性の在り方を根本から問う、医療サスペンス
男でも女でもない性を生きる人たちの魂の叫びを聞く、驚愕の医療サスペンス。高度医療で名高い病院を経営し、患者たちに〈神の手〉と慕われる天才医師の狂気と人間の尊厳を問う。(解説/伏見憲明)
資本主義はどのような方向に向かっていくのだろうかーー。
現在われわれは資本主義そのものをクールに見定める必要に迫られている。格差や環境破壊、経済危機などはいずれもが資本主義というシステムの成り立ちと深いかかわりをもっているためである。
倫理、農業、政治、教育等々の多様なバックグラウンドから、先端的識者により、資本主義がどこから来てどこへ向かうのかという鋭い問いかけがなされていく。
本書は京都大学経済研究所附属先端政策分析研究センターのシンポジウムをベースとしたものであり、発言者は多様な専門性を背景に、資本主義への洞察に富む問いを発し、検討の俎上に上げようとしている。
第一級の研究者たちの問いを通して、現代を取り巻く日常的な風景に新たまた様相を見出せるようになるであろう。
第1部 講演
講演1 経済の中に倫理を見出すー資本主義の新しい形と伝統芸能ー 岩井克人
講演2 社会を支える農業・農村ー新潮流と変わらぬ本質ー 生源寺眞一
講演3 資本主義経済をつくるー体制転換30年を振り返るー 溝端佐登史
第2部 討論
話題提供 日本社会における資本主義と倫理 内田由紀子
パネル・ディスカッション
パネリスト 岩井克人・生源寺眞一・溝端佐登史・内田由紀子
司会 小嶋大造
問題解決力を高める「思考法」の必読書50冊をわかりやすく解説!図解!
【ビジネスパーソンに必要不可欠な素養を1冊に凝縮】
考える基本が身につく/物事の本質がわかる/視野が大きく広がる/地アタマが強くなる/仕事の成果が高まる/強い組織を実現できる/失敗をうまく避ける/人間関係がうまくいく/悩みが軽くなる/若さが活きる/現代社会を生きる強さが身につく
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類似と思考/問題解決力を高める「推論」の技術/思考の整理学/ロジカル・シンキング/論語/はじめての哲学的思考/禅問答入門/パン屋ではおにぎりを売れ/メタ思考トレーニング/エッセンシャル思考/東大思考/人類とイノベーション/君主論/衰退の法則/失敗の本質/多様性の科学/考えない練習/筋トレが最強のソリューションである/超バカの壁/LIFE SHIFT/自省録/賢人の視点/生き方…etc.
PART1 考える基本が身につく思考法
PART2 物事の本質がわかる思考法
PART3 視野が大きく広がる思考法
PART4 地アタマが強くなる思考法
PART5 仕事の成果が高まる思考法
PART6 強い組織を実現できる思考法
PART7 失敗をうまく避ける思考法
PART8 人間関係がうまくいく思考法
PART9 悩みが軽くなる思考法
PART10 若さが活きる思考法
PART11 現代社会を生きる強さが身につく思考法
愛され憎まれる国、アメリカを知る決定版!
黒人大統領の誕生と巨大資本の破綻のみならず、アメリカは建国以来さまざまな希望と絶望を繰り返してきた。自身「好きで嫌い」という池上彰が、9つの側面から解説するアメリカを知るための教科書決定版。
2018年6月、「多くのひとは辞める練習が足りてない」というツイートが
数万回もリツイートされ話題になった。その反響が浮き彫りにしたのは、
「日本にはやめられなくて苦しんでいる人がたくさんいる」ということ。いじめ、自殺、ハラスメント…
日本のこれらの問題は「やめられない」「逃げ場がない」ことが深刻化の原因だ。
一方、このツイートをした著者の住むマレーシアは「仕事や学校が嫌ならすぐやめる」人も多く、
それでも社会は回っている。多様性にあふれ、怒る人が少ない寛容な“ゆるい"国に今、日本から移住・留学する人が
増えている。そのマレーシア人の考え方、驚きの教育制度など、日本とは別の世界を紹介する。
●ハッピーじゃなければ学校を簡単に転校する人がいる
●クラスメートの年齢がまちまち。5歳と8歳が1年生ということも
●試験は厳しく落第あり。逆に飛び級できる学校もある
●学校に行かずホームスクールで好きなことだけ勉強する子がいる
●学校行事に出るか出ないか、子供が自分で決める
●自分で決めるから、その結果を引き受ける訓練ができる
●同じクラブ活動を続けてはいけない学校がある
●先生が子供の才能・適性を穴が開くほど見て探す
●信号が壊れていたら、譲り合ってテキトーに行く
●飛行機が何時間遅れても怒らず、近くの人と名刺交換&談笑
●社会システムが不十分なところは自分の頭で考えて動く
●小学生が政治について議論する
──本書より要約して抜粋
【著者略歴】
野本響子(のもと きょうこ)
東京都生まれ。早稲田大学卒業後、安田火災海上保険(現・損保ジャパン)に入社し、アスキーへ転職。
その後、フリーとなり「ASAhIパソコン」「アサヒカメラ」編集部を経てマレーシアへ。
著書に『いいね!フェイスブック』(朝日新書)、『マレーシアの学校の○と× アジア子連れ教育移住の第一歩』(kindle版)など。
現在、現地のオンライン「マレーシアマガジン」編集長の他、PRや教育事業、旅行事業などに従事。
「“知らなかった"と“知ってるつもり"が“知って良かった"に変わる、必読の一冊です」--小島慶子氏(エッセイスト)推薦!
いわゆる「パワーハラスメント防止法」が二〇一九年に成立し、あらゆる企業がLGBTに関するハラスメント対策をとり、プライバシー保護の対応を行うことが義務化された。
しかし、未だLGBTに関わる政治家の失言やネットでの炎上事例は後を絶たない。
本書では「よくある勘違い」を多くの実例をもとにパターン分けし、当事者との会話において必要な心構えを紹介。
また、職場における実務面での理解も促す構成となっている。
知っているようで知らない、LGBTの「新常識」がここにある。
◆目次◆
序章「性の多様性」についての基礎知識
第一章「LGBT」へのよくある勘違いーネガティブ編
第二章「LGBT」へのよくある勘違いー一見ポジティブ編
第三章「LGBT」に限らないよくある勘違い
第四章「SOGIハラ・アウティング防止」法とは
第五章 LGBTをめぐる「人事・労務制度」
巻末付録「パワハラ防止指針」
◆著者略歴◆
神谷悠一(かみや ゆういち)
一九八五年岩手県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
労働団体の全国組織本部事務局を経て、現在は約一〇〇のLGBT関連団体から構成される全国組織、通称「LGBT法連合会」事務局長。
松岡宗嗣(まつおか そうし)
一九九四年愛知県生まれ。明治大学政治経済学部卒。ライター。政策や法制度などのLGBT関連情報を発信する一般社団法人fair代表理事。
幼虫時代、木の中で育つカミキリ虫の闇の世界とは?シギゾウムシの鼻はどうして長いのか?他、甲虫のなかまや、自然の排泄物を新しい生命にもどすハエ類の不思議な生態を探る。(装画・鳥山 明)
●2万人の調査でわかった、QOLを高め、自分らしく幸せに生きるための手がかり満載!
●令和は「ライフデザイン3.0」の時代
●QOLを高め、幸せに生きるための人生資産は「健康」「お金」「つながり」
人生100年時代、平均寿命が延びることで「家族」「仕事」「つながり」「消費」「健康」などの価値観は変化している。それにもかかわらず、旧来のいわゆる「幸せ」に縛られている人は多いだろう。
多様性の時代に、いかにQOL=生活の質を高めて、幸福に生きるか。それには「健康」「お金」「つながり」、3つの人生資産の備えがカギとなる。本書では、最新の意識調査をエビデンスに、さまざまな切り口やキーワードで、自分らしく生きるための「幸せ戦略」を提案する。
<トピック>
・SNS婚のリアル
・幸せな夫婦の条件
・テクノロジーや海外人材は脅威?
・40代からの学び直し
・「近所づきあい」する? しない?
・何のためのSNS?
・つながり“ぼっち”
・本当に“モノ”より“コト”なのか
・経済状態と幸せの関係
・「つながり」は健康を補完する
・「人生100年時代」の高齢期とは
など
序章 人生100年時代と「ライフデザイン3.0」
第1章 幸せな「家族」戦略
第2章 幸せな「しごと」戦略
第3章 幸せな「つながり」戦略
第4章 幸せな「消費」戦略
第5章 幸せな「健康」戦略
終章 幸せな「ライフデザイン」戦略
人口、経済、情報、テクノロジー、債務・・・・・・
スローダウンはすでに始まっている!
オックスフォード大学の地理学者が
膨大なデータと事実(ファクト)で明らかにした
「加速時代の終焉」と「世界の安定化」
読者が突きつけられる
「直感に反する現実」と「人類の未来」とは?
山口周解説
ーー本書は現代人を振り回す「全ては加速している」という迷信を解除してくれる
日本語版の解説 山口周
第1章 この先に待ち受ける未来
第2章 ほとんどすべてのことがスローダウンする
第3章 債務 --減速の兆し
第4章 データ --新しいものがどんどん減っていく
第5章 気候 --産業活動、戦争、炭素、カオス
第6章 気温 --破滅へと続く例外
第7章 人口動態 --人口に急ブレーキがかかる
第8章 出生数 --過去最大のスローダウン
第9章 経済 --生活水準が安定する
第10章 スローダウンの時代の地政学
第11章 大加速化が終わった後の暮らし
第12章 人 --認知とナマズ
エピローグ パンデミック
日本の「現在地」を俯瞰する!
現代用語事典として1986年に刊行が始まった「情報・知識事典imidas」は、現在はオピニオンやコラム、エッセイを掲載するウェブサイト「情報・知識&オピニオンimidas」として運営されている。
本書には最近の掲載記事から24本を厳選して収録。
執筆陣にはジャーナリストや弁護士、研究者、活動家など幅広い分野の専門家が集結している。
新型コロナウイルス、政治経済、環境、労働、教育、差別、ハラスメント、全体主義……。
日々に流されがちな問題の一つ一つを掘り起こしてみれば、私たちがいま、さまざまな局面で岐路に立っていることがわかるだろう。
日本の現在地を俯瞰し、一歩先の未来を読み解くための一冊。
◆主な内容◆
◆I コロナの時代
・コロナ禍だからこそ鍛えたい「自由」と「権利」と「多様性」(想田和弘)
・新型コロナウイルス感染拡大による「心の死」を防げ!(香山リカ)
・新型コロナが若者の生活を直撃! 急増する「バイト難民」(大内裕和)
・「ポストコロナ」をすさんだ「差別」の時代にしないために(安田浩一)
◆II 変わる法律・制度
・消費税一〇%時代、新たに導入される「軽減税率」と「インボイス制度」とは?(三木義一)
・水道法改正で本格化する水道事業の民営化(橋本淳司)
・改正入管法による外国人労働者の受け入れ拡大が始まる!(指宿昭一)
・労働法の適用外しで待遇低下は必至?「高齢者雇用安定法」への懸念(伊藤圭一)
・刑法性犯罪規定改正に向けて(山本潤)
・パワハラ防止措置の義務化で、厚生労働省の指針が決定(笹山尚人)
・種子法廃止に続いて「種苗法改定」で、農家に打撃!?(印鑰智哉)
◆III 内政・外交のいま
・アベノミクスは賃下げ政策!(明石順平)
・拉致問題、北方領土交渉で「たたき売り」状態の安倍外交(岡田充)
・「日米安保六〇年」日米同盟からみる自衛隊中東派遣の目的とは?(布施祐仁)
・超大型台風被害から考える、これからの防災対策(饒村曜)
・福島第一原発の貯まり続ける処理汚染水は、海洋放出するしかないのか?(満田夏花)
・カジノが日本を食いつぶす!(鳥畑与一)
・アメリカ大統領選挙の行方を変える新ムーブメント(渡辺由佳里)
・内政に火種を抱え、外交で孤立化する習近平政権(安田峰俊)
◆IV 揺れる社会
・凄惨な事件をどのような言葉で語るか 相模原事件と「一人で死ね」をつなぐもの(荒井裕樹)
・「女」というだけでーー東京医大等の不正入試問題、その裁判に行ってきた(雨宮処凛)
・ファシズムは楽しい? 集団行動の危険な魅力を考える(田野大輔)
・国内外で懸念される日本の科学の未来(佐藤文隆)
・歴史学者は「歴史修正主義」とどう向きあうか?(成田龍一)
誰もが抱える水銀虫。彼らは人の心に寄生し、自殺へと導くのだ。読むほどに憂鬱になる、慰安と戦慄の七日間。
本書はアイデンティティ経済学の入門書だ。アイデンティティ経済学を最も単純な方法で紹介するのが目的だった。アイデンティティ経済学の将来については、数々の理由から楽観視している。典型的な入門書は、新しい世界を開いてくれる。この入門書で、これから勉強すべき世界が開かれるだろう。
セックスが辛く、もしかしたら自分は男なのではと思い、男装をするフリーターの里帆。そんな曖昧な里帆を責める椿は、暗闇でも日焼け止めを欠かさず肉体を丁寧にケアする。二人の感覚すら共有できない知佳子は、生身の男性と寝ても人間としての肉体感覚が持てないでいたー。十九歳の里帆と二人の“アラサー”女性。三人が乗る「ハコブネ」は、セクシャリティーという海を漂流する。
頭がいい、敏捷だ、そして体温を一定にする羽毛をもっている。そんな恐竜たちだったのに、どうして絶滅してしまったのだろう?学習漫画であきらかにする恐竜たちのすがた。
どんなに正しいプランも、どんなに相手のことを考えた提案も、それが受け手に適切に伝わらなければ価値はない。変化のスピードが激しく、多様性が高まる現代社会において、コミュニケーションスキルはこれまで以上に、ビジネスの差を生み出す。本誌では、コミュニケーションの達人たちから、そのセオリーと手法を学ぶ。
【特集】
紛争解決のためのコミュニケーションスキル
瀬谷ルミ子/認定NPO法人日本紛争予防センター
異なる価値観に触れ、自ら変わるための「対話力」
平田オリザ/劇作家・演出家
心をつかみ、行動に駆り立てるリーダーの発信力
佐々木繁範/ロジック・アンド・エモーション
99%の人がしていないたった1%のコミュニケーションのコツ
河野英太郎/デロイト トーマツ コンサルティング
コミュニケーションの本質は人間力にある
岩田松雄/リーダーシップコンサルティング
価値観が多様化した時代の働き方とコミュニケーション
山崎 亮/Studio-L
チームリーダーに求められるコミュニケーションスキル
齋藤ウィリアム浩幸/インテカー
日本的感性に裏打ちされた“リーダーシップZEN”
作佐部孝哉・重本憲吾/アクセンチュア 経営コンサルティング本部 人材・組織マネジメントグループ
「面白さ」が、コミュニケーションの核になる
小澤隆生/Yahoo! Japan
コンフリクト・マネジメント
笛木克純/A.T. カーニー
組織の生産性を上げるハイコンテクスト・コミュニケーション
高橋伸夫/東京大学大学院経済学研究科・経済学部
コミュニケーション体験としてのTED
BLACK/ヨーヨー世界チャンピオン
【連載】
デザインの力
クオカプランニング
楠木教授の経営者「好き嫌い」対談
楠木 建/一橋大学大学院国際企業戦略研究科
藤田 晋/サイバーエージェント
ニッポンを構想する
波頭 亮/ 経営コンサルタント
南場智子/ディー・エヌ・エー
自分で仕事をつくるということ
田久保善彦/グロービス経営大学院経営研究科
白木夏子/HASUNA
プロフェッショナルのための文具術
土橋 正/ステーショナリー ディレクター
世界を知るためのアート
片岡真実/森美術館
なぜ、スターバックスに通ってしまうのか?
北川 徹/スターバックス コーヒー ジャパン
コーポレート戦略論
今枝昌宏/エミネントパートナーズ
2011年8月、在大阪・神戸アメリカ総領事館に着任したパトリック・リネハン総領事は
日本語、韓国語、フィンランド語などを自在に操る、とても知的な男性。
ただ、ほかの外交官たちとちょっと違っていたのは、彼には「夫」がいたことでした。
日本は同性婚を認めていないLGBT後進国。でもリネハン総領事の夫、エマーソン・カネグスケ氏は、
日本政府が外交官の同性婚のパートナーに対して、外交ビザを発給した初めてのケースとなりました。
2人は幼いころから周囲との「違い」を受け入れてもらうことが難しく、
もがき苦しみながらも、しかし勇気をもって自分らしい生活をつかみとってきました。
その2人が、これまでの人生と日本での体験について感動的な文章でつづります。
彼らの生き方は、彼らに接した人たちに勇気を与えます。
この本を読んだ人たちにも、その勇気はきっと届くに違いありません。
本書は、著者2人が英語とポルトガル語で書き下ろした原稿を、
LGBTの社会認知を応援する人々が参加して、日本語の読み物にまとめた完全なる日本オリジナルの書籍です。
LGBT問題に直面している方々はもちろん、LGBTに関心のない方、心理的な距離のある方にもぜひ読んで欲しいと思います。
誰もが持っている「違い」をみんなが素直に受け入れることのできるようになれば、社会はもっと輝きに満ちたものになるでしょうから。
それが著者たちの心からの願いです。
はじめに
第1部 パトリック・リネハン
序章 「私たち」
第1章 「私の歩んできた道」
第2章 「見える存在に」
第3章 「ゲイ・フレンドリーな日本へ」
第4章 「あなたにできること」
第5章 「どちらも夫」
第2部 エマーソン・カネグスケ
第1章 「2人の夫」
第2章 「パトリックとの出会い」
第3章 「カミングアウト」
第4章 「広い世界に」
第5章 「パトリックとの暮らし」
第3部 LGBTを理解するために
おわりに
参考文献
特集「人事再生〜いま再び、人と組織で勝つために」
現在、人事管理は大きな転換点を迎えているといわれている。競争環境が大きく変化するなかで新たに必要になる能力、経営のグローバル化を担う経営リーダーの必要性、1990年代以降の経営効率化に起因する職場機能の変化、さらには法律や働く人の意識変化などによる多様な人材群の雇用など、数多くの新たな人材マネジメントニーズに十分対応するためには人事管理を大きく改革しなくてはならないという見方が増えてきた。「特集論文」では、6つの人事領域を選び、それらについて現在行われている研究を紹介することで、改革へ向けての議論の材料を提供することにした。具体的には、1新卒採用、2事業創造人材の育成、3リーダー人材の確保、4働く人の自律性と職場の関係、5ミドルマネジャーの役割、6高年齢の人材・障害のある人材の活用である。若手・中堅の研究者を中心としたアカデミックな研究を収録している。「マネジメント・フォーラム」では、LIXILの人事改革を推し進めている八木洋介氏に話を伺った。「ビジネス・ケース」は、世界最大のプロフェッショナルネットワークであるリンクトイン、セルフサービスコーヒー業界の研究として、ドトールとスターバックスの事例を紹介した。
[特集論文]
1 採用機能の革新と連続性に関する実証研究(服部泰宏)
2 新事業を創造する技術者は育成できるか(鳥取部真己)
3 日本の人事はタレントマネジメントに移行できるか(石原直子)
4 「開かれた職場」は主体的行動をもたらす(鈴木竜太・砂口文兵)
5 ミドルマネジャーの戦略的役割(西村孝史・西岡由美)
6 「すりかえ合意」行動と高年齢者・障害者の労働力均衡(高木朋代)
[ビジネス・ケース]
リンクトインーーシリコンバレー発、世界最大のプロフェッショナルネットワークの軌跡(磯田友里子・田路則子)
ドトールとスターバックスーーセルフサービス方式コーヒーショップ業界での競争(網倉久永)
[マネジメント・フォーラム]
人事の差別化こそが、リーダーを育て、世界で勝つ組織を作り出す
八木洋介(株式会社LIXILグループ 執行役副社長)
[技術経営のリーダーたち]
人生や仕事の結果は、「考え方」「熱意」「能力」という3つの要素の掛け算である
渡辺文夫(株式会社KDDI研究所 代表取締役会長)
[コラム]
価値創りの新しいカタチーーオープン・イノベーションを考える(清水洋)
「トミムラコタ、バツイチ子持ち26歳、バイセクシュアルです」
ツイッターでカミングアウトし大反響! 著者自らの体験とともに、出会ったLGBTsの人々をコミカルに描く、99.9%実録エッセイマンガ!
LGBTとは、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字をとった性的少数者の総称──。
ダイバーシティ・マネジメントは以下の課題を解決します。「単一化・集中」から「多様化・分散」への価値転換。「オフィスワーク」から「テレワークとのハイブリッド」への移行。「多様化する組織」から「成果・イノベーションを創出する組織」への再編。