大学病院発の「睡眠の知識を生活・ビジネスへ応用する方法」。例えば、睡眠は記憶の整理と定着を行なうが、この仕組みを理解すれば「勉強が記憶に残りやすい眠り方」がわかる。14例を紹介し「睡眠の本質」を学ぶ。
いびきは健康な熟睡のしるしではなく、病的な状態である。人生の三分の一を占める睡眠に潜む「睡眠障害」は時として死に至る場合もある。本書では「睡眠障害」の原因、症状、治療法を解説する。
豊富な症例報告を交えてその経験を披露する。単なる研究書ではなく、眠りの文化的側面から、漢方の基本的な考え方、また実態がつかみにくいサプリメントの効能についてまで詳細な記述があり、睡眠を軸とする広範な知見は興味深く読者の考察を深めるに違いない。
「睡眠の重要性」に気がついている人は多いと思います。睡眠不足そのものがストレスであり、心身の負担となり、仕事のはかどり具合や人間関係、運動のパフォーマンスや健康状態に支障をきたしてしまうからです。
私たちの中には、新陳代謝が悪い・風邪を引きやすい・ホルモンバランスが悪いなど、日頃の体調や体質に不安を抱えている人が少なくありません。今日においては、睡眠障害(不眠症、過眠症、概日リズム障害、睡眠時無呼吸症候群など)で実生活に支障をきたしている人もいらっしゃいます。また、生活習慣病の克服ならびに免疫力を高める方法を知りたい人も多くいらっしゃるでしょう。そこでお伝えしたいのが「睡眠の質を高めること」です。
本書では「睡眠の質が落ちる理由」として、1自律神経の乱れ、2身体のゆがみ、3眼精疲労、4食いしばり、5呼吸が浅い、6頭が思考でいっぱい、7気の滞りという、7つのことを挙げています。そして、問題の改善策として「日常の生活習慣」に細かく着眼し、誰にでも「今すぐに実践できる」「簡単にできる」「続けられる」メソッドをお伝えしています。
私たちが普段どのように過ごしているか(=生活習慣)、それが睡眠の質を左右する因子であることを認識し、実直に改善していく志を持つことが、問題解決につながると思っているからです。
睡眠になにかしらの問題を抱えているビジネスパーソン・社会起業家・主婦の方・勉学に励む方・育児や介護で忙しい方・一人で悶々と悩みを抱えている方などにとって、愛着のわく実用書としてお使いいただけたら幸いです。
【目次】
第一章 どうしたらグッスリ眠れるの?
第二章 「自律神経」が気になる人へ
第三章 「身体のゆがみ」がある人へ
第四章 「目」を酷使している人へ
第五章 「食いしばり」がある人へ
第六章 「呼吸」が浅い人へ
第七章 「頭」が思考でいっぱいの人へ
第八章 「気」が滞っている人へ
光の入らない地下壕に人間を閉じ込め、時計はもちろん与えず、照明のオン・オフ、食事などはすべて本人任せにし、その行動の記録をとってみる。すると、昼夜はまったく分からないはずなのに、だいたい1日の周期で寝起きを繰り返し、体温も通常の変動リズムを刻み、体のリズムが消滅することはないのである。私たちの体内にはどんな時計があるのだろう。
本書には催眠CDがついており、それを聴けば、生まれつきあなたの体に備わった眠りのメカニズムがリセットされ、自然と前よりも簡単に、身も心も休まる深い眠りを手に入れ、望むことを達成するエネルギーを得て、生活の質を全面的に高められるようになるだろう。『7日間で人生を変えよう』著者が贈る、世界一効く快眠法!
睡眠時無呼吸の基本的な病態生理から循環器臨床さらに関連領域をふくめて、循環器領域における睡眠時無呼吸症候群の意義を体系的に理解できるように作られた一冊。
精神科臨床における5つの主要な分野である「発達障害」「児童・思春期」「てんかん」「睡眠障害」「認知症」について、エキスパートが外来診療の実際を披露。病いを得た患者に寄り添い、その生きづらさを支援する治療者としてのスピリットとノウハウを伝授。臨床知の詰まった珠玉の「エッセイ」や「心に残る症例」も収載。
“「2年で合格する」と決める”“過去問は解かない。頭に叩き込む”“ノートを作らない。テキストに書く”-仕事と勉強を両立させながら、短時間で成果を出す。
睡眠とは何か? なぜ眠る必要があるのか? 研究が進展するにつれ,簡単には答えられない難問であることがわかってきた.本書では,基本知識を押さえたうえで,睡眠科学の最新の知見を紹介する.また,各分野の金字塔的な研究を紹介するとともに,今後の展望を示す.
イントロダクション
1.睡眠の生理的意義
Part1 睡眠覚醒の調節メカニズム
2.睡眠覚醒を支える神経機構
3.睡眠覚醒を支える液性機構
4.睡眠覚醒と生物時計機構との関わり
5.眠気の神経メカニズム
6.睡眠覚醒の数理モデル
Part2 睡眠覚醒の基盤研究
7.睡眠覚醒調節に関わる遺伝子群
8.遺伝子改変動物による睡眠研究
9.脳機能画像法による睡眠研究
10.覚醒から意識・行動へ
Part3 睡眠の応用科学
11.睡眠と情動制御
12.睡眠と学習・記憶
13.夢の視覚化
14.睡眠と摂食,エネルギー代謝
15.睡眠と体内時計を測る
Part4 睡眠と社会・医療
16.生活環境と睡眠覚醒
17.睡眠の発達と加齢
18.睡眠と性差
19.労働者の睡眠・サマータイム
20.宇宙環境における睡眠
21.睡眠医療・睡眠医学研究の現状と今後の課題
■小児の閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は,アデノイドや口蓋扁桃肥大,鼻炎のほか,顎顔面の発育不全などが要因で,いびきや体動,日中の眠気,ポカン口といった症状がみられ,注意欠如・多動性障害(ADHD)の発現に関連するといわれており,心身の健全な成長のために早期発見・早期治療を行うことが大切です.
■この小児OSAに対し,歯科は定期的に口腔内の状態を観察できるため,その要因に早期に気づき,適切に対応することを期待されています.
■本書は,小児OSAの特徴や病態,咬合との関連性,上顎の拡大矯正や口腔筋機能療法の実際,舌機能不全へのアプローチなど,歯科医師が知っておくべき知識と対応について,各領域のエキスパートが解説しています.
はじめに 小児の閉塞性睡眠時無呼吸と歯科
……外木守雄
1 小児の閉塞性睡眠時無呼吸と咬合状態は関連するか
……荻澤翔平(日本大学歯学部口腔外科学第1講座)・外木守雄
2 小児期の睡眠関連呼吸障害の特徴,鼻呼吸障害・アデノイド・口蓋扁桃肥大との関連
……池田このみ(厚木市立病院 耳鼻咽喉科)・千葉伸太郎(太田総合病院 太田睡眠科学センター)
3 上顎の拡大矯正RMEの実際
……岩崎智憲(徳島大学大学院医歯薬学研究部 小児歯科学分野)
4 小児の睡眠時無呼吸に対する歯科医師の役割ー上顎急速拡大に関する論争の顛末
……外木守雄
5 新しい舌教育プログラムTongue Right Positioner:TRPの紹介
……外木徳子(千葉県千葉市・とのぎ小児歯科)
6 MFTの実際ー顎顔面口腔周囲筋群の訓練方法の活用
……清水清恵(東京都江戸川区・清水歯科クリニック)
7 小児期の口腔機能発達不全が老年期のオーラルフレイルに及ぼす影響
……槙原絵理(九州歯科大学歯学部歯学科口腔機能学講座 顎口腔欠損再構築学分野)
8 おわりに 小児の睡眠時無呼吸症に対する歯科の役割ーAirway Dentistryの創生
……外木守雄