「これ食べたら死む?」どうして多くの子どもが同じような、大人だったらしない「間違い」をするのだろう?ことばを身につける最中の子どもが見せる数々の珍プレーは、私たちのアタマの中にあることばの秘密を知る絶好の手がかり。言語獲得の冒険に立ち向かう子どもは、ちいさい言語学者なのだ。かつてのあなたや私もそうだったように。
データの分析があらゆる分野で一層求められている昨今において,その分析の拠り所となる統計学の手法を概説し,R言語を使用して例題・練習問題を解きながら学習できるテキスト.
統計学の概要/R入門/基本統計量/計量データのグラフ化(ヒストグラム,箱ひげ図,幹葉図)/計数データのグラフ化(棒グラフ,円グラフ)/クロス集計とグラフ化(モザイク図)/平均値の比較とt検定/平均値の比較と分散分析/割合の比較と二項検定/クロス集計表とχ2検定/相関分析/単回帰分析/重回帰分析/ノンパラメトリック法/総合演習
言語聴覚士を目指す学生のための新しいテキスト
●音と音声や聴器の構造・機能など聴覚障害を理解するための基礎知識のおさらいから、聴覚障害、聴覚と平衡機能の検査、聴覚補償機器、リハビリテーションなど専門知識まで、最新の知見を含めて解説。
●図表を多用し、初学者が理解し整理できるようわかりやすくまとめたテキスト。
●「学習のねらい」「章の概要」「確認Check!」を収載し、学習ポイントを意識づけできる、全体像を整理できる、学習の定着を確認できる1冊。
●言語聴覚士国家試験出題基準に準拠。
【目次】
第1章 聴覚の生活機能の考え方
第2章 音と音声の基礎知識
第3章 聴覚系の構造と機能
第4章 難聴と併発する症状(耳疾患の症状)
第5章 難聴の種類と原因(聴覚障害)
第6章 聴覚と平衡機能の検査
第7章 聴覚補償機器と支援
第8章 音響環境と補聴援助・情報保障
第9章 小児聴覚障害概論
第10章 小児聴覚障害リハビリテーション
第11章 成人聴覚障害概論
第12章 成人聴覚障害リハビリテーション
第13章 視覚聴覚二重障害
第14章 社会・地域資源の活用と参加
●多職種連携がひときわ特徴的な摂食嚥下障害領域において、言語聴覚士に求められる知識をわかりやすくまとめた。
●教育的配慮から、側注では用語の定義や正しい使い方の解説を重視。
●養成校での学修のみならず、臨床に出てからも基本に立ち返ることができる一冊。
【目次】
第1章 摂食嚥下器官の解剖と神経
第2章 摂食嚥下の生理と嚥下モデル
第3章 摂食嚥下の年齢的変化
第4章 摂食嚥下の評価
第5章 摂食嚥下障害
第6章 摂食嚥下障害のリハビリテーション
第7章 疾患や病態に合わせたリハビリテーション
第8章 栄養と栄養管理
第9章 臨床のあり方と留意点
本書は,学習・言語心理学の入門的な教科書です.公認心理師カリキュラムを参照しながら,著者がそれぞれ専門とする学習心理学と言語心理学の領域全体に照らして,初学者が把握すべき事柄を厳選しています.また,科学的道筋を自分で考えられるよう,実験的根拠とともに,できるだけ具体的に平易な表現で説明しました.初めて学ぶ方から心理職を目指す方まで,おすすめの一冊です.
学習・行動領域の心理学/行動の測定と実験デザイン/生得性行動/古典的条件づけ/オペラント条件づけ/問題解決/技能学習/社会的学習/言語機能の発達の心理学/言語発達(1) - 音声・音韻/言語発達(2) - 語彙/言語発達(3) - 文法/言語発達(4) - 談話・会話/言語に関わる障害
●からだのなかの言語に関係する部位を詳しく解説すると同時に,それ以外の部位についても広くふれ,からだ全体のつくりとはたらきが見渡せるように構成された新テキスト.各章の最後にある確認問題は自習ツールとして活用できる
第1章 からだの構造と機能の基本
第2章 骨格系
第3章 筋 系
第4章 循環器系
第5章 血液と免疫系
第6章 呼吸器系
第7章 消化器系
第8章 泌尿器系
第9章 生殖器系
第10章 内分泌系
第11章 感覚器系
第12章 神経系
言語聴覚士が失語症者と向き合う臨床の場で必要となる知識・考え方を提供する臨床現場重視型のテキスト.失語とは何かを理解するために,その言語症状・分類・解剖学・精神医学などを広範・詳細に解説.現代の認知神経心理学に至る失語の研究史にもふれている.
第1章 失語研究をめぐる歴史
第2章 失語の理解
第3章 検査・評価
第4章 治療とリハビリテーション
第5章 失語の慢性期とリハビリテーション
言語聴覚士を目指す学生のための入門書 近年、社会生活に適応しにくい子どもに対する考え方が、医学から教育そして社会における認識へと変化し、社会で生きることへのサポートシステムが見直され始めている。コミュニケーションの専門家である言語聴覚士の役割はますます大きい。本書は小児科学・発達障害学の横断的知識の解説をとおし、将来現場で必要となる知識の基礎を盛り込んだ。第2版では1章 小児科学が大幅に充実している。
●本書は,言語聴覚士国家試験出題基準をふまえて編集されたテキストです.
●言語聴覚士を目指す学生が,音声障害を正しく理解し,患者の訓練,指導が行えるよう医師の視点,言語聴覚士の視点,患者の視点に立ってまとめられた最新のテキストです.
第1章 声の特性と機能および調節
第2章 音声障害の発生メカニズムと分類
第3章 音声の検査・評価・診断
第4章 音声障害の治療
第5章 無喉頭音声
第6章 気管切開患者への対応
第7章 音声障害者の社会復帰
1.位置づけ 2.対象(1)心理学から 3.対象(2)言語学から 4.対象(3)生物、生理、障害の観点から 5.目的と方法 6.生得的行動 7.レスポンデント条件づけ 8.オペラント条件づけ 9.弁別オペラント条件づけ 10.言語行動 11.知覚運動学習 12.観察学習 13.マルチメディア学習 14.動機づけと自己制御 15.言語習得
本書は、人の行動が変化する過程を扱う学習心理学の領域と、言語の習得における機序を扱う言語心理学の領域とを扱っている。言語を操ることは人間の特質であると同時に、人間の行動とその変化とは人間心理を客観的に研究することのできる対象であり、心理学の中で基礎的な領域といえる。本書は、このような観点から人間の行動と言語、ならびに研究方法について概説するものである。本書のターゲットは、主に心理学を専攻し、心理学関連の資格を目指すものであるが、心理学に関心を持つ人にとっても興味深い内容になっている。
1.位置づけ 2.対象(1)心理学から 3.対象(2)言語学から 4.対象(3)生物、生理、障害の観点から 5.目的と方法 6.生得的行動 7.レスポンデント条件づけ 8.オペラント条件づけ 9.弁別オペラント条件づけ 10.言語行動 11.知覚運動学習 12.観察学習 13.マルチメディア学習 14.動機づけと自己制御 15.言語習得
●言語聴覚士をはじめ音声医学を学ぶ人達のために口・鼻・耳についての解剖学・生理学をまとめたゼムリンの世界的名著完訳版.解剖学の基礎的知識,呼吸,構音,神経系,聴覚,スピーチと聴覚メカニズムの胎生学,循環システムまで,多くのシェーマと写真を用いてわかりやすく紹介.
第1章 導入とオリエンテーション/Introduction and Orientation
第2章 呼吸/Breathing
第3章 発声/Phonation
第4章 構音/Articulation
第5章 神経系/The Nervous System
第6章 聴覚/Hearing
第7章 スピーチと聴覚メカニズムの胎生学/Embryology of the Speech and Hearing Mechanism
第8章 循環/Circulation
【言語聴覚療法の土台と魅力を楽しく深く学べる!】
言語聴覚療法は,科学的根拠のサイエンスと,柔軟に対応するアートの部分を併せ持つ.双方を学ぶための基礎知識(成り立ちや構成,身体的・社会的発達など)やコミュニケーション障害とリハビリテーションなどを取り上げた.
単なる知識の羅列でなく,STの魅力ややりがいについても記述.
3章内の「印象に残る患者さん」やコラムでは,実際の臨床場面などにも触れられる.
学生や若いSTのほか,PT・OTにも活用できる一冊.
≪主要目次≫
1章 ことばとは
1 ことばとコミュニケーション
2 ことばの発達
3 ことばとからだ(1)聴覚
4 ことばとからだ(2)発声発語
5 ことばと脳
2章 ことばの成り立ちと障害ー基礎編ー
1 ことばのかたち
2 ことばと語用
3 障害のとらえ方
4 ことばの障害の見方
3章 ことばの障害とリハビリテーションー応用編ー
1 聞こえの障害とリハビリテーション
2 話すことの障害とリハビリテーション
3 ことばの障害(子ども)とリハビリテーション
4 ことばの障害(成人)とリハビリテーション
5 食べることの障害とリハビリテーション
6 多職種連携とチーム医療
索引
1章 ことばとは
1 ことばとコミュニケーション
2 ことばの発達
3 ことばとからだ(1)聴覚
4 ことばとからだ(2)発声発語
5 ことばと脳
2章 ことばの成り立ちと障害ー基礎編ー
1 ことばのかたち
2 ことばと語用
3 障害のとらえ方
4 ことばの障害の見方
3章 ことばの障害とリハビリテーションー応用編ー
1 聞こえの障害とリハビリテーション
2 話すことの障害とリハビリテーション
3 ことばの障害(子ども)とリハビリテーション
4 ことばの障害(成人)とリハビリテーション
5 食べることの障害とリハビリテーション
6 多職種連携とチーム医療
索引
認知神経心理学的分析、手法を学ぶことで、より適切な言語治療へ!
本書では、第1章「理論的観点と方法」で、認知心理学と神経心理学との関係、従来のロゴジェン・モデルから、コネクショニスト・アプローチを代表するトライアングル・モデルまで、わかりやすく解説。続く第2章「各種神経心理症状の認知神経心理学的分析」で、失語症、読みの障害、発達性ディスレクシア、文と動詞について解説します。さいごに、「認知神経心理学的アプローチによる言語訓練」として、失語症、失読・失書、発達性ディレスレクシアへの指導方法を紹介。失語症臨床に新しい視点をプラスする1冊。
■序文 種村 純
Chapter 1 理論的観点と方法
1. 認知神経心理学とその発展 辰巳 格 9
2. モジュール型モデルを仮定する従来のアプローチと
コネクショニスト・アプローチ 三盃 亜美 51
3. 認知心理学との関係 日野 泰志 61
4. 神経心理学との関係 松田 実 72
コラム 意味失語について 松田 実 85
5. 刺激選択法:語彙特性,データベース,利用法 近藤 公久 87
6. 分析法:線形混合効果モデル 玉岡賀津雄 98
Chapter 2 各種神経心理症状の認知神経心理学的分析
1. 失語症 種村 純 111
2. 読みの障害 伊集院睦雄 123
3. 発達性読み書き障害(発達性dyslexia) 宇野 彰 144
4. 文と動詞の認知神経心理学 渡辺 眞澄 155
Topics 認知神経心理学的評価法─SALA失語症検査─ 吉田 敬,長塚 紀子 180
Chapter 3 認知神経心理学的アプローチによる言語訓練
1. 失語症 新貝 尚子 190
2. 失読と失書のセラピー 橋本 幸成 206
3. 発達性ディスレクシアの読み書きに対する
認知神経心理学的指導 春原 則子 220
Topics Semantic Feature Analysis Treatment 石井 由起 229
■索引 239
●言語聴覚士向けの定番テキストとしてこれまで評価を得てきたが,初版から16年を迎え,さらなる充実をはかるべく大幅な改訂を行った.
●今改訂では「構音障害」の章を設け,最新情報を盛り込むなど全体構成の見直しをはかるとともに,あわせて国家試験出題基準に準拠し,内容のバージョンアップが行われた.
序章 歯科概論
第1章 歯・口腔・顎・顔面の構造と機能
第2章 歯・歯周組織の疾患および歯科医学的処置
第3章 口腔・顎・顔面の疾患
第4章 咀嚼・摂食・構音障害に対する歯科医学的治療法
第5章 咀嚼障害
第6章 摂食嚥下障害
第7章 構音障害
●斯界の第一人者が言語聴覚士のためにまとめた待望の音響学テキスト!
第1章 音の物理入門
第2章 信号としての音波
第3章 スペクトル
第4章 伝達関数
第5章 音声生成の音響学
第6章 音のデジタル信号処理
第7章 日本語音声の音響的特徴
第8章 病的音声の音響的特徴
第9章 聴覚の基本構造
第10章 聴覚フィルタとマスキング
第11章 音の大きさの知覚と認知
第12章 音の高さの知覚と認知
第13章 音声の知覚と認知
第14章 実習課題
なぜ人間だけが言葉で話すようになったのか? 言語はコミュニケーションの手段ではなく、世界を俯瞰する眼としての自己を産み出した。人間のあらゆる認識、思考、行為の根幹をなす言語という現象の本質に迫るスリリングな論考。言語は内面に向かい、孤独は人を結びつける。
本書はdysarthriaについての教科書をつくることをめざして執筆された。まず運動障害性構音障害の臨床の枠組みについて述べたあと、話しことばの生成についての解剖、生理学的事項について解説し、またことばの音に関する基本的知識を整理した。そのうえで各種の神経障害の臨床的特徴について述べ、それぞれに伴う構音障害の病態とその評価、治療・訓練について、できるだけ最近の知見を盛り込むように努めながら記述した。