ゲームから、映画、アニメ……。一大ムーブメントを巻き起こし、大人も子供も夢中になったフリーゲーム「青鬼」。シリーズ累計100 万部を突破している、公式ノベライズの第一弾が、待望の文庫化。
大人気ゲームの魅力が存分に盛り込まれているとともに、小説オリジナルの要素も加わった、ゲームを知らない人も楽しめるホラーミステリー作品になっている。
「もしかして私たち、ここに閉じ込められちゃったんじゃないの?」
転校生のシュンは、化け物が出ると噂のある街外れの洋館<ジェイルハウス>の前でクラスメイトと出会い、その不気味な館へと忍び込んだ。20年間無人のはずの館内に響き渡る怪しげな物音、こちらを覗き込む血走った目玉、突然転げ落ちる甲冑の首……。怪現象を目の当たりにし、恐怖にかられた中学生六人は、逃げ出そうと玄関に向かうが、扉はびくとも動かない。脱出を試みる彼らに、正体不明の巨大な青い影が忍び寄るーー。
いま、逆境の中にいるすべての人へ。
人生に起こる、挫折や失敗・敗北、病気や喪失などの多くの苦難。
しかし、もう立ち上がることができないと思われるような逆境においても、「すべてに意味がある」ことを心に定めると、力と叡智が湧き上がり、それまで想像もしなかった不思議なことがやってくるーー。
本書は、科学の道を歩んできた著者が、自らの身に訪れた逆境の数々と、覚悟を定めたあとに起きた不思議な人生の転換を、「大いなる何か」に関する考察と共に語り尽くした1冊。
●なぜ、「以心伝心」が起こるのか
●なぜ、「未来が見える」ときがあるのか
●なぜ、「不思議な偶然」に導かれるのか
●なぜ、「運気」というものが存在するのか
●なぜ、人生で「逆境」が与えられるのか
これまで明かさなかった数々のエピソードを織り込みながら、思いのすべてを綴った感動のメッセージ。
「人生が変わった」「繰り返し読みたい本」との圧倒的な声。名著、待望の文庫化!
亡き父から京都の老舗料亭「糺ノ森山荘」を継いだ朱堂明美(すどう・あけみ)は、経営再建の一手として、腕の立つ料理人・岩田と萩原による板長の座をかけた「料理対決」を発案。試みは評判を呼び、売上も持ち直し始めた。しかし勝負に敗れた萩原が、岩田との実力差を理由に、次の対戦を辞退。岩田が新たに指名した相手とは!?
マナガツオの柚庵焼(ゆうあんやき)、小鮎の天ぷら、ポテトサラダのカツなど絶品料理が多数登場!
好評シリーズ第3弾。
文庫オリジナル。
にんじゃサンタは、きょうもしゅぎょうにはげみます。▼ひたすらはしるのです。ひたすらとぶのです。ひたすらなげて、かくれて、もぐったりするのです。そして12月24日クリスマスイブの日。ハンドベルのおとがきこえてきたら、にんじゃサンタはきがえてしゅうごうです。よるになったらしゅっぱつです。いよいよにんじゃサンタのでばんです。にんじゃサンタは、よるのまちをひたすらはしるのです。ひたすらとぶのです。ひたすらなげて、かくれて、もぐ……らないです。そして、こどもたちにみつからないように、プレゼントをとどけるのです。▼書籍の装画などで活躍しているイラストレーター丸山誠司氏、初の絵本。リズミカルな文章と躍動的なイラスト、カラフルな色使いが魅力の一冊です。
恵美押勝が討伐されてから一年近くが過ぎた天平神護元年(七六五)--。淳仁天皇を廃した孝謙上皇が帝位に返り咲き、再び内裏に訪れたかに見える平穏。その裏には、女帝を誑かし、陰で政治を操る怪僧・弓削道鏡の存在があった。▼異分子を巧妙な罠に嵌め、次々に排除していく道鏡。その毒牙が嶋足の最愛の婚約者・益女にも迫る! 道鏡の専横に危機感を募らせた嶋足と天鈴は、密かに「打倒道鏡」を誓い合うのだが……。▼彼らの目論見とは裏腹に、道鏡と女帝の蜜月関係は続き、その権勢は揺ぎないものになっていく。黄金眠る陸奥に食指を伸ばし、帝位さえ脅かし始める飽くなき道鏡の欲望、その阻止を図る嶋足、天鈴らの奇計妙策の数々……。▼朝廷への憧憬と疑心暗鬼の念に揺れる蝦夷たちは一枚岩となることができるのか? 暗雲漂う平城の都と陸奥を舞台に、蝦夷の存亡と誇りを懸けた新たなる戦いの火蓋が切って落とされた。▼シリーズ第三弾、待望の文庫化!
●炸風 ●氷風 ●凶風 ●狂い風 ●戻り風 ●都風 ●下風 ●風評 ●風と岩 ●黒風 ●風と雲 ●冷え風 ●瑞風 ●猛き風 ●追手風 ●風触 ●風舞い ●風立ち
なつみはね、すごくいいことおもいついたよ。なつみがなにかのマネをして、それをおかあさんがあてるゲームだよ! コレ、なーんだ!?
欧米や日本で、多くの科学者、医師、大学教授たちによって研究され、驚くべき報告がなされている「死後の生命」や「生まれ変わり」に関する研究。著者は、その研究成果の数々を踏まえながら、自身の体験も交え、人生のしくみを明らかにする。本書は、「死後の生命や生まれ変わりを認めると、私たちの生き方はどう変わっていくのか」という命題に迫る、画期的な科学的スピリチュアル人生論である。『生きがいの創造』は初版発売以来16年、我が国にスピリチャル・ブームを呼び、200万部のベストセラー・シリーズとなった。そのシリーズのなかから、核心的ポイントをあますところなく収録、自分がこの世に生きている意味について、深く体感させる、感動の書。目次は、第一章 過去の人生の記憶、第二章 人生のしくみ、第三章 愛する故人とのコミュニケーション、第四章 「永遠の生命」や「神・仏」を科学する意味、第五章 「ブレイクスルー思考」による生きがい論。▼本書は、『生きがいの創造』(1996年)を改訂した『[決定版]生きがいの創造』(2006年)の内容に、 『生きがいの創造3』(2007年)の1部と新たな解説、情報を加えたものです。
「この本は、河野太郎という政治家が、これまで何をやってきたか、そして皆さんと一緒に、これからどのような国や社会をつくっていこうと考えているのか、その考えをまとめたものです」(本書「はじめに」より)。記すのは生い立ちから政治家としての原点、父・河野洋平氏との関係や、閣僚として取り組んできた安全保障・外交戦略、災害対応、そしてエネルギー、社会保障、教育をめぐる政策。さらにデジタル化社会に向けた規制改革・行政改革や、新型コロナウイルス対策の切り札であるワクチン接種など、今までの自身の活動を振り返りつつ、今後の「日本を前に進める」ための政策を打ち出す。「私は初当選から一貫して、自由民主党の一員として政治活動を行ってきました。自民党は長年、保守政党を自任してきました。〈中略〉本来、保守主義とは、度量の広い、中庸な、そして温かいものであったと私は思います」(同前)。「温もりのある国」を目指す著者渾身の一冊。
一番わかりやすいPHPの入門書。到達度がわかる練習問題付き。
「早月葬儀社で、フューネラルデザイナーとして働いてみないか? ご遺族の感情と、故人様の人生を思いやり、人生の最期に身に着ける衣装をご用意する、責任ある仕事だ」
年上の恋人に裏切られたショックから仕事をやめ、逃げるように東北へと向かったファッションデザイナーの朝川糸花。弔井町の崖から身を投げようとした彼女を救ったのは、葬儀社の若き社長・早月霜だった。糸花の作ったドレスに目をとめた霜は、故人が葬儀で身に着ける衣装を用意する“フューネラルデザイナー”として、葬儀社で働かないかと持ちかける。霜の強引さに戸惑いながらも、糸花は早月葬儀社の一員として働くことになり……。
思い出のワンピース、着ることができなかったウエディングドレスーー大切な人の旅立ちのために、特別な一着を作る葬儀社を描いた感動作!
目次
第一話 深海で息をする
第二話 虹の下で笑って
第三話 星の海をたゆたう
第四話 たそがれがにじんだ世界で
最終話 湯気の向こうに
余談 はざまの店主の憂鬱
ここは、夢のはざまの喫茶店。あなたの悩みはなんですか?
「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズで大人気の著者、最新作!
悩んでいる人の前にあらわれると噂の喫茶店・ソムニウム。亡くした飼い猫に後悔を抱く女性、他人を優先しすぎて恋愛ができない男性、夢をかなえた結果、母親を失望させてしまったタクシー運転手……。そこでは、わだかまりを抱えた客たちの「胸に咲く花」を対価に、不思議な店主が願いを叶えてくれるという。「胸に咲く花」とは何か、そして店主の意外な目的とはーー。切なくも心あたたまる連作短編集。
文庫書き下ろし。
「大地変動の時代」に入った日本列島で生き延びるために。「京大人気No.1講義」で名を馳せた地球科学者が、列島を襲う巨大地震を警告!
今後、東日本大震災と同じマグニチュード9の巨大地震が、三つ起こる可能性がある。震源域はそれぞれ、千島海溝と日本海溝、南海トラフ、九州・沖縄沖の琉球海溝である。本書ではこの三つの巨大地震について取り上げるほか、犠牲者最大2万3000人と推測されている首都直下地震や房総半島沖地震、2020年代に桜島や有珠山が噴火する可能性など、警戒すべき大地震を平易に解説。
●東日本大震災以降に内陸地震が増加
●千葉県直下にプレートが3枚
●関東大震災の再来と元禄関東地震
●首都直下地震ーー帰宅困難者800万人、避難所生活者290万人
●地震発生確率の読み方
●南海トラフ巨大地震の被害想定
●九州・沖縄沖の琉球海溝M9地震
●高層ビルを襲う長周期地震動
●日本海東縁部ひずみ集中帯の地震と津波
●M9クラスの日本海溝・千島海溝地震
「54字の物語」。
この「9マス×6行」の原稿用紙につづられた超短編小説が、今までにない新感覚の読書体験を提供します。子供から大人まで50万人を夢中にさせて、テレビやSNS等で話題沸騰!
このたび新作10編を加え、イラストも刷新し、装いも新たに待望の文庫化。
あなたは、この物語の意味、わかりますかーー?
◆先日研究室に送ってくれた大きなエビ、おいしかったよ。話は変わるが、例の新種生命体のサンプルはいつ届くのかね?
◆「ただいま」と言えば「お帰りなさい」と返ってくる新生活が始まった。家賃も安いし、こんな一人暮らしも悪くない。
◆「やあ、私は未来から来た。今は戦前か?」「いや、戦後から七十年は経っているが」「ということは二十二世紀だな」
他の物語&物語の解説は、ぜひ本書でお楽しみください!
※『54字の物語1』(PHP文芸文庫)は2018年3月にPHP研究所から刊行された『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語』に、新たな作品を10編収録し、加筆・修正を行ない、改題したものです。
50代は、人生の中でもっとも楽しく輝く時期なはずです。なぜなら、これまで積み重ねてきた経験があります。
楽しいことだけでなく、辛いことや苦しいこともたくさん経験してきました。その経験は気づかないうちに心の糧として蓄えられているからです。
少しだけ家族や仕事から解放され、自分次第で何でもできる可能性がある。まだまだ夢を叶えることは十分にできます。これまでの人生でやり残したこと、やりたかったことに再び挑戦することもできます。自由自在に自分の人生を歩いていくことができる。まさに50代というのは、人生における「自在期」なのではないでしょうか。
禅僧として、大学教授として、庭園デザイナーとして国内外で活躍してきた著者。本書では、手放して身軽にすること、あなたにしかできないこと、後悔や不安との付き合い方を考えていきます。いまという時間を豊かに、50代という素晴らしい時代をまっすぐ前を向いて生きていくことを提案します。
もう会えない人からの「想い」を猫が届けます。
『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』の著者が贈る、心があたたかくなる感動の連作短編集。
あの世とこの世の境にあり、「会いたい人に会わせてくれる」と噂のカフェ・ポン。天寿を全うした猫のふー太は、「仕事を5回達成すると、会いたい人に会える」という報酬につられ、店主・虹子のもとで働くことに。
亡くなった父に個展を見てもらいたい絵本作家、生まれなかった我が子を思い続けている保育士など、彼らが「会いたい」人からの言葉を “伝言猫”が伝えるべく奮闘するハートフルストーリー。
文庫書き下ろし。
ぼくは、おべんとうがだ〜いすき。みんなから「くいしんぼうのしろくま」っていわれている。大きなおべんとうもペロリとたべちゃうぞ。
ある日ぼくはおもったんだ。「おべんとうのなかにはいってみたら、どんな感じかな?」想像しただけで、よだれがでちゃう。
今日のおべんとうはおにぎり。ほかほかごはんをぎゅっぎゅっとにぎって、いろいろな具をいれたいね。いくらやこんぶ、えびのてんぷらもいいよね。ぼくはうめぼしみたいにまんなかにちょこんとはいってみたいな。
おべんとうのていばん、ウインナー。きみは、どのかたちのウインナーがすき? ぼくはもちろんタコさんウインナーがいちばんさ。なかよくいっしょにならんだら、ぼくもタコさんウインナーみたいになっちゃった。
ぐるぐるぐる〜〜、まきまきまき〜〜。あ〜めがまわるぅ〜。きゅうり、たまご、しいたけもいっしょにまいてふとまきのできあがり。
想像力をかきたてるユーモア絵本!
PHPを利用したいすべての方必携の「PHPポケットリファレンス」最新版がついに登場! PHP 5/4による開発の際によく利用される機能を集約し、必要な知識を目的別、逆引きでまとめました。PHP5.3以降を対象とし、PHP4からある機能はPHP4でも利用できることがわかるようになっています。またオブジェクト指向型のAPI解説を大幅に強化。開発の現場には1冊置いておきたい書籍です。
人生には、「どうしようもない」ことがある。いわゆる「地獄」のような環境に生まれる人もいれば、「天国」に生まれる人もいるのだが、それは運命だというしかない。
しかし、「地獄」に生まれた人の中にも、「もう人生終わりだ」と絶望しているだけの人と、持って生まれた不幸な境遇を乗り越えようとする人がいる。 そのような二人の違いを生み出すものは何か(まえがきより)。
「絶望感は乗り越えられるか」という永遠のテーマ。本書は、この難しい問いに対し、長く読み継がれることを願って書かれた。
「ありのままの自分」を受け入れてくれない環境の中で育った人は、何かと生きづらい人生を歩みがち。しかし、「これしか生きる道はない」と思うから苦しいのであって、多面的な視点で物事を見ること、すなわち、マインドフルネスで生きることができれば、心身の健康にもつながる。
逆に、心を閉ざしたマインドレスネスの状態におちいっている人は、人生で多くのものを失いかねない。
心の「とらわれ」から解放され、絶望感に負けることなく、幸福に生きるための心理学。
●政治家は非課税、庶民は増税。国民負担率は50%目前……。
●自民党裏金問題の本質は「税の不公平」だ!
●公平な税制を実現するために、あるべき税制・財源論を徹底検証。
2023年末から自民党の裏金問題が暴露され、今に至るまで国民の怒りが爆発している。
この怒りは、政治家が巨額の資金を受け取りながらも、税を払っていないからではないのか。なぜこのような不公平がまかり通るのか。そもそも日本の税制は「公平な税制」なのか。
裏金事件を入口に、日本のあるべき税制・財源論を検証する一冊。