「お、おまたせっ」顔を上げると、照れくさそうな微笑みを浮かべている…俺の彼女がそこにいた。俺の愛しい恋人である彼女の名前は、高坂桐乃。「あんたのこと…“京介”って、呼ぶから」「だって、その方が…恋人っぽいじゃん?」めちゃくちゃ仲の悪い兄妹だったはずの俺たちが、こんなただならぬ関係になっちまうなんて…まるで悪夢だ。夏休みに入ってからというもの、俺の周りでは恋の話題が尽きやしない。「待て…殺さないでくれ…」あやせの家にお呼ばれして、楽しい一時を過ごしたり。「-妹に彼氏がてきたかもしれない」「責任を取ってもらいますわ、京介さん」友達から人生相談(?)をされたり。そして一年ぶりの『あのイベント』もー。人気シリーズ第7弾。
「どうしてお姉さまなのですか?」甘やかされて育った妹は可愛い顔で父に泣きついた。私の婚約者である王太子に恋をしたと。今までの努力は水の泡、彼に見捨てられ、婚約者を奪われた私は、代わりに“竜の花嫁”として伝説の破壊竜が住む火山に身を投げた。死を覚悟したその瞬間ー長い眠りから目覚め、人間の姿をとった竜・グリードに拾われて?「この国は、俺のものにすると決めた」人生大逆転!婚約者は譲ります。代わりに最強の竜と国ごと乗っ取りますね!?
「晴香のこと、忘れさせてくれ」あの日、恋人・晴香の拒絶にショックを受けた俺は、時雨にとんでもないことを言ってしまった。留守電に残された、結婚すら視野に入れた晴香の覚悟に恥ずかしくなる。反省した俺は時雨に言葉の取り消しと謝罪を申し出る、がー「後戻りなんてさせない。絶対に。忘れさせてやる」時雨は俺たちの今までの関係をネタに脅迫してきた!晴香とやり直したいのに、逆らえず時雨にキスをする俺。でもそれが不思議と嫌でもなくてー。毒々しいまでの純愛。『崩壊』の第三巻!
妹バカの小説家・羽島伊月は、人気シリーズ『妹法大戦』最新巻の執筆に苦戦していた。気分転換のためゲームをしたり混浴の温泉に行ったりお花見をしたり、担当への言い訳メールを考えたりしながら、どうにか原稿を書き進めていく伊月。彼を取り巻く可児那由多やぷりけつ、白川京や義弟の千尋といった個性的な面々も、それぞれ悩みを抱えながら日々を生きている。そんな中、伊月の同期作家で親友・不破春斗の『絶界の聖霊騎士』のテレビアニメがついに放送開始となるのだがー。妹と全裸に彩られた日常コメディ、第2弾登場!!
好奇心いっぱいの子犬がたてた「人間変身計画」。子犬のゆかいな成長を、いきいきと描いたファンタジー。十代の若者を描いて定評のあるスーザン・E・ヒントンが新境地をひらいた作品。小学校低・中学年から。
「アンチも編集者も俺以外の売れっ子も全員爆発しろ!」作家としてブレイクし、愛する人と結婚し、父親となっても、人は(特に作家は)そう簡単に聖人君子のように生まれ変わったりはしない。羽島伊月は今日も荒ぶりながら小説を書く。そんな彼を生温かく見つめる妹の千尋も、報われない片想いにいい加減疲れていてー。伊月、千尋、京、春斗、那由多、アシュリー、海津、蚕、刹那、撫子…時を経て大きく変わったり変わらなかったりする主人公達が、それぞれに掴む未来とは!?青春ラブコメ群像劇の到達点、堂々完結!!
長年の夢だった、ラノベ大賞受賞。けれど、永遠野誓を存続させるために辞退を決めた俺に「私、怒ってます」何故か涼花は怒り心頭。まさか代理人を始める前のギクシャクした関係に逆戻り!?「だけど、取材はいつも通り行います」って、いやいやこんな状況でイチャイチャなんか出来るか!!舞やWピース先生たちに相談しても「私を押し倒してくだサイ!」とかで全く参考になる気がしないし、一体どうしたら…?とうとう涼花に謝って、直接怒りの原因を尋ねた俺は「昔話をしてください」どうしてか、涼花と兄妹の思い出話をすることに。なぁ、俺たちの過去に何があるっていうんだ?
ウザくてかわいい女の子は実在する!メンバー間で秘密がバレたりバレなかったり明照がウザかわ彩羽についての認識を少し改めたりと、恋と友情に揺れ動く「5階同盟」に、新たな騒動が巻き起こる。「キミら、ちゃんと恋人関係をやれてるのかい?」月ノ森社長、襲来。痛いところを突かれて危機に陥った「5階同盟」を救うべく、明照は真白と結託し、ニセ恋人関係をアピールするための夏祭りデートの計画を練りはじめる。しかし、もちろん彩羽がその動きを黙って見ているはずもなくー?打ち上げ花火、誰と見る?人気爆発のいちゃウザ青春ラブコメ、恋の嵐が吹き荒れる第5巻!