本書は1994年10月28〜30日に開催された「日本文化デザイン会議’94福岡」の中の、『九州の宇宙観・死生観』『男の鉢巻・女の腰巻』『物見遊山』を収録、編集したもの。
本書は1994年10月28〜30日に開催された「日本文化デザイン会議’94福岡」の中の、『呼吸する文字・共振する音楽』『アジアのリズム・日本の布』『東アジアの時間・空間』を収録、編集したもの。
歴史の重大な局面で毛沢東は突如姿を消した。どこでなにをしていたのか。その内幕を大胆に描いた本書は、毛沢東の人と思想、歴史的背景に肉迫する。
戦後「われこそ天皇なり」と名乗り出た男が19人もいたという事実を追った表題作の他、戦時中日本軍が原子爆弾の研究開発を行なっていた話など、埋もれゆく昭和史に焦点を当てたドキュメント。
黙阿弥の娘糸女は生涯独身で歌舞伎作者の家を守り通した。その「女の一生」を軸に近世から近代への家と人との移り変わりを曽孫に当る著者が綴る。読売文学賞・毎日出版文化賞受賞作。
妻の私は、夫の遺骨を胸に抱いたことがない。今、明らかにされる中国知識人、受難の歴史。文化大革命の嵐に巻き込まれながらも真摯に生き抜いた妻の感動の手記。
私の好きな自然、あるべき地球の姿、私のふるさとー。自然に接し、地球について深い洞察力のある著名人20人による独特な問題提起。
不法就労の「アジア人労働者」3人が、東京でロックバンドを結成し、「ニポンジンになりたい」をヒットさせた…。新進作家が放つ、異色の同時代小説。
自伝的色彩の濃い作品をはじめ、母親のかつての愛人を心中に見せかけて殺す娘の屈折した心理を描く表題作など力作7篇を収録する。
近代化と民主化の狭間で、占領政策は1949年早くも転換する。占領政策のバランスシートを専門学者の討論を通して検証し、現在との関連性を解き明かす。
朝鮮戦争はだれが、何のために開始したのか。ロシア語通訳、後に参謀として人民群の中枢部で働いた当事者による現代史証言。
写真を見ながら歴史を追う。ストーリーを知る。そして、歴史を理解できる内容。歴史舞台となった場所をガイド的に紹介。観光にも大活躍の一冊。
死刑判決を下された“元ボクサー”は、はたして真犯人だったのか。捜査と裁判の矛盾を衝き、隠された事実を暴く渾身の書き下ろし。
鎌倉・建武・室町の激動期、この時代をになった諸勢力はたがいに激突しながらも政策の大筋は継承し歴史を動かしていった。新しい中世史像を提示。