大気汚染物質や温室効果ガスをまったく出さない自転車は、21世紀のニーズにぴったりあった環境にやさしい交通手段です。でも、車のあふれた現代の都市空間は、決して自転車にやさしい環境とは言えません。自転車の魅力は何か。日々のサイクリングをもっと安全、便利、快適にするには、どうしたらいいのか。道路や都市交通問題のエキスパートである著者の「サイクルパワー」は、そんな疑問にずばりと答えています。
こわれてしまった親子の信頼をとりもどすため、ふたりの自転車旅行がはじまった-。
終戦まもなく河村家に嫁ぎ、苦労を重ねながら自転車店を細々と営み続けた一人の女性・志津江の生き様を中心に、それを取り巻く様々な人間模様を描いた「小さな自転車店」での物語である。
自転車通勤人の著者が、徒然なるままに日暮らしサドルの上で考えた快走エッセイ。
著者は、世界一周の旅のあいだ、ロンドンで発行されている日本語情報誌『週刊ジャーニー』にエッセイを連載。5年間、全270話を書いた。本書はそのいくつかをベースとしながら、新たに書き下ろしたものである。
世界一を探して旅に出た「ぼく」が見つけた世界一の数々。危険な場所、危険なホテル、危険なトイレ、大峡谷、巨大滝、遺跡、星空、メシがうまい国、メシがまずい国、うまいビール…などなど全30篇。
語りかける郷土の文化遺産。峠にまつわる民俗や歴史的な背景を知れば、峠を越える楽しみも倍増!サイクリングやウォーキングに適した三重県の峠38カ所を選んで、その魅力を紹介する。
またまた自転車で巡った16地点。北海道から沖縄までの日本史の舞台は雄弁に歴史の真相を語りかけてきた。なぜ茨城県に称徳女帝の「神社」があるのか?光秀が本能寺を目指したのはなぜか?日光以外にある東照宮の意味とは?自転車ツーキニスト・疋田智が汗と乳酸にまみれて考える。
世界中で出会った食べ物と人々の記憶。
小学5年生以上向き。
抱腹絶倒、波乱万丈、場合によっては感動するかも。ドキドキ・ワクワクみやげ話。