すべての内科医へ。血液疾患の診療はこの一冊にお任せ!
ベストセラーポケットマニュアル、待望の改訂。感染症診療に必要かつ不可欠な内容をハンディサイズに収載。必要な情報のみに絞ってまとめ、臨床における迷いを払拭する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の記述を大幅に刷新。新規ガイドライン(敗血症など)と、臨床に直結する新旧の主要論文約150本の情報を更新するなど、Dr.岡+新たな執筆協力者27名の布陣による大改訂。全体で約40ページ増。既刊『ASM臨床微生物学プラチナレファランス』と『微生物プラチナアトラス』とリンク継続。拡大版(Grande)も同時発売。若手・ベテラン問わず、医師・ナース・コメディカルのみなさまに。
近年、野生動物による農林業への被害が深刻化し人身や自然環境への影響、都市への侵入についても懸念されており、被害を防ぐ対策とともに、野生動物の適切な管理が急務となっている。本書は、生物多様性の保全と持続可能性を念頭に、ニホンジカ、イノシシ、クマ、ニホンザル等の生態や行動特性をふまえ、野生動物による被害とその対策、個体数の管理、それらをめぐる社会的課題等を科学的見地からわかりやすく解説する。野生動物の管理をめぐる歴史的な変遷や各種法制度、外来哺乳類の扱い、感染症対策、管理従事者の育成等、幅広い観点から管理のあり方を学ぶ。現場ですぐに役立つ知識や技術を事例とともに紹介しており、大学における関連科目の講義や実習の教科書としてはもとより、自治体などの研修用テキストとしても最適な野生動物管理学の実践的入門書である。
とかく難解とされる発疹を、画像診断学の手法に準拠して明快に解説し、非専門医がある程度の精度で診断に到達できる手法を、35年の臨床経験を踏まえて披瀝。同じ臨床写真を随所に繰り返し、重要なポイントを印象づけるようにした。
誰も教えてくれなかった系統的な病理標本の見方!国試・専門医試験からエキスパートの皮膚科医まで必要な知識を満載!気軽に読めてポイントがっちり。
最新の知見をもとに、各分野の第一人者がステロイドの用法・用量から副作用までを徹底解説。病気・病態別の使い分けのコツをきめ細かに解説し、「薬剤、ガイドライン一覧」など付録も充実。ステロイド医療に従事する全ての人に読んでいただきたい一冊。
【CONTENTS 】
1章 日本と周辺海域のできごと
第1考 新たな防衛重要拠点イージス・アショア
第2考 防衛大綱に記された海自の新艦種 哨戒艦
第3考 今年も変わる佐世保の強襲揚陸艦事情
第4考 強襲揚陸艦アメリカ F-35Bとともに海へ
第5考 日韓の心も一つに? 共同演習パシフィック・ヴァンガード
第6考 欧州軍艦は東アジアで存在感を示せるか?
第7考 インド〜太平洋に欧州艦が続々派遣
第8考 各国艦艇の寄港相次いだ2021年のあれこれ
2章 中国を巡るあれやこれや
第9考 潜水艦「くろしお」が南シナ海に──その意味を探る
第10考 観艦式は中止になったけど 中国駆逐艦が見せたもの
第11考 “一石三鳥”を狙う中国の思惑 遼寧打撃群 宮古海峡から台湾へ
第12考 対中国で牽制強める各国海軍と自衛隊
第13考 2021年秋──西太平洋波高し
第14考 日本近海に波風立てる中国・ロシア艦隊の遊弋
3章 艦艇たちの悲喜こもごも
第15考 ボノム・リシャールが大火災──艦隊復帰への可能性は?
第16考 米海軍にフリゲートが復活!?
第17考 バッドニュースとグッドニュース──LCSはどうなる?
第18考 「来るべき未来」を夢見るズムウォルトの憂鬱と希望
第19考 塔型マストの新型イージス艦「ハンター級」豪州に誕生
第20考 “ムーアズタウン”レーダー工場見学記 SPY-1と未来のレーダー
第21考 2023年、イタリア艦が日本に来る?
4章 世界の海を眺めてみれば
第22考 訪日欧州艦とホルムズ海峡の意外な関係
第23考 コロナウイルス感染症への各国海軍の対応状況
第24考 スエズ運河再開で見えた 知られざるエジプト軍の力
第25考 イギリス駆逐艦 ディフェンダー 黒海に波風を立てる!
第26考 データを基に再現する巡洋艦モスクワ撃沈の状況
第27考 日英同盟締結120周年に思うイギリスとの友誼
第28考 懐かしきフネたち最後のご奉公
特別考 地中海で睨みをきかせるジェラルド・R.フォードと日本の関係
巻末資料 続・いさくの艦艇考現学 関連年表
微生物の基礎知識から感染症の仕組みまでを徹底図解!
日本リウマチ財団教育研修委員会、日本リウマチ学会生涯教育委員会の共同編集による,臨床リウマチ病学診療を網羅したテキストの改訂第3版.改訂第2版刊行以降のこの領域の進歩を盛り込むとともに,新規項目も拡充し,より充実した内容となった.リウマチ専門医を目指す医師の自己学習,専門医取得者のフォローアップ,またリウマチ病診療に関わる医師の知識更新に役立つ必携書.
皮膚科医が手の内を明かす!症状ごとの治療パターンを伝授!あらゆる診療科でよく出会う60の皮膚症例を厳選!診断のポイントとなるキーワードを導き出し、診断につなげるワザを伝授!一般医が押さえておくべき「この症状・この疾患にはこの薬」が明快にわかる!
多岐にわたる疾患、複雑化した診断基準と重症度評価をこの1冊で確認できる!脳神経疾患それぞれのミニマムエッセンス、各診断基準の使い方のコツも解説し、日常診療で役立ち使いやすい。
最適な抗菌薬と適切な中止時期がわかる。点眼・内服・点滴実践処方例。“充血を見れば、すぐ抗菌薬点眼”はもう止めよう!
JAID/JSC感染症治療ガイドが5年ぶりに改訂されました。
○主要16領域の感染症と耐性菌・ブレイクポイント・PK/PDの情報を網羅
○日本の専門家が検討を重ね作成した,日本の現状に即した実践的な治療ガイド
○感染症診療に関わるすべての医療関係者に有用
○2019年版は索引が追加され,さらに使いやすく
1 敗血症およびカテーテル関連血流感染症
2 発熱性好中球減少症
3 細菌性髄膜炎
4 感染性心内膜炎
5 中耳炎および鼻副鼻腔炎
6 急性咽頭炎・扁桃炎
7 呼吸器感染症
8 骨髄炎・関節炎
9 腹膜炎
10 皮膚軟部組織感染症
XI 尿路感染症
XII 性器感染症
XIII 性感染症
XIV 眼感染症
XV 歯性感染症
XVI 腸管感染症
XVII 耐性菌,ブレイクポイント,PK/PD
付表 新生児投与量,抗菌薬略語一覧
薬剤師の臨床的センスをプロデュース■特集にあたって(奥平 正美)
■処方を読み解くために 総論
・臨床推論に必要な抗菌薬と細菌の要点整理(奥平 正美)
・処方箋解析のpit fall(奥平 正美)
・治療プロセス(黒田 浩一)
・経口剤・注射剤のメリット,デメリット(澤田 和久)
・そうだったのか!患者さんの飲めない理由(アドヒアランスの向上)(山方 基寛)
■処方がわかる 実践編
・患者背景から処方提案をした成人細菌性肺炎患者の事例(篠永 浩)
・発熱,咳嗽で受診した患者の事例(彦坂 麻美)
・服用忘れが心配な結核・非結核性抗酸菌症の患者の事例(坂野 昌志)
・既往歴から処方変更を提案した咽頭炎患者の事例(酒井 義朗)
・リスク評価から追加処方を提案した中耳炎患者の事例(梶原 洋文)
・鼻汁・鼻閉の症状が長引く患者の事例(天野 哲史)
・抗菌薬の予防服用を提案した小児尿路感染症患者の事例(本田 勝亮)
・小児のかぜは本当に「かぜ」? 発熱がある小児の事例(中島 里奈)
・起因菌に基づき処方提案を行った関節炎,骨髄炎患者の事例(枦 秀樹)
・下腿の腫れで受診した蜂窩織炎患者の事例(塩田 有史)
・発熱と倦怠感で入院した腎盂腎炎患者の事例(小杉 卓大)
・原因微生物をー特集にあたってー
新型コロナウイルス感染症の出現は,これまで誰も経験したことがない未曾有の事態をもたらしました.現在,3回目のワクチン接種が進行中ですが,その終わりはまだみえません.
この2年,世間の話題はこの新たなウイルス一色に染まり,テレビ番組などを通じて誰もが受動的にCOVID-19関連の情報を入手することができます.私自身も,家族から新しい情報を教えてもらうことがありました.COVID-19関連業務に携わる立場としては,一般市民である家族が自分より早く最新情報を入手できていたことは悔しいですが,その情報を利用しない手はありません.一方で,非医療従事者にとっては難解なものも含まれる情報・呼びかけを市民が理解し,忠実に行動に移せているのはなぜなのか,という疑問も湧いてきました.
その答えの一つとして,新型コロナウイルスという見えない敵に対し,市民は自己防衛のために関心を示していることがあると思います.そして,わからないことはそのままにせず,COVID-19患者の経験談などから共感的理解を試みていたのではないかと推察します.さらに,どのテレビ局でも“同じ内容”を“安易なレベル”で“くり返し報道”したことが,多くの国民に理解を促した要因だと考えています.
皆さんも,「臨床推論」という言葉を聞いたことがあるかもしれません.薬剤師が実践する臨床推論とは,患者の訴えや症状,処方箋情報などから推測されるすべての鑑別診断をもとに,原因や結果を予測したうえで患者特性を考慮した薬学的管理を行うことだと思います.
抗菌薬の処方箋の場合,原因菌の特定や,感染している臓器などを的確に推測することが困難な場合が多く,他の薬剤に比べ,疑義照会や処方提案を躊躇する場面が多いのではないでしょうか.
本特集では,日常的に感染症に関わっている薬剤師が,代表的な感染症症例を取り上げながら経口抗菌薬が処方されたときの推論の進めかたを解説しています.感染症を学び,より深い薬学管理を実践したい薬剤師にとって,感染症の治療プロセスと経験豊かな薬剤師の思考プロセスを通して「抗菌薬が処方されている理由」を知り,実践につなげていける内容であると考えています.検査値や培養結果が手元になくても,ある程度の推測は可能であるため,ぜひ参考にしていただきたいです.
感染症患者への共感的理解を心掛け,何度もくり返し学習することが感染症治療を理解するうえでの近道です.本特集を通して