どんな食材とも相性がよく、多彩なおいしさを生み出す味噌には、毎日食べても飽きない魅力があります。味噌は微生物群が生み出す天然の生きた旨味、甘味、香味のハーモニーが楽しめる最高においしい食材であり、消化のよい植物性蛋白質と脂肪と繊維に富む、体に負担をかけない栄養源、体にもおいしい調味料です。放射能や環境ホルモンを追い出す力があり、アレルギーを抑え、老化を防止して内側からの美しさをつくります。味噌を食卓の常備調味料として、もっともっと活用してみませんか。この本をガイドに、味噌のおいしさと生命力を体中で感じてください。
森と川と海がひとつになった!著者・畠山氏の活動は小・中学校の多くの教科書に収められ天声人語などの有力紙コラムやNHK、TBS、NTVなどにも何度も取り上げられている。全国の小・中学校への講演活動、子どもたちを海に招いての「体験学習」も続けており受け入れた人数は5000人を超える。いうなれば、「森と海の親善大使」である。
下克上の時代を生きた武将たち!家臣と苦楽を共にして戦った武将。一族の内紛により自滅した者。部下の信頼を失い、驕りと油断の中に潰え去った強雄。零落し路傍に果てた武将。判断を誤り、存亡の危機に立たされた城将など、戦国という時代、九州の覇権をかけ、彼らは何を見つめ、どう生きていったのか。
大ガメのドロンコは、大地震で、アフリカの「秘密の湖」に生き埋めになってしまいました。長生きの薬の研究にいきづまっていたドリトル先生は、ワニの協力で、無事ドロンコを助け出します。ドリトル先生物語10。小学3・4年以上。
ドリトル先生に救出された大ガメのドロンコが明かす、大昔の地球の雄大な物語。大洪水がおきたときのノアの箱舟のようすや、動物が主人になったゾウ王国でのできごとなど、新しい世界のはじまりが語られます。ドリトル先生物語11。小学3・4年以上。
ベストセラー『蒼空の河』続篇。大空の死闘百余回、撃墜スコア三十九機に及ぶ「隼」戦闘隊のエースが描く最後の空戦。いかなる窮地におちいるも、決して屈せず、自らの頭脳のあらん限りを駆使して危機一髪で生還する。“運の穴吹”の異名を持つ弱冠二十歳の撃墜王が不撓不屈の空の戦いを綴る勇気と感動の空戦記録。
実母を処刑した白雪姫、魔法の力を借りなかったシンデレラ…など、6編を収録。
失敗は、勝者の側にも数多く存在した。第二次大戦の戦勝国、イギリス・ソ連・アメリカ・フランスーその勝利の影に見えかくれした戦争指導、戦略、戦術の失敗の数々を、新しい視点と斬り口で徹底的に分析をくわえた戦争文化人類学。二十一世紀を迎えた日本という国の新しい未来に大いなる示唆を与える話題作。
「私」はアパートの一室でモツを串に刺し続けた。向いの部屋に住む女の背中一面には、迦陵頻伽の刺青があった。ある日、女は私の部屋の戸を開けた。「うちを連れて逃げてッ」-。圧倒的な小説作りの巧みさと見事な文章で、底辺に住む人々の情念を描き切る。直木賞受賞で文壇を騒然とさせた話題作。
日本陸軍唯一の水冷エンジン搭載戦闘機キ61飛燕を駆って、10対1の劣勢の中、持てる能力のすべてをふりしぼって戦いつづけた若きパイロットが描く空戦記。連合軍反攻の真っ只中のニューギニアの空に敵機を迎え撃ち、また、その間隙をぬって進攻作戦に飛び立ち、生命のある限り戦い抜いた幾多の青春群像を綴る。
『レ・ミゼラブル』が法律と人間の戦いであり、『ノートル=ダム・ド・パリ』が教義と人間の戦いであるのと同じく、『海に働く人びと』は自然の力と人間の戦いである。人間の内面の劇に眼をこらした雄篇。