『幻色のぞき窓』から11年、再び、蠱惑的な世界へー創作の原点を辿るエッセイ&作品集。幼少期からの記憶が今明らかに。
「半切シリーズ」第2弾、楷書。最高峰の半切手本462点掲載。『墨 6月臨時増刊号半切ハンドブック2-臨書と創作 楷書』(2016年刊)の書籍化。
終の棲(ホーム)でくりひろげられる日々の光景ー。ほっこりしたり不安や悲しみにぶち当たりながら、老いの最後の人生を見出した入所1年生のエッセイ。ホームを検討している人、介護に関心ある人々に読んでほしい一冊だ。
老若男女から愛され続ける不滅のキャラクターと言ってもいいだろう。水遊びをしたり、相撲をとったり。賭弓や田楽に打ち興じたり。戯れるウサギやカエルたちが描かれた人気の国宝絵巻は、じつは謎の多さでもピカ一だった。甲乙丙丁、全四巻にわたる、この長大な作品に秘められた不思議を解き明かし、有名なシーンはもちろん、知られざる見どころを、隅から隅まで一冊まるごとたっぷりと紹介する。全巻全場面を一気見できる特別折り込みページ付き、永久保存版!
アゲハチョウやモンシロチョウ、トンボ、セミ、バッタ、カブトムシといった、誰もが目にしたことのあるような身近な昆虫にだって、おもしろいことがたくさん眠っている。だからこの本は、そんな身近な昆虫たちに、昆虫の世界への案内役をお願いした。一匹の気になる昆虫との出会いは、ときに世界の見え方さえ変えてしまう。
舞台は禁酒法時代のニューヨーク、ロングアイランド。贅沢三昧、苦労知らずのプレイボーイであるジミーは、
四度目の結婚を明日に控えて独身最後の夜を楽しんでいたところ、一見ボーイッシュな風体ながらも実にチャーミングな女性ビリーに出会う。
ところが彼女の正体は酒の密輸を企てるギャングの一味。そうとも知らずビリーに惹かれてゆくジミー。
そんな二人が巻き起こす愉快な大騒動の行方とは……。
アメリカ音楽界の至宝、ガーシュウィン兄弟の珠玉の名曲に乗せて、個性豊かな登場人物が織り成すロマンティック・コメディ。
2012年のブロードウェイ初演時にはトニー賞10部門にノミネートされた話題作を、宝塚歌劇バージョンとして新たな演出でお届けします。
<収録内容>
【Disc】:Blu-rayDisc Video1枚
▽特典映像
・Special Movie @稽古場
※収録内容は変更となる場合がございます。
知られざる花鳥画の天才、渡辺省亭のすべてがこの1冊に!代表作を網羅!初公開作品を含む100点以上を一挙掲載。
二十四節気とは、一太陽年を24等分したもので、江戸時代には旧暦とともに、暮らしのなかで用いられていました。分点にあたる「立春」「夏至」「秋分」「冬至」などの言葉は、現在も使われています。ブランド野菜を珍重、初鰹に30万円!宝くじで一攫千金の夢、徹夜も厭わず芝居見物…。本書は、そんな江戸時代の人々の、一年を通しての暮らしぶりを再現します。たくさんの絵図+わかりやすい解説。江戸人のリアルな暮らしが見えてくる!
人間とは、こんなにも美しい!写実絵画の殿堂「ホキ美術館」の館蔵品から紹介する、男と女、魂を揺さぶる『人物画集』。美の瞬間を切り取る凄腕画家の競演。
清楚で可憐な圧倒的美少女。透明水彩と色鉛筆を駆使した唯一無二の作風で、綿菓子のように淡い色彩の世界を生み出す画家・ひらのにこの初作品集。洋画家・今井喬裕との対談も収録。
百年以上解かれていない難問に人生を捧げる。「写経」のかわりに「写数式」。エレガントな解答が好き。-それはあまりに甘美な世界!類まれなる頭脳を持った“知の探究者”たちは、数学に対して、芸術家のごとく「美」を求め、時に哲学的、時にヘンテコな名言を繰り出す。深遠かつ未知なる領域に踏み入った、知的ロマン溢れるノンフィクション。
本書は世界最高峰のネイチャー写真賞「ワイルドライフフォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」50周年を記念して出版した「世界一の動物写真」のアップデート版だ。初版を出版した後の5年間のコンテストで受賞した見事な写真を追加して掲載した。それぞれの時代を代表する多くの偉大な写真家たちに焦点を当て、ネイチャー写真がどのように発展してきたかを解説する。黎明期の大型カメラから1960年代のカラーフィルムの台頭を経て、今日では動物写真の撮影技術はますます洗練され、誰も見ることのなかった未開の地までが被写体となっている。受賞作品は、画期的なポートレートから、思わずため息の漏れる空中撮影や水中写真、クローズアップ写真など幅広い。
「国谷さん、“クローズアップ藝大”をやりませんか?」クリエイティブディレクター・箭内道彦の言葉から、すべては始まった。インタビューの相手は、「最後の秘境(?)」東京藝術大学に蠢く「芸術家&専門家」たち。芸術家の創造の源は何なのか、芸術家はいかにして芸術家になったのか、その眼差しの先に何を見て、学生たちに、社会に何を伝えようとしているのか?分断され閉塞した現代社会を今、“芸術”が切り開き、オルタナティブを提示する。今こそ社会に芸術を!国谷裕子と“藝大”で考える、“芸術”の無限の可能性。
ノグチが参加した様々なプロジェクトを、当時のアメリカ社会が抱えた諸問題の中に置き直し、作家の思い、企画者の意図、政治・経済・社会的な文脈から立体的に考察。戦争・資本主義・貧困・人種・都市環境など、問題が続出する危機の時代に、「空間」をどう理解し、どうデザインするか。知られざるノグチの試みが、アクチュアルによみがえる。
イタリアの芸術運動「未来派」。この稀有な運動について、“宣言”“運動”“詩法”“建築”“ネットワーク”“ダイナミズム”“音楽”“ファシズム”“起源”という切り口で語り、その全容に迫る。「未来派」にかかわる絵画・彫刻・建築などの図版約120点、そして数々の「未来派宣言」の中から主要な11編を収録。