人はことばを選んで話すことはできても、ちょっとしたしぐさや小さな表情の動きをコントロールすることはできない。つまり人のホンネや本心は、ことばよりもむしろことば以外の要素に表れるのだ。彼がさかんにまばたきをしていたら…?彼女が小首をかしげていたら…?人が無意識にもらしてしまう、さまざまなメッセージを読み解く。
「ふーっ、こんなことははじめてだよ」機関士はすわりこみ、かおをふきふきいいました。「ぼくは、みなみのほうのビンカムのトンネルで、こんな目にあいましたよ」助手がこたえました。「これからどうします?」車しょうがやってきてききました。「駅にもどって、きゅうえん列車をよばないと」助手が、機関士にかわってこたえました。そこで、車しょうが信号係にしらせ、列車はあともどりして、おかのふもとまでぶじにおりました。そこへ、ゴードンが、貨物列車をひいてはしってきました。こまっているジェームスをみると、じぶんの貨車をおいて、ジェームスのところへやってきました。
かわいそうに、トーマスは、もめごとにまきこまれてしまいます。そこで、ふとっちょの局長は、トビーを支線によぶことにしました。やがてトーマスとトビーは、大のなかよしになりました。トビーは、おかしなかっこうの小さな機関車です。たいへんはたらきもので、だれからもすかれています。みなさんも、きっとすきになってくれることでしょう。
ある日ゴードンが、いつものように急行列車をひいて、この大きな駅にやってきました。助手が客車をきりはなすと、ゴードンはたいひ線で、ひきかえすのをまっていました。きりはなされた客車は、プラットホームでべつの鉄道の機関車をまっていましたが、いつまでたってもあらわれません。そのときひとりの駅員が、線路をよこぎってかけよってくると、ゴードンの機関士にいいました。「かんとく官があいたいそうです。ホームまできてください」機関士は、駅のほうにあるいていきました。そしてまもなく、こうふんしてもどってきたのです。
1943年のことでした。びょうきになったむすこのクリストファーに、おとうさんのウィルバート・オードリー牧師が、機関車のおはなしをつくって、きかせました。クリストファーは、そのおはなしにむちゅうになり、びょうきがなおってからも、まいばんおはなしはくりかえし、かたられました。やがて、このものがたりは、1945年に「3だいの機関車」という、絵本になりました。『汽車のえほん』シリーズのたんじょうです。そのごも、つぎつぎと、あたらしいおはなしがしゅっぱんされ、せかいじゅうの子どもたちからあいされる、にんきシリーズとなりました。
ふとっちょの局長は、このところ大よわりです。スコットランドに、貨物ようの機関車を1だいちゅうもんしたのですが、おどろいたことに、2だいもやってきたのです!2だいともナンバープレートがついていないので、どっちがどっちかわかりません。ですから、ふとっちょの局長も、どっちをおいておけばよいのかわからないのです。
ついに「現在」でクレアと出会うことができたヘンリー。自分の意志とは関係なくタイムトラベルをしてしまう「時間障害」という病を抱えながらも、彼女との愛を育んでゆく。だがあるとき、未来にタイムトラベルした彼は、愛する人との別れが間近に迫っていることを知ってしまう…。過去、現在、未来で、たった一人の女を愛し続けた男、そしてたった一人の男を待ち続けた女。時の流れに負けない永遠の愛を描いた感動作。
トーマスといっしょにソドーとうのなかまたちにあいにいこう!みんながだいすきななかまたちのマグネットが10こはいっているよ。おはなしにでてくるマグネットをさがして、えをかんせいさせよう。
あるひ、バスのバーティーが、「ぼくのほうが、トーマスよりはやいよ」と、じまんした。「じゃあ、いっしょにきょうそうしよう」と、トーマス。
本書は、次世代リーダーを発見し、育てていく方法を具体的に示したものです。
数のよみ方を学べます。数字のかたちを学べます。数のかぞえ方を学べます。学んだことをくり返して、しっかり身につけます。
絵にかくれているのは、どんなかたち?かたちをゆびでなぞり、名前をいってみましょう。おぼえた6つのかたちを、絵の中からさがしてみましょう。トーマスやなかまたちとたのしく学べるしかけ絵本。
パーシーは、みどりいろをしたちいさなきかんしゃだ。やんちゃでほかのきかんしゃにいたずらをしかけては、よろこんでいる。それで、ときどきやっかいなことをひきおこすこともあるんだが…。あるひ、そんなパーシーがゆうきをださなければならないできごとがおきた。
バスのバーティーは、えきでおりたひとをまちまではこんだり、れっしゃにのるひとをえきまでつれてくるしごとをしているんだ。まけずぎらいなやつで、じぶんがいちばんはやいとおもっている。あるひバーティーは、これまたじぶんがいちばんはやいとおもっているトーマスと、きょうそうすることになった。