本書は、感染症疫学における数理モデルの先駆的研究を行なってきた執筆者陣により、斯学の基本的な考え方から最近の発展までを、具体的な事例を取り上げながら丁寧に解説・紹介した本邦初の成書であり、感染症の理論・予防・治療における数理モデルの利用に関心をもつ学生・研究者にとって必携の書である。
青少年の健康リスク行動、喫煙・飲酒・薬物・性行動・生活習慣について解説。全国の中学・高校生10万人規模の〈たばこ・アルコール〉のアンケートをもとにした実態・分析・対応策。2004年度調査結果表掲載、表・グラフ多数。
60回〜102回医師国家試験の一般問題と、臨床問題の中で診断をつければ一般問題の知識で解ける問題の選択肢を一問一答化した問題集。随所に関連事項の語呂をちりばめ、必修・禁忌肢に完全対応。
人差し指と薬指には神秘が隠されている。この長さの比が、持ち主の男らしさ・女らしさやセクシャリティにかかわっているのだ。それだけではない。性格や行動、ガン・心臓病・アレルギーなどの病気のかかりやすさにも関係があるという。二本の指の謎を生物学と心理学から解き明かした画期的な書。
肺感染症は、罹患や死亡の主たる原因の1つである。ここ最近、様々な感染症の流行のみならず、新しい重大な病原体も認識されるようになってきている。本書は、肺感染症の鑑別診断を行うにあたっての胸部X線写真の価値と限界、CTの適応、最適のCT技法および造影剤の役割などを示している。豊富なX線写真とCT画像、さらに実用的な表によって、簡潔で実践的なアプローチが得られ、肺感染症患者の評価における画像の価値と限界を知ることができる。放射線科医、呼吸器内科医はもちろん、呼吸器感染症の患者を診ている一般内科医や開業医にも有用な一冊。
臨床神経学の立場に立って、基礎の神経科学(1)から疫学・社会医学まで、18項目の検査、治療、病態や障害される系統に基づく主要疾患分類について、トピックスを取りあげてその第一人者が執筆。