残したのか。また、その思想は、古典的自由主義思想家の福澤諭吉の社会観にいかなる影響を与えたのか。本書は、トクヴィルの『アメリカのデモクラシー』を精査していくなかで英仏日の国際的思想伝播の過程を巡り「人間にとっての自由の意味」を今一度問い直す。
生きる力が湧く、心にしみるー激動する時代を生き抜く糧となる賢人たちの肉声。
人の移動を、ひとりの人生として、世界のあり方として、どう語るか?
「私にとって「移動」という問いは、学問的な探究という枠に収まるものではない。むしろ、互いの人生に巻き込み、巻き込まれた者として課された「宿題」なのだ」(本書「はじめに」より)
エチオピアの村で生まれ育ち、海外へ出稼ぎに行く女性たち。長年、村に通う文化人類学者の著者は、その話に耳を傾け、歩みを追いかけてきた。彼女たちの実感やリアリティと、海をこえて移動する人びとを国家の視線でとらえる言説と……。その隔たりをどう問い直し、語るか。考えながら綴るエッセイ。
〈目次〉
はじめに 移動する人が見ているもの
第一章 国境のはざまで
第二章 フィールドで立ちすくむ
・フィールドノート1 女性たちの旅立ち
第三章 人類学は旅をする
第四章 移民が行き交う世界で
・フィールドノート2 変わる家族のかたち
第五章 移民の主体性をとらえる
第六章 移動する何者かたち
・フィールドノート3 知りえない未来を待つ
第七章 「人の移動」という問い
・フィールドノート4 揺らぐ夢の行方
第八章 移動の「夢」が動かすもの
おわりに 対話をつづけるために
岩井宜子専修大学名誉教授の傘寿と安部哲夫獨協大学名誉教授の古稀を祝賀し,2人の所属する女性犯罪研究会が中心となり企画した論文集。「女性犯罪研究」,「女性による殺人」,「矯正施設における処遇」,「ファミリー・バイオレンス」,「性犯罪・被害」といった同研究会がこれまで研究対象としてきたテーマに加え「最近の課題と刑事政策」を主題とする各論文のほか,女性犯罪の動向やこれに関連した研究成果を整理し,これからの女性犯罪研究の⽅向性について語りあう「座談会」を巻頭に収録。女性犯罪研究のマイルストーンとなり,かつ10年先を見据えて新たな布石を打つような意欲的な論文集。
【座談会】 21世紀の「女性と犯罪」を考える
司会:後藤弘子
参加者:安部哲夫・岩井宜子・小西聖子・名執雅子・宮園久栄・渡邉和美
〔女性犯罪研究〕
家父長的ジェンダー差別秩序と刑事法/後藤弘子
日本の女性犯罪史〈1980年代〜2010年代〉/伊比智=山梨光貴=柴田守
ドイツの女性犯罪研究レビュー〈1980年代〜2010年代〉/海老澤侑
〔女性による殺人〕
女性による殺人事例の特性の変化/柴田守
わが国における新生児殺・嬰児殺・「親子心中」について/田口寿子
〔矯正施設における処遇〕
矯正施設に収容された女性の処遇と社会復帰支援/名執雅子
受刑者を親にもつ子ども(拘禁者を親にもつ子ども)への刑務所の対応──ジェンダーの視点を加味して考える/矢野恵美
少年院におけるマインドフルネスの活用の実践報告/東本愛香
〔ファミリー・バイオレンス〕
今さらながら,今だからこその,DV防止法改正──DV制度見直しに向けて/宮園久栄
代理ミュンヒハウゼン症候群と「病気」概念──母性とジェンダー問題を考察する/南部さおり
【解説】虐待に関係する損傷の法医学的なみかた/藤田眞幸
フィンランドにおける児童虐待を予防する方策/齋藤実
〔性犯罪・被害〕
性犯罪の被害者には女性が多い──当たり前を学際的な視点で考察して分かること/大江由香
女性性犯罪者の特徴/渡邉和美
性暴力被害の実態──全国の婦人相談員への調査結果から/山梨光貴=柴田守=宮園久栄
〔最近の課題と刑事政策〕
COVID-19と刑法/井田良
大麻に対する刑事規制の在り方/太田達也
犯罪を行った精神障害者の処遇──精神保健福祉法の通報制度との関係で/柑本美和
「歴史、文化、慣習」といった要素に着目し社会経済や人々の行動にどのような影響を及ぼすのかを綿密な実証分析を用いて解き明かす。
標準的な経済理論や実証研究において、ややもすると組み込み難い要素である「歴史、文化、慣習」が、人々の社会経済活動にいかように影響を及ぼしているかに関する実証分析を東・東南アジアの国々のケーススタディを用いて示す。多くのケースで、人間は歴史、文化、慣習といった要因から無関係ではいられないことが明らかとなった。
まえがき
初出一覧
第1章 イントロダクション
第2章 ベトナムの皇帝試験の遺産(1075年から1919年まで)--儒教文化の教育投資及び男女不平等への影響
1.はじめに
2.データ
3.皇帝試験(1075-1919)の合格者数の出身地区(district)レベルでの持続的相関関係
4.計量経済学的手法
5.儒教文化の現代の教育投資への影響:推計結果及びメカニズム
6.儒教文化の現代の男女不平等への影響:推計結果及びメカニズム
7.結論:研究の限界及び残された課題
補論1.ベトナム皇帝試験(1075年から1919年まで)
補論2.現在の教育制度(1992年以降)
補論3.2009年のNEEU
第3章 仏教における輪廻感と商業的性行為の関連
1.はじめに
2.仏教と輪廻転生
3.データと実証モデル
4.推計結果
5.結論
第4章 共産党中央部の幹部による出身地贔屓・縁故主義ーーベトナムにおける企業活動との関係からの証拠
1.はじめに
2.政治家による出身地贔屓とCPV中央委員会
3.データ
4.計量経済学的手法と定式化
5.推計結果と潜在的メカニズム及び動機
6.結論
補論 データ構築に関して
第5章 医療現場における賄賂の慣習ーー患者の厚生及び公的医療保険加入との関係
1.はじめに
2.既存研究と本章の貢献
3.本研究の背景
4.データと分析手法
5.推計結果
6.考察及び政策的含意
7.結論
第6章 家庭内出生順序効果の変遷ーー3回の国勢調査を用いたカンボジアの事例
1.はじめに
2.出生順序効果の潜在的メカニズム
3.データ
4.グラフを用いた分析
5.計量経済学的手法
6.分析結果
7.結果の考察及び議論
8.結論
補論1.サンプルの構築
補論2.もともとの出生順序と相対的出生順序
第7章 丙午年における出生行動への影響ーー親の子に対する性別嗜好の研究
1.はじめに
2.データ
3.歴史的背景と記述的データの結果から得られる情報
4.概念的枠組み
5.計量経済的モデル及び手法
6.実証分析結果
7.結論
補 論 丙午年に生まれた女性は本当に不運なのか?--1966年の丙午年生まれの女性の社会・経済的環境に関する分析
1.はじめに
2.1996年の丙午年,概念的枠組み,関連文献
3.データ
4.丙午年生まれの女性は,その周辺の年に生まれた女性と大きく異なるのだろうか?
5.差の差分析を用いた丙午年生まれの男女間の比較
6.ディスカッション:予想通りか,不可解か,それとも何か考慮が欠けているのか?
7.結論
第8章 歴史,文化,慣習と開発経済学
参考文献
索 引
「女性は自然の奇形である」としたアリストテレスに始まり、女性の性質に関する科学的な興味には長い歴史がある。しかし、ヴィクトリア時代(1837-1901)に興隆した性差の科学ほど、誤謬と偏見に満ちたものはなかった。当時の科学者や知識人たちは、解剖学、生理学、進化論的生物学、自然人類学、心理学、社会学など、最新の学問の成果を駆使して、女性は男性より劣っていることを必死になって証明しようと試みたのである。すなわち、「女性は未熟な男性」で、「一種の未開人」として位置づけられる…。本書はこうした性差の科学を豊富な事例とともに分析し、世紀末の科学思想、社会思想の背景にあった人間のヒエラルキーの虚妄をあぶりだした一書である。
共用試験、臨床実習、医師国家試験に対応。
卒後の臨床研修や研究現場でも使える、”携帯できる組織学” 登場!!
組織像300点超。
・300超のフルカラーの顕微鏡写真。
・最新のモデルコアカリキュラムや医師国家試験出題基準の項目に対応。
・類似例や用例などわかりやすく解説。
・臨床の現場で、すぐに役立つ!
オールカラー&コンパクト!
いつでも使える!!
〈〈 定評、リッピンコットの”Pocket Histology” 邦訳版です 〉〉
【対 象】
・医学生、医師、看護師、検査技師など
1章 組織学の基本原理
2章 上皮組織
3章 結合組織
4章 筋組織
5章 神経組織
6章 循環器系
7章 リンパ系
8章 外皮系ー皮膚とその付属器
9章 消化器系
10章 呼吸器系
11章 泌尿器系
12章 内分泌系
13章 男性生殖器系
14章 女性生殖器系
15章 特殊感覚器系
日本学術会議が公表した大学における経済学教育の指針(「参照基準」)を、学会・学派を超えて真摯に検討し、経済学と経済(学)教育の可能性を多面的に追究する。
整形医学に長年かかわる著者が、歳をとっても自立した生活を送るための方法や、スポーツの効果とケガのリスクをわかりやすく伝える。長寿者の人口増加がもたらす食糧・水不足問題、社会保障問題などへの影響にも触れ、広い見地から「不老長寿」にまつわる想いを語る。
世界を認識する心の感動が芸術に表現され、芸術がその感動を再現させる。心は脳の働きであり、芸術を理解することは、脳の働きそのもの。芸術を通した新しい視点から、素晴らしい脳の働きを理解しようという、国際高等研究所の研究会をもとに、参加研究者が書きおろした。芸術を生み出し芸術に表現される、時間、空間、名前、錯覚などを、脳の研究者と芸術の研究者が快い文章で描きだし、編者がコラムで読者をナビゲートする。
現代中国のジェンダー構造は、伝統中国や社会主義中国から如何に変化し、経済格差はどのように性別と関連し、消費社会はセクシャリティのあり方にどのような変化をもたらしたのか。
特に1995年の北京国連女性会議以降の20年間に焦点を当て、中国のジェンダー研究の第一線で活躍する研究者による最新成果を紹介する。
序 小浜正子
第一部 現代中国におけるジェンダー・ポリティクスの新局面ーシンポジウムの記録
解 題 小浜正子
中国社会の変容と女性の経済参画ー北京会議から二〇年 金 一虹(朴紅蓮訳)
ジェンダーをめぐるフェミニスト・国家・男性の協働/不協働ー反DV法制定過程を例に
馮媛(遠山日出也・朴紅蓮訳)
現代中国のジェンダー言説と性の政治経済学 宋少鵬(及川淳子訳)
コメント1 阿古智子
コメント2 足立眞理子
コメント3 伊田久美子
リプライ
第二部 北京国連女性会議から二〇年間の中国女性学
解 題 秋山洋子
〈女性意識〉と〈社会性別意識〉-現代中国フェミニズム思想の一分析
王政(秋山洋子訳)
グローバル化のもとでの中国女性学と国際開発プロジェクトーあわせて本土の資源と「本土化」の問題を語る 李小江(秋山洋子訳)
現代中国における三種の女性話語 屈雅君(福島俊子・秋山洋子訳)
[紹介]フェミニスト行動派の運動とその特徴ー二〇一二年二月〜二〇一六年四月 遠山日出也
第三部 中国における日本軍性暴力問題にどう向き合うか
解 題 秋山洋子
女性・平和・民族自省ー陝西師範大学で日本軍性暴力パネル展を開催して 屈雅君(秋山洋子訳)
苦難のうちに立ち止まってー日本軍性暴力パネル展の南京における挫折と内省 金一虹(大橋史恵訳)
メディアの中の「慰安婦」ディスコースー記号化された「慰安婦」と「慰安婦」叙述における記憶/忘却のメカニズム 宋少鵬(秋山洋子訳)
ピアノの歴史を学ぶと演奏はもっと楽しくなる! 第2弾はロマン派中期から現代まで。ピアノと作曲家たちの関係や、作曲時の試行錯誤やこだわりがわかり、曲や奏法への理解が深まる。ショパン、リストなどピアノの大作曲家が活躍し、「ブルクミュラー」「バイエル」「ハノン」などの教則本が登場したピアノの黄金時代を、一挙に解説!!
※本書は「すぐわかる!4コマピアノ音楽史 ロマン派〜20世紀」(GTB01090092)と同じ内容です。
ヒルデガルト思想の入門書。
12世紀ドイツ、ベネディクト会女子修道院長にして預言者・神学者・病院長・治療師・薬剤師・音楽家・詩人そして説教師。
「中世ヨーロッパ最大の賢女」ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの代表的著作でホリスティック医学の古典『病因と治療』を18のテーマに分類し読み解く。
序ー『病因と治療』を俯瞰する
1 病とは何か
2 宇宙と人間の創造
3 治療と恢復
第1話 宇宙の創造と物質の成り立ち
1 天地の創造
2 元素と風
第2話 魂と肉体の創造
1 光の恩寵
2 魂と体の成り立ち
第3話 体液という運動
1 粘液という体液
2 リヴォルの弁証法
3 黒色胆汁の謎
第4話 黒色胆汁と脾臓の謎
1 脾臓という神秘
2 脾臓の発生学
第5話 体液論と臓器論
1 古代ギリシャの体液論と臓器論
2 ヒルデガルトの体液論と臓器論
第6話 臓器の世界
1 霊魂の在所
2 心臓は命
3 脳と頭
4 胃という世界
5 肝臓ー偉大なる敗者
第7話 気質について
1 気質とは何か
2 ヒルデガルトの四気質
第8話 男と女と愛と性
1 男と女
2 雅歌の愛
3 男性の性的メカニズム
4 女性の性的メカニズム
第9話 女性の生理学
1 エヴァの罪と月経
2 月経と月齢・気質・感情
3 経血の魔性
第10話 妊娠ー宇宙の孕み
1 受胎のプロセス
2 胎児の形成
3 魂の注入
4 男女の愛と子どもの性別
5 受胎と月齢
第11話 出産と永遠の力
1 星を抱く女
2 生みの苦しみと永遠の力
3 難産と処方
第12話 夢と無意識
1 夢と無意識
2 意識と無意識
3 無意識と身体の生理
第13話 感覚ー世界との交わり
1 正しい感覚
2 五感の働き
3 花を嗅ぐアダム
第14話 感情とは何か
1 内臓と感情
2 ヒルデガルトの感情論
3 悲しみの根
第15話 ヒルデガルトの診察室(1) 望診
1 魂の姿
2 生と死の兆候
第16話 ヒルデガルトの診察室(2) 瀉血と焼灼
1 瀉血について
2 乱切法
3 吸い玉
4 焼灼療法
第17話 ヒルデガルトの診察室(3) 処方
1 響き合うもの
2 ヒルデガルトの薬剤
3 ハーブの処方
第18話 ヒルデガルトの診察室(4) 養生法
1 養生法
2 ヒルデガルトの食養論
3 肉食について
4 睡眠と覚醒
5 入浴ー風呂とサウナ
青森県六ヶ所村での長期にわたるフィールドワークをもとに,日本社会が直面している原発問題を考える。東日本大震災以降の社会を見据え,歴史的な文脈を紹介し,原子力発電に必要とされる核燃料サイクル施設が内包する問題を,六ヶ所村での調査事例を中心に議論する。
序 章 むつ小川原開発と核燃料サイクル施設の歴史を解明する視点
第一章 巨大開発から核燃基地へ
第二章 開発の性格変容と計画決定のありかたの問題点
第三章 大規模開発下の地域社会の変容
第四章 開発による人口・経済・財政への影響と六ヶ所村民の意識
第五章 原子力エネルギーの難点の社会学的検討
第六章 地域社会と住民運動・市民運動
第七章 女性の環境行動と青森県の反開発・反核燃運動
第八章 日本の地域開発史における六ヶ所村開発の位置づけ
第九章 日本の原子力政策と核燃料サイクル施設
巻末資料/索 引
トラウマという概念がどのような歴史的経緯を経て成立したのか、また、それが文化、社会的にどのように理解され、表現されてきたのか。さらに、トラウマを典型とする社会的苦悩が宗教や文化的実践においてどのように克服されてきたのかを、文化人類学をはじめとする人文・社会科学的な視点から、多角的かつ総合的に考察する。
はじめに
序 章 いま、トラウマを考える [田中雅一]
第1部 概念の歴史
第1章 トラウマと精神分析
ーフロイトにみる「外傷」概念の分裂 [立木康介]
第2章 プレ・トラウマティク・オーダー
ー現代の一般化したトラウマについての試論 [上尾真道]
第3章 出来事とトラウマの在り処
ートラウマ論が示す歴史の方法論をめぐって [直野章子]
第4章 トラウマと日本社会 [樫村愛子]
第5章 東日本大震災のトラウマの外と後でー「こころのケア」を超えて [花田里欧子]
第2部 性と家族、共同体
第6章 社会性の条件としてのトラウマ
ーイヌイトの子どもへのからかいを通した他者からの呼びかけ [大村敬一]
第7章 アダルト・チルドレンの苦悩と回復 [木下直子]
第8章 女性への暴力、虐待、性暴力 [田中雅一]
第9章 トラウマ化された病い
ー韓国社会におけるがん・乳がんをめぐる事例から [澤野美智子]
第10章 トランスジェンダーとトラウマ [高垣雅緒]
第11章 日本の都市部におけるHIV-シンデミクス理論を用いた文化人類学的分析
[アンソニー・ディステファノ(桜井良太・萩原卓也 訳)]
第12章 クィアな記憶の継承ー森井良「ミックスルーム」論 [岩川ありさ]
第13章 スピリチュアリティのもたらす癒し
ー「トラウマ」からの回復と人と人とのつながり [河西瑛里子]
コラム 女性のトラウマ経験と文学
-インド・パキスタン分離独立時の記憶と創作 [常田夕美子]
第3部 他者/死者とともに生きる
第14章 トラウマと時間性ー死者とともにある〈いま〉 [松嶋 健]
第15章 生き延びてあることの了解不能性から、他者とのつながりの再構築へ
ーインド・パキスタン分離独立時の暴力の記憶と日常生活 [田辺明生]
第16章 大きな物語に抗するー災害の経験と記憶 [金谷美和]
第17章 トラウマから架橋へ
ー玉砕戦生還者の記憶がひらく新たな回路 [西村 明]
第18章 痛みを抱えた者が死ぬための場所
ー訪問看護ステーションひなたの看取りの経験 [西 真如]
第19章 喪われた声を聴きなおす
ー追悼ー記念の限界と死者との共在 [石井美保]
索 引