音の風景、五感の旅。“環境の時代”をしなやかに生きる暮らし方・考え方。人間と自然をつなげる=こどもたちとの共同作業。
地球にいま起きている異変とは何か。それらは人間にどんな影響を与えるのか。大きく報道されては忘れ去られる「旬」の話題の陰で、多くの環境問題が着実に進行し、悪化を続けている。温暖化や水質汚染などの生態系の危機から、バイオ燃料、廃棄物、看護師をめぐる国家・人間の争いまで、最新の分析や調査で得られた数字をもとに、深刻さを増す重要テーマを解説。
野鳥たちに未来はあるのか?自然と共生する道を考える。トキ、コウノトリ復活の陰で消えゆく野鳥たち。環境省がまとめたレッドデータブックのなかから100種類をピックアップし、彼らの姿と生息する環境の現状を紹介。減少の理由を十把一絡に「自然が失われたから」と片づけてしまうのではなく、一つ一つを検証し、鳥を支えている自然がいかに多様か、保全するための問題も多岐にわたっているかについて言及している。
地上デジタル放送の開始によって、何が変わるのか?電磁波であふれるユビキタス社会はどんな社会なのか?本書は、地デジ、携帯電話、携帯タワー、無線LAN、テレビ放送施設周辺などの問題点を明らかにし、電磁波がどれほど我々の健康に影響しているかを検証している。また、海外の最新情報や疫学調査も取り上げ、健康被害から立ち上がった住民の反対運動やそれに関わる裁判も紹介している。我々の近未来社会を考えるための読本。
大空を飛翔する美しいフォルム。鳥が持つその機能美に魅せられて45年。シャッターを切り続けて得られた数々の飛翔形と、普段あまり見ることのない表情やしぐさが新鮮な驚きと感動を与えてくれる。盤洲干潟・富津干潟およびその周辺の自然と共に生きる鳥たちの姿308枚を厳選した。
足尾鉱毒事件により谷中村が廃村となって100年。公害、開発、自然保護、治水対策、さまざまな問題を抱えながら、きょうも広大なヨシ原を風が渡る。渡良瀬遊水池の「いま」を歩く。
庭に訪れる野鳥58種類、家の近くの水辺で見られる水鳥18種類を紹介。
本書では、浮世絵や古地図に描かれた江戸の風景、老若男女、もろもろの事物を通じて、文字からはわからない江戸の姿を浮き彫りにしていく。
なぜ浅草寺の香炉は三角形なのか、湯島聖堂に五角形が多い理由、うずまきと四神相応、東京には八角形がよく似合う、東京の雛人形の左右はなぜ京都と逆なのか…“かたち”に注目すると、もう一つの東京が見えてくる。