アルフィーは3年生の男の子。「ペンギン」という名前のネコを飼っています。体の模様がペンギンそっくりなネコです。アルフィーとペンギンはいつも、となりのおばあさんの家の庭にこっそりもぐりこんで遊んでいました。ところが、おばあさんの孫のグレースが越してきて、「うちの庭で遊んでいるペンギンは、あんたのネコじゃない」と言います。そんなある日、ペンギンがいなくなり、ふたりでさがすことになって…? ほのぼのとした児童文学。
「自分の帰る場所がわからない。待っている人など、どこにもいない」兄弟のように育った内田は自殺し、祖母も亡くなった。独り残された義国は高校の寮に入るが、二学期の始業式の日、級友が校舎から転落死し、疑惑の生徒は失踪した。さらに寮でのボヤ騒ぎと名門私立高校を猜疑と恐怖が覆う。生と死、愛と性、友情が複雑に交差した多感な青春を描く学園ミステリー。
せんそうでおおきなけがをしたルイスは、これまでとおなじくらしができなくなってしまいました。そんなルイスをたすけてくれたのが、かいじょけんのチューズデーでした。ルイスとチューズデーは、どんなくらしをしているのでしょう?介助犬のしごとと人とのきずながわかる写真絵本。
1:◆音楽劇 『スーホの白い馬』 斉唱版&合唱版 (中山真理/作詞・作曲)
2:指導のために 中山真理
3:[斉唱版]
4:M.1 「スーホの白い馬」
5:M.2 「ゆみやは うなりをたてて」
6:M.3 「かなしくて くやしくて」
7:[合唱版]
8:M.1 「スーホの白い馬」
9:M.2 「ゆみやは うなりをたてて」
10:M.3 「かなしくて くやしくて」
11:台本
12:※上演時間は約15分
13:◆音楽劇 『魔界とぼくらの愛戦争』 (中山真理/作詞・作曲)
14:指導のために 中山真理
15:M.1 「じゃんじゃん捨てよう」
16:M.2 「ゆっくりと じっくりと」
17:M.3 「どうせ地球なんて」
18:M.4 「おそすぎないうちに」
19:台本
20:※上演時間は約23分
「新しいろう教育」の選択肢を求めて。手話と書き言葉でろう児はバイリンガルになる!バイリンガル・バイカルチュラル教育の世界的権威ジム・カミンズの歴史的論文「声の否定」、中島和子訳による初の日本語版収録。
男の子にとって、赤ちゃんがうまれてお兄ちゃんになるのはとても楽しみなことです。でも、いざ一緒の暮らしが始まると、両親の目と手は赤ちゃんの方に集中しがちに。でも、お兄ちゃんは、これまでもこれからも両親の宝物。親子いっしょに読むことで、これまでお兄ちゃんをどんなに大事に育ててきたかを伝え合い、お兄ちゃんが赤ちゃんとどう接していったらいいか、いっしょに考える絵本。
100万部突破の人気シリーズ最新巻!
ついにシリーズ105万部突破!
時は1970年代。田舎町に住むヤンチャでムチャでワンパクな男子高校生と町の駐在さんが繰り広げるイタズラ合戦、第16弾は暴走族との熾烈な抗争を描く「神様への挑戦状」の完結編。
西条くんの提案で、夜桜連合をつぶすことにしたママチャリ達は、いたずらを駆使して、族の弱体化に成功! 大勝利も目前だったが、ママチャリの身元がばれて大ピンチに陥ってしまう。しかし、それを救ったのは意外な人物だった……。
シリーズ初の試みに満ちた「神様への挑戦状」完結編を収録した16巻は、涙なしには読めない感動の大長編です!
【編集担当からのおすすめ情報】
ストーリー中に、重大な役割を演じる「洋次の子守歌」をホームページにアップします。ご期待下さい。
はじめまして!ぼく、たろうちゃんのおきにいりのかさです。あるひ、おばけのせかいにいくことに…。
中学2年の翔には簡単な言葉を読み間違えるという悩みがあった。クラスメイトや家族との距離に翔は苦しみ──。痛みを抱えながらそれでも今日を生きる、切なくも愛しい家族小説。(解説/佐川光晴)
腰布にサンダルというスタイルで狩猟採集生活を始め、荒野を走ることで知った、人間の驚異的な生命力と人生のすばらしさ!20年にわたり原始的な狩猟採集生活をおくり、58日間で2700kmを走り、山岳レースで馬と速さを競うなど、数々の驚くべき体験を通して、著者が考え、学んだこととは?大地を信頼し、自然を理解することで得られる心の平穏や健全さとは?大自然と絆を結ぶための20章!
子犬は家族の一員としていつもいっしょうけんめいお手伝いします。家族の人たちはみんな子犬を愛しているにちがいありません!でもひとつだけ子犬にはどうしてもわからないことがあって…。
「ありのままの自分」を全面肯定し、愛するために。
他人との比較や劣等感・自己否定に病む現代人の心を温かく励ます「個性讃歌」
年収やSNSのフォロワー数でひとの「価値」を測る。有名人や「幸せそうな他人」と自分を比較して、劣等感にさいなまれる。そのくせ、万事順調なふりをしてしまう。まわりからどう見られているか気になって、弱音が吐けない、本音を言えない…こんなふうに、わたしたちは病的なまでに周囲や世間を気にして、率直になれずに苦しんでいます。
容姿が美しい、頭の回転が速い、スポーツができる、所得が多い等々の特徴は、たんに相対的な「違い」であって、優劣ではありません。それらの特徴がしばしばお金に紐づけられているため、なんとなく優位性だと思わされているだけです。周囲の目が気になるのも、多分にそうした序列に縛られているからでしょう。セレブはだれの目も気にせず好きにふるまえるけれど、一般人は分をわきまえて空気を読まなければ、というわけです。
だれかと/なにかと比較することに意味はない。そもそもおなじものなどひとつもないし、違うからこそ人生も世界もすばらしい。どのいのちも唯一無二で、その尊さはほかの何かと比較できない。生の奇跡はいつだって目のまえにある。本書はそんなふうに「個」をたたえ、「ありのままの自分」を愛するよう促す絵本です。巻末にはシリーズ既刊同様、「自分を全肯定するためのエクササイズ」の手引きがついています。
終盤に《I matter.》つまり「ぼくがどうでもいい存在だなんて とんでもない」という文が出てきます。matterの一語に、ともにアメリカに暮らす作者たちの、根深いレイシズムへの悲しみと怒り、高揚著しいブラック・ライヴズ・マター(黒人を殺すな)運動への共感が読みとれます。あらゆる違いを肯定し、たたえあうことで、愚にもつかぬ比較やそれに基づく区別・差別をなくそうーー本書にはそんな願いもこめられているのだと思います。(しまづ・やよい)
(巻末付録:「マインドフルネスでじぶんをほめたたえるエクササイズ」ガイド)
2018年11月1日から2019年3月31日までの募集期間で開催した、淡交社創立70周年企画「ぼくらの京都」マンガコンテスト。日本だけでなく、海外からも多数の応募作品が届きました。京都の本屋さんを中心とした書店審査員10名と、特別審査員であるロックバンド「くるり」・岸田繁氏による厳正な審査の結果、7点の受賞作品が決定。これらの受賞作品をまとめたコミックムックがついに刊行されます。
「うち、テレビあるよ」
ぼくんちに、テレビがあるわけなんかないのに、そういってから、むねがドキドキしはじめました。大きなウソをいってしまったのです。 (本文より)
テレビがみんなのあこがれだった時代。見栄をはってついてしまったぼくのウソ。そのウソを救ってくれたのは、大きらいだったあいつの、やさしいウソだった……。
直木賞作家のねじめ正一が、実体験をもとに紡ぎだす、ぼくらの友情の物語。