NHK朝の連続テレビ小説『こころ』の舞台になった、新潟県小千谷市の「片貝まつり」。ギネスにも載っている世界最大の花火・四尺玉で知られるこの花火大会の貴重な資料写真を中心に、日本各地28か所の花火大会の写真を収録。
本書は花火技術者のための我が国最初の教科書である。理論と実験とがそこに網羅され安全への配慮が強調されている。
人気の花火から伝統的な奉納花火まで、その一瞬の美をとらえたカラー写真が圧巻。巻末に全国花火大会リストがついて、一冊まるごと日本全国花火旅完全虎の巻。
うるおいを失った日常に、忘れていた心の「ふるさと」を思い起こさせてくれる詩の数々。-幼いころ遊んだ、若い頃に親しんだ、たくさんのことや人びとが語りかけてくる…新聞、放送を通じて反響を呼んだ作品を収録。
日本の花火は世界一精巧で、華麗。花火師たちは伝統の技に加え、毎年オリジナルな趣向を凝らした新作で腕を競う。その色、形、デザインは、どのようにつくられているのか。プログラムで見逃せない演目は何か。知っていれば花火大会が何十倍も楽しめる、詳細解説とカラー写真による花火百科。伝統花火から最新動向までの花火カタログ、著者推奨の全国厳選花火大会の情報を中心に構成。夜空を彩り儚く消えていく花火の魅力を余すところなく紹介する。
花火は夏だけではなく、四季を通して打ち上げられている。ときには夜桜と競って花開き、ときには白銀の世界に舞い上がる。その華麗な世界へご案内しよう。
年金暮らしの冬次郎は、タイに移住して第二の人生を謳歌していた。ある夜、繁華街で笑顔の素敵な女性に出会い、恋と肉欲の日々が始まったーー。南の楽園を舞台に繰り広げられる愛と官能の物語。
ある日突然、末期ガンと宣告された父。その現実と、自分の気持ちに折り合いをつけられず悩む娘。実父の死に正面から取り組んだ話題のドキュメンタリー映画『エンディングノート』から生まれた、もうひとつの物語。
花火の老舗「鍵屋」を守ろうとする女棟梁・佐絵と婿養子でありながら戯作者を目指す修三。二人の夢に松平定信、十返舎一九、滝沢馬琴ら実在の人物や「鍵屋」から分家した「玉屋」との確執もからみ、将軍・家慶の日光東照宮参拝直前の大事件の後に思いも掛けぬ真実が明かされる…。文庫書き下ろし。
彼の抱えた悲しみが、今、私の皮膚に伝わり、体の奥深くに染み込んできたー。人生の秋を迎えた中年の男と女が、生と死を見すえつつ、深く静かに心を通わせる。閉塞した日常に訪れる転機を、繊細な筆致で描く短篇集。表題作のほか、「観覧車」「ソリスト」「灯油の尽きるとき」「戦争の鴨たち」を収録。
花火職人清七に降って湧いた鍵屋の主弥兵衛からの暖簾分けの話。なぜ俺が、と考える暇もなく、職人を集め、火薬を調達し、資金繰りに走る。お披露目は夏の大川だ。女房と二人三脚で暖簾を大きくした清七は、玉屋市兵衛と名乗った。大輪の華ひらく一瞬に、すべてを賭けた江戸っ子の心意気が沁みる感動の一代記。
これは宿命か-。実業家の道、天衣無縫の生、時の地層から掘り起こされ現れ出た人々の邂逅、それは、自分を宿命から解き放つ縁となるのか。樺太、アメリカ、ロシア、フランス、奄美-土地土地から呼び寄せられ辿った人生とは。ある財界人の自伝的小説。
松山中央署の大鷹鬼平は、恋人を介して相談に来た高瀬千津琉から、信じられない話を聞いた。十二年前爆死したはずの兄が、博多の大会で花火を打ち上げるというのだ。急遽、博多に向かった鬼平は、そこで伝説の大花火と男の射殺死体を目撃する。花火を打ち上げたのは、千津琉の兄なのか?殺意が渦巻く花火の里を鬼平が疾走する!傑作旅情ミステリー。
太政官政府、官僚、株式会社、言論、教育、そして徴兵…。いまだ猿まねばかりで、新生ニッポンの夜明けは遠い。西南戦争前夜の大転換期、江戸の侠気と残り香に酔う大好評シリーズ第二弾。
恋人同士は握手してはいけないというお話から、我が国文学に占める蛙の役割の考察までー硬軟両用、滋味豊富。ご存じ丸谷さんの傑作エッセイ集。