「靴をそろえる」「ページをめくる」「乾杯する」…日本語では簡単な日常動作なのに、英語で言うのは難しい。本書では朝起きてから夜寝るまでのあらゆる動作の英語表現1100を網羅。自分自身が主人公になって、簡単なストーリー展開を右脳でイメージすることにより、英語を英語のまま、無理なく自然にマスターでき、英語の表現力が飛躍的にアップします。
積み上げられた「珠玉の症例」がこの1冊に!
かぜ、腹痛、生理痛、ストレス…。
日常の治療にこそ現れる“本当の漢方の力”。
臨床経験40余年。静岡・三島市の開業医である著者が、2006〜2013年までの日常外来の記録を丹念に積み上げた漢方症例集。 好評既刊「漢方臨床320例」(2007年)「漢方精選300例」(2009年)に続くシリーズ完結編。
症例は通算1000例に! 臨床上のコツやポイントをまとめた「臨床の視点・漢方の視点」(各症例の索引事項に収録)は秀逸!!
介護福祉士の高森靖子は、頑固な老人に手を焼きながらも、施設で楽しく暮らしてもらえるよう、介護の日々を送っている。
「ある程度はだと。ある程度とはどの程度なのだ。聞きようによっては、どうとでもとれるではないか」老人は噛みついた。
「私は一人のほうがよい。大勢の中にいるとかえって孤独なのだ」
靖子は老人の頑走にひとつひとつ対応していった。
00年代、震災前。〔見えない世界〕を映そうとした映画作家の格闘の記録。
「その闇は、どこか遠くではなく、私の・この・日常の・ただ中に あることだけは、たしかなことである」
ー佐藤真(本書より)
『阿賀に生きる』『まひるのほし』『SELF AND OHTHERS』『花子』『エドワード・サイード OUT OF PLACE』などの映画作品や著作の多くで、《日常》と《不在》 にこだわり、90~00年代に潜む闇をじっくりとあぶり出したドキュメンタリー映像作家、佐藤真。公害問題と日常、障害とは、アートとは何か、グローバリゼーションに抗うこと、そして映像のもつ根源的な力とはー。不穏な時代のうねりを前に、佐藤は「世の中を批判的に見る目を持て」と映像と文章で私たちの眠った感覚を刺激しました。佐藤が世を去って9年。映像作家であり、90年代後半の類稀な思想家とも言うべきその哲学を掘り下げ、今を「批判的に」見つめ、未来への足場を探ります。
【寄稿・インタビュー】(50音順)
赤坂憲雄、阿部マーク・ノーネス、飯沢耕太郎、石田優子、大倉宏、奥谷洋一郎、香取直孝、小林三四郎、小林茂、笹岡啓子、 佐藤丹路、佐藤澪、佐藤萌、椹木野衣、諏訪敦彦、想田和弘、 萩野亮、秦岳志、旗野秀人、林海象、原一男、平田オリザ、松江哲明、 港千尋、村川拓也、森達也、森まゆみ、八角聡仁、山上徹二郎、 山本草介、ジャン・ユンカーマン、四方田犬彦
【目次】
第1章 阿賀と日常
第2章 生活を撮る
第3章 芸術
第4章 写真と東京
第5章 不在とサイード
第6章 ドキュメンタリー考
第7章 佐藤真の不在
⚫︎グラビア 佐藤真1990’sトウキョウ・スケッチ ※佐藤真の東京スナップがミニ写真集として蘇る! 構成・解説:飯沢耕太郎
⚫︎佐藤真と盟友・小林茂の往復書簡 ※佐藤真の手紙を初収録
⚫︎ドキュメンタリーをめぐる思考を制作の流れに沿ってまとめた手書きの映画美学校授業配布プリント(カバーに使用)
他
冒険者育成機関の臨時講師、ギルドのクソ生意気な新人職員への研修、そして小国の乗っ取りを企む謎の美人エルフの調査ー余計な犠牲者を大量発生させつつ、凄腕『蟲』使いレイア・アーネスト・ヴォルドーは、あらゆる依頼を完璧にこなす!間違った正義感と誤解で、周囲に災厄を撒き散らす!ダンジョン冒険ファンタジー第4弾!
百名山制覇、通算300回の屋久島山行ーー。
山と旅の達人が、人生を輝かせる秘訣を教える
大人気シリーズ第二弾!
山歩きの回数は40年で通算750回。
多くの山を歩き、旅をした著者は、
まるで花たちの声が聞こえるように、
自然の「彩り」に気づくという。
旅の中に、日常の中に、そして人生の中に、
光り輝く瞬間を見つけるヒントをくれる
本格エッセイ。
2009年創刊の個人雑誌『建築と日常』のNo.5。SNS全盛、とにかく目立ったもの勝ちというこの世の中で、平凡であることの意味を見いだす。建築における個性とは? オリジナリティとは? 吉田鐵郎、柳宗悦、河井寛次郎、坂本一成、堀部安嗣ほか、昭和戦前から最新建築まで。
[巻頭言]平凡建築 002
[人物]吉田鐵郎 004
[インタヴュー]吉田鐵郎の平凡、官庁営繕の公共性|内田祥哉 006
[抜粋集]吉田鐵郎の言葉 022
[エッセイ]平凡な建築について|福田晴虔 030
[アンケート]あなたにとって飽きない建築とはどういうものですか? 038
回答=連勇太朗/林剛平/彌田徹/関口奈央子/能作文徳/増田信吾/藤本貴子/川添善行/小岩正樹/笹倉洋平/大野博史/大松俊紀/島田陽/豊田啓介/高田知永/長坂常/福島加津也/藤原学/南泰裕/坂本政十賜/磯達雄/田所辰之助/比嘉武彦/千葉学/藤森照信/室伏次郎/吉田研介/香山壽夫
[写真]佐賀県歯科医師会館|設計=坂本一成 写真=長島明夫 068
[エッセイ]個人作家の使命(1931年)|柳宗悦 078
[エッセイ]非作家性の時代に(1998年)|みかんぐみ 088
[対談]最近の非作家性をめぐる状況|曽我部昌史×中井邦夫 092
[建築]fca|設計=堀部安嗣 104
[インタヴュー]建築の役割を思い出す|堀部安嗣 112
[建築]河井寛次郎記念館(旧河井寛次郎自邸) 122
[インタヴュー]河井邸の尽きせぬ魅力|坂本一成 128
[エッセイ]垣はいつ作られるか(1962年)|河井寛次郎 140
おばあちゃんは、あなどれないー果敢、痛快、エレガント。75歳の行動力に孫娘も舌を巻く。味わい深くユーモラスに、年齢を重ねてこそのしなやかな境地を描く。チャーミングで心ほぐれる家族小説。
ヴァージニア・ウルフと小津にある人間不在の空間とモノへのこだわり、 三島の小説が見せる日常的事物の異貌...。さらに日常性はベケットやマキューアンが示唆するように核の脅威などの20世紀以降の災厄と裏腹でもあるらしい。 独自の視角から日常の「存在論」を試みる。
断想(序に代えて)
第一部 日常的事物と映画的知覚
第一章 ヴァージニア・ウルフと日常的事物の存在論的知覚
1『ダロウェイ夫人』における死の恐怖と事物への一体化/2日常的事物の存在の生々しさ/3人間不在の空間/4映画的知覚/5結び
第二章 小津安二郎における映画的知覚と日常性
1「枕ショット」における物の前景化と人間不在/2〈現実的なもの〉/〈潜在的なもの〉と映画カメラの本性/3反出来事性・反物語性と日常性/4反出来事性・反物語性と「随筆映画」/5.結びーー再びヴァージニア・ウルフの方へ
第二部 三島由紀夫と日常性の問題
概論 三島由紀夫における日常的事物
第一章 「スタア」と現実の転位
1「現実の転位」/2演技と現実/3「スタア」における現実と虚構/結び
第二章 『鏡子の家』論ーー戦後の虚無と日常性
1 序/2清一郎における日常性の逆説/3収、峻吉、夏雄と日常性/4日常性から日常的事物へ/5結び
第三章 『美しい星』論ーー核戦争の脅威と日常性
1核と宇宙人ーー大衆文化史的背景/2核と日常性(一)/3世界の不統一感の問題(一)/4核と日常性(二)/5世界の不統一感の問題(二)/6結び
第三部 破局・トラウマ・日常性
第一章 サミュエル・ベケットの演劇における日常生活と破局
1『勝負の終わり』と核戦争/2『しあわせな日々』とホロコースト/付論 タル・ベーラ『ニーチェの馬』とベケット
第二章 イアン・マキューアン『土曜日』における日常性とテロの記憶
1マキューアンにおける日常性の描写の特質/2『土曜日』における日常と非日常/3.結びーー日常性とトラウマ
あとがき
条東(じょうとう)商では、三年生を送り出す予餞会の準備が進められていた。出し物の目玉は千晶先生のステージだ(失神する女子が出かねない)。アパートでは、まり子さんが妖怪託児所から預かった卵が孵化して赤ん坊が夕士になついた! 別れの季節。変わるものと変わらないものが螺旋に絡み合いながら、物事は未来へ続いていく。(講談社文庫)
「助けてくれる人は必ずいる。必ずだ! よく探せ」--by千晶
条東(じょうとう)商では、三年生を送り出す予餞会の準備が進められていた。出し物の目玉は千晶先生のステージだ(失神する女子が出かねない)。アパートでは、まり子さんが妖怪託児所から預かった卵が孵化して赤ん坊が夕士になついた! 別れの季節。変わるものと変わらないものが螺旋に絡み合いながら、物事は未来へ続いていく。
妖怪アパートの幽雅な日常(7)
魔女たちの饗宴
萌えてますか?
照れくさくて言えない
ここで終わり、ここから始まる
こんにちは、赤ちゃん
コブ付きです
愛を知れども
心は豊かに満ちて
巻末付録! 「ホットナイト」
登場人物紹介
芸能・芸術の道を志す学生が集う朱門塚女学院。一年を締めくくる学園祭『初花祭』に向けて作品制作を進めようとする夜風たちだったが、棗のもとにアイデアが降りてこず、難航していた。そこには夜風との出会いから生じた、「変化」があってーー。
一方、夜風の双子の姉・花菱風音から不穏なアプローチが。棗がその先に行きついた「感情」とは……?
ふつうを覚えた女装男子と、ふつうを知った天才女子の青春グラフィティ第2弾。
「9.11」以降表面化した危機的状況を、1968年の世界的な 非戦の精神。アメリカによる軍事的報復主義と、事態に 便乗した日本の奇怪さを鋭く指摘する加藤周一と、 市民=凡人会との対話。
言葉は何を伝えるのか?社会・文化と言語の関係とは?『全国アホ・バカ分布考』から『エースをねらえ!』まで多様な題材から言葉を見つめ直し、対談、エッセイ、ブックガイドという3つのスタイルを用いて、「伝えること」と「生きること」を結びあわせる。
私は今日も優雅にお茶を飲んでいる。
それを邪魔する奴ら、生きているのか死んでいるのか、わからない奴ら!
かかっておいで、皆、排除してやる!
でも、排除した後の、この虚しさは何?
誰も私を理解できない。ここでも、元の世界でも誰もいない。
だけど、レイチャード、お前は何故、そんな眼で私を見るの?
だめよ、だめ、私の領域に入ってこないで!
傲慢令嬢と、忠実冷徹執事の異世界ファンタジー!
あなたの心に何かが残れば
東尚凜名義で「血水晶」(日本橋出版)
皐月理生名義で「炎の紋章」(つむぎ書房)を上梓
『魔人』の二つ名を持つ武闘派転生貴族レックス・ヘッセリンク。
カニルーニャ伯爵家ご令嬢エイミーとの結婚式を終えたものの、列席した王太子がレックスを褒めそやす演説をぶちかましたからさあ大変。必ず襲いくるであろう嫉妬の嵐から身を守るため、諜報網の整備に着手したレックス。家臣の暗殺者メアリが提案したのは、自らの古巣で、過去にレックスが壊滅させた暗殺者集団『闇蛇』の残党を、家来衆として引き入れること。普通の貴族なら評判を気にして二の足を踏むところだが、そこは貶められるほどの評判などないヘッセリンク伯爵家。レックスは、前向きに『闇蛇』探しに乗り出す!
しかし、ヘッセリンク伯爵家に向けられた嫉妬の嵐は、想像を遥かに超える強さでレックスに襲い掛かろうとしていた。
間章 転生貴族とお友達
第一章 転生貴族と採用活動
間章 ある侯爵家嫡男の日常
第二章 転生貴族と悪だくみ
間章 エスパール伯へのお手紙
第三章 転生貴族と十貴院
間章 ゲルマニスとカナリアとアルテミトス
第四章 転生貴族と侵入者
間章 常識人達