本書は精神薄弱施設をはじめ、精神薄弱者福祉や教育に関するすべての指導現場における、精神薄弱者の性教育について、その基本理念と教育活動の原則を、わが国の現状を尊重しながら、論述したものである。
子どもたちの幸福な人生のために必要なルールとマナーとエチケットの指針を現代性教育・性科学の幅広い視点からQ&A方式で明快に回答。子育てのなかで必ず出てくる「あの質問」に自信をもって答えられます。
「過激」、「極めて不適切な教材」として、障害のある子どもたちの性教育に加えられた政治家の攻撃。学校を守らなかった東京都教育委員会。メディアによるバッシング。全国的にも注目された裁判(東京地裁2005年5月提訴〜2009年3月判決)で、何が裁かれたのか。「教育の自由」をめぐる必読書。
“街のかけこみ寺”-アップル・ドアのメンバーである産婦人科医、看護婦、養護教諭、カウンセラーたちが、性の正しい知識や生命のたいせつさ、すばらしさを伝える。
揺れる国家、「市民」の行方ー統合が進む一方、移民は増大し、ポスト国民国家の社会像も今なお明確ではない欧州。排外主義や「帝国」化を回避しつつ、一国で完結しない民主主義をどのように発展させていくのか。シティズンシップ教育に託された困難な課題への挑戦と、その多様な姿を明らかにする。