「美のための美」はなぜ進化したのか?メスが美的感覚をもとに配偶者を選び、オスを改造していくー世界的鳥類学者が刺激的な新説を提唱し、華麗な鳥の羽から人間の同性愛まで、従来の進化論では解き明かせない美と性の謎に斬り込む野心作。ピューリッツァー賞(2018年)ファイナリスト。ニューヨークタイムズ紙「年間ベストブック10冊」(2017年)選出。
日本語版への序文/謝辞/凡例
第1章 序 論
1 本書の目的について
2 社会学は何をする学問だろうか
3 個人・組織より広い世界
4 社会学は経営管理者の役に立つことができるだろうか
5 本書を通じて学習すること
第2章 企業と社会
1 はじめに
2 米国企業の価値観
3 日本企業の価値観
4 英国企業の価値観
5 開発途上国
6 結 論
第3章 労働の社会的特質
1 はじめに
2 プロフェッション
3 経営管理
4 ホワイトカラー的職業
5 筋肉労働的職業
6 個人・集団・イデオロギー
7 結 論
第4章 組織の社会学的洞察
1 はじめに
2 マックス・ウェーバーの〈理念型としての官僚制〉(‘Ideal Types’ Bureaucracy)について
3 組織における服従関係について
4 組織内でだれが利益を得るのだろうか
5 だれが組織の規則をつくるのだろうか
6 イノベーションの経営管理
7 組織成員のニーズについて
8 社会学者はなぜ,組織を研究し,理論化するのだろうか
9 組織理論に対する経営管理的アプローチ
10 組織はどのように合理的なのだろうか(社会学的見方)
11 企業組織に関する社会学的分析の方法:二つの事例
12 結 論
第5章 産業関係(比較論的視点)
1 はじめに
2 〈産業関係〉に対する経営管理的アプローチ
3 〈産業関係〉に対する社会学的視点
4 〈産業関係〉の悪化の原因となるような〈階級差〉は存在するのだろうか
5 経営管理はどの程度,強力なのだろうか
6 労働組合の特質
7 労働組合主義の変化と経営管理
8 産業関係〉の将来
9 労働組合に対する社会学的視点
10 生産性の低さの原因について
11 産業民主主義は可能だろうか
12 結 論
第6章 労働へのモティベーション
1 はじめに
2 職務充実に関する展望的考察
3 すぐれたリーダーシップは人々の労働強化のためのモティベーションになりうるだろうか
4 労働へのモティベーション(社会学的見方)
5 結 論
第7章 労働と偏見ーー性的差別と人種的差別
1 はじめに
2 労働と女性
3 人種と仕事
第8章 職業構造の変化
1 はじめに
2 高失業率
3 新しいテクノロジー
4 結 論
第9章 結 論
1 企業社会への展望
用語解説
訳者あとがき
索 引
●産前産後の女性の健康や閉経後の女性の健康などに携わるウィメンズ・ヘルス分野では,姿勢など運動機能の影響に目が向けられ,理学療法士に対するニーズが高まっている.
●ウィメンズ・ヘルス分野の理学療法は,若年者の健康管理や産前産後女性へのアプローチ,尿失禁などの骨盤底機能障害に対するアプローチなど多岐にわたる.本書は,理学療法士が正しい知識や技術をもち,安全で適切なサービスが提供できることをめざしてまとめられた.
●妊娠・出産や加齢による身体変化に関する基礎知識に続いて,理学療法士の視点を通した「運動療法」に焦点を当て,ウィメンズ・ヘルス分野の主な病態を対象に,病態・評価・治療について,イラスト・写真・図表を多用してわかりやすく解説.
第1章 女性に対する運動療法の必要性
第2章 女性に対する運動療法における基礎知識
第3章 女性にみられる病態・症状別の運動療法
第4章 ライフイベントに応じた運動指導の実践
ジェンダーレスに走るLGBT教育。
「できるから、やってみる」で進む生殖医療を正しく疑うための基礎知識。
第1部 男女そしてLGBTQの生物学
第1話 体の性決定・性分化のしくみ─ 男女の生殖器官はどのようにできるのか
第2話 性決定・性分化の複雑さとインターセクシュアル─ 男女の定型とは異なる体の性もある
第3話 生殖腺と外性器の性が異なることもある─ アンドロゲン不応症・5α -還元酵素欠損症・先天性副腎皮質過形成
第4話 脳の性分化1─ 胎児期の男性ホルモンと性自認
第5話 脳の性分化2─ 胎児期のホルモンと性指向
第6話 心の性・性指向の多様性とトランスセクシュアル
コラム1 ト ランスセクシュアルとトランスジェンダー.─ 意味するものは大きく異なる
コラム2 トランスセクシュアルと性指向
第7話 ホルモンと遺伝子と社会環境─ ホルモンですべてが決まるわけではない
第8話 性の多様性とスポーツ1─ なぜ生物学的な男女でわけて競うのか?
第9話 性の多様性とスポーツ2─ トランスジェンダー女子の女子競技参加
第2部 生殖生物学と生殖補助医療
第10話 精子と卵子のできるしくみ─ 減数分裂に見られる男女の違い 93
第11話 女性の年齢と生殖─ 卵子数、妊娠確率、流産確率、妊娠合併症
第12話 男性の年齢と生殖─ 精液の量と質、妊娠確率、流産確率
第13話 父母の年齢と生殖細胞遺伝子の変化─ 染色体の突然変異とDNAの断片化
第14話 不妊─ 男性不妊・女性不妊・不妊治療・生殖補助医療
第15話 卵子の凍結─ 受精卵凍結(胚凍結)と未受精卵子凍結
第16話 人 工授精、体外受精・胚移植が可能にしたこと─代理母・借り腹出産
第17話 日 本の生殖補助医療─ 法的規制の不在と医師による自主規制の限界
第18話 生 殖補助医療で生まれる子の法的地位と出自を知る権利─ 法整備不在の下に次々と生まれてくる子どもたち
第19話 生 殖補助医療と子の先天異常─ 自然妊娠より高い、障害をもつ確率
第20話 子 宮移植─ あなたは賛成、それとも反対?
第21話 3 人の遺伝的親をもつ子ども─ 卵子のミトコンドリアをドナーのもので置き換える
第22話 人工配偶子─ iPS細胞から作られつつあるヒトの精子と卵子
第23話 人工配偶子作製のゆくえ─ 他にもある作製術と受精卵作製容認への動き
●困ったとき、迷ったときにいつでも参照できる!
検査の120項目について、基準値および検査値からわかることがひと目でわかるように示しました。
検査項目は、基本的な検査から専門的な検査まで取り上げています。
コンパクトにまとめてあり、新人からベテランまで活用できます。
●アセスメントを深め、看護計画に活かせる!
検査の基礎知識から、検査の目的・必要性、異常時の看護のポイント、注意事項までわかるので、患者の情報収集や医師からの指示が出たときに、検査結果が何を意味するのかがその場で理解できます。
【主な目次】
1部 疾患別検査
1 疾患別検査の目的と看護の役割
2 脳神経・中枢神経疾患
3 呼吸器疾患
4 循環器疾患
5 消化器疾患
6 腎・泌尿器疾患
7 整形外科疾患
8 女性疾患
9 小児疾患
2部 検体検査
1 血液検査
1 血算
2 凝固線溶系
2 生化学検査
1 タンパク関連・含窒素成分
2 電解質・金属
3 糖質
4 脂質
5 酵素
3 血液ガス
4 血中濃度
1 抗てんかん薬
2 ジギタリス製剤
3 抗菌薬
4 気管支拡張剤
5 免疫学的検査
1 感染症
2 血漿タンパク
3 腫瘍マーカー
4 ホルモン
6 一般検査
1 尿検査
2 その他の検体検査
7 細菌検査
【著者情報】
東京女子医科大学附属足立医療センター看護部=編集
第1部 検体検査
1 血液検査
2 生化学検査
3 血液ガス
4 血中濃度
5 免疫学的検査
6 一般検査
7 細菌検査
第2部 疾患別検査
1 疾患別検査の目的と看護の役割
2 脳神経・中枢神経疾患
3 呼吸器疾患
4 循環器疾患
5 消化器疾患
6 腎・泌尿器疾患
7 女性疾患
8 整形外科疾患
9 小児疾患
ガウス、ガロア、カントール、ナイチンゲール…19世紀、数学者は磨き上げられたロジックを武器に、新たなフロンティアをつぎつぎと開拓していった。女性の活躍も増え、先駆者たちが知の世界の完成を目指し疾走する。
この本は企業に関するデータを用いて分析を行い、その結果を論文にまとめるために必要なことを説明しています。この本を読むことで、企業にかかわる実証論文を作成する能力を身につけることができます。この本は、いままでのデータ分析の本といくつかの点で明確に異なっています。
◆この本の特徴1--研究プロセス全体を学ぶ
この本の特徴の1つ目は、統計学だけではなく、テーマの決め方や論文の書き方などの研究プロセス全体について説明していることです。商学部やビジネススクールで統計学を勉強する学生の多くが求めているのは、統計学の練習問題を解けることではなく、卒業論文や専門職学位論文を書く能力です。そのことを念頭に、統計学の知識だけではなく研究プロジェクトを実行し、論文を書くための知識を身につけるという観点から執筆しています。
◆この本の特徴2--実証分析の結果を例として用いている
この本のもう1つの特徴は、例として企業データを用いた実証論文を多数紹介していることです。統計学の教科書では、身長と体重の関係や英語の成績と数学の成績の例などを用いて説明することがよくあります。この本では、できるだけ企業に関係する例を用いています。さらにこの本では、それぞれの章で学ぶ手法が実際の学術論文でどのように使用されているかの例が多数しめされています。
◆この本の特徴3--XがYに影響を与えているということをどのように示すのか
企業に関する論文には、さまざまなスタイルがあります。理論的に経営を分析するものもありますし、いくつかの実例(ケース)をもとに概念と概念の関係を抽出するものもあります。この本では企業データを集めて「変数Xが変数Yにどのような影響を与えているか」というテーマに関して統計的な分析を行う論文を書くことを説明しています。このように書くと、せまい分野に関する説明だと思うかもしれません。しかし、勉強を進めると、非常に多くの論文がこのように書かれていることがわかります。
◆この本の特徴4--東洋経済新報社の財務データを用いた実例
企業にかかわる分析において、上場企業の財務データが用いられた論文は無数にあります。このため、企業データを用いたデータ分析を学ぶためには財務データを用いることが望ましいといえます。この本の練習問題には、付属のウエブサイトからダウンロードする東洋経済新報社の財務データを用いる問いがいくつかあります。実際の財務データを用いて分析することができることが、この本のもう1つの特色です。この本では、東洋経済新報社の協力のもと、2000年から2009年の10年分の日本の時価総額上位200社の財務データを利用しています。企業データ分析を学ぶ教材としてはたいへん画期的です。
日常生活にスポーツを取り入れることによって、豊かな生活、健康な人生を送ることができる。その実践のきっかけとなるための基礎的理論を理解し、安全を担保し、確実な医学的事実に基づく有益・有用な実践に結びつけるための手立てを解説する。内容は自身の問題だけでなく、青少年、高齢者を指導する際に有益な情報及び指針も与える。運動がからだに及ぼす影響についての理解を深め、スポーツ・運動実践の意義について知識を深めることを目標としている。
1.競技スポーツから健康志向の運動・スポーツへ 2.呼吸・循環系の運動生理とトレーニング効果 3.神経・筋の生理学 4.筋力/持久力トレーニング 5.子どもの発達とスポーツ・運動 6.女性とスポーツ・運動、貧血 7.高齢者とスポーツ・運動 8.スポーツによる急性障害と安全対策 9.過労性スポーツ障害 10.運動性急死 11.スポーツと環境 12.水泳・潜水と安全対策 13.運動に対する心臓の適応 14.運動処方概論 15.高血圧の運動療法
ホットフラッシュ、疲れ、気分の浮き沈み、不眠、頻尿、更年期太り、肌や髪のトラブル…その症状は、女性ホルモンの分泌を司る「腎」の働きが原因だった。ふだん食べがちな腎を弱くする食べ物(パン、パスタ、スイーツなど)を控えて、腎を強くする食べ物(発酵食品、青魚・海藻など海の食べ物)をとると、体のエネルギーが整い、ラクになる。毎日の食事をちょっと変えるだけで実践できる陰陽五行の食事法を紹介した一冊。いつもの食材で簡単につくれるレシピ動画(QRコード)付き。
2018年9月に行われた日本中小企業学会全国大会において発表されたなかで優秀な論文を集めたもの。
中国湖南省江永県を中心に伝えられてきた女文字。女性たちによって作られ、女性たちだけに使われてきたこの文字は、いかなるものなのか。これらの文字で女性たちは、何を伝えようとしてきたのか。日中の研究者による総合的研究成果。
政略と愛憎に彩られた王朝政治、千年の古典となりゆく貴族文化ーー後宮はすべての淵叢であり、個性的な女性たちがその活動を担った。角田文衞の独壇場と言うべき後宮史・人物史をテーマに、遺された珠玉の論考を集成。
後宮とその文化(日本文化と後宮/後宮の歴史/後宮の変貌/日本の後宮ーその特殊性/後白河院の後宮/賀茂の斎院をめぐって)/后妃と官女(平安時代の女性名/藤原袁比良ー知られざる権勢家/承香殿の女御/紫式部の本名/現在に続く血脈 紫式部/隆姫女王/皇后 藤原泰子/崇徳天皇の生誕/建春門院/権典侍 源仲子/豊原殿/高倉寿子/和宮身替り説を駁す)/【解題】後宮史の奥深き森…吉川真司
個人の遺伝子属性と社会的行動との関連を分析。日本の社会学がバイオフォビアを克服する上でのマイルストーンとなる画期的業績。
資本主義の成立と発展のなかで、過去の経済学者たちは女性や家族をどのように描いてきたのか。本書では、18世紀末から20世紀初頭の経済学者たちの思想をたどり、家事やケア労働の価値にも光をあてながら、これまで見過ごされてきたジェンダーの視点で経済思想を問い直す。
序章 経済学者の女性論に見るジェンダー思想史
ーー近代社会と「ジェンダー秩序」 柳田芳伸、原伸子
第1部 産業革命期における女性解放の主導者たち
第1章 商業社会と女性
ーーヒュームからトンプソンまで 山尾忠弘
第2章 イギリス産業革命期の結婚と女性
ーーマルサスの所論 柳田芳伸
第3章 ベンサムにおける性的快楽主義と女性
ーー同性愛行為・宗教批判・結婚制度 板井広明
第4章 J. S.ミルの『経済学原理』における女性
ーー男女の平等から労働者の境遇改善へ 小沢佳史
第5章 ハリエット・マーティノゥの経済学
ーーヴィクトリア時代の異端派エコノミスト 船木恵子
第2部 福祉国家黎明期におけるフェミニズム運動の展開
第6章 ミリセント・フォーセットの賃金論
ーー賃金基金説から同一労働同一賃金の提唱へ 松山直樹
第7章 「性の貴族制」から条件付き競争へ
ーーエッジワースにおける女性労働論の思想的変容 上宮智之
第8章 母性手当から家族手当へ
ーーエレノア・ラスボーンによる貧困調査とその解釈を中心に 赤木 誠
第9章 「革新主義時代」のフェミニズムと家政学
ーー無償労働の「発見」とジェンダー平等 原 伸子
第3部 20世紀初頭の日本における女性平等思想
第10章 河田嗣郎の家族崩壊論の特徴
ーー高田保馬による批評を手がかりに 吉野浩司
第11章 永井享の婦人論
ーー社会が求める女性像をめぐって 杉田菜穂
第12章 石橋湛山の消費論と女性
ーー婦人経済会との関係を中心に 牧野邦昭
日本における移民の社会的統合状況につき階層論をベースに検証。移民受け入れをめぐる観念的議論を超え、具体的な課題を展望する。
国勢調査個票データを用い、日本における移民の社会経済的状況を定量的に分析、その傾向と特徴をナショナルレベルで明らかにする。文化的共生に重点が置かれてきた日本における移民研究を階層概念を軸に再構成、欧米の移民研究との理論的接続をはかり、移民の社会的統合を進めるにあたり具体的な議論につなぐ視点を提供する。
はじめに
第I部 問題の所在,及びその背景
第1章 現代日本における移民受け入れと社会学的課題
1 現代日本における移民受け入れとそれをめぐる政策論争
2 移民受け入れをめぐる社会学的課題
3 本研究の目的,及び構成
第2章 近代以降の日本における移民受け入れの歴史ーー国際移動転換の観点から
1 現代日本における国際移動転換と移民人口の増加
2 諸外国における国際移動転換
3 日本を取り巻く国際移動の歴史
4 社会変動の主要因としての国際移動転換
第3章 日本の移民研究における方法論的課題ーー移民の階層的地位に注目して
1 移民研究における移民の階層的地位
2 米国を中心とした欧米の移民研究における階層的地位の位置づけ
3 日本の移民研究における理論的枠組み
4 日本の移民研究における社会的統合アプローチの可能性
第II部 移民の階層的地位に関する実証研究
第4章 移民男性の労働市場への統合状況とその要因ーーImmigrant Assimilation Modelに基づく分析
1 日本における外国人人口の増加とその階層的地位
2 先行研究の検討
3 命題,及び探究課題
4 記述統計による分析
5 多変量解析による分析
6 外国人の労働市場への緩やかな統合
第5章 ジェンダーの視点から見た移民女性の階層的地位
1 日本における「移民の女性化」
2 移民研究におけるジェンダー
3 命題,及び探究課題
4 記述統計による分析
5 多変量解析による分析
6 日本における「二重の障害」仮説の妥当性
第6章 移民第二世代の教育達成に見る階層的地位の世代間移動ーー高校在学率に注目した分析
1 移民第二世代の教育達成の重要性
2 先行研究の検討
3 本研究の命題と探究課題
4 記述統計による分析
5 多変量解析による分析
6 移民第二世代の教育達成に見る階層的地位の世代間移動
第III部 展望
第7章 現代日本における移民の社会的統合とその展望
1 本研究で明らかにされたこと
2 現代日本における移民の社会的統合とその展望
あとがき
初出一覧
参考文献
図表一覧
事項索引
人名索引
21世紀に入った今でも世界は悲惨さに満ちている。飢餓、感染症、紛争などに留まらず、教育、児童労働、女性の社会参加、環境危機など、問題は枚挙にいとまがない。開発途上国への支援は、わたしたちにとって重要な使命である。一方で途上国自身にも、ITを用いた技術による生活水準の向上など、新たな動きが生まれつつある。当事者は何を求めているのか、どうすればそれを達成できるのか、効果的な支援とは何かーーこれらを解決しようと努めるのが、開発経済学である。その理論と現状を紹介し、国際協力のあり方、今こそ必要な理念について提言する。
国際結婚により日本に定住することになった移住女性が抱える心理的問題について、臨床心理学的な視点から考察する。問題の背景にある異文化ストレスが精神的健康に及ぼす影響や異文化適応過程を明らかにし、必要となる心理社会的支援についての示唆を与える。
はじめに
第1部 本研究の問題と目的
第1章 日本で暮らす外国人の状況
第1節 在留外国人の推移と外国人政策
第2節 定住外国人の特徴
第3節 用語の定義ー結婚移住女性
第2章 結婚移住女性のメンタルヘルスに関する先行研究
第1節 移民女性のメンタルヘルス
第2節 アジアにおける近年の結婚移住女性研究
第3節 日本における結婚移住女性研究
第3章 本研究の目的
第1節 先行研究の課題
第2節 本研究の目的と意義
第2部 実証研究
第4章 外国人相談の傾向と心理的問題ー全国調査からー
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第4節 全体考察
第5章 外国人相談の傾向と心理的問題ー相談事例からー
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第4節 全体考察
第6章 結婚移住女性の異文化ストレス尺度作成の試み
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果
第4節 考察
第7章 結婚移住女性の精神的健康
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果
第4節 考察
第8章 結婚移住女性の異文化適応過程
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第4節 全体考察
第3部 総合考察と今後の課題
第9章 実証研究の総合考察
第1節 実証研究の概要
第2節 結婚移住女性のメンタルヘルスと異文化適応
第3節 心理社会的支援への示唆
第10章 今後の課題
第1節 本研究の課題と今後の方向性
第2節 結語
引用文献
資料
おわりに
索引