近代初期の転形期に、ヨーロッパの1都市が経験した社会的・精神的変革。今日にも通底する動揺の時代の不安と希望を描き切る。
本書では、広い領域にわたる宇宙探究の進歩を、現在の時点に立って眺めながら、それらがどのようにみえるかが語られている。各章ごとに、異なった名称でよばれる宇宙探究の各領域における研究成果が示されているから、読者の方々には、各領域ごとに宇宙の描像がどのようになっているかを、鑑賞していただけることであろう。
この写真集は31cm反射で写した星雲・星団のうち銀河系内の星雲・星団を集めたものです。むろん大型望遠鏡で写した写真には遠く及びませんが、小型望遠鏡では適当な写野の広がりがあるため、天の川の無数の星々の中に埋もれた姿や、まっ黒な暗黒星雲を背景に星団だけがくっきりと浮び上ったものなど広視野の写真ならではの美しさがあると思います。
天照大神の「天の岩戸隠れ」神話は、日食か。卑弥呼との関係は、その年代は…。「本能寺の変」を予告した天変とは。人類の心の奥底に投影した、天体と人との悠久の対話史。1994年の『文部省学術用語集天文学篇』で学術用語ともなった「古天文学」。本書では、日月や星の運行、日食・月食や彗星などの「天変」を手がかりに、有史以来の歴史上の謎が「古天文学」によって解明される。
目的地は、知的生物が住む惑星。宇宙の果てからインターギャラクシー号が飛び立った。銀河の森を越え、彗星の墓場を越え、一路地球へ。彼らが見た宇宙、星たち、そしてその誕生の秘密は。ドイツ青少年文学賞・科学読み物最優秀賞受賞。
自然科学各分野のデータ集。暦・天文・気象・物理/化学・地学・生物の各分野で構成。事項索引付き。大きな活字の机上版。付録としてCD-ROMがある。
本書の1〜3章は、星座の生いたちと、その裏話である。4・5章は古代天文学関係、6章は我々が日常接している天文学の意外な面や間違われていることを中心に太陽・地球・月といった身近なものに限定して扱った。
本シリーズでは、毎回、さまざまな仕事に触れながら、その仕事はどんな世界を形作っているのか、その仕事につくためにはどうしたらいいのか、その答えをさぐっていきます。本巻では、宇宙にかかわる仕事について。小学校高学年〜中学校・高校向け。
宇宙のダークマターとダークエネルギーを追い求める冒険の物語。
宇宙を見る新しい目ーX線、ガンマ線、宇宙線、ニュートリノ、重力波による高エネルギー天体観測のいまを伝える。
ニュートン力学からアインシュタインの一般相対性理論をへて、位置天文学および天体力学の現在にふれる。