本書では、アトピー性皮膚炎のトータルマネージメントという視点から、いまコンセンサスの得られた治療から最新のトピックスまでを、実地医家の方にコンパクトに伝え、患者・家族にもあまねく普遍化することを目標にまとめている。コンセンサスアップデイトと副題を付けられた所以でもある。
長期的かつ継続的な利益の確保と維持を目指すために顧客を中心に据えて経営するのが、顧客満足経営のはずですが、どうもわが国ではそれがうまくいっていません。顧客の視点に立った本当の意味での顧客満足経営を、そこで「顧客ロイヤルティ経営」と名付けました。なぜ、この十年、わが国で顧客ロイヤルティ経営が育たなかったのでしょうか。本書は過去三十年にわたる研究を基礎に、可能な限りの問題点を洗い出し、顧客ロイヤルティ経営を展開するための前提条件から具体的展開の方法を述べました。
本書では、子どもの逞しさを願いながら、できる限り数多くの健康問題について、解説していきます。筆者が今までに取り組んできた健康科学的な研究内容や、筆者が担当している健康生理学・公衆衛生学・学校保健学・ライフスタイルと健康・人間健康科学研究などの講義資料をもとに、また、筆者が以前取り組んだ学位論文(教育学博士・医学博士)の内容なども各所に入れています。
生活をよりべんりにするために人類がつくりだしたものの中で、ある種類の化学物質や、電磁波など、これまで、一般の人びとには想像もできなかったものが、わたしたちのくらしや健康をむしばんでいることが、ここ何年かのあいだに、わかってきました。わたしたちのくらしをよりよくしてくれたはずの、科学技術の産物が、こんどは、わたしたち人類に深刻な害をおよぼしはじめているのです。みなさんが、みなさん自身の生命をまもるために、そして、わたしたちの子孫をまもるために、まず、これらの問題をしっかりと理解し、わたしたちになにができるのか、考えてみましょう。
本書はEBMの精神に則って、膠原病、リウマチ疾患について、リウマチ性疾患を専門とする医師向けに編集したものである。
いまや日本人の三人に一人が、何かしらのアレルギー疾患をもつといわれる。とりわけ、日常の、ごくふつうの食べ物に過敏に反応する「食物アレルギー」は、いったいどうして起こるのか。もしも発症したら、どう対処・治療すればいいのか…。いま、日本人に激増しているこの“国民病”を易しく解説。
本書では日々遭遇しながら治療に苦労するパターンを列挙し、疾患の考え方と治療法を新しい概念をもとに提示した。疾患は主にドライアイが基礎にある群、角膜上皮のステムセル障害が基礎にある群、炎症が基礎にある群、アレルギーが基礎にある群、その他の群と5つに大きくわけてアプローチ。どの項目もその日から臨床に使える情報や考え方で満ちあふれている。
手軽でおいしい素材別料理343種。13年に及ぶアレルギーとの奮闘から生み出された2(5)大アレルゲン除去のお惣菜、おやつ。
薬剤師国家試験の新しい姿の象徴として、ガイドラインに示された「疾病と病態」と「薬物治療」をまとめている。まず、生体の器官のしくみについて触れ、次いで疾病の原因、病態と対応する薬物治療の順にわかりやすく解説。新ガイドラインによる変更を取り入れ、より充実した内容に。
病理学はいま、大きく変貌しつつある。生命科学の驚異的な進歩に伴う新しい研究方法の導入と、それによる疾病の病因・病態論の修正、ならびに臨床医学としての病理学の新たな位置付けが加速している。こうした病理学の両極端な分化により、医学生諸君は基礎医学としての病理学の中で、疾病の病因と病態に関する最新にして論理的な知識を習得するとともに、病理解剖や病理組織診断を通じ、臨床医学への関わりを理解することが求められるようになった。この結果本書に収録しなければならない情報量は膨大なものとなった。そのため編者が本書全項にわたって総点検を行い、初版の編集の基本方針を堅持し、さらに新しい学問体系の中で項目が取捨された。そして全項目にわたって学生諸君に必要な最新の情報を取り入れ、第5版とした。また、本改訂より版型をB5版とし、より豊富な内容を見やすく、読みやすく、わかりやすく工夫し、図や表を駆使して簡潔に記述するように努力した。また、この第5版から、各主要項目のあとに、“まとめ”を箇条書で記載した。
水も肥料もいらない!安全で栄養価の高い野菜や果物を育てる-有機農法を超える永田式スパルタ農法のすべて。
毎日数多くのアトピー性皮膚炎の子どもたちを治療し、いつも少しでも良い方向へもっていきたいと考えている小児科開業医6名が集まってこの本を書きました。6名は、アレルギー疾患の研究・治療の中心である国立小児病院アレルギー科で、昼夜寝る間も惜しんで仕事をしてきた医師です。現在も治療の最前線にいて、常に最新・最良を目指して闘っています。そんな6名が、できる限り患者さんや保護者の方の立場から、具体的でわかりやすく、実際に役に立つ良い本を作りました。