世俗化した現代社会において、人間に聖性のしるしがどのように刻印され、また見出されうるのか。文学・芸術学・人間学・倫理学・宗教哲学・霊性思想・神学の諸領域から追究した論考9点を収録。
書き込み形式で面接対策ができる!約30個の質問を質問意図から解説!書き込むだけで、自分に何が足りないのかが分かる!
初版発行から3年経過した現在も最重要課題である働き方改革のさまざまな論点をアップデート。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴うテレワーク導入等の雇用環境の変化や、SDGs経営におけるディーセントワークの実現など、働き方改革を新しい視点で捉え直した、企業法務・人事労務関係者必見の書。
毎日が平和すぎてものたりないムーミンパパは、ある日、ムーミンママとムーミントロール、ちびのミイをつれて海をわたり、あれはてた島の灯台守に。植物も育たない岩だらけの島になじめないムーミンママは、部屋の壁にムーミン谷の絵を描いては、そこで眠ってしまうように。いっぽうムーミントロールは、美しいうみうまに出会い、追いかけてきた氷の精モランと夜ごと会うという秘密をもってしまい……。ムーミンシリーズ8作め。
毎日が平和すぎてものたりないムーミンパパは、ある日、ムーミンママとムーミントロール、ちびのミイをつれて海をわたり、あれはてた島の灯台守になります。植物も育たない岩だらけの島になじめないムーミンママは、部屋の壁にムーミン谷の絵を描いては、そこで眠ってしまうように。いっぽうムーミントロールは、美しいうみうまに出会い、追いかけてきた氷の精モランと夜ごと会うという秘密をもってしまい……。
ムーミンシリーズ8作め。
第1章 水晶玉の中の家族
第2章 灯台
第3章 西風
第4章 北東の風
第5章 霧
第6章 月がかけていく
第7章 南西風
第8章 灯台もり
解説……小野寺百合子
ムーミン谷の魅力 7……冨原眞弓
『やがて君になる』を送り出す電撃が、本気で作りあげる百合アンソロジーが登場。
仲谷 鳰をはじめ、天野しゅにんたや平尾アウリ、缶乃など、名だたる作家がそれぞれの物語を紡ぎ出します。
【執筆作家】
仲谷 鳰/のん/柊ゆたか/南方 純/天乃咲哉/天野しゅにんた/伊咲ウタ/伊藤ハチ/カボちゃ/川浪いずみ/缶乃/北尾タキ/タカダフミ子/唯野影吉/にしお栞/ハルミチヒロ/平尾アウリ/めきめき/結川カズノ
白百合の化身のような彼女は戸惑った。
愛のない結婚なのに、体が燃えるから。
リリーは勤務先のパーティーでデイモンと出会って恋に落ちた。
だが大富豪の彼は企業買収の仕事を最優先する人間だと思い知り、
自分のほうから身を引いたのだった。
3カ月後、セレブの誕生日パーティーでリリーはデイモンと再会し、
洗練されたタキシード姿の彼から驚くべき提案を聞かされる。
なんと結婚してほしいというのだ!
余命1年と宣告された叔父の財産を相続するためには、
一刻も早く結婚して子供をもうけなければならないという。
リリーは承諾したーーただし、ベッドは共にしない条件で。
「ええ、いいわ。わたしはもうあなたの子供を身ごもっているから
大富豪のデイモンに突然求婚されて3日後、白いドレスを着て式を挙げたリリー。ホテルの豪華なハネムーン・スイートで結婚初夜を迎えたとき、ベッドをともにしないという約束がありながら熱い想いに苛まれ……。レイチェル・ベイリーの自信作をお見逃しなく!
2011年10月、原爆詩の朗読を続ける女優、吉永小百合は、オックスフォード大学の招きを受けてイギリスに向かう。ヨーロッパで初めての朗読会、伴奏は、坂本龍一。百十年前のピアノが哀切なメロディーを奏で、偶然チャペルに迷い込んだ鳩が、長編詩「慟哭」のクライマックスで天井を飛翔した。彼女の朗読は、なぜイギリスの聴衆たちの胸を打ったのか。吉永小百合が原爆詩と関わった二十余年にわたる軌跡を紹介しつつ、当日の出来事をドラマティックに描くドキュメント。原爆詩が、国境を超えた瞬間が、いまここによみがえる。
【グイグイくるギャル×空気になりたいモブ女子】百合オタク・渡辺がお嬢様学校で出逢った、百合の世界観をぶち壊す(オタクの天敵)ギャル・吉岡。同じ時間を過ごすうちに、吉岡のことを考える自分が「百合」になっていることに気付き…!?新入生も乱入でますます盛り上がる、新感覚★メタ百合・ラブ(!)コメディ‼
さまざまな機能を集約し,経済活動を活性化させ,持続可能なまちづくりを目指すコンパクトシティ.富山市は20年近くにわたり「コンパクトなまちづくり」を推進してきた.その原点と軌跡,そして現在を考察する.人口減少社会における有効な都市政策の姿がここにある.
はじめに(中島直人)
1 なぜ,富山市のコンパクトシティ政策なのか
1.1 富山型コンパクトシティが与えたインパクト(高柳百合子)
1.2 富山市における「コンパクトなまちづくり」の展開(中島直人)
1.3 本書の構成(中島直人)
2 「コンパクトなまちづくり」の誕生
2.1 富山のコンパクトな原風景(佐野浩祥・中島直人)
2.2 戦後における都市化の進行と都市政策の変遷(宮下貴裕)
2.3 2000年時点での非コンパクトな都市、富山(野上正行)
2.4 コンパクトな街づくり研究会と「コンパクトなまちづくり」の誕生(深谷信介)
2.5 富山ライトレールと「コンパクトなまちづくり」の初動形成(深谷信介)
インタビュー1 「コンパクトなまちづくり」の原点を語る(森 雅志・中川 大)
3 「コンパクトなまちづくり」を具体化する施策の展開
3.1 「お団子と串」の計画概念の整理(永野真義)
3.2 結節点としての富山駅と周辺のリニューアル(佐鳥蒼太朗)
3.3 中心商業地区:総曲輪周辺における都市再生事業の展開(仙石 宇)
3.4 都心地区(まちなか)での居住推進プロジェクト(永野真義)
3.5 公共交通利用促進と公共交通沿線拠点育成(森崎慎也)
3.6 地域維持とライフスタイルを多様にする選択肢の提供(沼田康佑)
補論1 データ重視のまちづくりからスマートシティへの展開(高柳百合子)
補論2 富岩運河環水公園の誕生(佐野浩祥)
4 「コンパクトなまちづくり」で育まれゆく都市生活のスケッチ
4.1 都市構造評価(マクロ)と拠点評価(ミクロ)を接続する試み(高柳百合子)
4.2 まちなか高頻度利用者たちの日常行動パタンの可視化(沼田康佑)
4.3 オープンエア型公共空間の創成と周辺変化:ひとのアクティビティの変容を背景に(山下裕子)
4.4 まちなかに生まれた市民活動 大手モールでの20年の取り組みとその軌跡(阿久井康平)
4.5 文化型地域生活拠点での「ついで」活動(永野真義)
4.6 市民主体のお団子まちづくりの現在地(永野真義)
補論3 メルボルンの「コンパクトシティ」と「リバブルシティ」(永野真義)
インタビュー2 「コンパクトシティ」の成果を語る(森 雅志・中川 大)
5 「コンパクトなまちづくり」の経験から何を学ぶか(中島直人)
あとがき
まゆり先生が霊能者に命を狙われている!?『HONKOWA』読者に高い信頼を得る霊能者・寺尾玲子氏のお仕事をコミック化した大人気シリーズ。著者・山本まゆりが相談者となる「黒き念の術者」は前中後編、合計110頁の超大作を収録。【内容】仕事休憩の仮眠中、誰かに両腕を握られ目が覚めた著者。金縛りにあい部屋中の異様な空気に恐怖を感じ、廊下にいるアシスタントさんに助けを求るという事態が起こる。以来、花瓶に生けた生花が一晩で腐ったり、不気味な夢を見たりと悩まれ始め、寺尾玲子さんに助けを求めた。玲子さん曰く「生花がまゆりさんの身代わりになっている」と言うのだが、それは、命を狙われているということでーー。
名門お嬢様学校が今年から共学化して、クラスに男子は俺ひとり。普通の男ならハーレム万歳みたいになるんだろうけどあいにく俺は……百合が好きだ。
そして、この学園には俺の同志がいる。
「はぁあああああ、尊いですわ……!」
幼馴染の琴崎さんと二人。
息を潜めて百合カップルを観察する。それが俺の……いや、俺たちのライフワークだ。
この楽しい時間をいつまでも続けていくため、俺には守るべきルールがある。
『琴崎さんを好きになってはいけない』
だって、百合を愛する観察者は、自分が当事者になってはいけないんだから。
「恋しくて恋しくて、その分憎くて憎くて、誰かを殺さなければとてもこの気持ち、収まらないと思った」-切なすぎる結末が、最高の感動をよぶ物語。第55回日本推理作家協会賞を受賞し、「2003年版このミステリーがすごい!第6位」にもランクインをした珠玉の連作ミステリー、待望の文庫化。
結婚嫌いの公爵の愛人に甘んじる。
生まれてくる子のために。
貧しく美人でもないジェナは長年働く王宮で疎外感に悩んでいた。
公爵セバスチャンが彼女に興味を持ち、近づいてくるまでは。
彼は国王とも親しいらしい。つまりは権力者だ。
しかしセバスチャンの誘惑を愛と勘違いし、純潔を捧げた直後、
国王にその関係を知られて、ジェナは王宮から追放されてしまう。
失意の中、実家に戻り、ベッドで眠りについていたときだった。
突然、闇の中からセバスチャンが現れ、ジェナは飛び起きた。
どういう手段を使ったのか、公爵は彼女の妊娠を知っていた。
そして、ジェナは夜明けが来る前に彼の屋敷へ連れ去られた……。
マルセラ・ベルの邦訳デビュー作をご紹介します。百合の紋章で知られる公爵ヒーローと刹那的に求め合った結果、小さな命を宿したヒロイン。彼女は公爵家で手厚く保護されますが、ヒーローに結婚の意思はありません。ヒロインの一途な愛と、赤ん坊の運命は?
※発売日延期・未定になりました。
匂いフェチの神城リーリャは、白百合の香りを纏う百合園明日葉に惹かれていた。ある時リーリャは、とある事情により明日葉が退学寸前だということを知り、学園出資者の父に頼み込み彼女を退学から救う。明日葉の、感謝から発せられた「なんでもする」という言葉。それは明日葉に対する密かに抱き続けて焦がれすぎたリーリャの恋慕をこじらせ、愛欲へ変えさせる魔性の言葉であったー。香りで繋がるガールズラブコメ!
あの苛烈な戦争の終わりは、さらなる新しい戦いの始まりでもあったー。孤児となった和夫少年が一枚のカード「ベツレヘムの星」に導かれるようにたどった数奇な歩みをみずみずしい筆致で書き下ろした児童文学の意欲作。