複数の慢性疾患を抱えた高齢者が救急受診したら、何をチェックすれば見落としを防げるのか、本書が指針を示します。
救急部を受診した高齢患者に対して、いかに適切な診療を行うか、勘所を簡潔にまとめました。若年者と違って、複数の基礎疾患を抱え、多数の薬剤を処方されている患者へ対処する要点と必要なスキルを指摘します。今救急受診した理由は何か、認知機能が衰えている患者の病歴をどうやって確認するか、診察で抑えるべきポイントはどこか、必要で最小限の検査をどうやって選択するか、検査結果の落とし穴はどこか、高齢者に多い疾患の具体的な治療をどうするか、ICUに移す判断は何を基準にするか、救命処置はどこまで行うか、退院は何を元に判定するか、退院後の引き継ぎや治療の継続を成功させる準備は何か、再入院や死亡を減らすポイントはどこか、などについて解説します。
はじめに
1 章 高齢者救急医学の序論
2 章 高齢者救急医学での評価と管理の要点
3 章 高齢者救急医学の特別なスキル
4 章 脆弱な成人と高齢者虐待
5 章 胸痛と心房細動
6 章 呼吸困難
7 章 感染症と敗血症
8 章 転倒と不動
9 章 失神
10 章 めまい
11 章 重大な外傷
12 章 骨折と背部痛
13 章 皮膚外傷
14 章 頭部外傷
15 章 腹部救急疾患
16 章 糖尿病と環境の救急疾患
17 章 急性腎障害と代謝性救急疾患
18 章 せん妄
19 章 脳卒中とTIA
ICUで必ず押さえておきたい4つの人工呼吸管理症例(肺炎・敗血症性ショック、ARDS、COPD、術後呼吸不全)に沿って、医師、看護師、臨床工学技士、理学療法士、薬剤師が、何を見るか、どう動くかを徹底解説。Dr.讃井の集中治療哲学が随所にあふれる一冊!
救命の鍵を握る判断力を磨いて、敗血症に強くなる!
◆プローブを持つときのコツといった基本中の基本から、各関節部位・付着部まで撮像方法を丁寧に解説。
◆さらに部位ごとに大ボリュームのエコー画像と200本を超える動画を掲載。実際のプローブ操作とエコー画面を同時再生可能な動画もあるため、直感的理解が可能です。
◆疾患ごとに発症メカニズムやエコーの特徴までおさえているため、本書を最後まで読めば「撮像の仕方」から入った初学者も、エコーによる鑑別診断まで理解できるようになります。
1章撮像方法
1 機器・プローブ
2 セッティング
3 撮像のテクニック
4 準備物品
5 正常所見と病的所見
6 各関節の撮像方法
7 付着部の撮像方法
2章各部位の撮像方法と関節リウマチのエコー所見
1 手指
2 手関節
3 肘関節
4 肩関節
5 股関節
6 膝関節
7 足関節
8 足趾
3章鑑別診断
1 脊椎関節炎
2 乾癬性関節炎
3 リウマチ性多発筋痛症
4 結晶誘発性関節炎
5 変形性関節症
6 RS3PE症候群
7 SAPHO症候群と掌蹠膿疱症性骨関節炎
8 感染性関節炎(化膿性関節炎)
9 irAE関節炎
4章実臨床における関節エコーの使用方法
5章エコーガイド下関節穿刺(注射・神経ブロック)
ER型救急医による高齢者救急診療の指南書!!好評本『ERのTips』(2016年3月発刊)では取り上げなかった、ER特有の思考戦略についてまとめるシリーズ本の第1弾!豊富なエビデンスと臨床経験が導く、基礎からディープなレベルまでを身につけたい研修医・内科当直医へ。
日本結核・非結核性抗酸菌症学会編集による,本邦初のエビデンスに基づく結核診療のガイドライン.総論では結核の診断・結核菌検査・結核患者の管理・治療・潜在性結核感染症について基礎から実践までまとめた.また臨床上問題となる「IGRA検査の解釈」,「薬剤耐性遺伝子検査の適応」,「高齢者結核の治療」,「免疫抑制宿主に対する治療」といった12のCQに推奨を明記し,対応の指針を示している.呼吸器科医、感染症医はもちろん,結核診療に関わる全医療スタッフ,行政担当者必携の一冊.
【序文】
『結核診療ガイドライン2024』 の発刊にあたってご挨拶申し上げます.
ガイドライン作成作業は,2018年に大阪で開催された日本結核病学会の総会時より始まりました.COVID‑19のパンデミックもあり,6年の歳月を要しましたが,ようやく発刊にいたりました.
このガイドラインは,『Minds診療ガイドライン作成マニュアル』に則り,科学的エビデンスに基づいたものを目指して作業が始まりました.日本結核・非結核性抗酸菌症学会の関連する委員会の長には,統括委員にご就任いただく体制で臨みました.それでもエビデンスが不十分なものもありました.これらは,Future Research Questionとして取り上げました.今後の学会活動を通した研究が行われ,新たなエビデンスが示されることを期待します.
システマティックレビュー担当者を公募したところ,50名を超える方のご参加をいただきました.必ずしも,結核を専門とされている方ばかりではありません.しかし,論文を科学的に吟味することに意欲的な若い世代の医療人でした.是非,これを契機に結核に対する強い関心を寄せていただき,私たちの仲間になっていただけることを期待します.
日本の結核罹患率は低下し,2022年の結核罹患率は10万対8.2となり,結核低まん延国となりました.ここに行きついたのも,先輩方の努力によるものであり,現役世代であるわれわれも同様に努力を重ね,次の世代へ継承する責務があります.『結核診療ガイドライン2024』は十分な成果物になると確信しています.
『結核診療ガイドライン2024』の作成にあたっては,多くの方々の努力の支援によって完成しました.そのすべての方々への感謝の気持ちを述べさせていただきます.
『結核診療ガイドライン2024』が,結核診療に従事する医療人と結核に罹患した患者さんの診療と治療に寄与することを祈念しています.
2024年4月
一般社団法人 日本結核・非結核性抗酸菌症学会 結核診療ガイドライン統括委員長
猪狩英俊
直感的に理解できるよう豊富なイラストを使って、難解と思われがちな病理学をわかりやすく解説。総論では病気の基本概念を理解し、各論を通じてより深く総論を理解できるように配慮。Nursing Eye(看護の視点)で臨床との関連をフォローした。
はじめに…3
病理学総論
1、 病理学入門…12
2、 先天異常…14
3、 代謝障害…26
4、 進行性病変…42
5、 循環障害…48
6、 炎症…60
7、 免疫病理と感染症…66
8、 腫瘍…80
病理学各論
1、 循環器疾患…100
2、 血液・リンパ系臓器疾患…124
3、 呼吸器疾患…134
4、 消化器疾患…152
5、 泌尿器疾患…186
6、 男性生殖器疾患…198
7、 女性生殖器および乳腺疾患…202
8、 内分泌疾患…216
9、 運動器疾患…226
10、 皮膚疾患…236
11、 神経疾患…240
病理解剖と病理検査…252
参考文献…254
索引…255
この30年の研究の発展により,めざましい発展をとげている数理人口学.年齢構造を考慮した人口・生物個体群ダイナミクスの数学的理論を主題とした,世界で広く読まれている基本書をベースに,最新の研究の発展を考慮して内容・文献を補完した待望の日本語版.
第1章 線形理論の基礎
第2章 線形理論の諸発展
第3章 非線形モデル
第4章 平衡点の安定性
第5章 大域的挙動
第6章 年齢構造をもつ人口における感染症流行
第7章 感染症流行における感染年齢構造
付録
本書は,Mimmo Iannelli、 Mathematical Theory of Age-Structured Population Dynamics (Giardini Editori e Stampatori in Pisa、 1995)の全訳をベースに,加筆修正したものです.
慢性活動性EBウイルス病(CAEBV)および、その類縁疾患であるEBウイルス関連血球貪食性リンパ組織球症(EBV-HLH)、種痘様水疱症リンパ増殖異常症(HV-LPD)、重症蚊刺アレルギー(SMBA)の4疾患からなる診療ガイドライン。2016年の初版発行以降、2022-2023年にはWHOリンパ腫分類が改訂され定義も新たになり、疾患名を国際的な診断名と合致させるため刷新。本疾患群の新知見が詰まった1冊です。
目 次
改訂にあたって
序文(2016年版)
◆ガイドラインサマリー
◆診療アルゴリズム
慢性活動性EBウイルス病(CAEBV)
EBウイルス関連血球貪食性リンパ組織球症(EBV?HLH)
種痘様水疱症リンパ増殖異常症(HV?LPD)
重症蚊刺アレルギー(SMBA)
◆略語一覧
第1章本ガイドラインについて
1.作成組織
2.本ガイドラインについて
第2章疾患の基本的特徴
1.慢性活動性EBウイルス病(CAEBV)
2.EBウイルス関連血球貪食性リンパ組織球症(EBV?HLH)
3.種痘様水疱症リンパ増殖異常症(HV?LPD)
4.重症蚊刺アレルギー(SMBA)
5.慢性活動性EBウイルス病とその類縁疾患の病理
6.慢性活動性EBウイルス病とその類縁疾患の位置づけとWHO分類との関係
第3章クリニカルクエスチョン(CQ)に対する推奨と解説
1.慢性活動性EBウイルス病(CAEBV)
CQ1 CAEBVの診断や病態評価のために行う定量PCRに用いる検体として,
全血と血清(血漿)のどちらが推奨されるか?
CQ2 CAEBVに薬物療法は推奨されるか?
CQ3 CAEBVに造血幹細胞移植は推奨されるか?
CQ4 全身症状や臓器病変のない時期のCAEBVに,薬物療法・造血幹細胞移植
などの治療介入は必要か?
2.EBウイルス関連血球貪食性リンパ組織球症(EBV?HLH)
CQ5 EBV?HLHの診断に行う定量PCRに用いる検体として,全血と血清(血漿)のどちらが推奨されるか?
CQ6 初感染EBV?HLHの治療開始基準として推奨されるものはあるか?
CQ7 初感染EBV?HLHにどのような薬物療法が推奨されるか?
CQ8 治療抵抗性のEBV?HLHに造血幹細胞移植は推奨されるか?
3.種痘様水疱症リンパ増殖異常症(HV?LPD)
CQ9 種痘様水疱症リンパ増殖異常症の診断に,どのような検体・手法を用い
EBVゲノムを検出することが推奨されるか?
CQ10 遮光は種痘様水疱症リンパ増殖異常症の予後の改善に有用か?
CQ11 ステロイド外用は種痘様水疱症リンパ増殖異常症の予後の改善に有用か?
CQ12 臓器病変のない種痘様水疱症リンパ増殖異常症に,薬物療法・造血幹細胞
移植などの治療介入は必要か?
4.重症蚊刺アレルギー(SMBA)
CQ13 重症蚊刺アレルギーの診断に,どのような検体・手法を用いEBVゲノムを
検出することが推奨されるか?
CQ14 重症蚊刺アレルギーでは,蚊刺を避けることが予後の改善に有用か?
CQ15 重症蚊刺アレルギーにステロイド内服は推奨されるか?
CQ16 臓器病変のない重症蚊刺アレルギーに薬物療法・造血幹細胞移植などの
治療介入は必要か?
文献検索式
索 引
口腔内の細菌が誤嚥性肺炎の原因となり、さらには全身を巡ることでさまざまな疾患を引き起こすことが知られている。80歳で20本の歯が残る者が半数を超えたとされる時代において、口腔内の細菌からなるデンタルプラークにどう立ち向かうか。口腔と細菌、さらには全身疾患との関係を解き明かし、8020運動や歯科の「次の役割」を示す、大好評『史上最大の暗殺軍団デンタルプラーク』の続編!
薬の効果とは「無意味」と「嘘」の間にある。患者にとって、本当に望ましい処方箋とは何か。11の処方箋をめぐり医師と薬剤師が「対話」から導く本当の「解」
「コロナウイルス感染対策」も、「洗浄・殺菌」の基本の徹底から!医療、食品、介護に関わる人から一般の人まで、「洗浄・殺菌」についての正しい知識をわかりやすく解説。改訂に際し、多くの方々からいただいた疑問や質問事項にも対応。
1章 洗浄や殺菌とはそもそもどういうこと?
2章 洗浄・殺菌の効果と必要性
3章 汚れが落ちるしくみ・菌が死ぬしくみ
4章 菌とウイルスはどう違うのか?
5章 食中毒・感染症とは何か?
6章 菌やウイルスが広がるプロセス
7章 洗浄剤とはどんなもの?
8章 殺菌剤とはどんなもの?
9章 人を守る手洗い・うがい
10章 効果的な洗浄・殺菌オペレーション