歯科医師の多くは、自分が何を知らないかをわかっていない。だから、自分の可能性に気づくこともなく、「ありきたりで、ふつう」の歯科医師として診療を続けている。予測性の高い歯科治療を成功させることで得られる満足感や報酬に手が届かない歯科医院が、なぜこれほどまでに多いのか?本書は、公平・中立な態度に欠けるほど「歯に衣着せぬ」表現で、その理由を明らかにしている。またすべての章が、「完璧な」検診や包括的な治療計画立案、患者とのコミュニケーション、特別な患者ケアのための診療管理など、客観的基準による数千例の長期観察所見に基づいて執筆された、臨床歯科医向けの真のマニュアルとなっている。
合併症のトラブルシューティングシリーズ第一弾! 本書は、インプラント治療におけるトラブルを機械・構造的合併症に絞り込み、インプラント体、アバットメントスクリュー、アバットメント、上部構造スクリューそれぞれの破折について解説。特筆すべきは、他院から来院した患者の”これだけ見れば100%判別可能!インプラントレスキューのための16項目”は既存の判別法を超越している。他院からのインプラント難民に頭を悩ませている歯科医師必見!
1章 インプラントの基本構造とは?
2章 トラブルはどのパーツで起こっているのか?
3章 自院でのトラブルシューティング症例集
4章 インプラントシステム判別のポイント
5章 他院でのトラブルシューティング症例集
6章 システムの互換性を考える
インプラントメーカーシステム完全判別一覧
お子さんに読んで聞かせるのに最適な歯みがき啓蒙のための絵本シリーズ(全3巻)を新装版として刊行。こどもの成長を3つの段階に分け、絵本をとおして歯みがきの習慣を身につけることができる。本書はそのセカンドステップ、2歳から4歳の子どもが対象で、「まねっこ」をして少しずつ歯みがきを体験するキャラクターの様子が、楽しいイラストで表現されている。子どもの健やかな成長と歯みがきの大切さが伝わる絵本。
質の高いアライナー矯正治療のために、確かな技術とデータに支えられた情報をお届けします。矯正歯科に携わるすべての歯科医師向けに、アライナー矯正歯科を伝える唯一の国際誌JAO英語版の論文を厳選して翻訳・掲載するほか、日本版オリジナルページでは日本の歯科臨床に応じた治療オプションや矯正歯科の学術・技術についてお伝えします。
歯の保存の重要性が見直される現在、そのための知識と技術が求められている。とくに補綴装置の不適合などから生じる歯肉縁下う蝕は、きちんと対応できなければ抜歯につながる可能性もある。本書では、歯肉縁下う蝕から歯を救うための理論と実際、とくに歯肉弁根尖側移動術(APF)や遊離歯肉移植術(FGG)を中心に、多くの臨床写真とイラストとともに詳細に解説しており、歯科医師必読の書といえる。
第1章 歯肉縁下う蝕とは
第2章 歯肉縁下う蝕処置前に行うべき7つのポイント
第3章 歯肉縁下う蝕に対する治療法
第4章 歯周外科のStep by Step
第5章 歯周外科処置後の進め方
第6章 歯肉縁下う蝕処置の実際
2010年刊行の初版に新しい項目や最新知見、臨床例などを加え、より充実した内容とした。本書は歯周治療を1から学ぼうとする若手歯科医師、歯学部生のための臨床に即した入門書で、歯周治療の概念・外科手技を網羅的に学べるほか、歯周外科をこれから習得しようという段階の読者に向け、その基本であり予知性の高い術式である歯肉剝離掻爬術、遊離歯肉移植術をはじめとした手技の実際、成功のためのノウハウが詳細に記されている。
CHAPTER1 日常臨床でしばしば遭遇する歯周疾患の症状
CHAPTER2 歯周病の診査:歯周組織検査
CHAPTER3 治療計画の立案
CHAPTER4 歯周基本治療
CHAPTER5 再評価
CHAPTER6 歯周外科手術
CHAPTER7 メインテナンス
本書は審美領域の単独歯欠損に焦点を当て、各患者が有するリスクプロファイルの評価をはじめとして、理想となる三次元的なインプラント埋入、有効性が実証された補綴的マネージメントまでの全プロセスを解説する。また、患者のケーススタディを活用し、さまざまな観点について記述がされている。詳細な例示により、不明瞭な部分を明らかにできるようになっている。審美領域のインプラント治療における考えられる合併症については、すべてこの最初の巻で分析する。
〇クインテッセンス誌で好評を博した歯科臨床コミックエッセイが書籍化!
いつもどおりに始めた根管治療で、ハマった経験はありませんか? それは“目立たない難症例”に気付かずに手を出してしまったからです。
本書は、“目立たない難症例に事前に気付き、適切に対応すること”“その難しさを患者さんと共有すること”により、先生方のストレスを軽くし、エンドが楽しくなることを目指しています。本書内の12症例は、どれもが エンドの“あるある”なものばかり。明日の臨床に生かせるヒントが満載です!
超高齢社会を迎え、「食べること」=「噛むこと」「飲みこむこと」、すなわち口腔機能のメカニズムを理解し、患者さんに語れることが歯科医師、歯科衛生士に必要となってきた。本書は、若々しく、健康に、穏やかに年を重ねていく=ウェルエイジングと口腔、口腔機能、ひいては全身の健康との関係を「噛む」「飲み込む」をやさしく、ビジュアルに解説。加えて、いつまでも健康に噛む、飲み込むための誰でもできるトレーニングも満載。
■Chapter1
「噛む」メカニズム
■Chapter2
嚥下(飲み込み)のメカニズム
■Chapter3
機能と関係する口腔の形態の成り立ち
■Chapter4
口腔のエクササイズ
■Chapter5
口腔から全身の健康へ
歯周外科をマスターするため、多くの歯科医師がコースやセミナーでブタ実習を受講する。しかし、ブタ実習から学んだことをどのようにヒトで生かすかの書籍は見当たらない。そこで本書では、2018年大ベストセラーの「こだわりペリオ」著者陣を中心に、日常臨床で頻用される"遊離歯肉移植""結合組織移植""再生療法"などについて、ヒト臨床では説明しきれない部分を多角的に写真で示し、"サブノート"的に活用できるように仕上げた。
1章 歯周外科治療の基礎固め
2章 ブタを用いた歯周外科術式 Step by Step
動機づけ面接(MI)は、世界的にも歯周治療で用いられているコミュニケーション技法で、歯科医師・歯科衛生士にとって必須となる技術です。本書では、歯科臨床の現場におけるMIの精神やテクニック、歯科医療者・患者さんの間で実際に交わされるやり取りについて、マンガによる事例を通じて解説しています。患者さんがみずから行動を変えようとする意思を支援するためのアプローチ、明日からすぐに実践できます!
PART1 マンガで学ぶ歯科医院でのMI
PART2 MIにチャレンジ! 練習問題
PART3 これも知りたい! MIに関するFAQ
・触れずに手をかざすだけでセンサーが感知して開封するので、衛生的で中身を隠せます。
・約5秒後に自動的に閉まるので、イヤなニオイもカットします。
・両手がふさがっていても、振動で開けることもできます。
・1日平均20回開閉した場合、約4ヶ月ご使用可能。
・省スペースでリビングやベッドルーム、オフィスにピッタリ!!
逸脱した性問題行動がある知的障害者への治療・教育のためのワークブック。
2014年夏、米国口腔顎顔面外科学会が最新の「ビスフォスフォネート関連顎骨壊死」(BRONJ)のポジションペーパーを発表し、「薬剤関連顎骨壊死」(MRONJ)に名称を変更するなど対応の指針を示している。本書はこの訳に加え、アップデートな本邦のデータも集約。MRONJ・BRONJの概要と現状、論点、診断と治療指針、予防と口腔管理のポイントを網羅し、一般開業医・口腔外科医のために臨床的な指針をわかりやすく示している。
CHAPTER 1 MRONJ(薬剤関連顎骨壊死)の概要と、わが国の現状
CHAPTER 2 MRONJに関する米国口腔顎顔面外科学会(AAOMS)ポジションペーパー2014年最新版
CHAPTER 3 MRONJに関する論点とは?
CHAPTER 4 臨床家のための最新2014年のAAOMSポジションペーパーの解説1
CHAPTER 5 臨床家のための最新2014年のAAOMSポジションペーパーの解説2
CHAPTER 6 MRONJの症例アーカイブ