身近だが、種類が多い電池の世界をわかりやすく解説!
技術・工学に興味をもつ方々に基礎的な知識と最新の技術動向、トピックスを含めた情報を提供する「なるほどナットク!」シリーズの一冊。
機器の小型化が進み、電池を動力源とするものが増えてきている。しかし、その一方で実に多くの電池が氾濫しており、使用する人々に混乱を与えている。
本書は、そうした混乱に解答を与えるよう、電池の正しい理解と使用法などの情報を提供する書籍として発刊するものである。
全固体リチウム電池における「固体電解質」「電極活物質」「電池作製プロセス技術」についての詳述および、産学官による学術的知見や開発動向をまとめた1冊。
◆高い変更効率を有し、次世代の太陽電池と期待される有機薄膜太陽電池・ペロブスカイト太陽電池!
◆高効率発電、軽量、フレキシブルなどの高性能化から、高耐久性、低コスト生産、環境負荷低減など社会実装に向けた開発動向を、60項目にわたり幅広く詳解!
いまや太陽電池としてトップクラスのエネルギー変換効率に進化し、国内外で社会実装に向けた研究開発が進んでいる、有機薄膜太陽電池および日本発のペロブスカイト太陽電池。
本書は、さらなる産業応用に向け、その研究開発の最新動向と社会実装に向けた課題を体系的に紹介した、今後の方向性を示す1冊。
【主な目次】
序論 次世代有機系太陽電池の課題と将来展望
第1編 有機薄膜太陽電池
概論 光電変換機構に基づく理論限界から見た有機薄膜太陽電池の可能性
第1章 材料開発
第2章 デバイス化技術およびデバイス物理
第3章 周辺技術
第4章 有機薄膜太陽電池の応用
第2編 ペロブスカイト太陽電池
概論 ペロブスカイト太陽電池の最新研究と社会実装に向けた取り組み
第1章 発電・劣化・効率向上抑制メカニズム解明
第2章 成膜技術
第3章 性能向上化技術
第4章 鉛フリーペロブスカイト太陽電池
第5章 タンデム太陽電池の開発
第6章 量子ドット太陽電池の開発
第3編 共通基盤技術
第1章 測定・解析技術
第2章 実証・実用化・宇宙用途に向けた取り組み
第3章 製造プロセス開発
おわりに 自然と社会と共生する太陽電池を目指して
専門書を読み解くための体系的で確実な基礎知識を、わかりやすく解説した入門書シリーズ。
再生可能エネルギーのなかでも、太陽電池はメガソーラだけでなく一般家庭への導入も進んでいる。太陽電池の種類は多数あるが、それぞれがどのような仕組みでどこが違っているのかなどについて解説している。
本キットの解説本は2017年4月12日に刊行した「電池レス無線マイコンEnOceanでセンサIoT製作入門」(CD-ROM1枚付き)と同一品です.
本キットは解説本に加え,付属品として送信用/受信用のモジュールが各1個ずつ,段ボールで同梱されています.
刊行の「電池レス無線マイコンEnOceanでセンサIoT製作入門」と,本キットの内容物をよくお確かめのうえ,ご購入ください.
■本キットの内容物
付属品(1)
ソーラ・データ・トランスミッタSTM431J温度センサ・モジュール(送信機)
付属品(2)
USBデータ・レシーバUSB400J受信用USBモジュール
付属品(3)
解説本
付属品(4)
CD-ROM
解説本への綴じ込みです.
EnOceanモジュール用のツールやサンプル・プログラムが収録されています.
2019年7月時点において、最高効率24.2%を記録したペロブスカイト太陽電池は、次世代の高性能低コスト太陽電池の本命とされる。本書では、その性能評価や塗布技術など、基礎から応用までを国内第一線の研究者が解説する。
◆使用済み車載用リチウムイオン電池のリユースシステム構築、リユース事例を紹介!
◆リチウムイオン電池の劣化診断、バッテリーマネジメント、長寿命化、残存能力評価の最新技術も詳解!
◆使用済み車載リチウムイオン電池を有効にリユースするための必携書!
【主な目次】
第1編 リチウムイオン電池の劣化診断と性能向上技術
第1章 リチウムイオン電池の劣化診断技術
第2章 リチウムイオン電池のバッテリーマネジメント
第3章 リチウムイオン電池の長寿命化
第2編 リチウムイオン電池の残存能力評価と再利用
第1章 リチウムイオン電池再利用のためのシステム構築
第2章 リチウムイオン電池の残存能力評価
第3章 リチウムイオン電池のリパーパス・リユース事例
第4章 海外でのリチウムイオン電池のリパーパス・リユース動向
1. 個別にJIS規格をご購入いただくより安価!
1冊のハンドブックに平均して117ものJIS規格を収録しており、JIS規格を個別にご購入いただくよりも大変お手頃な価格になっております。日頃より多くのJIS規格をお買い求めいただいているお客様におススメです。
2. 特定分野のJIS規格の概略をつかめる!
JIS規格を分野別のハンドブック1冊に集約しているので、お手元に置いていただくことでお客様のお使いになる分野に存在する主要なJIS規格を把握できます。「どのJIS規格を購入すればよいか分からない」といったお悩みが出た際、特定分野のハンドブックに収録しているJIS規格をご確認いただくことが、お探しのJIS規格を見つける一助になります。
3. 持ち運びが容易なコンパクトサイズ!
通常A4サイズのJIS規格を一回り小さいA5サイズで収録しているため、持ち運びが容易で利用しやすくなっています。様々な場面でJIS規格を参照される場合にも大変便利です。
さまざまな出会いやつながり、そして多くの人たちに支えられ、高校生が手作りした太陽電池パネルが、モンゴル、バングラデシュ、ネパール、そして東日本大震災の被災地で未来を照らす。普通の高校生が挑んだ国際協力の記録。
専門書を読み解くための体系的で確実な基礎知識を、わかりやすく解説した入門書シリーズ。
二次電池がどのようなもので、それがどれほど現代社会を支える礎になっているか、それが今後の社会の発展にどれほど寄与するポテンシャルを備えているか、といった観点から二次電池の全体像をできる限り具体的に解説しています。
はじめに
第1章 二次電池ってなぁに
まずは電気の話
電池にはどんな種類があるの
二次電池ってなぁに
第2章 二次電池の基礎
二次電池の反応と動作
二次電池の種類と特徴
鉛蓄電池
ニッケルカドミウム電池
ニッケル水素電池
リチウムイオン電池
その他の二次電池
二次電池の未来像
第3章 二次電池の応用
携帯機器用に役立つ二次電池
動力用に役立つ二次電池
補助電源として役立つ二次電池
車両用に役立つ二次電池
電力系統で役立つ二次電池
輝かしい未来を支える二次電池
索引
おわりに
化学電池は、材料化学の知識と材料集積化の技術を発揮するのに適した対象である。
本書は、金属・材料系の学生・技術者に対し、化学電池に関する基礎的知識と電池構成材料に関する専門的知識を提供することを目的に書かれた。化学電池の歴史的変遷、電池の構造と構成材料の果たす役割、電池機能の理解に必要な電気化学理論などをまとめている。
深刻化する地球環境問題の重要な解決策として高性能化学電池の開発が急がれる今、電池の現状把握と将来への開発指針を得るためには、最適の一書である。
燃料電池は電気自動車のエネルギー源や家庭での電気発電設備に使われ、次世代エネルギーとして期待されている。また開発競争もますます激しくなり、専門技術書の需要も高まってきている。本書は多くの開発課題とその対策を、最新の研究をもとにまとめたもの。各種課題に対して、具体的な原因の究明や有効的な解決策を示している。
第1章 資源の枯渇と地球温暖化問題
1.1 エネルギーの流れ
1.2 発電構成
1.3 資源枯渇と地球環境問題
1.4 CO2削減への取り組み
1.5 燃料電池の貢献
第2章 燃料電池の基本
2.1 燃料電池の原理と種類
2.2 燃料電池の理論効率と理論起電力
第3章 固体高分子形燃料電池(PEFC)のセル・スタック構成と水管理
3.1 PEFCのセル・スタック構成
3.2 水管理
第4章 セル性能
4.1 セル性能の向上
4.2 セル電圧特性
第5章 セル劣化
5.1 触媒劣化
5.2 電解質膜劣化メカニズム
5.3 カーボン劣化
第6章 セル診断技術
6.1 サイクリックボルタンメトリー測定法(CV法)
6.2 分極分離手法
6.3 交流インピーダンス測定法
6.4 ガスリーク測定法
6.5 湿度測定法
6.6 セル内水分分布測定法
6.7 参照電力によるカソード・アノード電位測定法
6.8 可視光・赤外線によるセル内酸素濃度測定法
6.9 MRIによる膜内水分測定法
6.10 サーモグラフィーによるセル内温度分布の測定法
6.11 膜内抵抗分布測定による水分分布の推定
6.12 ガス流路可視化と電流分布測定法
6.13 セル内の水蒸気,酸素および水素分圧測定法
第7章 加速試験方法
7.1 要素レベルの加速試験
7.2 ショートスタックを用いた加速試験
7.3 実セルレベルの加速寿命試験
第8章 PEFCの適用(自動車用と家庭用燃料電池)
8.1 自動車への適用
8.2 家庭用燃料電池
付録
索引
リチウムイオン電池とその使用法、回路設計について解説した入門書。