インプラント治療が普及した現在、インプラント周囲炎などの問題が増加している。本書はそのような背景をふまえ、インプラント治療においてリスクが高い歯周病の既往のある患者に対して、歯周病学的配慮がなされた安全なインプラント治療をいかにして行うかを整理した一冊である。術前検査、治療計画、同意書の作成例からメインテナンスに至るまで、各治療ステップの重要事項を凝縮した、臨床において有用なガイドラインとなっている。
■CHAPTER 1 術前検査
■CHAPTER 2 治療計画の立案
■CHAPTER 3 インフォームドコンセント・同意書の作成
■CHAPTER 4 歯周病患者におけるインプラント治療の現在
■CHAPTER 5 手術環境の整備
■CHAPTER 6 インプラント手術時および術後のトラブルの予防と対応
■CHAPTER 7 上部構造への歯周病学的配慮
■CHAPTER 8 メインテナンス
■CHAPTER 9 インプラントのメインテナンス時におけるトラブルへの対応・対策
詩歌に内蔵された夢のかけら、幻視の流星群が物語世界となって立ち上がるー。物語の原点から遺作『さらば箱舟』の最期の加筆構想までを収録。
本書では日常臨床で遭遇しやすい50の口腔粘膜疾患を、「すぐに専門的治療を開始する病変」「急がないが専門的に治療する病変」「対症療法が中心になる病変」「治療を要さないもの」など緊急度に応じて分類。疾患ごとに見開き2ページを使い、左ページに病態写真と視診のポイントを、右ページに疾患の概念や対応などの基本事項を解説した実用書。"重版出来"の初版本から12年、使いやすさは変わらずに大幅改訂&増ページで最新情報を網羅。
BASIC 口腔粘膜疾患を理解するための基本的知識1-6
SECTION 口腔粘膜疾患1-50
APPENDIX 口腔粘膜疾患の薬物療法
口腔内細菌が起こすのは「歯周疾患・う蝕だけ」と思っていませんか? 腫れた歯ぐきやむし歯から体内に侵入した口腔内細菌は、免疫かく乱、易ウイルス感染、血管内プラーク生成、組織萎縮を引き起こし、ウイルス感染、肺炎、脳梗塞、心筋梗塞、アルツハイマー型認知症等、致死的な病気に関わり多くの命を奪っています。「お口のなかの悪いやつら」の真実を知らないすべてのかたに。国民皆歯科健診導入を控えるすべての歯科医院必携。
第1章 守れ!健康ライフ
第2章 ネバネバ物質でくっつく細菌
第3章 歯周ポケットに潜むグラム陰性菌
第4章 常在のカビ/危険な侵入者ウイルス
治療説明やブラッシング指導時に患者さんの興味を引き出し、モチベーションアップにも威力を発揮する「口腔内スキャナー」(IOS)。IOSの持ち方や操作方法、患者への示し方、アシスタントワーク時の注意点など、臨床ノウハウを写真とイラストで具体的に解説。さらに患者の登録方法(ローマ字入力)や滅菌・消毒・保管など、実用的かつ合理的な院内システム構築に役立つ情報も満載。歯科医師&歯科衛生士で活用したい1冊。
PART 1歯科におけるデジタルについて
PART 2 IOSを理解しよう
PART 3 IOSの準備
PART 4 IOSの操作
PART 5 IOSの使用後の取り扱い
PART 6歯科衛生士臨床におけるIOSの応用
PART 7修復/補綴・インプラント・ アライナー矯正治療におけるIOSの応用
PART 8その他
今、自家歯牙移植が国内外で再注目されている。本別冊では、検査・診断から、治療計画、外科術式、移植歯の根管処置、自然移動と矯正的移動、歯冠修復、術後管理、さらには意図的再植、外科的挺出まで、自家歯牙移植のすべてのステップを掲載。よくある疑問・悩みに対し斯界のトップランナーたちが1〜3ページでわかりやすく回答しており、明日から使えるヒントが満載。歯が残る時代、全歯科医師必携の1冊といえる。
小篆は、古代文字のなごりを色濃くとどめている大篆を基礎に、今から2000年以上前の中国の秦代(紀元前3世紀頃)に成立した書体であり、篆刻・印章の基本となる文字です。なかでも鉄線小篆は篆刻の陽文印(朱文印)に最もよく使われる字体です。本書は、伝統的な字体を正しく守りながら、より現代にふさわしい美しい形を追求した、「現代に生きる」篆刻デザイン文字集です。
お子さんに読んで聞かせるのに最適な歯みがき啓蒙のための絵本シリーズ(全3巻)を新装版として刊行。こどもの成長を3つの段階に分け、絵本をとおして歯みがきの習慣を身につけることができる。本書はそのセカンドステップ、2歳から4歳の子どもが対象で、「まねっこ」をして少しずつ歯みがきを体験するキャラクターの様子が、楽しいイラストで表現されている。子どもの健やかな成長と歯みがきの大切さが伝わる絵本。
特集では「高齢者特有の口腔粘膜疾患と薬に迫る」と題し、高齢者によくみられる口腔カンジダ症や口腔扁平苔癬、口腔乾燥症といった口腔粘膜疾患の見分け方と各治療薬の解説のほか、嚥下機能が低下した高齢者への服薬支援などについても述べている。薬の飲み合わせにおいては、日常で遭遇頻度の高い服用薬の見直しを図り、高血圧症や糖尿病など疾患別に、処方可/要慎重/減量・休薬/併用禁忌・原則禁忌など方策が瞬時にわかる一覧を掲載。
特集 高齢者特有の口腔粘膜疾患と薬に迫る
降圧薬
糖尿病治療薬
抗血栓薬
脂質異常症治療薬
精神神経疾患治療薬
骨吸収抑制薬
抗アレルギー薬
呼吸器疾患治療薬
漢方薬
発刊から長きにわたり多くの受付・事務スタッフの育成を助けてきた『これで万全! 歯科医院の受付・事務マニュアル』が、全般的に改編された完全版マニュアルとなって登場! 新人〜ベテランスタッフ・院長先生まで、「こうすればいいのか!」「そこが大事だったのか!」がわかる、歯科医院で働くための実践的なポイントやヒントがいっぱいつまっています。頼りになる一員となるための、実力あるスタッフを育てるための、必読の書!
受付・事務のお仕事1 整理・整頓・清掃
受付・事務のお仕事2 受付手続き/書類の管理と運用
受付・事務のお仕事3 患者さんの応対
受付・事務のお仕事4 院内の運営/情報伝達
こんな解説書は、今までなかった! すべての歯周外科治療の基礎となる手技・手法を一手一手解説する本書は、樋口先生の細やかな解説と症例と、筒井昌秀先生や白石和仁先生の既刊書で好評を得た佐竹田先生のイラストをふんだんに掲載。実技を見ているように手技がわかり、これから歯周外科治療に取り組みたい人はもちろん、学び直しにもうってつけ。可能な限り歯を残す歯科治療のために、まずマスターしたい必読書。
歯周外科治療を行うその前に
歯肉剥離掻爬術 ⑴切開・離断・剥離のポイント
歯肉剥離掻爬術 ⑵デブライドメントのポイント
歯肉剥離掻爬術 ⑶歯槽骨整形術・切除術併用時のポイント
全術式に使える手技 ⑴縫合のポイント
全術式に使える手技 ⑵減張切開のポイント
臨床的歯冠長延長術 ⑴全層弁を用いた臨床的歯冠長延長術のポイント
臨床的歯冠長延長術 ⑵歯肉弁根尖側移動術による歯冠長延長のポイント
歯肉の形成 ⑴遊離歯肉移植術(FGG)のポイント
歯肉の形成 ⑵結合組織移植術(CTG)による歯槽堤増大術のポイント
月刊ザ・クインテッセンスは、「今、この時の歯科医療の情報、知識・技術を、いち早く。」をモットーに、バラエティに富んだ特集・連載を中心とした構成で、日常臨床に直結したコンテンツをビジュアルな誌面でお届けする。クインテッセンス出版のインターナショナルな強みを生かし、最新の翻訳論文なども掲載。明日の臨床に生かせる情報が満載であり、すべての歯科医師にとって必読の歯科臨床総合誌。